フルワイヤレスイヤホンおすすめ厳選5選!高音質を重視する方に

竹澤承太郎
公開: 2018-11-12

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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フルワイヤレスイヤホンとは?

フルワイヤレスイヤホンとは、bluetooth接続を行う無線式のワイヤレスイヤホンのうち、左右のイヤホンを繋ぐネックバンドケーブルすらも無い耳栓型のタイプを指します。左右のイヤホン筐体自体にバッテリーを内蔵し、スマートフォンやオーディオ機器と接続を行うので、ケーブル自体を完全に失くした製品です。

各メーカーにより完全ワイヤレスイヤホン・左右分離型・左右独立型・トゥルーワイヤレスといった様々な呼び方をしています。イメージしづらい場合には、Apple社製のAirPodsをイメージすると分かりやすいです。左右の筐体を結ぶコードすら廃止していることから、使わない時には専用ケースに入れて持ち歩く方法が各メーカーにより採用されています。

フルワイヤレスイヤホンのメリット

フルワイヤレスイヤホンの画像

フルワイヤレスイヤホンのメリットは、主に3点あります。

タッチノイズが無い

スマートフォンとの接続がワイヤレスであっても、ヘッドバンドケーブルがスポーツやジムでトレーニング中に衣服に触れると、ガサガサとした特有のタッチノイズが聞こえてしまいます。キツめのワークアウト中にタッチノイズが聞こえてしまうと、モチベーションが下がる原因となるので気になる人ほどフルワイヤレスイヤホンがおすすめです。ケーブル長を極限まで短くするという工夫もありますが、そこまでしてケーブル接続に拘る必要は無く、フルワイヤレスイヤホンへ変えてしまえば一瞬で解決します。

スポーツ中にコードが邪魔にならない

スポーツ中には汗をかくのである程度コード巻取り機能が付いていても一度気になりだすと集中出来ません。また、ジムトレーニング中にはトレーニングマシンへコードが巻き込まれないか心配になり、頭部を振るトレーニングほどコードの存在が頭から離れなくなります。筋トレ経験者ならば分かるように、筋トレ中は鍛える筋肉を意識しなければならないので、フルワイヤレスイヤホンならばトレーニングへ集中出来るわけです。

断線しない

フルワイヤレスイヤホンにはケーブル自体が存在しないので、耳栓をしている感覚でスポーツやトレーニングへ取り組めます。左右の筐体を繋ぐネックバンドコードがあると、激しいスポーツをしているほど断線リスクが存在するので、着脱式でなければ修理が必要になります。フルワイヤレスイヤホンならば、いつ断線してしまうのかという不安が無いために、スポーツやトレーニングに集中可能です。

フルワイヤレスイヤホンのデメリット

フルワイヤレスイヤホンを使う上で感じてしまうデメリットは、予め知っておくことで仕様だと割り切って使うことが出来ます。次の3点がデメリットとなるかじっくり考えた上で問題なければフルワイヤレスイヤホン導入はおすすめ出来ます。

バッテリー残量を気にしなければならない

左右の筐体をネックバンドにより繋ぐタイプならば、バッテリーパックを別途大きめに用意出来るので連続再生時間が8時間以上となります。フルワイヤレスイヤホンでは、左右のイヤホン筐体が大きくなりすぎないように小型軽量化が必要となるので、3時間~5時間程度しかバッテリーは保ちません。スマートフォン本体側でバッテリー残量を表示できるモデルならば、充電タイミングを考慮しながら使えます。

ワイヤレスならではの音飛びと音質に納得出来るか

ワイヤレス接続に共通する問題として、音飛びが発生するリスクはあります。中でもフルワイヤレスイヤホンは、左右のイヤホン筐体すら完全に独立しているので、遅延が発生すると左右から聞こえてくる音楽にズレが発生します。音質についてはBluetooth標準のSBC方式よりも更に高音質なAACやapt-Xコーデックに対応している製品が増えているので、最新技術を使ったモデルほど音飛びと音質の問題は気にならなくなっています。

紛失するリスクがある

フルワイヤレスイヤホンは、左右の筐体が完全に独立しているので、通話時には主イヤホンのみを使用する片耳モードが搭載されています。使用していない側の副イヤホンをポケットやカバンに入れておくと、紛失リスクがあるわけです。紛失リスクに対しては、各メーカーにより充電可能な専用ケースをセットで用意することにより、常に未使用時は充電する習慣をつけてもらうことで紛失リスクに対応しています。また、一部メーカーでは、専用アプリにより紛失時にフルワイヤレスイヤホンの場所をGPS機能を使って検索できるサービスがあります。

フルワイヤレスイヤホンの選び方

フルワイヤレスイヤホンの画像

初めて購入するなら1~2万円は出したい

フルワイヤレスイヤホンには、3,000円台からの激安品から5万円以上の超高級品まで様々な価格帯の製品が多くのメーカーから登場しています。初めてフルワイヤレスイヤホンを購入するなら、1万円~2万円代半ばまでのミッドレンジ品がおすすめです。

なぜなら、低価格品ほど接続性と音質に問題がある製品が多く、実用的で長く使える製品を選ぼうとすると、ある程度メジャーなメーカーから登場している主力製品が中心となるからです。フルワイヤレスイヤホンに必要な機能を一通り満たした製品を選ぶ際には、価格性能比が良いミッドレンジ品から自分の好みに合わせて選択すれば不満が出にくくなります。価格重視で激安品をいくつも購入し直すことだけは避ける必要があります。

コーデックによって音質が大きく変わる

フルワイヤレスイヤホンの大半は、Bluetooth規格が採用されているので、Bluetooth標準の圧縮コーデックSBCならば基本的に対応しています。しかし、更に上の音質を実現しているコーデックとして、AAC・apt-Xが登場しているので、音質重視ならばApple製品向けのAACまたはAndroid向けのapt-Xに対応しているフルワイヤレスイヤホンがおすすめです。

また、apt-Xよりも上の音質を求めるならば上位規格としてapt-X HDがAndroid機種向けに登場しています。一部メーカーからはハイレゾ音源に対応したLDACに対応しているコーデックも登場しており、主にXperiaシリーズを所有していれば使用可能です。従来はフルワイヤレスイヤホンであることが注目されていましたが、音質にこだわったモデルが多数登場しています。

BluetoothのバージョンはV5.0が理想

フルワイヤレスイヤホンで採用されているBluetooth規格には、V4.0からV5.0まで複数の通信規格があります。最もおすすめな通信規格はv5.0ですが、音楽再生という観点からはv4.2以上でデータ転送速度アップが行われて高ビットレート音声の転送が可能になっています。

V5.0では従来よりも通信範囲が4倍かつ通信速度が2倍となっているので、高ビットレート再生をしても音声が途切れにくくなるわけです。また、Apple製品についてはW1チップ搭載している製品ならば、Class1という一般的なBluetooth機器の10mという通信範囲を超える100mの伝送距離を実現しているので、途切れにくいという点で優れていておすすめです。フルワイヤレスイヤホンでは、通信速度と安定性で選ぶと良いです。

バッテリー容量が多いものは重い

イヤホンの左右筐体が完全分離型となっているフルワイヤレスイヤホンでは、左右それぞれに充電式バッテリーを内蔵しています。省エネ化を進めても、ネックバンド部分に大容量バッテリーを配置出来る一体型モデルほどの再生可能時間確保は重さに関わるので現実的ではありません。

そこで、単体使用時のバッテリー駆動時間が3時間~5時間程度に入っていて、収納ケースに補助バッテリーが内蔵されていて絶えず充電可能な製品を選ぶとおすすめです。フルワイヤレスイヤホン単体の再生可能時間と、専用ケースに内蔵された補助バッテリーで何回分充電可能なのかという点を比較すれば、1日フル活用しても帰宅時までバッテリーが保つかを判断出来るわけです。

突然の雨やスポーツ時の汗対策に防水タイプもおすすめ

外に持ち歩くことが多いフルワイヤレスイヤホンは、突然の雨やスポーツ時の汗により防水性能がある程度求められます。防水性能は、IPXによる規格で定められているので、どこまでの防水性能を求めているのか事前に決めておくことがおすすめです。

なぜなら、IPX4では飛沫防水程度に対してIPX5では水を直接放水しても弱ければ耐えられる程度の防水性能となっているからです。IPX6ならば勢いよく水をあらゆる方向から掛けても防水性能を維持し、IPX7になると1mの水に鎮めても問題ないほど耐水性があります。雨天時にワークアウトを実施するならIPX5程度は欲しいですが、水泳時に使用するならIPX7程度は最低でも必要になるわけです。フルワイヤレスイヤホンは、必要な防水性能を選んで決めると良いです。

フルワイヤレスイヤホンのおすすめ【高音質重視】

Bose SoundSport Free wireless フルワイヤレスイヤホン

フルワイヤレスイヤホンの画像

Bose SoundSport Free wirelessは、Bose初のフルワイヤレスイヤホンとして防滴仕様のIPX4を採用しています。音質を重視する製品らしく、独自のStayHear+ Sportチップにより外れにくさと長時間使用時に耳が痛くならない設計です。

一度の充電で連続再生5時間を誇り、付属のケースに内蔵された補助バッテリーで約2回分充電可能なため、最大15時間の再生時間が確保出来ます。付属のケースごとフル充電を行った上で外出すれば、終日バッテリー切れに悩まされること無く、Boseならではの高音質な環境のまま音楽鑑賞可能です。

フルワイヤレスイヤホンを万が一紛失しても、BoseConnectアプリ経由で最後に使用した場所を表示出来るので、うっかり屋さんにもおすすめの製品です。

Zolo Liberty+ フルワイヤレスイヤホン

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Zolo Liberty+は、アメリカのクラウドファンディングであるキックスターで3億円の開発費用を集めたことで知られるBluetooth v5.0対応のフルワイヤレスイヤホンです。IPX5基準の防水性能を持っていて、GripFitテクノロジーにより耳に装着してからゆっくり回転させるだけで外れにくくジョギングにも使用できます。

グラフェンドライバーによりしっかり重低音が効いたサウンドは、ワークアウトの終盤でモチベーションを維持したい人におすすめ出来ます。周囲音取り込み機能が付いているので、普段は遮音性が高いフルワイヤレスイヤホンでありながら、電車内やジョギング中に周囲の音を聞く必要がある時には、どちらか一方のボタンを3秒以上長押しするだけで切り替え可能です。

TWS-X9 フルワイヤレスイヤホン

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片耳と両耳モードを切り替えて使えるBluetooth v5.0対応のフルワイヤレスイヤホンです。一度ペアリング設定したスマートフォンや音楽プレーヤーとは、ケースから出して電源が入ると自動的に再接続するのでペアリングが面倒だと感じている人におすすめです。

通話を行う際には、両耳から音声を聞くことが出来るので違和感を感じて片耳を外す必要がありません。イヤホン電池容量の10倍サイズある500mAHリチウム電池内蔵のケースへ戻すだけで充電が開始されるので、3時間の音楽再生時間であっても充電時間が1時間と短く終日持ち歩いて使えます。2台のスマートフォンへの接続に対応しているので、プライベートと会社支給のスマートフォンからの着信を逃しません。

Jabra Elite Active 65t フルワイヤレスイヤホン

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Jabra Elite Active 65tは、防塵と防水の両方に対応したフルワイヤレスイヤホンです。IP56に対応しているので、防塵5等級と防水6等級を誇り、過酷な環境下での使用でも故障しづらいタフさからハードなスポーツをしている人におすすめ出来ます。

省エネ設計として、音楽再生中にイヤホンを耳から外すと、直ちに再生を停止して待受状態に入ります。60秒以内に耳に再装着すれば元通り再生が継続されるので、音楽再生をしている時だけ音が出る設計です。Jabra Sound+ アプリは5種類の言語に対応しており、日本語表記への変更も出来ます。通話に使用する際には、4つのノイズキャンセリングマイクによるノイズリダクションと外音取り込み機能に対応しているので、装着したまま状況に合わせた切り替えが可能です。

Apple AirPods フルワイヤレスイヤホン

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Apple AirPodsは、iPhone7以降で廃止されたφ3.5mm音声端子の代わりにBluetoothによるフルワイヤレスイヤホンが普及するキッカケを作ったモデルです。W1チップを採用することにより、Apple製品との接続性とBluetooth class1対応により従来の10mという狭い通信範囲を100mまで拡大させて音飛びを防いでいます。5時間の音楽再生と連続2時間の通話に対応し、付属のケースによる充電と併用すれば1日バッテリー不足に悩まされることはありません。

光センサーとモーションセンサーのダブルセンサーにより、耳への着脱を自動的に感知し、半密閉式のハウジングにより重低音と中高音域のバランスを取っているので、音楽鑑賞と通話の両方に対応したイヤホンが欲しい人におすすめ出来ます。


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