非常食おすすめ10選!災害時のどの段階で使用するかと備蓄のしやすさが製品選びのポイント

moovoo編集部
公開: 2018-12-20
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非常食の選び方とおすすめ商品を紹介します

災害時に活用できる非常食を選ぼう

地震を始め、台風や大雪、近年では豪雨や突風の被害も増え、自然災害が多い日本は災害大国と呼ばれています。近年発生した大震災や豪雨被害に加えて、将来大震災が起きる確率も高いといわれ、災害への備えをしたい、と考える人も多くなりました。災害への備えとして、特に大切なのが生きるための食品や飲み物の備蓄です。

災害への備えとして非常食の重要性が注目されるようになり、非常食を備蓄しておきたい、と考える人も多いです。豊富な種類が販売されている非常食の中から、上手に非常食を選んで備蓄する方法をおすすめ製品とともにご紹介します。

非常食を選ぶ4つのポイント

非常食をせっかく購入しても、備蓄がうまくできなかったり、災害時に活用できなかったりすると購入した意味がありません。ここで、備蓄も災害時も上手に活用できる非常食を選ぶ、4つのポイントをご紹介します。

初めて非常食を備蓄用として購入したいと考えている人も、ぜひ役に立てて下さい。

そのまま食べられる非常食は必ず入れる

大規模な災害が起こったときには、物流だけでなくライフラインもストップする可能性が高いです。電気や水道、ガスといったライフラインが止まると、当然調理ができなくなります。ライフラインが普及するまでに必要になるのは、調理せずにそのまま食べられる非常食に、飲料水です。

缶詰など開ければそのまま食べられるもの、温めなくても食べられるレトルト品、アルファ米など水があれば食べられるもの、さらに飲料や調理用の水は必ず入れておきましょう。

ローリングストックできるものなど、備蓄しやすい物を選ぶ

非常食を災害用として備蓄しておくのは重要ですが、賞味期限を忘れていると、せっかく備蓄しておいた非常食が無駄になってしまう、という場合があります。そうならないように、非常食を備蓄しつつも、古いものは日常的に食べて新しい物を追加していくローリングストックがおすすめです。ローリングストックできる非常食とは、日常生活の中でもそのまま活用できるフルーツや魚などの缶詰、お菓子、カップラーメンなどが該当します。普段の食材としても消費できるものを選べば、非常食を無駄にすることもなくなりますし、補充するときもスーパーやコンビニなどでもすぐに手に入るメリットもあります。

また、世帯人数が多いなどで非常食の備蓄で収納を圧迫してしまう時にも、ローリングストックできるものは有効です。さらに軽いものや小さい物を選ぶと、備蓄もしやすくなります。

バリエーションやおいしさでも選ぶ

災害時に必要な非常食ですが、避難生活が長期化すると、食に対する要求が少しずつ変化していくことを踏まえて非常食を選びましょう。例えば、ライフラインが復旧していない時には調理不要ですぐ食べられる非常食が必要ですが、時間がたってライフラインが復旧してくると、今度は温かい物、甘い物が食べたいなど食事に対する欲求が出てきます。

これを踏まえて、利便性だけでなくおいしいもの、甘い物など食べる楽しみが味わえる非常食も選ぶようにしましょう。特に災害時は生活も制限されてしまいますので、ストレスも溜まりやすくなります。少しでも生活の中に楽しみが入れられるように、非常食にバリエーションを持たせるのもおすすめです。

家族の人数や年齢によって選ぶ

実際にどの非常食が必須になるかは、家族の人数や年齢などによっても異なります。例えば、夫婦二人だけの世帯なら大人二人分、かつ一般的な非常食を一通りそろえておけば問題ありません。一方で、授乳期の赤ちゃんがいれば粉ミルクや近く解禁される液体ミルク、小さい子供やお年寄りのいる家庭なら無理なく飲み込める柔らかい食品もそろえておく必要があります。

家族の年齢や性別、さらに食の好みなどでも非常食を選ぶと、災害時にも慌てずに活用できます。

非常食のおすすめ製品10選

非常食のおすすめ製品を10個厳選してご紹介します。災害発生初期や一定期間経過後など、災害発生からの時期に合わせた製品や、備蓄のしやすさ、家族の人数や年齢と選び方のポイントに合わせた製品を紹介しています。

おすすめ製品が非常食としてどのシーンに向いているか、どんな人や家族におすすめかも合わせて解説していますので、初めての非常食選びにもぜひ参考にしてください。

アマゾン先行販売、ラベルレスでゴミが出にくい「アサヒ飲料おいしい水天然水 ラベルレスボトルPET」

非常食と一緒に必ず備蓄用として備えておきたいのが飲料水です。飲料水は元々保存期間が1年以上と長いものが多く、かつローリングストックしていけば備蓄の場所も取りません。「六甲のおいしい水」でおなじみのアサヒ飲料の「おいしい水」で、ペットボトルのラベルがついていないラベルレスタイプが発売されています。

中身はラベルのついている製品とまったく同じ天然水で、災害時にもラベルのごみが出ません。さらに、独自のくぼみを採用した楽エコボトル構造でペットボトルもつぶしやすくなっています。1.9Lと600MLの両方がリリースされているので、持ち運びのしやすさや世帯人数に応じてサイズを選べます。飲料水としてだけでなく、調理用の水や赤ちゃんのミルクの調乳にも使用できます。

災害時の飲料としても野菜不足が気になるときにも利用できる「カゴメ野菜一日これ一本長期保存用」

1缶に1日に摂取が推奨されている野菜量350g分をそのまま濃縮して使用した飲料が「野菜一日これ一本」の、備蓄用の長期保存型の製品です。常温で5.5年間の保存が可能なため、非常食の飲料としておすすめです。30品目の野菜がバランスよく配合されているため、特に栄養バランスや野菜不足が気になる災害時でも活用したい製品です。

なお、非常食のアルファ米の水の代わりに使うことも可能。リゾットのような味付けになるため、災害時に非常食のバリエーションを持たせたいときにも使用できます。

そのまま食べられる評価の高い、美味しいパンの缶詰「ボローニャ缶deボローニャ6缶セット」

京都・祇園発祥のおいしいデニッシュパンで人気の「ボローニャ」が手掛けた、デニッシュパンの缶詰です。缶詰のため、そのまま開けてすぐに食べられます。さらに、デニッシュパンの老舗が作っているため、おいしさも抜群。メープル、チョコレート、プレーンと3つの味がそろっているため飽きにくさもあります。災害発生初期から時間経過後まで、安定して利用できる防災パンの非常食としてぜひ備蓄に加えたい製品です。

デニッシュパン自体がとてもおいしいため、ローリングストックとしても有効。常温で3年半保存可能な災害備蓄用パンですが、朝食やおやつのデニッシュパンとしても楽しめます。

登山や海外旅行用でも人気、器も箸も不要な「讃岐うどんの老舗こんぴらや防災非常食揚げ入りさぬきうどん」

本場香川県のおいしい讃岐うどんの老舗「こんぴらや」が作った防災非常食用のさぬきうどんです。レトルトパウチになっている讃岐うどんで、めんつゆや箸もついています。パウチから切り離してそのままめんつゆをかければおいしい「ぶっかけうどん」として食べられます。もちろん、コンロや火が使えるようになって温かいものが食べたくなったときには、お湯でゆでて温かい讃岐うどんとしても食べられます。

常温で5年間の長期保存が可能なのと、そのまま食べられるうどんのため、保存食だけでなく海外旅行や登山などのアウトドアへの持ち込み用としても人気です。

水を注ぐだけでおいしいご飯が食べられる、バラエティ豊かなご飯の保存食セット「尾西のごはんシリーズCY(和風洋風組合せ12袋入り)」

お米は生のままでは硬くて食べられないため、災害時はおかゆなどのレトルトでなければ食べられない食材でした。近年では、お米のでんぷんの持つ特徴を活かして、水やお湯を注ぐだけでおいしいご飯が食べられる「アルファ米」が開発されました。こちらの製品は、尾西食品のアルファ米の五目御飯、わかめご飯、チキンライス、ドライカレーと和洋のバラエティ豊かなセットになっています。非常食でも色々な味が楽しめるため、災害時の食事ストレス軽減にも有効です。

160MLと少量の水を加えるだけでご飯として食べられるため、防災用だけでなく、コンロなどを持ち運べない登山などにも活用できます。

レトルトカレーとしてもおいしくスーパーでも購入可能「江崎グリコ常備用カレー職人3食パック」

長期保存できるレトルト食品は、普段の食事としても食べられるため、ローリングストックのしやすい非常食のひとつです。江崎グリコの人気レトルトカレーである「カレー職人」が、温めなくてもおいしく食べられる常備用カレーとしても販売されています。一般的なスーパーでも取り扱っているため、普段の食事として食べた後も補充しやすいです。レトルトカレーを温めるときのお湯の用意が面倒、という人からも支持される人気商品です。

中辛のほかに甘口も出ているため、大人用と子供用で一緒に保存しておくのもおすすめです。内容量も多く食べ応えもあります。

保存食から夜食まで使える「富士見食品非常食用缶詰3種12缶セット」

開ければそのまま食べられる、画期的なラーメンの缶詰です。本場九州の博多とんこつ、熊本みそ、鹿児島しょうゆの3つの種類セットになっています。使用しているラーメンの麺は小麦粉ではなくこんにゃく麺のため、長期保存をしても伸びません。

加熱しなくても食べられるおいしいラーメンとして、非常食のバリエーションを持たせるのにもおすすめ。なお、こんにゃく麺のためヘルシーで、夜食や小腹がすいたときのローリングストックとしても有効です。

おかゆからおかずまで災害初期でも食べられる、通販限定「レスキューフーズ一日セットスタンダード」

災害初期からおいしい食事をフルセットで食べたいときや、幅広い年齢層の家族がいる場合に重宝する防災食セットです。お湯や火がなくても、そのまま開けるだけでバラエティ豊かな食事が楽しめます。白飯からおかゆ、ビーフカレーやツナポテトサラダの洋食、鶏そぼろや鶏肉のうま煮の和食がそろっています。

製造日から常温で3年半の保存が可能ですが、おかずがそろっているため日常の食事でも活用できローリングストックにも有効。また、保存缶も缶切り不要で開けられるタイプのため、災害時にもすぐに活用できます。

災害用のお菓子やカロリー補給としておすすめ、食べやすい「井村屋えいようかん」

避難生活ではできることも制限されますし、長期化するとよりストレスが溜まってしまいます。非常食でもお菓子などの甘いものを入れて、食べる楽しみを増やしたいときにおすすめの商品です。

常温で5年間もつ保存性の高さに加えて、1本で171Kcalとご飯お茶碗一杯分相当の栄養価もあります。手早くカロリーを補給したいときにも活用できます。また、つるりとした食感のようかんのため、ビスケットなどのお菓子と違って、水がなくても食べられるメリットもあります。

コンビニでも市販、安い、震災時もいつもの物が食べられる安心感「日清カップヌードル」

お湯をかけるだけで食べられる、災害時はお湯がなくてもそのままかじって食べられるインスタント麺も、防災用品のランキングの中では人気の製品です。さらに、市販されているためスーパーでもコンビニでも手に入り、ローリングストックもしやすいです。何よりも、災害時でも普段食べている物を食べられる安心感も得られます。

スタンダードなカップヌードルの他にも、色々な味をそろえておけばバリエーションも持たせられます。

非常食を上手に選んで地震や災害に備えよう

備蓄しやすい非常食を選ぼう

非常食の上手な選び方をおすすめ製品10個と一緒に紹介しました。備えあれば憂いなし、の言葉通り万が一の事態の時にも、あらかじめ準備や用意をしておけば安心です。

防災セットと一緒に非常食の備蓄をしておくと、普段の生活でも安心感が持てます。ローリングストックを上手に活用すれば、収納のわずらわしさを感じずに準備ができます。こちらのページを参考に、納得の非常食選びを始めましょう。


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