ハイレゾ対応イヤホンで高音質体感!人気メーカー5社のおすすめ商品
目次
ハイレゾ音源を聴くために欠かせないイヤホン
高音質の音楽が聴けるハイレゾは、どれくらいきれいな音なのでしょうか?ハイレゾ対応イヤホンと普通のイヤホンにどれくらい差があるのかも気になるところ。本記事では、ハイレゾで高音質が実現する理由やハイレゾ対応イヤホンの機能について解説。SONYをはじめ人気メーカー5社のおすすめ商品もご紹介します。
ハイクオリティのサウンドを実現するハイレゾ対応イヤホンの選び方
通勤や通学で音楽を聴く人におすすめなのがハイレゾ対応イヤホンです。ハイレゾ音源が再生できるスマホやデジタルオーディオプレーヤーがあれば、ハイクオリティのサウンドを楽しめます。さまざまなハイレゾ対応イヤホンが登場していますが、どんなところをポイントに選べばいいかまとめてみました。
ハイレゾ対応イヤホンを使うメリット
ハイレゾはHighResolutionを略した呼び方で、「高解像度」という意味の言葉です。普段よく耳にするCDやMP3といった音楽データは、音域を圧縮してデジタル化することで容量を軽くしています。ハイレゾは原音並みのクオリティで保存された音で、情報量はCDのおよそ6.5倍。圧縮した音源では伝わりきらなかった楽器の音色や生に近いボーカルが表現されることで、臨場感いっぱいのサウンドを実感できるのが魅力です。ハイレゾ対応機器は、圧縮された音源を自動的に拡張することで高解像度の音源にアップスケーリングして高音質再生する仕組みです。ハイクオリティな音をダレクトに体感するためには、ハイレゾ対応のイヤホンが必要です。
選び方のポイント(1)ハイレゾ対応イヤホンの見分け方
イヤホンは形状が似ているので、数多く並んでいるとハイレゾ対応製品を見分けるのが難しいこともあります。無対応のイヤホンを間違えて買ってしまうとハイレゾ音源を体感できません。見分け方のおすすめは目印となるロゴ入りの製品です。ハイレゾについては、オーディオを活性化するための普及活動をしている「一般社団法人日本オーディオ協会」が定義しています。条件をクリアした機器にはハイレゾオーディオロゴの使用を認定しています。多くのメーカーがハイレゾ対応製品に目印となるハイレゾオーディオロゴつけています。
選び方のポイント(2)快適なワイヤレス生活が叶うbluetooth機能
2つ目の選び方ポイントはBluetooth機能の有無です。Bluetoothとは、数メートル離れたところから無線で通信できる通信規格のことです。機器登録(ベアリング)をしておけばワンタッチで接続できる製品もありとても便利です。イヤホンジャックに差し込むタイプのイヤホンを使っていると、ケーブルが引っかかって抜けたり絡んだりすることもあります。Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンなら再生機器から独立して利用できるので、ケーブルの長さを気にせずに音楽を聴きながらほかの作業ができます。ワイヤレスイヤホンはおもに2タイプです。左右のイヤホンがつながったモデルと、ケーブルがなく左右のイヤホンのみを耳に装着する完全ワイヤレスモデルがあります。
選び方のポイント(3)気になる騒音を低減するノイズキャンセリング機能
イヤホンでハイレゾ音源を楽しもうとしても、周囲が騒がしいと台無しです。カフェや新幹線の中など、音楽を聴きながら仕事に集中したいのに騒音が気になったことはありませんか?そんなときにおすすめなのが、騒音を聞こえにくくするのが特長のノイズキャンセリング機能を搭載したハイレゾ対応イヤホンです。ノイズキャンセリングの原理は、正反対の形をした2つの波がぶつかって打ち消し合う仕組みを利用したものです。騒音の音波と正反対の形をした音波を重ねることで波のうねりが1本の線のようになります。人が耳触りと感じるとされている40~1,500Hzの音を低減することで、イヤホンから聞こえる音に集中できる機能です。
iphoneやハイレゾ対応スマホに便利なSDカードの選び方
スマホにもハイレゾ対応の製品が登場しています。ハイレゾ対応イヤホンを接続して高音質を楽しめるのは便利ですが、ハイレゾ音源は容量が大きいのが気になるところです。ビット数などで変わりますが、1曲5分のハイレゾ音源は330MBほどの容量を必要とします。1曲のデータサイズが大きいため、容量が小さいスマホではあっという間にパンクしてしまうでしょう。そこで役立つのが最大容量を拡張することがでるSDカードなどの外部メモリです。音楽以外に動画も楽しみたい場合は、大きめの容量を選びましょう。例えばフルHD動画を保存する場合、16GBのSDカードに入るのはおよそ40分のファイルです。
安いのにマイク付きの高コスパ商品も!人気メーカー5社のおすすめハイレゾ対応イヤホン
ハイレゾ対応イヤホンにはどんな商品があるのでしょうか。ソニー、JVCケンウッド、パナソニック、パオイニア、エレコムの5メーカーから2機種ずつおすすめ商品をご紹介します。機能や仕様など、イヤホン選びの参考にしてみてください。
sony(ソニー)「WI-1000X」
VGP(ビジュアルグランプリ)2018で金賞を受賞したモデルです。ワイヤレスタイプで重量は約71gと首にかけても軽いのが魅力です。ハイレゾ対応機器からの高速転送によってワイヤレスでもハイレゾコンテンツを高音質で再生できます。専用アプリの「HeadphonesConnect」に対応しているので、ノイズキャンセリングの切り替えや外音の取り込みレベルが設定可能。ヘッドホンの外側に配置されたマイクが外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」を搭載し、音楽と同時に周囲の音も聞きたい人におすすめです。
sony(ソニー)「MDR-EX750」
カナル型のハイレゾ対応ヘッドホンです。広帯域の再生が可能な高感度ドライバーユニットを搭載。不要な振動を抑えることで中高域は澄んだ音を楽しめ、銀コートの芯線が音の劣化を抑えて高音域はなめらかに再生されます。ケーブルの表面には細かい溝が入っていて摩擦で絡むのを予防し、付属のアジャスターで長さを調節することが可能です。落ちにくい快適な装着感を求める人におすすめです。
JVCケンウッド「HA-FD02BT」
日本製のハイレゾ対応イヤホンです。クリアな音質を求める人におすすめです。ドライバーユニットの背面に木製のウッドスタビライザーを搭載し、ハウジングの響きを抑制することでサウンドのにごりをクリアにします。イヤーピースの内壁に設置したディンブルがイヤーピース内の反射音を拡散して音質の劣化を防止。クリアなサウンドが実現できるスパイラルドットイヤーピースを採用しました。S、MS、M、ML、Lとサイズ豊富なイヤーピースとソフトな低反発イヤーピース付きです。
JVCケンウッド「HA-FW01」
VGP(ビジュアルグランプリ)2018SUMMERでインナーイヤー型ヘッドホン部を受賞しています。Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンで、NFCを搭載しているのでスマホとのペアリングや接続がスムーズです。高音質化技術の「K2TECHNOLOGY」を搭載したことで、圧縮処理などで失った音楽情報を再生成します。忠実に原音を再現して、ワイヤレスながら高音質で楽しめます。専用のイヤホンケーブルも付いているので、ハイレゾ音源に対応した有線イヤホンとしても使用可能です。
Panasonic(パナソニック)「RP-HDE5」
VGP(ビジュアルグランプリ)2018でインナーイヤー型ヘッドホン部門を受賞したモデルです。ゴールドとシルバーのメタル感があるアルミボディが高級感を演出します。ハイレゾ音源の緻密な高音質を忠実に再生するため、ドライバーの能力を引き出すように設計されています。パワフルなサウンドを楽しみたい人におすすめです。必要ない残響をカットする超多層フィルム(MLF)振動板を採用し、イヤーピースが音漏れを抑えて耳にしっかりフィットします。持ち運びに便利なキャリングケース付きです。
Panasonic(パナソニック)「RP-HDE3M」
amazonでの販売価格は5,000円以下とリーズナブルながら、マイクやリモコン機能も付いたコスパ抜群のハイレゾ対応イヤホンです。リモコンは音楽や映像の再生や一時停止機能に加えて、ハンズフリー通話の応答も可能です。スマホに触らなくても音楽を聴きながら操作ができるので便利です。エクストラコントロールマグネットが採用されたアキシャルドライバーを搭載し、ハイレゾ音源を再生します。イヤーピースはXS、S、M、XLの4サイズを付属。Mサイズがイヤホンに装着されています。
Pioneer(パイオニア)「SE-CH5T」
VGP(ビジュアルグランプリ)2017、2018と2年連続で受賞したイヤホンです。amazonの販売価格が3,000円台と低価格でハイレゾ対応と高スペックです。スマホやデジタルオーディオプレーヤーに接続して高音質の音楽を再生できます。レッド、ブルー、シルバー、ブラックに加えてピンクとホワイトが仲間入りしました。カラーバリエーションが豊富なのでファッション感覚でイヤホンを楽しみたい人にもおすすめです。
Pioneer(パイオニア)「SE-CH9T」
こちらもVGP(ビジュアルグランプリ)2017、2018と2年連続で受賞した人気モデルです。2層構造のノズル部分が不要な共振を抑えて、迫力ある低音とクリアな高音の再生を実現しています。低域から高域までの広帯域再生に対応したドライバーを搭載しています。高音質のハイレゾ音源で楽しみたい人におすすめです。オーバーイヤーのフィットスタイルで装着することで安定感だけでなくコードのタッチノイズも軽減します。マイク付きのツイストケーブルは取り外し可能です。
ELECOM(エレコム)「GB2000M」
重低音にこだわる人におすすめのモデル。直径12mmと大口径のダイナミックドライバーは三層構造の複合振動板によって豊かな重低音再生を楽しめます。ドライバーユニットの前後はセミオープン構造で通気抵抗を最適化しています。振動板の動作がスムーズになることで、重低音とクリアな音を実現しました。断線しにくいL字プラグや通話応答可能なマイク機能を搭載したハイレゾ対応イヤホンです。
ELECOM(エレコム)「EHP-CH3000」
独自開発の「MagneticTurboAxialyPort」を搭載したモデルです。ドライバー・ボールピース・マグネットを同じ軸上に配置した音孔構造を採用することで、低域から高域までスムーズにレスポンスします。超多層フィルムによって、残響の抑制や高レスポンス、高解像度を実現しハイレゾ音源に対応しています。エレコムのハイレゾ対応イヤホンは重低音が好きな人向けです。デプスフィットイヤーキャップが密閉性を高めて迫力ある重低音を楽しめます。
ハイレゾ対応イヤホンでCD以上の高音質を楽しもう
ハイクオリティの音質を楽しめるハイレゾ対応のイヤホンは、リーズナブルなものから高級モデルまでいろいろな種類が登場しています。今回ご紹介した以外にもさまざまな商品があるので、スペックや価格を比較しながら選んでみてください。イヤホン専門店など、ハイレゾ対応イヤホンの試聴ができるショップを利用するのもおすすめです。
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