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ノートパソコン向け外付けキーボードおすすめ3選!目的別の選び方や高性能モデルも紹介

山本 竜也
最終更新日: 2025-04-22

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テレワークや外出先での作業に欠かせないノートパソコン。でも「キーが打ちづらい」「姿勢が悪くなる」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのが「ノートパソコン向け外付けキーボード」です。打鍵感に優れたモデルや、持ち運びやすい薄型・軽量タイプなど、ノートパソコンの使い勝手を格段にアップしてくれるアイテムが数多く登場しています。

とはいえ、接続方式やキー配列、サイズ、静音性、さらには長時間タイピングでの快適さまで、選ぶポイントは多岐にわたります。見た目が似ていても使い心地には大きな差があるため、「どれを選べばいいのかわからない」と悩んでしまう方も少なくありません。

そこでこの記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんが、用途やスタイルに合わせて選べるおすすめの外付けキーボードと、失敗しない選び方のポイントをご紹介します。ぜひ参考にして、作業効率がぐんとアップする一台を見つけてください!

ガジェット・PCライター
山本 竜也
スマートフォンやPCなど、ガジェット好きなフリーランス・ライター。ブログやWEBメディアなどにガジェット関連の記事を書いて生きています。

まずは筆者おすすめ、ノートパソコン向け外付けキーボード3選

筆者おすすめのノートパソコン向け外付けキーボード3選を紹介します。

① PFU HHKB Studio

キーボードから手を離さずにマウス操作が可能

山本 竜也

おすすめポイント

リニアタイプの静音メカニカルスイッチを採用したキーボード。ほぼ中央にポインティングスティックを搭載しており、キーボードから手を離さずにマウス操作もできます。別途マウスを使う必要がなく、新幹線や飛行機のテーブルなど狭い場所でも利用しやすいのが特徴です。

キーマップは専用ツールを使いカスタマイズが可能。また、キースイッチはユーザーが交換可能なホットスワップ方式となっており、好みに合わせたスイッチに交換することができます。
サイズ:幅308×奥行132×高さ41mm
重量:840g(英語配列)、830g(日本語配列)、電池含まず
接続方法:有線(USB-C)、無線(Bluetooth、最大4台接続)
キー構造:メカニカル式
電源:単3形乾電池×4本(またはUSBコネクターからの給電)

② logicool MX Mechanical Mini

3種類からスイッチを選べる

山本 竜也

おすすめポイント

ロジクールのフラッグシップ製品MXシリーズのロープロファイルメカニカルキーボードのコンパクトタイプ。

スイッチは、タクタイル(茶軸)、リニア(赤軸)、クリッキー(青軸)の3種類から選べます。ただし、ホットスワップには非対応なので、購入後にスイッチを変更することはできません。

Bluetooth接続のほか、メーカー独自のワイヤレステクノロジー「Log Bolt」で接続が可能。ペアリング操作などは不要で、パソコンに専用のUSBレシーバーを接続すればそのまま利用できるのが便利です。
サイズ:幅312.6×奥行131.55×高さ26.1mm(キーキャップを含む)
重量:612g
接続方法:無線(Bluetooth、Logi Bolt)
キー構造:メカニカル式
電源:USB-C充電

③ Keychron K6 Pro

ブラウザ経由でカスタマイズできる

山本 竜也

おすすめポイント

ファンクション列が省かれた65%レイアウトのコンパクトなメカニカルキーボード。ホットスワップ対応で、MXメカニカルスイッチに交換が可能です。

自作キーボードなどでも広く使用されているQMKファームウェアを採用しており、ブラウザ経由でキーのリマッピングやマクロ、ショートカットの設定など、さまざまなカスタマイズが可能です。

接続はBluetoothまたは有線で行います。
サイズ:317×107×前方高さ34mm、後方高さ40mm(キーキャップ含む)
重量:890g
接続方法:有線(USB-C)、無線(Bluetooth、最大3台接続)
キー構造:メカニカル式
電源:USB-C充電

ノートパソコン向け外付けキーボードの選び方、Q&A

ノートパソコン向け外付けキーボードの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。

Q1、接続方法を選ぶポイントは?

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山本 竜也

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外付けキーボードを選ぶ際、まずはノートパソコンとどのように接続するかを考える必要があります。

接続方法には、主にUSBによる有線接続とBluetoothやUSBレシーバーを使った無線接続の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

有線接続は、接続が安定し遅延も少なめ。電池切れの心配もないため、ゲームなどで迅速かつ正確な入力が求められる場面に適しています。

ただし、ケーブルが机上で邪魔になることも。ノートパソコンのUSBポートを占有してしまうこともデメリットとなります。

無線接続は、ケーブルが不要なので机の上がすっきりします。ノートパソコンから少し離れた場所でも利用できるほか、持ち運びもしやすいため、外出先での利用にも向いています。

ただし、Bluetooth接続の場合、通信環境によっては接続が途切れたり遅延が発生したりすることがあります。また、バッテリーの充電や電池交換も必要になります。

日常的な持ち運びを重視するなら無線接続、遅延のない安定した入力を求めるなら有線接続など、自分の用途に合わせて最適な接続方法を選ぶといいでしょう。

Q2、操作性や快適さに影響するポイントは?

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山本 竜也

山本竜也さん

キーボードの打鍵感(打ち心地)も、外付けキーボードを選ぶ上での重要な要素です。キーボードの打鍵感は、キースイッチの種類によって大きく左右されますが、主なタイプには、メカニカル式、パンタグラフ式、メンブレン式があります。

メカニカル式は、各キーに独立した機械式スイッチが搭載されています。使用するスイッチによって、カチッとした打鍵感があるものや、クリック感がなくやや強く押し込む感覚があるものなど、さまざまな種類があります。

光学式や磁気式スイッチを採用し、押し込み量に応じて挙動を変えられるラピッドトリガーに対応した製品はゲーマーに人気があります。

パンタグラフ式は、多くのノートパソコンで採用されているもの。薄型構造で、キーのストロークが浅く静かな打鍵音が特徴です。

メンブレン式は比較的安価ですが、打鍵感は「フニャッ」としたソフトなものが多くなっています。

このほか、静音性に優れた静電容量無接点方式などもあります。それぞれ大まかに対応した用途があるものの、どのタイプが最適かは最終的には個人の好みによるので、可能であれば量販店などで実際に試してみることをお勧めします。

Q3、そのほかに重要なポイントは?

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山本竜也さん

ノートパソコンで使う外付けキーボードは、サイズや携帯性も重要な選択基準です。サイズはフルサイズ、テンキーレス、コンパクトタイプなどに大きく分類されます。

テンキーレスやコンパクトタイプは持ち運びがしやすく、カフェやコワーキングスペースでも使いやすい利便性があります。

ただし、キー数が足りずに一部の記号などはFnキーとの組み合わせで入力することになる場合があります。

テンキー付きのフルサイズキーボードは、数字入力が多い業務や経理作業などでの利用に便利ですが、持ち運びには不便です。

外出先や出張先で使うことが多い場合はテンキーレスやコンパクトタイプ自宅やオフィスなど据え置きで使うことが中心ならフルサイズを選ぶとよいでしょう。

このほかに、折りたたみ式のキーボードもありますが、携帯性には優れている反面、打鍵感が犠牲になっていることがあります。使用シーンと作業内容を明確にし、サイズや携帯性のバランスを見極めて選択するといいでしょう。


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