エアコン掃除は自分でできる!?日頃の掃除方法と業者に頼むポイントを徹底解説

moovoo編集部
公開: 2018-10-02
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エアコン掃除のやり方迷っていませんか?

迷い、悩む

暑い季節や寒い季節に大活躍するエアコン。季節が変わると気になるのが掃除です。カビやほこりをまき散らしていたら、体に悪いですよね。でも自分で掃除をする方法もわからないし、業者に依頼したら料金も高そう…。

そんな悩みを抱えている方は必見!今回は、気になるエアコン掃除、本当に家でできるのか?コストをかけても専門業者に頼むべき?という素朴な疑問を解決していきます。心もエアコンもすっきりして、快適に過ごしましょう。

エアコンの汚れ、放っておくと危険です!!

エアコンの掃除をしなくては…と思いながらも、なかなか重い腰があがらない。気づいたらエアコンが必要な時期になってしまい、そのまま使ってしまう方も多いのではないでしょうか。季節の変わり目で掃除をしそびれてしまうこともありますよね。

しかし、エアコンの汚れを放置しておくと、色々な面で悪影響が出てきてしまいます。電気代節約のためにも、健康のためにも、掃除してから使うようにしましょう。

もちろん、掃除したら、逆効果というような事態も防ぎたいですよね。まずはエアコン掃除の重要性をしっかり理解しておくことが大切です。

汚れやホコリを除去して運転効率アップ!

エアコンをつけてもなかなか暖まらない、涼しくならないということはありませんか?そんな時は、エアコン掃除をすることで解決できるかもしれません。

熱交換器が汚れていると、エアコンの暖房効率・冷房効率が悪くなります。ファンに汚れがたまると、送風の力が弱まるのです。また、フィルターにゴミが溜まっていると、空気を取り込みづらくなります。結果的に、エアコンはフル稼働できず性能を発揮できなくなり、電気代が高くなってしまうことも。

エアコン掃除をすると、エアコンにかかる負担が減り、掃除前よりも冷暖房の効率がアップ!電気代の節約につながります。

いやなニオイの原因カビを除去してアレルギー予防!

エアコンをつけると、咳が出る・鼻がムズムズする・かゆみが出るなどの症状に悩まされることはありませんか?これらは、エアコンから排出されるカビが原因の可能性も。

カビは嫌なニオイの原因となるだけでなく、体内にとりこまれることでアレルギーを誘発することもあります。アレルギー体質や、アトピーの方は特に注意が必要です。エアコンのカビによってアレルギー症状やアトピー症状が悪化したというケースもあります。

エアコンをつけていない間に乾いたほこりや成長したカビの胞子は、運転開始直後に一気に吹き出してきます。カビを吸い込んでしまわないためにも、エアコンの運転開始後10分間はしっかり換気をして、カビを室外に出してしまいましょう。家族の健康を守るためにも、エアコンのカビはしっかり掃除しておきたいですね!

自分でできるエアコン掃除!こまめな手入れがポイント

クリーニング 掃除

エアコンを掃除しなくてはと思い立ってはみたものの、自分で掃除できるもの?業者に頼むべきなの?と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、自分で掃除できる範囲と業者に頼むべきポイントを紹介します。是非参考にしてみてください。

エアコン掃除の頻度と時期はいつ?

フィルターなど簡単にできる箇所は毎日。半日ぐらいはエアコンを使う場合2週間ごと。それより使用頻度が少ない場合は1、2か月ごとが目安です。

内部の清掃は、エアコンのパネルを外して目に見える汚れが気になった時や、嫌なニオイが気になった時など、必要に応じて行ってください。自力の掃除を頑張っていても、どうしても落としきれない汚れが溜まってくるので、年に一度ぐらいは専門のエアコンクリーニング業者に徹底洗浄してもらうと安心です。

掃除に必要な道具は?悩みに応じて使えるスプレーがおすすめ

基本的には、中性洗剤・濡らした雑巾・柔らかいスポンジ・使い古しの歯ブラシなど、一般的な掃除道具があれば大丈夫です。プラスで、便利なエアコン用の掃除グッズを揃えて、より効率的に掃除が進められるように準備するのも良いでしょう。

内部のファンやフィン(熱交換器)にはそれぞれ専用の掃除スプレーが売られているので、用途によって使い分けてください。内部に洗浄成分が残るといやなニオイやカビの原因となってしまうので注意しましょう。

そんな心配は無用なお役立ちグッズが、「アルカリ電解水の洗浄スプレー」です。水を電気分解させてアルカリ性にした洗浄液で、無味無臭で界面活性剤などの成分も入っていないので、洗い流しが不要。

しつこくてなかなか落ちない汚れには、こびりついた汚れもきれいに取れるジェット噴射ができるスプレーがおすすめです。抗菌剤が添加されているスプレーなら、防臭・除菌に効果的なので試してみてください。

簡単!日ごろから意識したい掃除の仕方(カバー・フィルター・ルーバー)

エアコンのカバー、ルーバーなどは、すぐに手が届く場所なので、掃除がそこまで億劫ではないでしょう。気になったときにすぐ掃除機で埃を吸ったり、汚れを拭き取ったりするように意識して、汚れを持ち越さないことが大切です。

また、フィルターも簡単に取り外すことができるので、掃除機でゴミを取り除いたり、洗剤を利用して水洗いしたり、こまめな手入れを行いましょう。日々の少しの心がけで、カビや嫌なニオイの発生を防ぐことができます。

少し手間がかかる内部の掃除はじっくり時間をかけて(冷却フィン(熱交換器)・ファン)

内部の掃除も、ある程度は自分で行うことができます。作業時間は半日~1日を目安に、ゆっくり時間が取れるときに掃除するのがポイントです。

しかし、エアコン周りをビニールシートで養生したり、道具や洗浄剤をそろえたりと手間がかかります。また、内部に洗浄剤が残ってしまうと、逆にカビや故障の原因になる場合も。心配な場合は、コストはかかりますが、業者に依頼するのが安心安全です。

エアコンのパネルを開けて中を見てみたら、奥まで黒カビがびっしり…なんていうことも珍しい話ではありません。極度の汚れは素人では対処しきれないので、専門の業者に依頼するのが良いでしょう。

日々の掃除を楽に!カビや汚れの予防方法

エアコンを使うと内部に結露が発生します。結露をそのままにしておくと、菌が繁殖し、カビが発生しやすくなるのです。カビの発生を防ぐには、日ごろからエアコン内部を乾燥させておくことが大切。

エアコンを消した時、1〜2時間送風運転をすることで、エアコン内部を乾かすことができます。「内部乾燥運転(内部クリーン)」機能があれば、それを利用するのも良いでしょう。

業者にエアコンクリーニングを依頼する

専門業者 プロ

こまめにエアコンのフィルターを掃除しているのに、嫌なニオイがしたり、効きが悪いと感じたりするのは、エアコン内部の汚れが原因です。エアコン内部は自力で掃除するには限界があるので、専門業者に依頼して徹底掃除してもらいましょう。ここでは業者に頼んだ場合の掃除内容と、おおまかな流れや料金について紹介していきます。

パワフル業務用高圧洗浄機と特殊な洗剤で徹底洗浄!

専門業者にエアコンクリーニングを依頼すると、自分で掃除するのは難しい手の届かない、エアコン内部の奥の汚れまで徹底的に掃除してくれます。

用途に応じた特殊な洗剤を使い分けて、高圧洗浄機やスチームクリーナーなどの専用機器を駆使して、細かいパーツの汚れまでしっかり取り除いてくれます。嫌なニオイの元になるカビやホコリもしっかり除去し、新品のようにすっきりきれいにしてくれますよ。

時期によっては混み合ったり、料金が高かったりするので、依頼したい時期が決まったら、早めに予約しておくとスムーズです。

専門業者の作業方法・手順

作業スペースとして、エアコン下に2畳ほどのスペースが必要です。ブルーシートなどを敷いて床に汚れがつくのを防いだうえで、作業することになります。できれば家具はあらかじめ移動しておくとスムーズですね。

また、エアコン本体から外したパーツを洗うために、風呂場やベランダなど水が使える場所も必要です。手順はどこの業者でも同じような流れで進んでいきます。

1. 動作・不具合確認
2. 分解・養生
3. 部品洗浄
4. 本体洗浄
5. 乾燥
6. 部品取り付け
7.動作確認

所要時間の目安は、1時間~1時間半ほど。ただし、掃除機能付きエアコンは3~4時間ぐらいかかることもあるそうです。事前におおよその所要時間を聞いておくと良いでしょう。

専門業者に頼んだ時の料金の目安は?

専門業者に頼むと料金も高そうで、躊躇してしまうという方も多いのではないでしょうか。業者によってかなり幅がありますが、大まかな相場を調べてみました。

通常壁掛けタイプ1台:7,000円~11,000円
掃除機能付きエアコン1台:15,000円~21,000円

2台目以降が割引料金になったり、防カビ・抗菌コートをサービスで実施してくれたりする業者もあるので、基本料金以外のポイントも総合的に比較して、上手に利用するのがおすすめです。また、夏の終わり・冬の終わりなどの繁忙期を外せば、キャンペーンで料金が安くなっている場合もあるので、早めに調べておくのがお得と言えるでしょう。

エアコン掃除を簡単にするには、エアコン選びから?

エアコン

実際にエアコンを使って、汚れが気になりだしてから始めて掃除について考える方も多いですが、実はエアコン選びの段階から気にしておくべき問題なのです。ここでは、最近メジャーな自動掃除機能付きエアコンや、掃除のしやすいエアコンについてみていきましょう。

自動掃除機能付きエアコンは掃除が不要なの?

自動掃除機能付きと聞くと、手動での掃除は全くいらないという印象を受けますが、実はそんなことはありません。

多くの自動掃除機能は、フィルター上部に設置されたブラシがフィルターのほこりを取ってくれます。自動掃除機能は集めたほこりをダストボックスへと回収するか、室外へ排出してくれるのみです。ある程度のほこりは回収できますが、細かい塵やほこりは取り切れずに内部に溜まっていきます。

もちろん、フィルター以外の場所には、普通に汚れが溜まります。掃除機能付きエアコンでも、定期的なクリーニングは必要ということですね。

掃除しやすいエアコンを選ぶ!専門業者に人気のメーカーはダイキンと三菱霧ヶ峰

ダイキンは、工業・業務用の空調機器の分野で、国内シェア40%の空調機メーカーです。独自のモーターに秘密があり、過酷な環境でもパワフルに稼働が可能。耐久性にも優れていると評判があります。丈夫な作りなので故障しにくく、簡単に掃除できるよう工夫が凝らされているのが特徴です。

また、三菱霧ヶ峰は、分解掃除がしやすいと言われています。業者のクリーニングでも細部まで汚れが落としやすいと好評だそうですよ。

エアコン掃除はこまめな手入れがポイント!内部は専門業者に任せて徹底洗浄を

気持ちいい風

エアコンの掃除のポイントはつかめたでしょうか?自分で簡単にできる範囲のカバー・フィルター・ルーバーは定期的な掃除を心がけましょう。

熱交換器・ファンといった内部の掃除も、ニオイが気になる時や、ほこりが目に付く時などにこまめに行うようにします。どうしても手の届かない内部の掃除は、年に1回を目安に業者に任せると安心です。

また、日々エアコンを使った後には送風運転をして、カビを予防することも重要!すっきり掃除して、快適にエアコンを使ってくださいね。


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