キーボードカバーを実際に使った比較!Mac専用vs.フリーカットタイプ
キーボードカバーとは、汚れ・ほこり・水分などからキーボードを守るカバーです。屋外や台所、飲食店や工場など、キーボードに汚れが付着しやすい場所での作業や、濡れたり汚れた手で作業する場面で大活躍します。また、キーボードに傷がつくことも防いでくれるので、キーボードを綺麗なまま使いたい方にもおすすめです。
本記事では、ノートパソコン用のキーボードカバーの使い心地を検証すべく、エレコムの<MacBook専用タイプ>と、<フリーカットタイプ>の2種類のキーボードカバーを、実際にMacBookのキーボードにつけて使い心地を比較してみました。
目次
専用タイプのキーボードカバー
本記事では、専用タイプのキーボードカバーのうち、エレコムMacBook専用のキーボードカバーを実際に使ったレビューを紹介します。
シリコンキーボードカバー【白】
メーカー:エレコム
型番: PKB-MACB5
JANコード:4953103586741
メーカー希望価格:1814円(税込)
梱包サイズ:416×207×7mm
主な対応機種:MacBook Pro, MacBook Air
エレコムMac専用キーボードカバーを実際に使ってみた
以下では、エレコムのMacbook専用カバーを実際に使ってみて、使い心地を検証していきます。
キーボードカバーの透明度は?
まず、袋を開けると以下のように、台紙にマスキングテープでキーボードカバーが貼られた状態になっています。キーボードカバーの透明度が見て取れると思います。
キーボードカバーを実際にMacbookのキーボードにつけた場合に、どのぐらいキーボードが濁って見えるのか、気になりますよね。以下の比較画像をご覧ください。
【キーボードカバーをつけていない場合】
【キーボードカバーをつけている場合】
キーボードカバーをつけた場合、Macbookのキーボードが若干濁って見えますが、全く問題ない程度でしょう。
キーボードカバーの厚さは?
透明度と同じくらい気になるのが、キーボードカバーの厚さですよね。あまり分厚いと、使いにくいですよね。
【キーボードカバーをつけていない場合】
【キーボードカバーをつけている場合】
キーボードの上に装着されている透明なカバーは、案外分厚いです。
タイプしてみると、若干違和感があります。キーボードカバーを付けたことで、キーボードの境目が曖昧になり、タイプミスが増えました。しかし、慣れれば問題のない程度の不快感です。
付けるのは簡単?
Macbook専用のキーボードカバーというだけあって、簡単に付けることができました。
本当に水からキーボードを守ってくれるの?
エレコムのMac専用キーボードカバーは、キーボードを本当に水から守ってくれるのでしょうか?実験してみました!
しかし、実際にMacの上で実験する訳にはいかないので、ダンボールの上にキーボードカバーを置いて、実験してみました。
キーボードカバーの上に、水をこぼします。
確かに下には浸透していません。
キーボードカバーの縁に液体をこぼしてしまった場合はどうでしょう。
水平のままの状態では、浸透することはなさそうですが、一定以上は傾けると、中に浸透してしまいました。
しかし、キーボードがこんなに傾くことは想定しえないので、Mac専用キーボードカバーは、十分水分からキーボードを守ってくれると言えるでしょう。
汚れは本当に落ちるの?
キーボードカバーのメリットの1つとして、汚れてしまった場合に水で丸洗いできるという点が挙げられます。
実際に汚れが落ちるのか、検証してみました。
【洗浄前】
汚れが落ちたかどうか分かりやすい様に、キーボードカバーにピンクの水性蛍光ペンで汚れをつけてみました。洗浄します。
【洗浄後】
水ですすいだだけですが、ピンクの蛍光ペンは綺麗に消えています。
洗浄すると、キーボードカバーの吸着力が低下してしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、吸着力の低下は気になりませんでした。
エレコムMac専用キーボードカバー悪い口コミ
エレコミMac専用のキーボードカバーに対する悪い口コミに対し、実際に使ってみた感想、また対策を検証します。
以前からパソコンのキーボードカバーはエレコムしか使った事が無かったのでMBPR13インチを買った今回も迷いなくこれを買ったのですが、横幅が1.5ミリほど短く、軽く引っ張るように装着しなければならず数分で外れ、キーに乗った状態となってしまいます。
そこまで、極端に外れることはありませんでしたが、キーボードカバーが若干動くので、キーボードをタイプするときの違和感は否定できないです。
ずれてしまうことの対策として、キーボードカバーの上下左右をマスキングテープで止めて使ってみました。見栄えは悪くなってしまいますが、ずれるのは解消されたので、あまりにもカバーのズレが気になってしまう方はやってみるといいかもしれません。
フリータイプのキーボードカバー
フリータイプのキーボードカバーのうち、今回は、お持ちのノートパソコンやキーボードに合わせて
フリーカットできる「エレコム キーボードカバー フリータイプ」を実際に使ってみました。
シリコンキーボードカバー【白】
メーカー:エレコム
型番: PKU-FREE2
メーカー希望価格:1512円(税込)
サイズ:350 x 250 x 0.15mm
エレコム キーボードカバー フリータイプ の特徴
特徴1:自分のパソコンに合わせてフリーカットできる!
好きな大きさにカットして使えるので、専用のキーボードカバーが売っていない機種をお使いの方でも大丈夫です。
「切るのが難しそう…」「上手く自分のキーボードの大きさに切れるの?」そう感じる方もいらしゃるかもしれませんが、剥離紙に方眼がついているので、簡単に切ることができました。
しかし、キーボードカバーはとても薄く、シートから剥がすのにとても苦労しました。
シート剥がせさえすれば、簡単にキーボードに取り付けることができました。
キーボードカバーの表面はサラっとした素材ですが、裏面は、ピタッとくっつく吸着素材になっていますので、粘着テープでの貼り付けは不要です。キーボードの上に置けばセット完了です。
特徴2:キーボード以外にも利用できる!
キーボード以外にも、電話機・FAX・電卓・リモコンなどの操作部にもご使用いただけます。リモコンなど、操作部が小さいものに取り付けて使う時は、テープで固定して使うといいかもしれません。
【電話機に貼った場合】
貼るのも簡単ですし、濁りも全く見られません。
【リモコンに貼った場合】
リモコンに貼った場合、リモコンはキーボードよりも凹凸が大きいので浮いてしまいました。
また、一定以上傾けると、キーボードカバーが剥がれてしまいました。
フリーカットタイプのキーボードカバーは、リモコンのような凹凸が大きいものに貼るには不向きですが、今回実際に試してみた電話機のような平らなものに貼るのには適していそうです!飲食店・工場など水分や汚れから守りたい場合で活躍しそうですね!
エレコム キーボードカバー フリータイプを実際に使ってみた
まず、袋を開けると以下のように、軽く折られた状態でキーボードカバーが入っていました。
折り目が付いてしまっていないか心配になりますよね?
そこで、折り目をなくそうと、逆側に折ってみると、許容範囲内の折り目の付き方になり、キーボードにつけた際にも気にならなかったので、ご安心ください。
キーボードカバーの透明度は?
透明度は、かなり高いです。
キーボードカバーを実際にMacbookのキーボードにつけた場合に、どのぐらいキーボードが濁って見えるのか、気になりますよね。以下の比較画像をご覧ください。
【キーボードカバーをつけていない場合】
【キーボードカバーをつけている場合】
Mac専用キーボードカバーよりも、厚さが薄いからか、写真ではほとんど見分けがつかないのではないでしょうか。キーボードにつけた状態でも透明度はかなり高く、キーボードが濁ってみにくいというような問題は全くなさそうです。
キーボードカバーの厚さは?
キーボードカバーの厚さを比較してみます。
【キーボードカバーをつけていない場合】
【キーボードカバーをつけている場合】
厚さ0.015㎝というだけあって、ほとんど気になりません。
フリータイプのキーボードカバーであるため、1つ1つのキーに対応している訳ではありません。よって、キーボード同士の境目が分かりにくくなるのでは?と思うかもしれませんが、薄さ故、その点も問題ありませんでした。
本当に水からキーボードを守ってくれるの?
エレコムのMac専用キーボードカバーは、キーボードを本当に水から守ってくれるのでしょうか?実験してみました!
しかし、実際にMacの上で実験する訳にはいかないので、Mac専用のキーボードカバーの時と同様に、ダンボールの上に置いたキーボードカバーに水をこぼして、実験してみました。
フリーカットタイプのキーボードカバーも、水は下には浸透していません。
キーボードカバーの縁に液体をこぼしてしまった場合はどうでしょう。
傾けても、水が浸透することはありませんでした。キーボードの装着した場合、凹凸があるため浸透しやすくなることが想定されますが、十分にキーボードを水分から守ってくれそうです。
汚れは本当に落ちるの?
フリーカットタイプのキーボードカバーでも、汚れてしまった場合、汚れが落ちるのか、実際に検証してみました。
【洗浄前】
【洗浄後】
足跡もピンクの蛍光ペンも綺麗に落ちて、元の透明なキーボードカバーに戻りました。
吸着力の低下も1回の洗浄ではあまり気になりませんでした。
エレコム キーボードカバー フリーカットタイプの悪い口コミ
口コミ1
貼るのは難しいです。たくさん気泡が入りました。そのままで使っていても問題はないのですが、うまく貼れないとやたら音が大きくなります。切るのも大きめに切ると余ったところの処理がうまくいかないので無理やりあとで削るとまっすぐ切れず不格好になりました。ま、家用なのでかまわないですが・・すでによく打つキーは白っぽくなっています..
個人差があると思いますが、貼るのは、そこまで難しくなかったです。しかし、キーボードカバーをシートから剥がすのにはかなり苦戦しました。
一度、切ったキーボードカバーの大きさを微調整するのは、かなり難易度が高いと思うので、最初に切る際にピッタリサイズにカットしておくことをオススメします。
口コミ2
数年使うとキーボードのところがビロビロになるので買い替えです。気泡が入っていますが、気にせず使っています。埃が被らないのでいいです。
気泡が入ってしまうというレビューが複数見受けられました。確かに、平らな電話機に貼った際、少し気泡が入りました。キーボードやリモコンのような凹凸のあるものに貼った際は、気泡はほとんど入りませんでした。気泡が入ってしまっても、特に使用感に違和感はなかったので、問題ない範囲かと思います。
キーボードカバー比較まとめ
ここまで、エレコムの<MacBook専用タイプ>と、<フリーカットタイプ>の2種類のキーボードカバーを
①価格
②厚さ
③透明度
④使用感(タイプ・装着のしやすさ)
⑤保護機能(水分や汚れからどの程度保護してくれるか)
⑥お手入れ(汚れがどの程度落ちるか)
を比較してきました。
評価を私なりに5段階(良 5>4>3>2>1)でまとめてみました。
価格 | 厚さ | 透明度 | 使用感 | 保護機能 | お手入れ | |
---|---|---|---|---|---|---|
Mac専用キーボードカバー | 1814円 (税込) | 7 mm | 3 | 3 | 3 | 5 |
フリーカットタイプ | 1512円 (税込) | 0.15 mm | 5 | 4 | 4 | 5 |
キーボードカバーの種類
本記事で実際に使って紹介したキーボードカバー以外にも様々な種類があるので、参考にしてみてください。大きく、<専用タイプ>と<フリータイプ>に分類することができます。
専用タイプ
文字通りですが、特定のキーボードやノートパソコン専用のキーボードカバーです。
本記事では、専用タイプのキーボードカバーのうち、エレコムのMacBookに対応したキーボードを実際に使ってみた感想をレビューしました。
フリータイプ
フリーカットタイプ
自分の使っているキーボードやノートパソコンのキーボードに合わせて、自由に切って使うことができるので、とても万能なキーボードカバーです。MacBookのように、専用のキーボードカバーが販売されていれば苦労しませんが、そうではないノートパソコンをお使いの方におすすめです。
また、ノートパソコン用にカットして、余った部分はリモコン・電卓・レジ・電話機など、他のものにも使うことができます。
本記事では、フリーカットタイプのうち、エレコムのキーボードカバーをレビューしました。
ヘアバンドタイプ
キーボードにヘアバンドのように巻きつけて使います。取り外しも簡単で、ノートパソコンのキーボードに取り付けて使うこともできます。
ジプロックタイプ
大は小を兼ねるとよく言いますが、袋より小さい全てのキーボードに対応可能なのが、特徴です。完全防水のキーボードカバーなので、ノートパソコンの近くに水があるような場所で作業する方におすすめです。
シャワーキャップタイプ
キーボードの表面に被せると、裏面がゴムで固定される、シャワーキャップのようなキーボードカバーです。様々なサイズのキーボードに対応可能です。
用途・目的に合わせて最適なキーボードカバーを選ぼう
本記事では、エレコムのキーボードカバーうち、Mac専用キーボードカバー と、フリーカットタイプのキーボードカバー を実際に使い、その使い心地を検証してみました。
専用のキーボードカバー は、サイズを測ったり切ったりする手間がないので、非常に簡単に使えました!しかし、専用のキーボードカバー ないパソコンをお使いの方、電話機やリモコン・レジなど、他のもののカバーも同時に探しているという方には、フリーカットタイプのキーボードカバーは非常におすすめです!
キーボードカバー 選びに本記事が少しでも参考になれば幸いです!
関連記事はこちら
PC関連の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_