キャンプテーブルのおすすめ10選!キャンプスタイルで製品を選ぼう
目次
キャンプの内容によって異なってくるキャンプテーブルの選び方
キャンプテーブルにはさまざまなタイプの製品があります。それぞれ強みとなるポイントがあるので、同じ製品であってもキャンプの内容によって使用感は大きく異なってくるでしょう。そこで重要になるのが選び方。自分がどのようなキャンプをしたいのかイメージして、それに合った仕様の製品を選ぶようにしましょう。
キャンプテーブル購入時にチェックしておきたいポイントについて
キャンプテーブルといってもさまざまな素材、形状のものが販売されており、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし着目すべきポイントさえ分かれば悩む必要はありません。そのポイントを抑えておけば、あとは好みのデザインを選ぶだけ。まずはキャンプテーブル購入時にチェックする内容について学びましょう。
未使用時の形状で選ぶ
キャンプテーブルは使わない時に、コンパクトにまとめるられるものがほとんどですが、その形状は主にフォールディングタイプとロールタイプに分かれます。
フォールディングタイプは折りたたみ型です。テーブル天板を2つ折りにして持ち運ぶことができます。折りたたんだ状態の天板はそのまま収納ケースの役割を果たし、内側にテーブルの脚や椅子を収納してひとまとめにできるので便利です。組み立てやすいので初心者にもおすすめでしょう。
ロールタイプはテーブル天板がスノコ状になっており、筒状に丸めることができるので場所を取らず、持ち運びがとても楽です。しかしその形状ゆえにフォールディングタイプより使用時の安定性に欠けるでしょう。また組み立てに少々手間がかかるので慣れるまでが大変です。
素材の違いで選ぶ
キャンプテーブルの素材の主流は、アルミ、ステンレス、木、布の4種類です。
アルミ素材は軽量で強度があるので、ロールタイプのテーブルで多く使われています。登山やハイキングなど、徒歩でキャンプ地を目指すような場合に最適でしょう。
ステンレス製の良いところはタフな点です。熱に強いので鍋を直接置いたり、側で焚き火をしたりしても安心して使えます。手入れが簡単で錆びにくいので長持ちするのもメリットです。
木製はデザイン性の高いテーブルが多く、キャンプ気分を盛り上げてくれるのが魅力です。しかしどうしても重量が重くなってしまうので、自動車を利用できるオートキャンプで使うのがおすすめ。
布製は、軽くて持ち運びのしやすさはナンバーワン。しかし、使用時はその軽さがネックになって安定性の面ではやや不安を感じることがあるかもしれません。
利用スタイルで選ぶ
どのような使い方を想定しているのかでも選び方は異なります。
まずはテーブルの高さ。ハイスタイルとロースタイルの製品があります。ハイスタイルは高さ70cmほどで、調理や立食など万能に使えて便利です。ロースタイルは茶の間テーブルのような低さが特徴。調理はしづらいですが、小さな子どもがいる場合にはおすすめです。テント内で使う食事台として活躍するでしょう。
天板のサイズはキャンプに参加する人数で選ぶと無駄がありません。自分1人なら50cm前後、ペアは90cm前後、家族は140cm前後、6人くらいのグループになると170cm前後が手頃なサイズです。もしそれで不足しそうであれば、予備としてコンパクトサイズのテーブルも用意しておくといいでしょう。
それぞれの製品にユニークな魅力が光る!ぜひ使ってみたいキャンプテーブルおすすめ10選
アウトドア製品は、各社が独自の工夫をこらして開発しているので、どのテーブルもおすすめのポイントがたくさん。各製品の魅力にスポットを当てながら、とくにユニークなキャンプテーブルを紹介していきます。
ロースタイルでも使えて見た目も楽しい!コールマン「ナチュラルモザイクリビングテーブル120プラス」
「コールマン ナチュラルモザイクリビングテーブル120プラス」は、アウトドア用品を選ぶときに外せない存在の一つと言えるコールマンブランドの中で、まずおすすめしたい製品です。
フォールディングタイプなのでテーブルとしての安定感は抜群。キャンプテーブルはモノトーンのシンプルなデザインになっているものが多く、それもまた魅力なのですが、この製品は寄せ木のようにカラフルな見た目になっているので、キャンプの楽しさをより一層盛り上げてくれるでしょう。
メラミン加工に加え、抗菌加工もされているので汚れにくい上に衛生的に使うことができます。脚の長さは調節可能で、ハイスタイルとロースタイルのどちらでも使えるのでさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
4段階の高さ調節でいろいろと使えて便利!キャプテンスタッグ「レジャーロードアルミフォーウェイテーブル」
「キャプテンスタッグ レジャーロードアルミフォーウェイテーブル」はコールマンのナチュラルモザイクシリーズ同様に、天板に楽しいデザインが施されたキャンプテーブルです。
にぎやかな色合いで、他人とかぶらないテーブルを探している人におすすめ。フォールディングタイプのテーブルで、基本形は高さ30cmのロースタイルですが、ジョイントパイプを脚に接続することで70cm高のハイスタイルとしても利用できます。
ジョイントパイプは高さ調節も可能で、47cm・60cmの高さで使うことも可能です。天板の裏にジョイントパイプの収納スペースがあるためロースタイルで使用するときも、使わないパイプが邪魔になることがありません。一台あればさまざまなシーンで使い回すことができるでしょう。
テーブル上でバーベキューが楽しめる!コールマン「ナチュラルモザイクBBQテーブル110プラス」
「コールマン ナチュラルモザイクBBQテーブル110プラス」は、中央部分にバーベキューグリルを設置できる構造になっているフォールディングタイプのキャンプテーブルです。
キャンプでバーベキューをするときは、離れた場所のグリルで調理することが多いのですが、この製品ならテーブルをみんなで囲みながら焼きたてを味わうことができます。バーベキューをしないときは、普通のテーブルとして天板全面を広く使うことが可能。脚は2段階に高さを調節でき、ハイスタイルとロースタイルのどちらでも使えます。
バーベキューができる構造ながら、折りたたんだときの厚みは7cmほどしかなく、収納に場所を取らないのも嬉しいポイント。ただし重量が7kgあるので、持ち運びの際は注意が必要です。
高級感あふれる竹素材で安定感も抜群!キャプテンスタッグ「アルバーロ竹製フォールディングテーブル」
「キャプテンスタッグ アルバーロ竹製フォールディングテーブル」は、竹素材を天板に使っており、高級感のあるルックスがとても魅力的です。竹素材は見た目の良さだけではなく、適度な弾力性があるために、アウトドアで必要とされる耐久性にも優れています。抗菌や殺菌の作用があり、脱臭力も備えているので、汚れがちなアウトドアでも清潔に使い続けることができるでしょう。
天板の幅が約120cmと大型なので、大人数のグループでのキャンプにおすすめです。ただし折りたたんでもそれほど小さくならず、重量が約11kgとヘビーな製品なので、オートキャンプのような利用シーンでないと持ち運びに苦労するかもしれません。その分、使用中の安定力は抜群で、家庭のテーブルのような安心感が得られるでしょう。
組み立てが楽で携帯に便利な一人用!コールマン「ナチュラルモザイクミニテーブルプラス」
「コールマン ナチュラルモザイクミニテーブルプラス」は、53cm×40cm角の天板サイズに23cmの高さで一人用として充分なサイズ。ソロキャンプ時にテントの中で便利に使うことができます。重さも1.4kgと、ノートパソコン程の軽さなので持ち運びにも苦労しません。
一番の注目ポイントは組み立てや収納の手軽さです。脚は広げるだけで自動ロックされ、すぐに使うことができます。収納時は本体を逆さにするだけでロックが外れるので、片付けも手間いらずなのが嬉しいポイントです。
他のナチュラルモザイクシリーズと同様に、天板にはメラミン加工と抗菌加工がされています。アウトドアで使用する製品にとって、傷や汚れがつきにくく衛生的なのはやはり大きな利点だと言えるでしょう。
大型の天板サイズながら軽くてコンパクトに持ち運べる!フィールドア「ロールテーブル」
「フィールドア ロールテーブル」は、持ち運びに便利なロールタイプの中でもイチ推しのテーブル。120cm×70cmとグループキャンプに十分な天板サイズながら、アルミ素材でできているために4.8kgと軽量です。
サビに強く丈夫なことから一度購入すれば長く使い続けることができ、価格もリーズナブルなので、コストパフォーマンスにも優れています。高さは2段階から選ぶことができ、ハイスタイルとロースタイルどちらでも利用可能です。
ただし、高さ調節は脚ポールの継ぎ足しで行う必要があるため、やや面倒さを感じてしまう人もいるかもしれません。それでも収納時に場所を取らないコンパクトさと持ち運びのしやすさは魅力です。
ロールタイプを検討している人は、ぜひ候補にしてみてください。
少人数用のロールタイプだから機動性は抜群!クイックキャンプ「ウッドローテーブル」
「クイックキャンプ ウッドローテーブル」は、天然の木をあしらった天板と、黒いアルミフレームの脚が目を引くキャンプテーブルです。天板部は、タモという木材を使っているため腐りにくく丈夫。脚に使用しているアルミ素材もサビに強い特徴があるので、大切に使えば長持ちしてくれる製品に仕上がっています。天板のサイズは70cm×47.5cmなので、1~2人の少人数キャンプに最適な大きさです。
さらにロールタイプであることから、持ち運びはとても楽で便利。付属のキャリーバッグに収納すればどこへでも持ち運べてしまう手軽さが魅力です。キャンプだけでなく、花火大会や花見でも活躍してくれるでしょう。背の低いロースタイルの製品ですが、40cmの高さがあるのでローチェアと組み合わせれば使用感がアップします。
伸縮する脚で使い勝手と可搬性のよさを両立!コールマン「ナチュラルウッドロールテーブル90」
「コールマン ナチュラルウッドロールテーブル90」は、天板に木材を使用したロールタイプのテーブルで、この製品で使われているのは天然スギです。木製天板にありがちなベタツキ感が少なく、水場のような湿気が多いロケーションでも快適に使用できるでしょう。またスギ材はカビに強く腐りにくい性質もあり、大切に使えば長持ちするのでコストパフォーマンスの点でも優れています。
高さは2段階に調節が可能です。約40cmのロースタイルと約70cmのハイスタイルをシーンに合わせて使い分けできます。高さ調節はロールタイプだと脚の継ぎ足しで行う製品が多いのですが、このキャンプテーブルは伸び縮みする脚で高さを変えられるので持ち運ぶときもパーツ数が少なくてすむので、とても便利です。
ツーリングのお供にしたい携帯性の高さ!キャプテンスタッグ「トレッカーアルミロールテーブルミニ」
「キャプテンスタッグ トレッカーアルミロールテーブルミニ」は、ツーリングなどで、できる限り荷物を減らしたい1人旅におすすめの製品です。天板サイズは29cm×23cmと実にコンパクト。高さも22.5cmしかありません。
このサイズで軽量素材のアルミニウム製を使用しているため、重さはたったの550gです。その上、持ち運びしやすいロールタイプなので、携帯性は抜群だと言えるでしょう。
注目すべきはその構造です。ロールタイプは天板とフレームが分離していることが多いのですが、この製品では一体型となっています。取り出してすぐに使える機動性や手軽さは、1人旅にはとても嬉しい要素と言えるでしょう。
また本格的なキャンプでは、コンパクトで便利なサイドテーブルとしても活躍してくれるので、ぜひ1つは持っておきたい製品です。
持ち運びの便利さなら布製にかなうものなし!ヘリノックス「テーブルワン ハードトップL」
「ヘリノックス テーブルワンハードトップL」は、天板は76cm幅でペアキャンプでも充分なサイズです。天板素材はポリエステルで、アルミ製の足を組み合わせた作りになっています。
ヘリノックスといえば携帯性に優れた快適な製品で有名なメーカーですが、そのヘリノックスが「キャンプテーブルを作るとこうなる」という見本のような製品と言えるでしょう。
ポリエステルなので布製ながら耐久性は高く、水に濡れても染み込みにくい構造です。耐熱性も兼ね備えており、火から下ろした鍋など置いても溶けることはありません。布製ながら耐荷重も50kgあるので、天板上に多くのものを置くことができ安定感も抜群。
ペアで使えるサイズのテーブルですが、コンパクトにまとめることができ、1.5kgの重さしかないので、持ち運びも手軽に行うことができる魅力的な製品です。
自分の利用スタイルを考慮しながら適したキャンプテーブルを手に入れよう
キャンプテーブルは、いずれの製品も独自の強みや特徴がさまざまです。全てのシーンで汎用的に使えるものを見つけようとすると、なかなか難しいかもしれません。グループで移動に車を使うなら重くても丈夫なもの、1人でバイクツーリングするなら軽量コンパクトなものなど、使用する場面や環境をイメージしながら、自分のアウトドアスタイルにピッタリな製品を見つけてみてください。
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