iPadの新たな使い方!ノートアプリで最大限活用しよう

竹澤承太郎
公開: 2019-04-11
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現在、iPadは多くの人が活用しており、様々なシーンで必要とされる商品になりつつあります。
そして、より便利に使うためにアプリも多く登場しており、なかでも注目されているのがノートアプリです。
では、ノートアプリとは一体どういったものなのか。
ここからは、iPadで使えるおすすめのノートアプリを紹介し、詳細について解説していきます。


iPadでノートアプリを使うメリット

多くの人が使っているiPadで、非常に注目をされているアプリがノートアプリです。
まず、ノートアプリとは名前の通り、iPadをノートのように扱うために使用するアプリです。
ペーパーレスの影響もあり、現在ではタブレット端末をノートとして使用している人が多くなっています。
では、具体的にノートアプリではどういったことができるか説明していきます。

文字が書ける

まず、当然ですがノートアプリを使うとiPadに字を書くことができます。
極めて自然な書き心地で、鉛筆もあればマーカーもあったりと、まるで普通のノートと変わらないほどです。
今までのノートアプリは、字を書いたときにタイムラグがあり、操作性があまり良くないことが挙げられていましたが、現在のノートアプリはレスポンスも早く、書いている動作と同時に文字を記載していくことができます。

教材をデータ化できる

この機能が最も選ばれている理由と言えるもので、ノートアプリを使うことによりビジネスの資料や学校で使う教材をPDFにしてデータ化することができます。
そのため、わざわざ多くの資料や教科書を持ち運ぶ必要がなくなり、iPadひとつに集約することが可能です。
さらに、iPadにデータ化して入れたPDFファイルに文字を書いたりすることもできるため、大事な部分には自分なりにチェックを入れておくなどで管理が簡単になります。

書いたノートを書き出して誰かへ共有することも可能

そして、ノートアプリでは文字を書いたノートを書き出して共有することができます。
共有方法として、メールは多くの人が利用をしており、ビジネスでは特に活用することができます。

実際に、資料はどんどんデータ化がされており、共有のしやすさからも注目されています。
また、学生が講義でとっておいたノートを友人に共有するという方法でも使われており、ペーパーレスという観点だけでなく時代が電子化に移行しつつあるのが感じられます。

インターネット上にある写真をそのままコピー&ペーストできる

ノートアプリのメリットとして、インターネット上にある写真をそのままコピー&ペーストして貼り付けることができる点も挙げられるでしょう。
操作方法はとっても簡単。例えば下で紹介するGood Notes4を例に紹介すると、iPad上でマルチタスクを立ち上げ、貼り付けたいホームページ上の写真をロングタップし、そのままスライドしてノートアプリの上で任意の場所を選択し、貼り付けてあげるだけでOKなのです。
引っ張て来た写真はサイズの拡大縮小も自由自在。さらには写真を任意の角度に調整することもできますし、すべての作業は慣れてしまえば所要時間は数秒という手軽さです。
さらには貼り付けた写真データの上にペンを使って書き込みすることもできますから、まるで実際のノートに写真を張り付けた時と同様の使い勝手の良さがあります。
同じことを紙のノートでやろうと思うと、インターネット上にある写真を印刷し、はさみで切り取り、裏面に糊をつけて貼り付ける、という大変な手間がかかります。
ハサミを使ってキレイに切り取るのもなかなか大変ですし、あとから写真を拡大、もしくは縮小したいと思った場合はサイズを指定してから再度プリントアウトする必要もあります。そして一度ノートにしっかりと貼り付けてしまうと後から角度の調整は不可能です。
ノートに糊で貼り付けるとノートの表面が波打ってしまうなど見栄えもよくないですし、貼り付けた写真の角がピラピラとめくれていたり、時間の経過とともに全て剥がれてしまったりすることもあるでしょう。
ノートアプリで写真を貼り付ければそういった問題は皆無です。
もしノートアプリで作った資料を紙媒体として手元に欲しい時は何部でも簡単にプリントアウトできますし、写真を貼り付けたデータごと印刷すれば後から剥がれる心配もありません。

ノートのページは無限

「ノートを書いているうちにノートのページが終わってしまった」という経験はありませんか?さらに新しいノートが手元になくて、わざわざ買いに行かなければいけない、と面倒くさい思いをしたこともあるのではないでしょうか?
ノートアプリでは無限にページを増やす事ができます。もっと書きたいことがあるのにノートが終わってしまうということは絶対にありません。
ですから関連した情報は複数のノートにまたがることなく、一冊のノートファイルとしてキチンと管理できます。
ページを増やす作業もとっても簡単ですし、あとから削除したい場合も該当するページを丸ごと削除することも可能です。
さらにノートでメモを取るにあたり、「後からわかった新しい情報をノートの途中に追加して書き込みたい」と思うこともあるでしょう。
そういった場合、紙のノートの場合ルーズリーフでないと途中に挿入することはできませんが、ノートアプリを使えばページの挿入もとっても簡単。
自分が挿入したい場所に挿入したい分だけ新しいノートを追加することができるのです。
ノートアプリを使えば必要な情報があっちこっちに分割して記載されてしまうという状況を回避することができるのです。
あとから記載内容を見直するときに非常に見やすく便利です。

手書きした文字の検索ができる

ノートアプリを利用する大きなメリットとして、手書きの文字を検索できるという点があります。
この機能を利用すれば「あれってどこに書いたっけ?」と思った時、検索窓に検索したい文字列を入力するだけであっという間に引っ張ってくることができるのです。
何冊ものノートをペラペラとめくる必要はもうありません。
検索対象は保存されているノートデータすべてですから、複数のノートを一括して検索することができます。
多少字が下手だったとしてもしっかりと文字列を認識してくれるため非常に便利な機能ですし、紙のノートでは絶対にできないことです。

ノートの管理が楽々

ノートアプリを使うと管理が非常に楽ちんです。作成したノートはすべてデータとしてiPadの中にあるわけですから、絶対になくなることがありません。
どれだけ大量のノートデータだったとしても持ち運ぶのはiPad一つだけ。つねにすべてのノートを持ち運ぶことができるわけですから、「あ、あの持ってくるのノート忘れた!」ということはありません。
データが消えてしまうのが心配な場合、クラウドファイルに別途保存しておくか、バックアップデータをとっておけば完璧でしょう。
経年劣化とともにボロボロになってしまうこともありません。

iPhoneで見ることもできる

もしあなたがiPhoneユーザーなら、iPadで作ったノートデータをiPhoneで閲覧することもできます。
「今手元にiPadはないんだけど、ちょっとノートに書いた内容を確認したい」という時、iPhoneからサクッと見ることができるのです。
こういった連携の良さもiPadでノートアプリを利用するメリットと言えるでしょう。

iPadで使えるおすすめノートアプリを紹介

ここまで、主にノートアプリを使いiPadでできることを挙げてきました。
便利に使うことができることから、多くの人が活用しています。
そして、やはり気になるのがおすすめのアプリとは何かということです。
ここからは、評判が良いおすすめの人気ノートアプリを紹介していきます。

Goodnotes4

Goodnotes4は、数あるノートアプリのなかでも非常に高い人気を誇っており、多くの人が活用しています。
Goodnotes4の特徴として、手書きで書いた文字をPDFファイルに変換してデータ化することができます。さらに、PDFファイルにもメモすることができたりと、ビジネスにも勉強にも使用することが可能です。そして、Goodnotes4の機能で注目するべき部分が、手書きの文字をネットで検索できるという点です。

そのため、ノートに書かれている文字でわからないことや、意味を知りたいときにはすぐに検索をかけて調べることができます。
書き記したノートを画像にすることも簡単にでき、スクリーンショットにて残すことが可能です。
本来、スクリーンショットを撮ると画面全体が撮影されて、後から自分で編集を行う必要があります。

ですが、Goodnotes4では部分的にスクリーンショットを撮影することができ、その撮影した箇所を自動で綺麗に補正もかけてくれます。
つまり、後から修正をする必要はないため手間をかけず画像に残せるということです。
そして、ノートを取っている際に、画像をつけて読み手にもわかりやすい資料にしたい場合があります。
Goodnotes4では、ノートに画像を貼り付けることが可能で、調整も簡単に行えるため会社での資料もすぐに作成できます。
学校の試験対策としても活用することができ、教材の欲しい画像をスクリーンショットにて撮影し、それをノートに貼り付けることで、オリジナルの勉強道具を作成することを実現しています。
スケジュール管理も行うことができるため、ビジネスでは非常に活躍してくれるノートアプリです。

Goodnotes4は、ノートアプリとして多くの機能を兼ね備えており、iPadを持っている人であれば是非ダウンロードすることをおすすめします。
Goodnotes4が向いている人は、まずPDFファイルを頻繁に使う人です。

そのため、サラリーマンはよく利用していますし、自分なりにメモを取っておきたい時でも便利に活用できます。
iPadだけでなくiPhoneとも連携させることができるため、プライベートでの使用もできるノートアプリと言えます。
ダウンロードは有料となりますが、毎回ノートを購入することを考えると安くつきますし高性能です。

Noteshelf2

そして、Goodnotes4と並んで人気のあるノートアプリがNoteshelf2です。
iPadを持っている人の多くがダウンロードしているノートアプリで、手書きで好きな文字を書くことができ実際のノートのように使用することができます。
Noteshelf2はGoodnotes4と比較されることが多くあるアプリで、選び方としておしゃれで個性的なノートを書きたい場合は、Noteshelf2はおすすめできます。
iPadを使い様々なデザインの文字を書くことができます。
ペンのタイプも万年筆や鉛筆、蛍光ペンなど、一風変わった雰囲気で個性的なノートを作ることが可能です。

iPadでノートアプリを使うのであればNoteshelf2と言われるほど多くの人から支持されており、手書き以外にテキスト入力をすることもできます。写真や絵文字を追加することもでき、鮮やかな雰囲気に仕上げることで華やかさを出せます。
より多彩な機能を駆使してノートアプリを使い方場合は、Goodnotes4よりNoteshelf2の方がおすすめです。

iPadでノートアプリを使う際のおすすめアイテム

Apple Pencil(第2世代)

iPadを使いノートアプリを使用する場合、持っておきたいアイテムがあります。
それがAppleペンシルです。AppleペンシルはiPadに文字を書く際に便利に使うことができ、本当のノートに文字を書いているくらいの滑らかさがあります。
Appleペンシルがあれば、文字だけでなく絵を描くこともできます。
握りやすさもあり、iPadとはセットで購入する方も多くなっている人気の商品です。
価格はおよそ19,000円で、iPad Proに対応しています。

iPadでノートを取る VS 紙面に書く

通常のスマートフォンの場合は画面がそれほど大きくはないので、ノートとして活用するには少々不便ですが、iPadの場合、画面の大きさは十分に大きいですし、専用のペンを併せて購入すれば、快適にノートとして活用することができます。

iOSにはさきほどご紹介したものをはじめとする数多くのノートアプリがリリースされており、非常に安い価格で利用することができるので、わざわざノートを何冊も購入するよりも安く済ませることができます。その他にもノートアプリには色々な機能が付随しているので、ノートを取るなら紙のノートよりもiPadの方が使い勝手が良いと思いがちです。

しかし、iPadなどのタブレットを使ってノートを撮るよりも、実際の紙に手書きでノートを取る方が便利であると感じている人も多くいらっしゃるのではないかと思います。iPadも紙のノートもここではメモを取る手段という点で共通していますが、それ以外の点では大きな違いがあるのではないでしょうか。

まず1つの目の違いは、iPadは重量があるという点です。紙のノートの場合、何冊も持ち歩いていなければそれほど重くはなりませんが、iPadの場合、1台だけでも結構な重さになります。

自宅で気軽にメモを取りたい場合には重さというのはそれほど大きな問題にはならないのではないかと思われますが、学校や会社などに出かけてノートをとる場合、手荷物が重くなってしまうと持ち運びに苦労してしまうでしょう。

またそもそも電話やSNSなどで他の人と連絡を取る場合はスマホを使う人が多く、移動中に動画をゆっくり見たり、文書を大きな文字で見たい場合以外には外出中にタブレットを使う場面もそれほど多くはないので、わざわざタブレットを肌身離さず持ち運ぶ必要があるのだろうかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2つ目の違いは、iPadにはノートアプリだけでなくたくさんのアプリが入っており、集中力が削がれてしまうのではないかという点です。紙のノートは基本的にメモを取る以外の用途に活用することはできませんが、iPadの場合、ノートアプリだけでなく動画を再生したりSNSを開く、ゲームアプリで遊ぶなど、さまざまなサービスをその場で利用することができます。

大学の授業中のような集中した状態でメモを取らなければいけない場面でタブレットが自分の手元にあると、講義に関係のない別のことをしてしまうのではないかと心配する人も少なくないのではないかと思います。

3つ目の違いは、紙のノートの方が目が疲れにくいという点です。集中してノートを取っていると無意識のうちに瞬きをする回数が減ってしまうので、iPadを使ってメモを取っていると紙のノートを使っている場合と比べて自分の目に与えるダメージが大きくなってしまうのではないか、もしくは普段から仕事やレポート、論文の作成などのためにパソコンやタブレットを使用する機会が多く、授業中などにもiPadを使ってしまうと目が休まる時間がなく視力が落ちてしまうのではないかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このように、紙のノートの方がiPadよりも便利であると感じている人はiPadは重量がある、誘惑されるようなアプリがある、目が疲れると感じており、したがって日常的に利用するには紙のノートの方が優れていると考えているのではないかと思われます。

そのような方であっても、iPadからSNSやゲームなど学習に不必要なアプリを全て消去する、荷物を軽くするために最低限必要なものだけを持って学校や会社などに出かける、休憩時間などにはパソコンやスマホ、タブレットなどの電子機器を極力使用せず、目を休めることに努める、授業で使うプリントなどをあらかじめPDF化してiPadで一緒に管理する、といったことを実践すれば、iPadでもノートアプリを使って快適にメモを取ることができるので、いままで紙のノートを愛用してきた方はぜひこの機会にノートアプリの種類、機能性などについて調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

iPadでノートアプリを使うことで、通常のノートを使うより便利にビジネスや勉強で活用することができます。
人気のアプリは必ず押さえておき、どのような機能があるか理解しておくことで、用途によっての選び方が可能です。
より便利に使うことができるアイテムも揃えると、業務の効率化も図れます。


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