グランピングとは何なのか?キャンプとの違いや歴史・魅力に迫ってみた
最近よく聞く「グランピング」とは一体何でしょうか?
キャンプとは少し違って、インスタ映えするオシャレなイメージがありますよね。
今回はそんな話題のグランピングの意味や歴史、魅了などに迫っていきます。
グランピングに興味がある方は必見ですよ!
グランピングとは?
キャンプやBBQなどのアウトドア施設を連想させるグランピング。
そもそも「グランピング」という言葉の意味をご存じでしょうか?
グランピングとは、魅力的な、華やかなという意味であるglamorous(グラマラス)とcamping(キャンピング)を組み合わせた造語であり、直訳すると「魅力的なキャンプをすること」という意味をもちます。
キャンプとの違いは?
キャンプは本来自然に囲まれた場所に自分たちでテントや食事を用意して宿泊を楽しむアウトドアですが、その準備や道具を揃えるのが意外と大変!もっと気軽にキャンプを楽しみたいという人もいるでしょう。
グランピングの魅力とは、キャンプの醍醐味である自然体験をそのままに、快適な宿泊施設で過ごせることなのです!
グランピングの歴史は諸説あり!
日本で最近ブームとなっているグランピングは、アウトドアの最先端のようなイメージがあります。 しかしそのイメージとは違い、グランピングには長い歴史があるのです。
グランピングの始まりには諸説ありますが、中でも代表的な2つを紹介します。
モンゴルのゲルが最初だった説
まず1つ目は、モンゴルのゲルがグランピングの始まりであったという説です。
モンゴルでは1100年代頃から、遊牧民が移動式住居としてゲルを使用しています。
テントの中に家具などを並べて生活する様はまさしくグランピングの起源ですね!
このゲルが元となりグランピングが誕生したとしたら、かなり古い歴史があるということになります。
ルイ・ヴィトンがきっかけで流行した説
2つ目は、あの有名ハイブランドであるルイ・ヴィトンがきっかけとなったと言われる説です。
18世紀後半から19世紀にかけてヨーロッパでは産業革命が起こりました。
この影響により産業が発達して余暇を楽しむ富裕層が増え、当時ルイ・ヴィトンが馬車に積むためのトランクを生み出し、このトランクに荷物を詰め込んで旅をすることがブームに。
セレブたちは植民地であるアフリカやインドに馬車で行きサファリを楽しむようになりました。
馬車には屋根や壁が取り付けられ、現在のグランピングの起源となったと言われています。
グランピングの発祥国はどこ?
グランピングの起源は諸説ありますが、現在のグランピングの形となったのは2000年を過ぎたあたりからです。
発祥の地は英国を中心としたヨーロッパであり、それが流行し、アメリカ等に浸透した後の2015年に日本でも親しまれるようになりました。
今では世界各地でそれぞれの特色を持ったグランピングが楽しまれています。
世界のグランピング事情
アメリカ
アメリカでは日本より一足先にグランピングが多くの場所で親しまれてきました。
広大な土地を持つアメリカ。テントやインテリアにおいてもユニークなデザインが多いのが特徴です。
テント内にバスタブがあったり、釣りや乗馬を楽しんだりと、日本とはまた違ったグランピングを楽しめることでしょう。
2018年夏に大都会であるニューヨークにもグランピング施設が誕生しました。
少し離れた離島にあり、自由の女神や都会の景色と自然との両方が楽しめると人気です。
ヨーロッパ
まるでディズニーのような、おしゃれでかわいい世界観のグランピング施設がたくさんあるヨーロッパ。
ヨーロッパでは1か月ほどの長期休暇をとってグランピングを楽しむ人も少なくありません。
ラグジュアリーな施設ももちろんたくさんありますが、田舎にあるグランピング施設や自然に溶け込むスタイルもヨーロッパならでは。
発祥の地である英国をはじめ、イタリア、フランス、スロベニアなど各地それぞれの自然が存分に楽しめます。
日本のグランピング事情
世界のグランピングを見ると、やはりスケールが大きいですね!
しかし日本も負けてはいません。
おしゃれなグランピング施設がたくさんオープンしています。
大手のリゾートホテルチェーンがグランピング施設をオープンさせたことが、日本でグランピングが浸透したきっかけです。
その土地の自然の良さや四季折々の情景を楽しめるロケーションが用意されています。
グランピングの楽しみ方
グランピングの魅力をもっと知ってもらうために、グランピングの楽しみ方を紹介していきます。
予約のみで大丈夫!
グランピングは施設を予約するだけで、あとは当日楽しむのみ。
グランピング施設にはキャンプをする上で必要となる道具や機材はすべて用意されています。
キャンプ用品を持っていない人でも気軽にキャンプを楽しむことができるのが、人気の理由です。
キャンプ当日もテントを自分たちで組み立てる必要がないため、遊ぶ時間をたっぷりと取ることが可能な点も嬉しいですね。
オシャレなテントや施設を選ぶ
グランピングはキャンプと違い、自分たちでテントを持ち込む必要がありません。
また、テント以外にもコテージやトレーラーハウスなど、施設によって宿泊施設のタイプがあります。
オシャレなテントを選ぶことでインスタ映えを目指すのも面白いですね!普段と違った雰囲気の家具に囲まれて「非日常」を過ごすことができる点も魅力的です。
現在、日本でもたくさんのグランピング施設が建設されており、テーマはさまざま。自分好みのテントやインテリアの空間を楽しむのもグランピングの醍醐味といえるでしょう。
日帰り・宿泊どっちでもOK
宿泊施設となっていますが、グランピングは日帰りでもOK。
ベッドが用意されている施設もありますが、日帰りでBBQを楽しむこともできます。
たくさんの荷物を持っていく必要もないので、気軽にキャンプやBBQなどのアウトドアを満喫することが可能に!
ゆったりとした時間をすごしたい人には、もちろん宿泊もおすすめです。
キャンプを懸念してしまう人もいますが、その理由のほとんどが野外で過ごすということ。
テントで寝袋を使って寝ることに慣れていない人は、しっかりと睡眠が取れないのが気になりますよね。
しかしグランピングであれば、自然を楽しむことができる上にホテルに宿泊するのと変わらないような「快適な空間」に宿泊することができる点が大きなメリットです。
キャンプ好きな方も、苦手という方もどちらも楽しめること間違いなしの「グランピング」で良い思い出をたくさん作りましょう!
寒い冬こそ楽しめる!
寒い冬ほど空気が澄んでいて星空がきれいに見えますよね!
でもキャンプとなるとどうしても寒さに耐えられない…。防寒グッズも買い揃えなければ…。
そんな場合にも、おすすめなのがグランピングです!
グランピングはホテル同様、防寒設備がしっかりと備わっています。
これは冬に限らず夏も同様で、野外だと気になる「虫」や「寝苦しさ」の悩みもありません。
また、グランピングでは星空だけでなく日本ならではの四季を感じることもできます。
四季折々の自然体験も楽しみながら、快適に過ごせるのはうれしいですね!
グランピングを気軽に豪華に楽しもう
グランピングの歴史から魅力まで解説しました。
グランピングが現代で流行している理由がわかりましたね!
キャンプのように、テントや専用の道具、食材などを自分で揃える必要もなく、快適に過ごすことができるのがグランピングの最大の魅力です。
利用方法も、グランピング施設に予約するだけでOK!あとは自然を思い切り「楽しむ」だけ。
アウトドアが苦手な人も、キャンプの不安要素がすべて払拭されたグランピングであれば、楽しむことができるのではないでしょうか?
宿泊しても日帰りでも、気軽に楽しめるグランピング。
是非みなさんも一度体験してみてくださいね!
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