コスパ抜群!価格で選ぶテントのおすすめ5選!
近年よく話題になるオートキャンプ。たまには一人でまったり大自然を満喫するのも悪くないかもしれません。
最近ではソロキャンプで利用することを目的とした、1人でもパッと建てられてすぐ撤収できる優れたテントが低価格で売られています。
そこでここでは価格が安く、かつ楽に設営できてその上快適なテントをいくつかご紹介したいと思います。
テントの選び方を価格を中心に考える
寝袋、ランプ、テーブル、チェア、食器、毛布等々、キャンプをする際に必要な道具は非常に多いですが、それらの道具を使う場所として、まず必要なのはテントです。
ソロでオートキャンプをする際に必要なタイプのテントを把握しましょう。
サイズ
快適に居住できるスペースを確保するためのサイズ感を知っておくことは、キャンプを成功させる上で非常に重要です。
登山やツーリングとは違い車で移動して整地されたキャンプ場を利用するので、軽さ重視な1人用よりも快適さ重視な2~3人用程度の大きさのテントを選ぶと良いでしょう。
4~5人用までいくとソロキャンプでは逆に大きすぎて、価格の面でパフォーマンスが下がってしまうので、やはり2~3人用がベストです。
設営方法
一昔前は2つのポールを対角に差し込んで設営するテントがオーソドックスでしたが、最近は一人でも建てやすいポップアップ式、ワンタッチ式、ワンポール式のテントが主流になってきています。それぞれの特徴を簡単に説明します。
ポップアップ式
収納ケースから出すだけで自動的に立ち上がるように設計されていて、わずか数秒で設営が完了します。
ただし耐久性にやや難ありなテントが多いので、ピクニックやビーチでサンシェードとして利用することが多く、泊まり込みのキャンプではやや不向き。
ワンタッチ式
収納ケースから出したら、折り畳み傘を広げるような感覚ですぐに設営することが可能です。
ポップアップ式より時間が掛かりますが、それも慣れたら2~3分で設営できます。
ポップアップ式よりしっかりした作りをしているので、キャンプ地での野営に向いていると言えます。
ワンポール式
テントの真ん中にポールを立てるようにして設営するタイプで、少したるみのある三角錐のような形になります。
ワンタッチ式よりさらに設営に時間はかかりますが、それでも10分とかからないで立ち上げることができます。
おしゃれな外観をしているものが多く、女性にも人気なタイプです。
この中でおすすめのタイプは、ワンポール式より短時間で設営でき、ポップアップ式よりしっかりしていてテント泊向けなワンタッチ式テントです。少し価格が高いものでも良い場合はダブルウォールと呼ばれるタイプのテントもあり、耐久性に優れたコストパフォーマンスの良いテントがあることも特徴です。
形状
テントの形状は基本的にはドーム型のテントがおすすめです。
全方位からの風に強い形状をしているので、風の方向を考えて設営する必要はありません。他にツールーム型や先ほど紹介したワンポール型とがありますが、ドーム型が最も愛用者が多く、バラエティに富んだテントの中から自分好みの一点を求めることができるのも利点ですね。シンプルな形をしているの上、価格面でも比較的安価なものが多いです。
ちなみにツールーム型とは寝室とリビングが別になっているファミリー向けのテントで、ソロキャンプには適していません。ドーム型かワンポール型を選びましょう。
前室
前室とはキャンプに必要な道具や靴を置くスペースのことです。
基本的に前室があるのはインナーテントとフライシートの2層構造になっているダブルウォールテントのみ。
簡単に設営できるタイプのテントは基本的に価格が安く、フライシートの無いシングルウォールテントが多いですが、ある程度予算に余裕があれば価格高めの本格的なダブルウォールテントも視野に入れることができます。
価格
テントの価格はピンからキリまでありますが、ソロキャンプで設営が楽なテントに絞ると、大体3,000円~15,000円程の価格帯で選ぶことが多いです。
安価なテントもやや高価なテントもサイズや設営のし易さ、耐水性等はそこまで変わりませんが、主に材質の耐久性や前室の有り無しが変わってきます。
価格の高いテントの方が安心感や快適性はありますが、予算と相談しながら決めると良いでしょう。
ちなみにテントの耐水性は「1000mm」といった数値で表現されています。参考まで、普段わたし達が利用している傘の耐水性は大体「200~500mm」程度です。
「2~3人用ドーム型ワンタッチ式テント」が価格面でコスパ良
ここまで長々とソロキャンプに合ったテントの説明をしてきましたが、まとめると「価格の安さ」「楽々設営」「快適空間」が揃った「2~3人用のドーム型ワンタッチ式テント」がおすすめです。
価格に関してはワンタッチ式の中でもピンキリありますが、通常のポールを通して設営するタイプと比べると安価なテントが多いです。また数分で設営できる上撤収もスムーズにできる簡単さは大きなポイントです。
ソロキャンプだと1人用テント選んでしまいがちですが、車でテントを運ぶ場合はそこまで重さを考えなくても良いので、少し大きめなテントを購入して快適に過ごす方が良いキャンプになるでしょう。
価格面に優れたおすすめワンタッチ式テントは?
それではこれから「2~3人用ドーム型ワンタッチ式テント」の中でも特に価格面でコストパフォーマンスに優れた人気商品をご紹介します。
【低価格】5,000円以下で購入できるテント
まずはキャンプ入門者向けの、テントの中でもっともリーズナブルな価格帯のテントをご紹介します。
ANTSIR ワンタッチテント
組立時のサイズは長さ240cm、幅210cm、高さ130cmで重量は3.4kg。大人二人くらいなら問題なく入れるだけの広さがあります。
3000mmの耐水性があり十分に雨を防ぐことができます。ただし耐水性がやや高すぎるので通常なら通気性に問題がありそうですが、入り口がメッシュ生地になっているので通気性は概ね改善されています。
さらにインナーテントを外すことでサンシェードとしても利用可能。ピクニックやビーチでの利用にも最適です。
4,000円台の価格帯で購入できるテントとして十分な機能を持っているテントですね。
Treatlife ワンタッチテント
組立時のサイズは220cm×200cm×135cmで、ANTSIRより少し狭いですが天井がわずかに高くなっています。ただ比較的に狭いとはいえ大人二人が十分に入れるスペースで一人だと非常に快適に利用できます。
2つの窓口と2つの入り口があり、利便性と高い通気性を持っているのがTreatlifeの特徴です。
またANTSIRと同じく外層のみの利用でサンシェードとしても活躍できます。
こちらも4,000円台の価格帯で購入できるテントとして十分です。
【ちょっと良いテント】5,000円~10,000円で購入できるテント
ある程度素材や耐久性を求めたい場合はこの価格帯のテントがおすすめ。この価格帯が最も人気があります。
DOD(ディーオーディー) ワンタッチテント 1-2人用
Amazonレビュー数200件以上で、ワンタッチテントの中ではかなり人気のあるテントです。
1人~2人用なので少し小さいですが、本体重量2.4kgと非常に軽く、持ち運びやすくなっています。
耐水圧1,500mm、さらにリップストップ生地を採用しており、破れにくい上通気性に非常に優れています。
通気性や耐久性を重視する場合はこちらのテントがおすすめです。価格は7,000円ほどです。
FIELDOOR ワンタッチテント 4人用スクエアタイプ
4人用を1人で使用することになるので、広々使えて非常に快適。重量が4.5kgと若干重たいですが、オートキャンプであれば大きな問題ではありません。
ポールは丈夫なグラスファイバー製を採用しており、出入り口以外に3か所のメッシュ窓が設置されていて通気性も抜群です。
あとは色の種類が豊富なのも面白いですね。
こちらも価格は7,000円ほどになります。
【前室搭載】10,000円以上で購入できるテント
10,000円以上をテントに充てる予算があれば、ワンタッチ式でも本格的なテントの購入が可能です。
NatureHike(ネイチャーハイク) NH15T002-T グレー
15,000円と高めな価格ですが、インナーテントと防水フライシートのダブルウォールテントで前室付き、さらに保護シリコンコーティングが施されており、紫外線に強く、テント内が暑くなりづらく非常に快適に過ごせます。
サイズは長さ(210cm+60cm)、幅125cm、高さ100cmと縦長な特徴を持っています。
防水加工も施されており高い耐水性もあり、予算に余裕があれば安心と快適さが得られるテントです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一口にテントと言っても設営法や価格等、特徴がそれぞれ異なることが理解いただけたでしょうか。
今回はワンタッチ式テントを中心に紹介しましたが、キャンプに慣れてきたらポールを対角線に差し込む経験者向けのテントに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
関連記事はこちら
アウトドアの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_