ロジクールのゲーミングマウス おすすめ6選徹底比較!

中間睦月
公開: 2018-12-10
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ロジクールのゲーミングマウスの特徴

ロジクールのゲーミングマウスの画像

FPSからMMORPGまで幅広く最適化

ロジクールのゲーミングマウスは、様々なオンラインゲームに対応するために豊富なラインナップが取り揃えられています。ファーストパーソン・シューティングゲーム(
FPS)から、複数人が同時に参加するオンラインゲーム(MMORPG)まで多彩なゲーム環境に対応するため、グレードの上下だけでなく求める性能の違いから、同じモデルの姉妹モデルが登場している点が特徴です。

DPI、レポートレート、IPS、サイドボタン数の4つの違いに加え、有線、無線とオンボードメモリの有無の組み合わせにより、オンラインゲームとの相性が決まります。FPSやMMORPGで求められる機能や性能の違いに応じておすすめモデルがあります。

遅延対策を徹底したワイヤレスマウスも

好みのモデルが見つかっても有線接続と無線接続の違いで購入する製品が決まります。FPSでは反応遅延は即座にハンデになってしまうので、相打ちだと思っても実際には負けていたという状況が生まれやすいです。

ロジクールのゲーミングマウスは、無線モデルに遅延対策を徹底してますが、ゲームタイトルによっては遅延がない有線接続をおすすめする人が多いです。このため、ロジクールでは有線接続と無線接続の両モデルを展開していることがあり、型番違いで似た製品があります。

DPIを細かく調節可能

対戦相手も常にフィールド内を動き回るFPS対戦ゲームでは、反応速度が勝負を決することが多いので、DPIの数値が最適な範囲に調整でき、レポートレート1,000回/秒という数値が基準となります。

実際にマウスのトラッキング速度はFPSゲーム内での役割にも左右されるので、スナイパー役ならば低DPI、リボルバーなら高DPIといったロジクールゲーミングソフトウェアによる細かい調整が出来るモデルがおすすめです。

レポートレート1,000回/秒は、FPSタイトルをプレイする上ですでに標準的に求められる数値となっているので、FPS用ゲーミングマウスを選ぶ際の基準になります。

豊富なサイドボタン

MMORPG用のゲーミングマウスは、ロジクールG600に代表されるようにキーボードを押さなければならない部分をマウスのサイドボタンで代用する手法です。中でもF1からF12までの12キーをすべてサイドボタンに割り当て可能な12サイドボタン機種がおすすめです。

16年以上の歴史を持つLineage1は8~12キーを使うプレイが多いので、12ボタンモデルが登場した際には一斉に切り替えたユーザーが多くなりました。FPSとは異なり反応速度をさほど重視せず、MMORPG用は使い勝手を重視しているので、同じ12サイドボタンモデルであっても有線接続と無線接続の違いがありません。

ロジクールのゲーミングマウスのおすすめ

G502 Hero

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ロジクール製ゲーミングマウスの中で最高の最大16,000dpiというトラッキング速度を実現したFPSプレイヤーへおすすめのモデルです。有線接続による安定した接続性と調整可能なDPI、レポートレート1msという毎秒1,000回を誇る性能を保ち、IPSも400に到達しています。

可変式DPI設定は、ロジクールゲーミングソフトウェアにより100~16,000までのDPIすべてに対してゼロスムージング、ゼロフィルタリング、ゼロアクセラレーション動作を実現。ロジクール最高品質の性能を持つモデルとして、プロゲーマーやeスポーツ競技者の中でもおすすめしている人が多いモデルです。

通常はサイドボタンが2つのゲーミングマウスが多いですが、サイドボタン3つと左右クリックの脇に2つずつ、ホイール下に1つの合計11のボタン構成で、いずれもプログラミング可能となっています。光学センサーが違うモデルが複数あり、G502 RGBとG502 HeroではDPI性能が異なります。

ゲームプレイ中には操作感をゲームタイトルに合わせて最適化するために、ゲームウェイトを装着出来るようになっているゲーミングマウスが多いです。G502Heroでは、別途3.6gのウェイトを最大5個前後左右と中心に装着出来るので、ゲームタイトルに合わせた最適な操作性をチューニング出来ます。ボタンは最大5,000万回のクリックに対応でき、耐久性についても申し分ないモデルです。

G402

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G402は、FPSタイトルをプレイする上でDPI性能よりもIPS性能を重視する時におすすめの有線ゲーミングマウスです。トラッキング解像度は240~4,000dpiとG502Heroよりも最大トラッキング解像度が1/4ですが、DPI感度を瞬時に変えられる4段階切替スイッチが付いています。スナイパーとしての動きと、走りながらの射撃を場面ごとに使い分ける時にとても便利な機能です。

また、G502Heroを上回るIPS500を達成していることは、激しい戦闘シーンでマウスを急激に移動させた時に反応できる速度の上限が高いことを意味します。場面が急速に切り替わるタイプのFPSに向いています。

8個のボタンはプログラミング可能。マクロを組んで入れることも出来るので、32ビットARMプロセッサーによる高速動作により瞬時に設定したマクロを遅延なく起動出来ます。FPSタイトルはボタンの数が多すぎても展開が早くてついて行けないことが多いので、8ボタンという構成は機能を厳選する際に役立ちます。高速クリックによる反応の早さと、2,000万回のクリック耐久性は、ハードなプレイを行うユーザーにおすすめです。

PROゲーミングマウス

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FPSやeスポーツのプロが愛用するPROゲーミングマウスは、競技大会でも使用されるほど考え抜かれた製品です。

競技会に慣れていないプレイヤーにとって、競技開始前の環境構築は時間がかかるものです。設定を忘れるとプレイ開始後のリカバリーは難しいものですが、PROはオンボードメモリで設定したマクロや環境値を記憶させておけるプロファイル機能があり、余裕を持って競技に臨めます。プロゲーマーも愛用する「PMW3366」と呼ばれるトラッキングセンサーにより、200~12,000dpiの高解像度をロジクールゲーミングソフトウェアで設定・制御出来ます。

レポートレート1,000回/秒とIPS400という数値もFPSの競技会では一般的で、標準的な仕様を求めるなら最初のゲーミングマウスとしておすすめです。プレイ中にバランスが悪くなるゲーミングマウスが多いですが、メカニカルボタンテンショニングという仕組みにより、最小限の力で繰り返しクリック出来て、左右ボタンを押した時のバランスが維持出来ます。

G903

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最上位モデルのG903は、無線接続のゲーミングマウスでありながら有線接続にも対応するマルチプラットフォーム型のおすすめ製品です。

FPSタイトルは無線接続で生じるレポートレート低下と遅延問題により、レベルが上がるほど有線接続タイプのゲーミングマウス利用者が増えます。G903はロジクール独自の研究により、有線接続の上位モデルと同等の1,000回/秒というレポートレートを達成しており、無線接続にありがちな遅延問題を解消しています。

最大11個のプログラミング可能なボタンには、ロジクールゲーミングソフトウェアによりマクロ機能を持たせることができ、左右対称形のボタン配置も印象的。ゲームを左右するDPI設定は200~12,000dpiの間でクイック切り替えにも対応し、FPSタイトルをプレイ中にスナイパーを待ち受けるなら低DPI、走りながらのプレイなら高DPIへと瞬時に切り替え出来ます。

オンボードメモリ機能を搭載し、マクロ機能と環境設定をプロファイルとして最大5件登録出来ます。

G600t

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MMORPGに特化したロジクール製マウスとして知られ、サイドボタンに12個のスキルを割り当て可能な有線接続のゲーミングマウスです。G9からG20までのサイドボタンにはキーボードのF1からF12に割り当てるスキルを配置でき、キーボード操作が多いMMOタイトルでもマウス中心のプレイが可能になります。

トラッキング解像度は200~8,400dpiとFPS向けのロジクール製ゲーミングマウスと比較すれば低くみえますが、他メーカーのFPS向けマウスと大差ない水準の解像度です。レポートレート1,000回/秒はFPS向け製品と変わりません。

IPSについてはMMOタイトルの多くが激しい戦闘シーンでの加速は重視していないため、160という数値でも十分すぎるほどの性能です。eスポーツの競技会用途でもない限り、FPSタイトルなら十分おすすめできます。耐久性も2,000万回クリックに対応していて問題ありません。

Gボタンへのカスタマイズやプログラミングした設定をプロファイル化して保存できるオンボードメモリ機能付き。最大3つのプロファイルを保存できます。

G300S

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ゲーミングマウスは高価で敷居が高いと感じている人にとって、最初に1台としておすすめです。DPI性能は200~2,500dpiで競技用には物足りないですが、通常プレイなら問題ないレベルです。

MMORPGでの使用ならば何ら問題ありません。ゲーミングマウスならではの9ボタン仕様は、ロジクールゲーミングソフトウェアによりプログラミング可能なボタンへスキルを割り当ててプレイ出来るので、よく使うスキルや呼び出しキーだけを登録しておけば十分に楽しめます。

また、Gボタンだけでなく全体が完全に左右対称となっているので、左利きの人がマウス操作を行う際におすすめしやすいモデルです。ゲーミングマウスの大半が右利き用のボタン配置ですが、使いにくいと感じているならばG300Sを利用してみるのもいいでしょう。

レポートレート1,000回/秒の有線接続ゲーミングマウスとして必要な反応速度を持っていて、150IPSとMMOオンラインゲームを行うためには十分な性能があります。プロファイルも最大3つ保存できます。


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