おすすめプリンター【2018】機能・価格・サイズなど観点別にピックアップ!

森 伽織
公開: 2018-08-01
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プリンター選びで重視するポイントは人それぞれ。多機能、低価格、小型、写真専用、あなたはどんな物を必要としていますか?観点別に
選び方のコツと、おすすめ商品を紹介します!用途やご家庭の状況と照らし合わせながら参考にしてみてください。



プリンターの選び方

ひとくちにプリンターといっても、その特徴は機種によってさまざま。まずは、自分が何を重視してプリンターを選ぶのか考えてみましょう。重視するポイントごとに、商品のどんな特徴をチェックするべきかご説明していきます。

機能性重視ならここをチェック

機能性を重視するなら、まずは「複合機」であることを前提に考えているかと思います。複合機というのは、プリント機能に加え、コピー機能、スキャナー機能を搭載した製品のこと。スキャナーは単体でも販売されていますが、プリンターと同時期に購入を考えているなら複合機を選ぶのがおすすめです。

またWi-Fi対応製品であれば、ケーブルが必要ないため、部屋での配置を自由に決めることができます。さらに「AirPrint」や「Wi-Fi Direct」対応であれば、無線LAN環境のない場所でも、スマートフォンやタブレット端末から直接データをプリントすることが可能。USBメモリやSDカードをプリンター自体に挿入できる製品でも、パソコンを使わずに、記録メディアとの間で印刷・スキャンができますよ。

コンパクトさ重視ならここをチェック

部屋のスペースをなるべく取らない、コンパクトサイズのプリンターを選びたいという方もいるでしょう。各メーカーとも新商品を出すたびに小型化に努めているため、同シリーズなら最新型のものが、比較的コンパクトである可能性が高いです。

また、機能を絞ったり印刷可能な用紙サイズを限定したりすれば、かなりコンパクトな製品もあります。持ち歩きができるモバイルタイプであれば、コピー機能だけの製品をチェックするのがおすすめです。

低価格重視ならここをチェック

機能性やサイズではなく、低価格であることを最重視して選ぶ方もいるかと思います。実はメーカーや搭載機能によっては、複合機でも1万円以内で購入することが可能。多くの場合、高価な製品よりも画質は低くなりますが、そこまで綺麗に仕上げる必要のない用途であれば問題ないでしょう。

また、プリンター本体の価格が安い製品は、指定のインクが高価なため、結果として印刷コストが割高になることもあります。対応インクの価格をチェックしてから、総合的にかかるコストを考えて購入するのが賢い選択でしょう。ちなみに品質を気にしないのであれば、非純正の互換インクを使用して、印刷コストを抑えるという方法もあります。ただし故障の原因になることもあり、その際メーカーのサポートを受けられない可能性も出てくるので注意してください。

写真専用ならここをチェック

写真を印刷するためだけにプリンターを購入するなら、フォトプリンターを選ぶと、画質が高く綺麗な仕上がりになるのでおすすめです。機能を絞ってあること、写真サイズの用紙にのみ対応していることから、部屋の中で場所を取らないコンパクトサイズなのもポイント。

持ち歩き可能なバッテリー式のモバイルプリンターなら、画質こそ少し粗くなりますが、旅行先やレジャーシーンでも大活躍です。家庭用の小型機なら、本体操作で簡単に写真をデコレーションしたり、年賀状を作成したりできる製品も要チェック。複合機とは別に1台持っていてもいいかもしれません。

観点別おすすめ商品をピックアップ

ここからは重視するポイントごとに、おすすめのプリンターをご紹介します。それぞれの特徴を押さえて、購入の際に参考にしてみてください。


多機能プリンター

●brother MFC-J737DN

こちらは複合機であるのはもちろん、なんとFAX・電話機としても使用できる多機能プリンター! 受話器は取り外し可能で、部屋の設置スペースに合わせてサイズを調整できます。子機が1台ついているので、プリンター部分とは別で手に取りやすい場所に置いておくのもいでしょう。

また、受信したファックスの内容が印刷前にパネルで確認できるため、用紙代とインク代を節約できるのもおすすめポイント。タッチパネル操作、給紙、インク交換はすべて前面から行うことができ、壁や家具の近くに置いても使いやすいデザインですよ。

●Canon PIXUS PRO-10S

文書だけでなく超高画質の写真を印刷したいなら、このプリンターをチェックしておきましょう。高画質の理由となっているのは、顔料インク10色対応というスペック! 一般的なプリンターの場合、黒、シアン、マゼンダ、イエローの4色を混ぜ合わせて印刷物の色を作り出しているのですが、そこに6色ものインクが加わることで、色調豊かなプリントが可能となっています。

また、レーベルプリントにも対応しているため、CDやDVD、ブルーレイディスクの表面に写真やタイトルを直接プリントすることも可能。データ内容が一目でわかりやすくなり、正確なメディア管理が行えます。

小型プリンター

●Canon PIXUS iP110

重さ約2kgというコンパクトさで、持ち運びもできる小型プリンター。ブックエンドや机の引き出しにも収納可能なサイズですが、しっかりA4サイズの用紙まで対応しているのでおすすめです。モバイルバッテリーは別売りのため、持ち歩き用に考えている場合は注意しましょう。

また、インクは写真や文字を綺麗に再現できる5色ハイブリット。文字専用の顔料ブラックインクが使われているため、文字や罫線の細部まではっきりと仕上げることができ、はがきや封筒の宛名印刷にも最適です。

●EPSON PX-S05W/PX- S05

こちらも重さ約1.6kgの超軽量プリンター。Wi-Fi対応製品のため、訪問先でも手軽にデータを印刷することができます。Wi-Fi Direct機能を使用すれば、無線LAN環境がなくても、スマートフォンやタブレット端末から直接データを送ることが可能!

さらに、小型ながらカラー液晶パネルも搭載しており、インクやバッテリの残量確認、Wi-Fi設定などをスムーズに行うことができます。複合機とは別で、外出用として購入を考えてもいいかもしれませんね。

低価格プリンター

●EPSON カラリオプリンター PX-049A

こちらは本値価格6,000円以下で手に入る、コンパクトな複合機。低価格ながら機能性も兼ね備えており、無線LAN経由による印刷や、カラーインクがなくなってもブラックインクだけでモノクロプリントができる「黒だけでモード」にも対応しています。

専用アプリ「Epson iPrint」を使用すれば、スマートフォン内の写真や文書を、どこからでも印刷することが可能。さらに、データをメールに添付してプリンターに送る「メールプリント」機能にも対応しており、海外から送ったデータを印刷することもできます。Eメールさえ送れる機器からなら、ソフトやドライバーも必要ありません!

●brother DCP-J973N

こちらのプリンターは、本体価格を抑えつつ、インクのコスパも高いのが魅力です。なんと1回のインク交換で、A4カラー印刷が約500枚、写真入り年賀状なら約870枚も印刷可能! ブラザーの独自開発した「できる4色インク」を使用することで、写真も文書も綺麗にプリントしつつ、この高コスパを実現しています。

また、自分で使用する資料など、多少淡いプリントで問題ない場合は、インクの消費量を抑えられる「インク節約モード」を選択することも可能。「自動両面印刷」や「ページレイアウト」など、用紙コストを削減できる機能も満載のおすすめプリンターです。

写真用プリンター

●CANON SELPHY CP1300

こちらは高精細な液晶モニターを搭載した、操作性のよいフォトプリンターです。直付けのバッテリのコンパクトな本体は、待ち運びにも最適。Wi-Fi環境のない場所でもスマホやタブレット端末から直接プリントができるほか、メモリーカードやUSBを接続することも可能で、どこでも簡単に印刷できます。

また、Lサイズやポストカード、カードサイズなど、さまざまな用紙にも対応。オーバーコート仕上げによって、印刷した写真を水や汚れ、色あせから守り、綺麗なままで残すことが可能です。

●EPSON カラリオ ミー PF-71

こちらのフォトプリンターも、撮影データの入ったSDカードを直接プリンターに差し込み、撮った写真をすぐに印刷することができます。液晶パネル上で写真の選択、用紙サイズや印刷方法の設定を行えるので、これ1台携帯すればOK! 専用のスマートフォンアプリ「Epson マルチロールプリント」を使用すれば、好きなレイアウトに文字入れをして、シールづくりも楽しめます。

また、プリンターが写真データから自動で人物の顔を判別し、肌色を自動補正してプリントしてくれるため、逆光の写真も綺麗に印刷することが可能。高精度の色補正機能を搭載しているため、夜景写真などの印刷にもおすすめです。

まとめ

プリンターはメーカーや機種ごとに特徴もさまざま。用途やスペース、予算などと照らし合わせながら比較検討し、自分にぴったり合うものを探してみてください!


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