2in1のおすすめ10選!ノートPCもタブレットも1台でお任せ!
目次
2in1は本当に2役に使える?製品の選び方がポイントに
人気のタブレットとノートPCの役割を1台でこなすことができる2in1が注目を集めています。別々に購入するよりローコストで状況に応じて、ノートPCとしてもタブレットとしても使えるとなれば、注目が集まるのも当然です。でも、本当に1台で2つの役割をしっかりこなすことができるのでしょうか?2in1の選び方のポイントと使えるおすすめ2in1を紹介します。
2in1に何を求めるかが選択のポイント
2in1の価格を調べてみると、数万円ほどの安価なものから20万円以上するものまで大きな価格差があることがわかります。これは2in1の中には性能面で大きな差があるということです。どのような使い方をするのか、イメージしておくことが大切です。
セパレートタイプかコンバーチブルタイプか
2in1はタブレットとしてもノートPCとしても使えることが特徴です。2つの見かけ上の大きな違いはキーボードの有無です。2in1では、キーボードを取り外すことができるセパレートタイプとキーボードを液晶画面の背面になるように回転させたり、スタンドのように使用したりできるコンバーチブルタイプの2種類に分けることができます。
セパレートタイプは、キーボードを外せば完全にタブレットのように扱うことができます。持ち運ぶにも軽くて便利です。製品によっては、接続部分の作りがデリケートなものもあり、取り外しの際に注意が必要です。
コンバーチブルタイプは、常にキーボードが付いているため重たくなりがちな点が欠点です。一方でいつでもキーボードが使える安心感もあります。
CPU、メモリ、ストレージ容量に注目する
ノートPCとして使用することを考えると、CPU、メモリ、ストレージ容量は重要なスペックです。動画を見る、プレゼン資料を閲覧する程度ならロースペックのタブレットでも間に合いますが、ノートPCとして使うときにストレスを感じてしまいます。ペンを使った作業や、資料作りに積極的に活用するなら、しっかりした能力の製品を選択するべきです。
CPUは最低でもcore i5以上、できればcore i7以上のものを選びましょう。メモリやストレージも後で交換や増設は不可能なので、できるだけゆとりのある大きさのものを選択すべきです。
ここは価格差にもダイレクトに影響する部分なので、使い方に合わせて最適なレベルを見極めましょう。
画面の大きさ、画質で選ぶ
画面サイズや画質も、価格差に大きく影響する部分です。タブレットとして考えれば10インチもあれば、それなりです。しかし、ノートPCで10インチはかなり小型という印象を持ってしまいます。両方に使える2in1だけにバランスのよい画面サイズを選択することは、重要なポイントになります。
プレゼンなどに使用する機会があるのなら、少々持ち運びには不便でも大きな画面の方がベターです。液晶も明るい場所でも見やすい、視野の広いモデルを選ぶべきでしょう。主に1人で使うのであれば、可搬性を重視したコンパクトモデルでも問題ありません。
付属アプリ、LTEの有無で決める
普通のパソコンを選ぶときにもいえることですが、office搭載モデルが選べるならその方がおすすめです。別途購入するより価格差は抑えられていますし、すぐにビジネスに活用することもできます。自分は使うつもりがなくても、やり取りしている相手からOffice形式のファイルを渡させることもあるので、できれば持っておきたいソフトです。
また、LTE搭載かどうかも2in1の用途を大きく変える要素です。WiFiが使える場所も増えていますが、どこでもネットが使用できるLTEは外出が多い方には必須といえる機能です。自分の使用シーンを考えて適切なモデルを選びましょう。
おすすめ2in1、10選!入門モデルから本格派まで
2in1のおすすめ製品を紹介していきます。目的次第で、性能も価格も大きく変わる2in1ですが、広く様々なタイプの製品をピックアップします。ご自身の用途に叶うのは、どのような製品かチェックいただければと思います。
薄くてコスパも優秀。windows10搭載。Lenovo 2in1 タブレット YOGA BOOK ZA160003JP
6万円前後で入手でき、Windows10やOfficeも搭載の2in1です。YOGA BOOKはLenovoの2in1のブランドとして広く知られており、2in1の代名詞的に使われることもあるブランド名。ある意味2in1の代表的なモデルといってもよいでしょう。
CPUがAtomなので、重たい処理には不向きです。メモリ4GB、ストレージ64GBもやや少なめのスペックなので、簡単な作業や閲覧中心の使用がよさそうです。キーボードは必要に応じて表示されるタッチパネルタイプです。
デュアルディスプレイ搭載で用途が広がるコンバーチブルタイプの2in1、Lenovo Yoga Book C930 10.8型デュアルディスプレイ LTEモデル
最大の特徴は2つのディスプレイを搭載していることです。それも、片方は色鮮やかで視野も広いIPS液晶ディスプレイ、もう片方は消費電力が少なく目が疲れにくいE-inkディスプレイです。動画やWEBの閲覧など通常の使用時は、IPS液晶をメインに使用し、電子書籍など動きがなく、目を使う作業はE-inkディスクプレイを使うといった使い分けが可能です。
また、E-inkディスクプレイは文字入力時の仮想キーボードの役割も果たします。実際にキーボードを打鍵するのでなく、タッチ入力になります。そのため使用感が慣れない、という方もいらっしゃるのですが、タッチ時の振動や音などのフィードバックを強化し、違和感を減らすように工夫されています。
ビジネスでも安心な頑丈設計、パナソニック 10.1型ノートPC Let's note RZ CF-RZ6KDFQR
750gと軽量で、持ち運びも楽々なパナソニックの2in1です。ビジネス向けノートPCとして人気のレッツノートブランドの2in1だけあって、いくつもの耐久テストをクリアした堅牢性には定評があります。また、不正アクセスを防ぐセキュリティチップを搭載している点も、持ち運びの多いモデルだけに重要なポイントです。
CPUはCorei5とCorei7を搭載したモデルがあり、ビジネス用途に限らないパワフルな処理能力を発揮してくれます。8GBのメインメモリと128GBのストレージは十分なスペックです。2in1の中では高価な製品ですが、それだけの安心感、安定感のあるモデルです。
ボディデザインに多面体を取り込んだおしゃれなノートパソコン、HP Spectre x360
ボディのエッジやコーナーに取り入れられた多面体のデザインが所有する喜びを刺激してくれる、美しい2in1です。もちろん、高級感は見かけだけではありません。CPUはCorei5、メモリは8GBと余裕のあるスペックでノートPCとしてもタブレットとしても、安定した動作を提供してくれます。
1.32Kgの重量は持ち運びも容易です。本体が14.3mmと薄いので数字よりも軽く感じます。セキュリティ面でもいくつもの工夫がなされており、指紋認証、顔認証を搭載し、カメラ機能の無効化などプライバシーの確保にも配慮されています。付属のペンによる操作も軽快で、スケッチなどの創作活動も楽しめます。
価格も安い、2in1の入門機。Lenovo 2in1 タブレット ideaPad Miix 320
実売価格が3万円台と購入しやすい2in1です。セパレート型のキーボードが付属しており、多くの文字入力時にはキーボードを接続するというスタイルです。CPUはAtomを採用しており、処理能力はあまり高くありません。Windowsタブレットとしての使用をメインに、補助的にキーボードを接続する使用法がよいでしょう。Officeモバイルを搭載しているので、ビジネス用途でも使えます。
タブレットは拡張性の少ないモデルがほとんどですが、キーボードを接続することでフルサイズのUSB端子やUSB3.0の機器も接続することができます。
CPUにAMDを使用した入門モデル、デル 2in1ノートパソコン Inspiron 11 3000
丸っこいデザインのボディが印象的なデルの2in1です。本機はCPUにAMDのA6-9220eを使用しています。intelのラインナップと比較するとCeleron並の性能なので、ハードな使用だともたつきを感じてしまいそうです。WEB閲覧や動画視聴、プレゼンテーション用途なら不便を感じることはないでしょう。大きなファイルの編集や計算式の多いスプレッドシートの使用は少し大変そうです。
ストレージには、32GBeMMC、128GBeMMC、500GBHDの3つのラインナップがあります。32GBは容量に不安があるので、スピードと大きさのバランスがよい128GBeMMCがおすすめです。500GBHDは速度面でおすすめできません。
充実のハイスペックモデル、Microsoft Surface Pro (i5 / 256GB / 8GB モデル)
2in1の中でも、ハイスペックな本格モデルが多いSurfaceシリーズの製品です。CPUにCore i5を採用し、メモリ8GB、ストレージ256GBの充実設計なので、日常用途やビジネス用途でストレスを感じることはなさそうです。グラフィックや動画編集など高い処理能力が必要な作業でも、そこそこ対応してくれることでしょう。
812gという軽量性と万一に備えるエンタープライズセキュリティTPMチップで、持ち運び時も安心です。WiFi、LTEともに搭載しているので、作業の場所も選びません。
美しい液晶画面、高音質のスピーカーなど全ての点に妥協のない本製品は所有する楽しみを感じさせてくれる1台です。
ユニークなPCを手がけるメーカー、マウスコンピューターの2in1。mouse 2in1 タブレット ノートパソコン MT-WN1003
大手の家電メーカーとは一味違ったPCでファンも多い、マウスコンピューターの2in1です。ターゲット的には入門者向けといえそうなスペックですが、メーカーによる使用例に、ネットワークリソースの共有やリモートデスクトップによるサインインが挙げられていることから、ある程度の上級者が割り切って使うロースペックマシンとしての側面も持っていそうです。
CPUはAtom4コア、メモリは2GB、ストレージは64GBでハイスペックとはいえませんが、手軽に持ち運べるWindowsマシンとしてなら妥協できるスペックです。24時間365日の電話サポートや、ほとんどの生産を国内で行っている点も安心できるポイントです。
ウルトラポータブルな入門機、asus 2in1pc TransBook Mini T102HA
初心者用、入門機というと機能だけでなく、デザインや作りもワンランク劣るイメージがありますが、本製品は違います。マグネシウムとアルミニウム合金で作られた丈夫で軽量なボディ、10.1インチディスプレイのコンパクトさは安っぽさのない仕上がりです。入門機だからこそ丁寧に作った、そんな印象を受けるモデルです。
CPUはAtomを採用しているので、重たい処理には向きません。メモリ4GB、ストレージは128GBです。microSDカードが使用できるので、ストレージ容量は心配することはないでしょう。外出先でも使いやすいように、液晶画面は高輝度、広視野角のものを採用しています。キーボードも1.5mmのストロークを確保し、防塵加工も施してあります。
初心者だけでなく、2台目を検討中の方にもおすすめです。
Android搭載の2in1。Nextbook タブレット 2in1ノートパソコン 11.6インチ
最後に紹介するのは、2in1の中でも変わった製品です。ほとんどの2in1はWindowsをOSに採用していますが、本製品はAndroidを搭載しています。そのため、MicrosoftOfficeのようなPC用ソフトは動作しません。
ひとことでいってしまえば、Android携帯にキーボードを装着できるようにした製品です。動画視聴やAndroidアプリの動作は可能ですが、Officeアプリは似たようなものを自分で探すしかありません。
価格が2万円を切るので、初心者用と勘違いされそうですが、キーボード付きのAndroid携帯で色々実験をしてみたい方向けの製品です。
1台でオールマイティーな高級機か、割り切って使う入門機か
2in1は、値段の差、スペックの差が大きい製品です。ここで挙げた10選は比較的ロープライスのものが多くなりましたが、高いものも少なくありません。1台でなんでもこなすなら20万円前後の製品でないと、どこかで不満が出てしまう可能性があります。別途デスクトップPCやハイスペックノートを保有しているなら、2in1は外出時のサポート機と割り切ってロープライス製品をチョイスするのもおすすめです。
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