SONY(ソニー)のイヤホンの厳選おすすめ10選【決定版】

竹澤承太郎
公開: 2018-12-25
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SONY(ソニー)のイヤホンの特徴

ドンシャリサウンド系が多い

SONY(ソニー)のイヤホンは、ドンシャリ系サウンドが多いことが良く知られています。ドンシャリという表現は、低音と高音域がブーストアップされていて、ヴォーカル音が含まれる中音域は控えめという構成のことです。

ヘッドフォンとは異なりドライバーサイズを極端に大きくすることは出来ないため、全音域を均等に強調することは難しくなります。しかし、例外的にXBAシリーズのみ低音から高音までをフラットな構成としているイヤホンも販売されているので、SONY(ソニー)のイヤホンは幅広いシリーズ構成から自分好みのイヤホンを探す楽しみがあるわけです。

テクノサウンドやEDM系の音楽が好きな人におすすめ出来る製品が多くなっています。密閉型イヤホンを得意としている背景として、限られたサイズ内で高音質を実現するために、設計を綿密に行っているからです。SONY(ソニー)ならではの音質は、イヤホンのシリーズごとに特徴を持たせてあります。

再生周波数が幅広い

SONY(ソニー)ならではの技術力を活かして、再生周波数帯域が幅広いイヤホンを発表しています。中でもハイレゾ音源に対応した製品を多数展開している点は、高品質な音楽観賞を行いたい人におすすめです。ハイレゾ対応製品は、高域再生性能40kHz以上が可能である点が条件となっているので、再生可能周波数帯が5Hz~50kHzといったイヤホン表記を確認することで分かります。

CD音源である16bit・44.1Khzを超える高品質な音源を用いれば良いので、近年は音楽配信サービスやXPERIAシリーズとWALKMANシリーズでハイレゾ音源を再生可能なプレーヤーが増えている状況です。

SONY(ソニー)製品にハイレゾ音源対応モデルが多いことは、積極的に高音質な音楽を手がけていることが分かります。生演奏を聴いている時には、アナログ状態でノイズと共に聞くことになりますが、音楽鑑賞時にはデジタル収録された音源を再生するので、サンプリングレートが高いほど高音質です。

Bluetooth対応製品も進化している

スマートフォンに牽引される形でBluetooth対応のイヤホンが増えてきましたが、SONY(ソニー)のBluetoothイヤホンは、幅広い対応コーデックにより高音質化を実現しています。従来のBluetooth規格では、標準で採用しているSBCコーデックは音楽愛好家にとって満足できる音質では無く、APT-XやAACといったより高音質なコーデックが開発されて来ました。

SONY(ソニー)のイヤホンには、ハイレゾ音源に対応したBluetooth接続のワイヤレスイヤホンが登場しています。ハイレゾ音源に対応した新しいコーデックとして、LDACを発表・搭載した製品を展開しており、最大96kHz/24bitをワイヤレスイヤホンでありながら実現しています。

今まで有線接続のイヤホンしか選択肢に入らなかった音楽愛好家にもおすすめ出来る高音質モデルが増えているわけです。SONY(ソニー)製のハイレゾ音源対応ワイヤレスイヤホンならば、音質に妥協することなく音楽観賞を楽しめます。

コスパの高い型落ちモデルも狙い目

SONY(ソニー)のイヤホンが欲しいと考えた時に、性能だけでなくデザイン性に優れている点を見逃せません。全く同じ再生可能周波数帯であって、音質に極端な差が無ければ外出時に使用することが多いイヤホンほどデザインが優れている点はおすすめポイントになります。

なぜなら、SONY(ソニー)のイヤホンならば、ファッションとの一体感を演出しやすいからです。しかし、同時にSONY(ソニー)製品のブランド力と人気の高さから、価格がやや高めな点は否定出来ません。

そこで、型落ち品を狙うという方法があります。SONY(ソニー)のイヤホンは先進技術と流行に合ったファッション性を重視するので、製品投入サイクルが短く新製品が次々と登場するからです。

イヤホンにかけられる予算が追いつかなければ、少し待つだけで型落ち品として安くSONY(ソニー)のイヤホンを入手出来ます。若者であっても手頃な価格で入手しやすくなる点もSONY(ソニー)ならではです。

ノイズキャンセリング機能にも注目

カナル型イヤホンを得意とするSONY(ソニー)製品には、音楽業界をリードする機器を多数開発してきた経緯から、ノイズキャンセリング機能が優れています。密閉型のイヤホンだからこそ周囲の環境音を遮断出来ますが、同時に音楽観賞に必要な音とノイズを分けて再生出来るノイズキャンセリング機能が秀逸です。

SONY(ソニー)のイヤホンには、マイク付きイヤホンが多くXPERIAシリーズとの相性が良いことからも、ノイズキャンセリング機能は通話時にも活躍します。音楽プレーヤーとの相性が良く、一度使い始めると買い替え時にも同じラインナップから選ぶ人が多いほどおすすめの製品が並ぶわけです。

シリーズごとに音質とノイズキャンセリングの有無が異なり、ドライバーサイズとデザインにも違いがあるので、最初に好みの製品を見つけるまでが手探りとなります。しっくり来たSONY(ソニー)のイヤホンを見つけることが出来れば、お気に入りの製品となるわけです。

SONY(ソニー)のイヤホンのおすすめ

MDR-XB75AP

SONYのイヤホンの画像

SONY(ソニー)MDR-X75APは、切削アルミニウムハウジングを採用することにより、余計な振動を抑えたイヤホンです。独自開発の12mmドライバーは、ドーム部分を大きくしたオリジナルデザインのために16mmドライバー相当のドームサイズを実現し、低音域に厚みがある音楽が好みの人におすすめ出来ます。

エッジ幅を抑えたドライバーのために、可動域が広くサイズの割に幅広い音域を出せるので、見た目よりも重厚な音響効果を期待可能です。アングルドイヤーピースと呼ばれる小型のイヤーピースを採用しているので、SONY(ソニー)ならではの遮音性を有し、ドライバー部分から鼓膜までをより密閉させることに成功しています。

耳の奥までイヤーピースが入るので、多少動いてもイヤホンが外れにくくなっており、装着感と高音質のバランスが取れているわけです。また、ハウジング上に設置したダクトにより低音域を調整するベースブースターにより、重低音が過剰にならないよう調整しています。

限られたスペースで様々な音質を追求する設計が施されていることから、ヘッドフォンで聴いているかのような幅広い音域を満遍なく高解像度にて聴取出来るイヤホンに仕上がっているわけです。

MDR-EX450AP

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SONY(ソニー)MDR-EX450APは、アングルドイヤーピース方式を採用したマイク付きと無しの2種類のモデルから選べる密閉型イヤホンです。ドライバーサイズを最大化するために、イヤーピースの挿入角度とドライバー角度を変えてデザインすることにより、再生周波数帯域全体を高解像度再生出来るように工夫されています。

イヤーピース素材にも工夫が凝らされていて、2種類の硬度が異なる素材により、耳穴から抜けてしまわない工夫がされているわけです。切削アルミニウムハウジングにより12mmドライバーによる低音であっても、共振を防いで低音域から中音域へスムーズに繋げます。

また、ビートレスポンスコントロールと呼ばれるハウジング部分に通気孔が空けられていて、低音域再生時にドライバーのドーム部分が大きく触れた時の余剰振動が抜ける状態です。

低音域から中音域への繋がりを良くすることで、ヴォーカル音をしっかり聴き取れる工夫もSONY(ソニー)ならではのこだわりです。XPERIAを始めとするスマートフォンとの連携機能がSmartKeyアプリにより充実しているので、手元でコントロール可能なリモコンをカスタマイズして使いたい人におすすめのイヤホンとなっています。

XBA-N3BP

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SONY(ソニー)製イヤホンの多くは、低音と高音が強調されて中音域が控えめのドンシャリ系が多いですが、XBAシリーズのみフラットな音声コントロールが行われています。

XBA-N3BPは、SONY(ソニー)がこだわる原音そのままの音質を追求したい人におすすめの高品質イヤホンです。再生周波数帯域として3Hz-40kHzというハイレゾ音源対応ギリギリの幅広い再生周波数を実現しているので、20Hz以下の超低音から40kHzというハイレゾ領域の入り口までをカバーしています。

LCP振動板採用の9mm高感度ダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュア・コントロールを採用したHDハイブリッドドラバーシステムにより、原音が持つ生音をそのまま表現することが出来るわけです。重低音ばかりブーストアップなイヤホンとは一線を画し、弦楽四重奏曲を聴いた時の感動度合いが大きく変わります。

高音域の再生環境を澄みきった音声とするために、ノイズ低減に対する取り組みを強化し、銀コートOFCケーブルという無酸素銅に銀コーティングを施した線を用いています。銅線やイヤーピースに至るまで拘り抜いているからこそ完成した、生音そのままをリアルに再現可能な高品質イヤホンです。

MDR-EX750BT

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MDR-EX750BTは、SONY(ソニー)ならではのLDACコーデックに対応したハイレゾ音源Bluetoothイヤホンです。従来のBluetoothで使われていた標準コーデックSBCでは、有線接続と比較して伝送可能な情報量に制限が大きかったため、音質に妥協が必要でした。

しかし、LDACを採用することにより最大990kbpsの伝送速度を取り扱えることになり、ハイレゾ音源の再生が可能となったわけです。SONY(ソニー)の製品でハイレゾ音源対応マークを取得出来ることは、40kHz再生に対応する必要がありますが、MDR-EX750BTは5Hz~40kHzまで対応しています。

ワイヤレスイヤホンであっても音質に妥協したくない人におすすめのモデルです。連続待受200時間と連続再生約7.5時間あれば、1日外出していてもながら聴きを続けない限り電池持ちの心配がありません。

9mm高感度ドライバーを採用し、振動板の形を工夫することで、ドライバーサイズは小さくても幅広い音域再生を可能にしています。マイク機能としてエコーキャンセレーションとノイズサプレッションを搭載しているので、相手との通話時に何度も聞き直してしまう問題が無くなり、大切な相手との通話時にも失礼無く対処出来るようになります。

WI-SP500

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手軽に使えるワイヤレスイヤホンが欲しいなら、SONY(ソニー)のWI-SP500がおすすめです。連続待受200時間と連続再生8時間というバッテリー性能は、通勤通学と休み時間に音楽観賞を行う時に適しています。

Bluetooth v4.2を採用し、SBCとAAC再生コーデックに対応しているので、スマートフォンとの接続に必要な標準機能を搭載しています。ペアリングを行う際には、音楽プレーヤーやスマートフォンがNFCに対応していれば、タッチすることでペアリング設定画面をすぐに呼び出すことが可能です。

オープンエアー型を採用しているので、周囲の環境音を聞きながら動くことが出来るために、通話着信と周囲の危険察知を同時に行えます。軽くランニングをしながら装着してもイヤホンが外れにくいように、イヤーピース上に突起状の模様を用意してあります。

また、IPX4相当の防水性能を持っているので、ジョギングやワークアウト時に突然雨が降り出しても慌てること無く対処可能です。WI-SP500は、日常生活でSONY(ソニー)のイヤホンをいつでも使えるように、最大8台までのマルチペアリング設定に対応しています。常に持ち歩けるように設計された普段遣いのイヤホンです。

XBA-A3

原音を忠実に再生したいと考えている人におすすめのモデルとして、SONY(ソニー)製XBA-A3はハイレゾ音源対応モデルの中でも多くの人に支持されています。最上位モデルZ5には手が届かなくても、XBA-A3ならば価格性能比が優れていて、3Hz~40kHzという幅広い再生周波数帯域を確保しています。最大の特徴は、SONY(ソニー)が独自開発を行ったHDハイブリッド3ウェイドライバーユニットです。

16mmLCP搭載ドライバーをカナル型イヤホンと低域再生用に特化して配置したことにより、垂直設置が行われていてバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットをフルレンジと高音域ツイーターとして2基搭載しています。

低音・中音・高音域を担当するユニットの接続性が良くなるように考えられて設計されているので、音の繋がりが良いだけでなくブーストアップされて歪むといった心配もありません。XBAシリーズならではの原音そのままの生音をいかに表現するかという点がしっかり考えられているわけです。

また、耳に合わせて形状を自由に変えられるアジャストフリーイヤーハンガーを採用しているので、耳が痛くなることなく多少激しい動きをしても安定してイヤホンを装着出来ます。

MDR-EX750NA

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環境ノイズを気にせずに解像度が高い音楽観賞を行いたいならば、SONY(ソニー)製MDR-EX750NAがおすすめです。なぜなら、ハイレゾ音源に対応する5Hz~40kHzという幅広い再生周波数帯域に対応しつつ、2つのマイクを使ったノイズキャンセリング機能を備えているからです。

イヤホンの内側にあるフィードバックマイクと外側にあるフィードフォワードマイクによりノイズを集音し、デジタルノイズキャンセリングエンジンにより即座に生成したノイズを打ち消す信号を生成してリアルタイムにノイズを打ち消します。

SONY(ソニー)製のデジタルノイズキャンセリングの中でも、MDR-EX750NAはフルオートAIを搭載しているので、環境音から3つのノイズキャンセリングモードを自動的に選択して動作する仕組みです。

9mmドライバーから生成される音声のうち、ハウジング部分に通気孔を設けて低音域再生時に出る余計な振動を空気の出し入れにより調整して、ノイズが発生しづらい構造としています。振動板を駆動する磁気回路を外磁化することにより、ドライバーユニットの駆動力を引き上げているわけです。

小型のイヤホンでありながら、高音質を求める人に向いているイヤホンです。

MDR-XB55

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グルーヴ感を重視して手軽に使えるイヤホンが欲しいなら、SONY(ソニー)製MDR-XB55がおすすめです。カラーバリエーションが豊富に揃っているので、複数本持っていてもその日のファッションに合わせて好きな色を持ち歩けます。

再生周波数帯域として4Hz~24kHzに対応し、迫力ある重低音を得られるイヤホンとして人気です。ベースブースターを搭載しているので、ドライバーユニットから鼓膜までの間を密閉型イヤホンとすることで気密性を高めています。

また、低音域を再生する際にドライバーユニットの駆動性を高めるために、ハウジング部分に設けたダクトにより低音と中音の境界線が滑らかになるように工夫されているわけです。12mmのドライバーユニットは、ドーム部分のサイズが16mmドライバーと同等サイズとしていて、ドーム部分の可動性を高めることで4Hzという超低音を再生可能にしています。

SONY(ソニー)の技術力により、高磁力ネオジウムマグネットを16mmドライバーと同等のサイズを搭載し、ロングボイスコイルを採用することで安定性を増して歪みを消しているわけです。重低音をしっかり再生出来ていながら、小型軽量タイプのイヤホンとして仕上がっています。

WF-1000X

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SONY(ソニー)WF-1000Xは、完全ワイヤレスタイプのイヤホンが欲しい人におすすめ出来る製品です。単にワイヤレスイヤホンが必要なだけならば数多くの製品がありますが、アンビエントサウンドモードを搭載している点に特徴があります。

カナル型イヤホンは、耳穴を完全に塞ぐために遮音性に優れていますが、周囲を警戒しなければならない時に毎回イヤホンを外す動作は面倒です。一度外してから再装着すると、フィッティング感が変わってしまうので、何度も着脱を繰り返すシーンでは音楽に集中出来るまでに時間を要します。

アンビエントサウンドモードならば、外部音声取り込み機能によりワンタッチで周囲の環境音を音楽を聞きながら取り込むことが可能です。電車内で車掌のアナウンスを聞かなければならない時にも、音楽再生を止めずに必要な連絡事項を確認して再度音楽観賞に戻れます。

SONY(ソニー)が開発した専用アプリHeadphones Connectを使用すれば、ノイズキャンセリング機能のオンオフと、外音取り込み機能としてボイスモードとノーマルモードの切り替えが可能です。専用ケースから取り出すだけですぐに電源がオンとなるので、必要な時に装着して使えます。

MDR-XB50BS

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SONY(ソニー)MDR-XB50BSは、Bluetooth v4.1対応のワイヤレスイヤホンです。ジョギングやワークアウト時にも使用出来るスポーツ仕様のモデルとして、IPX4相当の防水性能を持っているので、突然の雨であっても気にせずにそのまま最後までワークアウトを終えられます。

ジョギング時にも耳穴からイヤホン部分が外れないように、外耳に引っ掛けるタイプのアークサポーターを搭載しているので、耳の外側にフックを掛けるタイプが眼鏡のために苦手な人におすすめ出来るイヤホンです。

イヤーピースも外れにくくするために一般的な製品よりも30%長くしてあるので、耳の奥まで入れることが出来ます。再生可能周波数帯として4Hz~24kHzと低音域を幅広くサポートしており、12mmドーム型ドライバーを使ったEXTRA Bass Soundを搭載した重低音が特徴です。

SONY(ソニー)製イヤホンの中でもスポーツモデルとしてワークアウトのモチベーションが上がるように、重低音を強調した音楽鑑賞に適しています。操作ボタンを耳元に集約してあるので、走行中にあと一息頑張ろうという時には、ビート感をアップした曲へ素早く切り替えることで最後まで走り切ることが出来るわけです。


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