〈2023年〉家庭用3Dプリンターおすすめ10選!選び方のポイントも徹底解説

Moovoo編集部
2023-03-18

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

好きな玩具やフィギュアなどが自由に作れる3Dプリンター。家庭でも使いやすい製品が豊富に登場しています。

そこでこの記事では、3Dプリンターの選び方と家庭向けのおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。


おすすめ・人気商品をまずは一覧で

※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

サイズ

重量

造形方法

最大造形サイズ

データ転送方法

Amazonで見る

XYZプリンティング(Xyz Printing) ダヴィンチ mini w+

初心者でも扱いやすい入門向けモデル

幅39×奥行33.5×高さ36cm

7kg

熱溶解樹脂積層方式

150×150×150mm

USB 2.0接続・WiFi接続

Amazonで見る

‎グラフテック Silhouette ALTA PLUS

スリムな縦長デザインで省スペース

幅25.1×奥行22.9×高さ47.6cm

4.4kg

デルタタイプ・熱溶解積層方式

約直径124×高さ130mm

USB 2.0接続

Amazonで見る

‎Creality 3D Sermoon V1 Pro

子どもが安全に使えるように工夫

400×380×430mm

11.5kg

熱溶解積層法

175×175×165mm

SDカード

Amazonで見る

ニッポー スマート3Dプリンタ NF-600S

ノズル交換でさまざまな造形に対応

幅348×奥行362×高さ480mm

約14kg

熱溶融積層方式

幅200×奥行200×高さ170mm

SDカード

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日本3Dプリンター UP Plus2 3Dプリンター

フレームだけのシンプルデザイン

幅245×奥行260×高さ350mm

5kg

溶融フィラメント造形法

140×140×高さ135mm

USB2.0接続

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XYZプリンティング(Xyz Printing) ダヴィンチ Color mini

プリントしながら色塗りもできる

幅507×奥行447×高さ541mm

24kg

熱溶解樹脂積層方式

幅130×奥行130×高さ130mm

USB 2.0接続・WiFi接続

Amazonで見る

武藤工業 Value3D MagiX MF-800

クリアな視界で造形できるLEDライトつき

幅348×長さ364×高さ480mm

約14kg

熱溶解積層方式

幅200×奥行200×高さ170mm

SDカード

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Creality 3D Sermoon D1

上からものぞき込めるアクリル筐体

幅500×500×531mm

20.5kg

熱溶解積層法

幅280×奥行260×高さ310mm

USB/SDカード

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Moment 3Dプリンタ MOMENT S

振動低減フレームによる高い強度

幅300×奥行360×高さ348mm

11.5kg

熱溶解積層造形

幅145×奥行145×高さ160mm

USB接続・SDカード

楽天市場で見る

CELTECHNOLOGY RBX02 3Dプリンター Robox

2つの素材を同時に扱える

幅370×奥行340×高さ240mm

8kg

熱溶解積層法

210×150×100mm

USB 2.0接続

3Dプリンターの選び方

作ってみたい立体モデルが叶えられる3Dプリンターを、選びましょう。

3Dプリンターのタイプは、造形方式の違いで分けられます。家庭用3Dプリンターでよく使われる造形方式の特徴は、次の通りです。

造形方法の特徴

造形方法

主な材料

コスパ

精度

表面の滑らかさ

熱溶解積層方式(FDM方式/FFF方式)

ABS樹脂・PLA樹脂

光造形方式(SLA方式)

エポキシ系樹脂

各々の造形方式について以下、詳しく解説します。

初心者でも使いやすい「熱溶解積層方式」

3Dプリンターの写真

熱溶解積層方式とは、溶かした材料をノズルから出し、1層ずつ重ねていく方式です。家庭用3Dプリンターではもっとも主流なタイプで、コンパクトさもメリット。

コスパにも優れ、材料も1キログラムあたり3千~5千円程度と安めです。

使用する材料は主に、固形のABS樹脂・PLA樹脂・ナイロン樹脂。ほかのタイプでは、液体や粉末状の材料を使うのに対し、材料が固形なので扱いやすいです。

とくにABS樹脂は、身近な家庭用品や家電製品のボディなど、さまざまなものに使われています。衝撃に強く、形が崩れにくいのが特長です。

デメリットは樹脂を押し出しながら作るため、積層した跡が立体モデルの表面に残りやすい点。ただ、ABS樹脂なら表面を磨いたり色を塗ったりと、加工しやすいのがポイント。少し厚めに作っておくと、加工しやすくなります。

熱溶解積層方式は、他より低価格で体験できるため、3Dプリンターを試してみたい方や、気楽にものを作ってみたい方にぴったりです。

精度を求めるなら「光造形方式」

光造形方式とは、液体の樹脂に紫外線を当て、1層ずつ固めていく方式です。表面が滑らかに仕上がりやすく、精度の高い立体モデルができます。本体価格はリーズナブルです。

デメリットは熱溶解積層方式に比べて材料にコストがかかる点。代表的な材料は「エポキシ系樹脂」ですが、1リットルあたり5~7千円程度します。

さらに光造形方式には、後処理に手間や時間がかかるというデメリットも。立体モデルのアルコール洗浄や、強度のある「UV硬化性レジン」(樹脂)を使うと、二次硬化(再び硬化をさせる作業)が必要です。

人によってはUV硬化性レジンによって、皮膚のかゆみや痛みなどといったアレルギー反応を起こすことも。材料がしっかり硬化してから、触るようにしましょう。

金属材料も使える「粉末焼結方式」

業務用としても使われる、他のタイプの3Dプリンターをご紹介します。粉末焼結方式は、粉末状の素材にレーザーを当てて固める方式。材料は樹脂系以外に、金属系も使えるのが特長です。耐久性のあるものが作れ、製品のひな形などを作るのに適しています。

その他、粉末(固着)積層方式は、粉末に液体の接着剤を出し固めていく方式です。フルカラーで作れるのがメリット。

インクジェット(材料噴射)方式は、液体の樹脂を1層ずつ出しながら、紫外線を当てて固めていく方式です。細かな精度が求められ、表面も滑らかに。何種類かの材料を選んだり、材料を混ぜ合わせたりなどの工夫もできます。

現在ではまだ、「熱溶解積層方式」と「光造形方式」以外では家庭用として使われていません。家庭用で使用したい場合は、どちらかを選びましょう。

場所をとらないコンパクトタイプにも注目

3Dプリンターの写真

初心者の方は、小型の3Dプリンターがおすすめです。作れるサイズ(ビルドサイズ)が大きいほど、立体モデルに「歪み」や「そり」ができやすく、精度が落ちてしまいます。

3Dプリンターの稼働時間が長くなると、材料不足やトラブルが起こりやすいです。

ビルドサイズは10cm~15cm程度がベスト。作るスペースが足りないときは、配置を変えれば大きめサイズも作れます。小さいパーツを作り、後で組み合わせるのもおすすめです。

造形の細かさの目安になる「積層ピッチの小ささ」は、あまり気にしないでください。なぜなら、3Dプリンターそのものの安定性や正確性によって、積層ピッチは瞬間的に上下するためです。

クオリティを決めるのは、材料やフレーム(台)。特に初心者の方は、安定感のあるフレームに注目してみると良いですよ。

届いたらすぐ使える「完成品」が便利

初心者の方は、完成品の3Dプリンターを購入しましょう。3Dプリンターには、自分で組み立てるタイプと完成品の2種類があります。

慣れないうちは、組み立てタイプだと時間がかかり、フレーム(台)にゆがみが出ることも。フレームがゆがむと、立体モデルの精度や寸法に、違いが出てしまいます。

成功率があがる!3Dプリンターにあると嬉しい機能

3Dプリンターの写真

3Dプリンターでおすすめの4つの便利機能をご紹介します。

自動で水平にしてくれる「オートキャリブレーション機能」

3Dプリンターの扱いに慣れない方は、オートキャリブレーション機能が便利。ノズルと立体モデルを作る台座(プラットフォーム)を、自動で水平に保てます。

ノズルとプラットフォームには、ほんの少しでも傾きがあると、立体モデルの精度に影響するため、大切なポイントです。

材料が縮まるのを防止「ヒーティドベッド機能」

さまざまな樹脂素材を使ってみたい方は、ヒーティドベッド機能も忘れないようにしましょう。ノズルから出た材料が、冷たい空気に触れて収縮するのを防ぎます。

熱収縮しにくいPLA樹脂などを使う場合でも、成功率が上がるのでおすすめです。

WiFi機能と操作用モニター

3Dデータをワイヤレスで送信できるWiFi機能や、作成中に確認・操作できるLEDディスプレイなどの操作用モニターがあればより便利。

とくに操作用モニターがあると、途中で出力作業を止めたい時にすぐに止められたり、PCがフリーズしてしまっても3Dプリンターの操作だけで作業を続けられたりと、トラブル回避に役立ちます。この2つは、自分の使い勝手に合わせて選択してください。

日本語マニュアルやサポート体制をチェック

初めて3Dプリンターを使う方は、日本語マニュアル付きのものがベスト。海外製品には、英語のマニュアルや日本語表記が無いものも多く、3Dプリンターの組み立てや操作が分かりづらいことも。

初めて3Dプリンターに触る方は、構造や仕組みが複雑に感じられるので、丁寧な説明マニュアルが不可欠です。

カスタマーサポート体制や代理店対応が充実しているかもポイント。高価な3Dプリンターの故障やトラブルにいち早く対応してもらえるか、購入前にチェックしておきましょう。

家庭用3Ⅾプリンター、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

数ある家庭用3Ⅾプリンターの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。
PICK UP①
  • XYZプリンティング(Xyz Printing)
  • ダヴィンチ mini w+

  • 税込み43,780円(Amazon)
  • 初心者でも扱いやすい入門向けモデル

  • 組み立て不要で、印刷に必要なパラメータが自動的に設定されるので、3Dモデルを読み込ませてすぐにプリントできる優れものです。

    可塑剤無添加のPLA樹脂を使用するため、子ども用のおもちゃやキッチン用品をプリントする際にも安心感があります。

    自動キャリブレーション機能つきで、自動で水平を保ちます。

サイズ:幅39×奥行33.5×高さ36cm
重量:7kg
造形方法:熱溶解樹脂積層方式
最大造形サイズ:150×150×150mm
データ転送方法:USB 2.0接続・WiFi接続
PICK UP②
  • ‎グラフテック
  • Silhouette ALTA PLUS

  • 税込み40,007円(Amazon)
  • スリムな縦長デザインで省スペース

  • クリアボディの本体は縦長のデザインで、机の上に置いても場所を取りにくいのがうれしいポイント。

    フィラメントのカラーバリエーションが豊富なので、創作の幅が広がります。

    標準で付属するソフトウェア「silhouette 3D」で、2Dのカッティングデータを3Dプリントデータに変換したり、メーカーのデザインストアで3Ⅾデザインデータを購入できます。

サイズ:幅25.1×奥行22.9×高さ47.6cm
重量:4.4kg
造形方法:デルタタイプ・熱溶解積層方式
最大造形サイズ:約直径124×高さ130mm
データ転送方法:USB 2.0接続
PICK UP③
  • ‎Creality 3D
  • Sermoon V1 Pro

  • 税込み66,000円(Amazon)
  • 子どもが安全に使えるように工夫

  • 全体を箱型の筐体で覆った、密閉型の3Dプリンター。メーカーによると、造形中に扉を開けると、センサーが察知して自動停止するため、家庭での使用にも安心とのこと。

    一般的なPLA樹脂のほか、造形に高温が必要なABS樹脂や、ゴムのような柔軟性のあるTPU樹脂なども使えます。

サイズ:400×380×430mm
重量:11.5kg
造形方法:熱溶解積層法
最大造形サイズ:175×175×165mm
データ転送方法:SDカード
PICK UP④
  • ニッポー
  • スマート3Dプリンタ NF-600S

  • 税込み217,800円(Amazon)
  • ノズル交換でさまざまな造形に対応

  • ノズルの交換が容易なのが特長です。標準ノズルは直径0.4mmで、別売りの直径0.2mmノズルを取り付けるとより繊細な造形に対応。直径0.8mmノズルなら大ぶりな造形もできます。

    メーカーによれば、PLA、ABS-SG、PPGWやTPCなど、いろいろなフィラメント材料に対応していく予定とのことです。

サイズ:幅348×奥行362×高さ480mm
重量:約14kg
造形方法:熱溶融積層方式
最大造形サイズ:幅200×奥行200×高さ170mm
データ転送方法:SDカード
PICK UP⑤
  • 日本3Dプリンター
  • UP Plus2 3Dプリンター

  • 税込み167,200円(Amazon)
  • フレームだけのシンプルデザイン

  • スライサー&プリントソフト「UP Studio」が付属する、初心者でも設定や操作がしやすいモデルです。キャリブレーション機能と高さ調整センサーで、ノズルの高さとベットの水平を自動で保ちます。

    一般的に3Dプリンターで造形物をプリントする際には、中空部分を支えるサポート材も同時にプリントされます。UP Plus2で生成されるサポート材は非常に取りやすく、「手で外すことも可能」とうたっています。

サイズ:幅245×奥行260×高さ350mm
重量:5kg
造形方法:溶融フィラメント造形法
最大造形サイズ:140×140×高さ135mm
データ転送方法:USB2.0接続
PICK UP⑥
  • XYZプリンティング(Xyz Printing)
  • ダヴィンチ Color mini

  • 税込み272,800円(Amazon)
  • プリントしながら色塗りもできる

  • シンプルな操作ボタンと設定で、初めての方も使いやすいモデルです。WiFi機能を搭載し、データ送信が簡単。CMY出力で豊富な色彩のマスクやおもちゃ、オブジェなどを作れます。

    オプション品が充実しており、高硬度エクストルーダーを装着すれば、金属PLAのプリントが可能です。耐久性を重視した部品を造成したい場合に便利。

    レーザーモジュールで革などの素材に刻印することもでき、活用の幅の広いモデルです。

サイズ:幅507×奥行447×高さ541mm
重量:24kg
造形方法:熱溶解樹脂積層方式
最大造形サイズ:幅130×奥行130×高さ130mm
データ転送方法:USB 2.0接続・WiFi接続
PICK UP⑦
  • 武藤工業
  • Value3D MagiX MF-800

  • 税込み237,160円(Amazon)
  • クリアな視界で造形できるLEDライトつき

  • フロントとサイドにアクリルカバーを設けることで、安全性を増し、風の影響も低減しています。

    中にマグネット定着シートを置いてその上に造形するので、完成後に取り出しやすいです。

    正面のフレーム下部にある、ディスプレイとダイヤルで操作します。パソコンとUSBで接続すれば、本体の動作をより細かく制御可能です。

サイズ:幅348×長さ364×高さ480mm
重量:約14kg
造形方法:熱溶解積層方式
最大造形サイズ:幅200×奥行200×高さ170mm
データ転送方法:SDカード
PICK UP⑧
  • Creality 3D
  • Sermoon D1

  • 税込み89,900円(Amazon)
  • 上からものぞき込めるアクリル筐体

  • アルミ合金製のフレームの四方と上部にアクリルパネルを取り付けたシンプルなデザインです。

    フィラメントを溶かす部品(ホットエンド)のすぐ近くにエクストルーダーが取り付けられているので、フィラメントを安定して送り出すことが可能。

    TPU樹脂のような柔らかい素材にも対応できます。

サイズ:幅500×500×531mm
重量:20.5kg
造形方法:熱溶解積層法
最大造形サイズ:幅280×奥行260×高さ310mm
データ転送方法:USB/SDカード
PICK UP⑨
  • Moment
  • 3Dプリンタ MOMENT S

  • 税込み313,500円(Amazon)
  • 振動低減フレームによる高い強度

  • 家庭用としてはやや高額ですが、本格的な造形をしたい方におすすめのモデル。振動を低減するフレーム内蔵で、強度が高いつくりとなっています。

    冷却ファンシステム搭載で、一般的にプリントが難しい鋭い角度のついた3Dモデルも造形しやすいのが魅力です。

    3Dソフト「Simplify3Dtm」のフルバージョンが付属しています。

サイズ:幅300×奥行360×高さ348mm
重量:11.5kg
造形方法:熱溶解積層造形
最大造形サイズ:幅145×奥行145×高さ160mm
データ転送方法:USB接続・SDカード
PICK UP⑩
RBX02 3Dプリンター Robox
  • CELTECHNOLOGY
  • RBX02 3Dプリンター Robox

  • 税込み225,900円(楽天市場)
  • 2つの素材を同時に扱える

  • 1つのプリントヘッドに2つのノズルを搭載した、デュアルマテリアルヘッドモデルです。

    同じ素材で色違いのフィラメントをそれぞれセットして2色で造形したり、違う素材をセットし一方をサポート材にすることで取り外しやすくしたりと、創作の幅が広がります。

    ノズルが1つだけのシングルマテリアルヘッドに交換すると、より高速で造形可能です。

サイズ:幅370×奥行340×高さ240mm
重量:8kg
造形方法:熱溶解積層法
最大造形サイズ:210×150×100mm
データ転送方法:USB 2.0接続
※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

サイズ

重量

造形方法

最大造形サイズ

データ転送方法

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XYZプリンティング(Xyz Printing) ダヴィンチ mini w+

初心者でも扱いやすい入門向けモデル

幅39×奥行33.5×高さ36cm

7kg

熱溶解樹脂積層方式

150×150×150mm

USB 2.0接続・WiFi接続

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‎グラフテック Silhouette ALTA PLUS

スリムな縦長デザインで省スペース

幅25.1×奥行22.9×高さ47.6cm

4.4kg

デルタタイプ・熱溶解積層方式

約直径124×高さ130mm

USB 2.0接続

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‎Creality 3D Sermoon V1 Pro

子どもが安全に使えるように工夫

400×380×430mm

11.5kg

熱溶解積層法

175×175×165mm

SDカード

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ニッポー スマート3Dプリンタ NF-600S

ノズル交換でさまざまな造形に対応

幅348×奥行362×高さ480mm

約14kg

熱溶融積層方式

幅200×奥行200×高さ170mm

SDカード

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日本3Dプリンター UP Plus2 3Dプリンター

フレームだけのシンプルデザイン

幅245×奥行260×高さ350mm

5kg

溶融フィラメント造形法

140×140×高さ135mm

USB2.0接続

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XYZプリンティング(Xyz Printing) ダヴィンチ Color mini

プリントしながら色塗りもできる

幅507×奥行447×高さ541mm

24kg

熱溶解樹脂積層方式

幅130×奥行130×高さ130mm

USB 2.0接続・WiFi接続

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武藤工業 Value3D MagiX MF-800

クリアな視界で造形できるLEDライトつき

幅348×長さ364×高さ480mm

約14kg

熱溶解積層方式

幅200×奥行200×高さ170mm

SDカード

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Creality 3D Sermoon D1

上からものぞき込めるアクリル筐体

幅500×500×531mm

20.5kg

熱溶解積層法

幅280×奥行260×高さ310mm

USB/SDカード

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Moment 3Dプリンタ MOMENT S

振動低減フレームによる高い強度

幅300×奥行360×高さ348mm

11.5kg

熱溶解積層造形

幅145×奥行145×高さ160mm

USB接続・SDカード

楽天市場で見る

CELTECHNOLOGY RBX02 3Dプリンター Robox

2つの素材を同時に扱える

幅370×奥行340×高さ240mm

8kg

熱溶解積層法

210×150×100mm

USB 2.0接続

必要なソフトを揃えよう。初心者にはフリーソフトもおすすめ

フリーソフトのイメージ写真

3Dプリンターを使うには、ソフトを用意する必要があります。

フリーでも使える「3DCADソフト」

印刷したいものの3Dデータの作り方は、主に3つの方法があります。

①3DCADソフトで作る

3DCADソフトは、初心者でも操作が簡単な「Fusion 360」や、ハンドメイド作品やアクセサリー作りに向いた「Rhinoceros」など、使いやすさに合わせて選べます。いずれも数万~数十万円もするため、予算を抑えたい方は、誰でも使える無料のフリーソフトがおすすめ。無料で使える3DCADソフトを探している方は、以下をチェック。

②3Dスキャナで、現物をスキャンする

3Dスキャナの価格は、小さな物体をスキャンするもので2万円程度から、本格的な10万円以上するものまで。スキャンしたい実物の大きさや形に合わせて、選びましょう。3Dプリンターを扱うメーカーなどから販売されており、通販サイトのAmazonやYahoo!ショッピングからでも購入できます。


③2DのCADデータを、3Dに変換する

2Dデータを3Dデータへ変換できるソフトは、初心者にも扱いやすい「Selva3D」や、オンラインで手軽にできる「2D Design to 3D Print Creator」といった、無料のオンラインソフトがあります。

データを3Dプリンターへ送るには「STL形式変換ソフト」が必要

一般的に、3Dプリンターで使えるファイル形式は、「STL形式」と呼ばれるもの。3Dプリンターで立体モデルを造形するときは、3DデータをSTL形式へと変換しなければいけません。無料でも使える「AnyConv」などの変換ソフトか、STL形式対応の3DCADソフト(「Fusion 360」や「FreeCAD」など)を使いましょう。

スライスソフト搭載の3Dプリンターが便利

3Dデータが作れたら、3Dプリンターでどのように作るのか、スライスソフト(スライサー)で設定。ノズルの速度・層ごとの間隔・材料の温度などを、自分で細かく決められます。

初心者の方は、フリーソフトではなく専用スライスソフト搭載の3Dプリンターだと、選ぶ必要がなくて設定が楽です。

ピンセット・のり・カッターの準備を

小道具の写真

3Dプリンターを使う上で、ピンセット・スティックのり・テープ剥がしカッターなどの小道具が、役立ちます。加熱された樹脂を取るには、ピンセットを使いましょう。ノズル先の余計な樹脂や、こびりついた樹脂を手軽に掃除できます。

スティックのりは、立体モデルとプラットフォーム(立体モデルを作る台座)の密着に便利。プラットフォームにのりを塗っておけば、立体モデルが動いたりブレたりせずに造形できます。

温度が冷めると自然に剥がれるスティックのりは、テープ剥がしが必要ありません。

プラットフォームから立体モデルを剥がしにくいときは、テープ剥がしカッター。付属のヘラよりも薄い刃で、簡単に剥がせます。プラットフォームをカッターで傷つけるのが心配な方は、スティックのりと同じく、立体モデルをプラットフォームに密着させるプラットフォームシートを貼っておくと安心です。プリント中に放っておいても、立体モデルが崩れずに作れます。

3Dプリンターがあれば大人も子供も楽しめる!

設計図を描いている写真

3Dプリンターと聞くと「高額」「難しい」というイメージが強いかもしれませんが、思っているより低価格で購入でき、操作も簡単な商品がたくさんあります。大人も子どもも楽しく便利に使えるものなので、近い将来、各家庭に1台が当たり前の時代がやってくるかもしれませんね。

価格や機能をしっかり確認して自分に合った3Dプリンターを見つけて、活用してみましょう。

Moovoo
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