スポーツ向きのワイヤレスイヤホンの選び方 3つのポイントをおさえよう
音楽をききながらスポーツをする際、従来の有線のイヤホンだと外れたり、ひっかかりやすかったり、不便なことが多かったと思います。
スポーツ向きのワイヤレスイヤホンを使ってみたいけど、選び方がわからない。そんなあなたに。
人気のboseとソニーのイヤホンを使いながら、おさえるべき3つのポイントをお伝えします!
おさえるべき3つのポイント
今回使うのは、bose「SoundSport Free wireless headphones」(写真左) と、ソニー「WI-SP500」(写真右)です。
ワイヤレスイヤホンを買おう!といっても最近はたくさんの種類のワイヤレスイヤホンがあり、どれがいいのかわからない…という方も多いと思います。
そこで選ぶ際に注目すべきポイントは、ズバリ
1外れにくさ
2防水性能がある
3連続再生時間の長さ
になります!
1. 外れにくさを確認
まず、boseのイヤホンです。
重さは片方9g。見た目に反して意外と軽いです。
とびでている部分を耳の溝にいれるためかなりフィットします。
手をかけて外そうとしないと離れないので自然と外れてしまう不安はありません。
このように飛び跳ねてもイヤホンの位置が外れたりずれてしまうということはありません。
左右独立型ですが激しい運動でどこかにイヤホンがふっとんでしまうことの心配はなさそうです。
イヤホンの密着度が高い分、音質も最高に良いです。
続いて、ソニー。
ソニーは見てわかるように、耳に装着する部分が突起状でやわらかい作りになっています。
実際につけたところ、やわらかいため装着しやすいものの、boseのような安定感はないかなあと感じました。
ソニーをつけて動いて見ます。
凹凸部分のおかげか、上下運動しても外れるということはありませんでした。不意にとれてしまうということはなさそうです。
そして全体で18gと非常に軽い作りになっていて、左右一体型ですがイヤホンをつけているという感じがあまりありません。ストレスフリーに運動できそうです。
2. 防水性能で選ぶ
続いて重要になるのがワイヤレスイヤホンの「防水機能」です。
運動中の汗や、雨水によってイヤホンが壊れてしまう危険性があるのでこの点はしっかり確認していきたいところです。
そもそも防水性能とは?
防水だからといって、水にぬらしても大丈夫!とは一概にはいえません。
防水のなかにも様々な保護等級があり、これを理解した上で製品を使用することが求められます。
防水等級は2003年に国際電気標準会議で定められた電気機器などの保護性能のレベルを示す指標です。
防水・防塵の耐性を示すものとして「IP〇〇」という規格があり、左の〇には防塵性能を表す数字、もしくはX(テストしていないという意味)がはいり、右の〇には防水性能を表す数字、またはXが入ります。
防水等級の数値は1〜8まであり、水滴からの保護から水没に対する保護までと幅広いです。
また、これらは0度〜35度までの真水に対応したものであり、海水や温泉などからの保護機能は保証していないので注意しましょう。
【防水等級】
IPX1 | 200mmの高さから10分間、垂直に落ちてくる3〜5mm/分の水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 200mmの高さから10分間、15度の範囲で放水される10ℓ/分の水滴による有害な影響がない |
IPX3 | 300mmの高さから10分間、60度の範囲で放水される10ℓ/分の水滴による有害な影響がない |
IPX4 | 300〜500mmの高さから10分間、全方向から放水される10ℓ/分の水滴による有害な影響がない |
IPX5 | 3mの距離から3分間、全方向からの12.5ℓ/分・30kpaの噴流水による有害な影響がない |
IPX6 | 3mの距離から3分間全方向からの100ℓ/分・100kpaの噴流水による有害な影響がない |
IPX7 | 30分間、水面下・15㎝〜1mに水没しても内部に侵入することがない |
IPX8 | 持続的に水没しても内部に侵入することがない |
イヤホンの防水レベルはどれくらいがベスト?
boseとソニーのイヤホンはどちらも防水等級はIPX4です。そのため防塵性能はなく、あらゆる方向からの飛沫に対する防水機能をもつ製品となっています。
IPX4のレベルなら雨の日にランニングしたり、ジムで汗をかいても壊れる心配はありません。
イヤホンをつけたままシャワーを浴びたい人はIPX5やIPX6のレベルが安心です。
プールなど水中で使いたい場合はIPX7以上のものを選ぶことが必要となりますが、日常生活の場面での雨水や汗からの防滴性能を求める際にはIPX4〜6のワイヤレスイヤホンで十分だと言えます。
3. 連続再生時間で選ぶ
長時間スポーツをしながら音楽を聞くことになると、フル充電からどれくらいもつのかということが大事になってきます。
一般的なワイヤレスイヤホンは連続再生時間が4,5時間ほどです。
boseの連続再生時間は約5時間と規定されています。左右独立型のイヤホンの中では比較的持ちが良いものとなっています。
また、充電された専用のケースにいれると最大10時間分充電することができ、15分の充電でも45分間の使用も可能です。
ジムでサウナに行く時はケースにいれてちょっと充電しておく、などするとより長く音楽を聞くことができますね。
続いてソニーのイヤホン。こちらは最大8時間連続再生することができます。
事前にしっかり充電していれば、途中で切れてしまうという心配をすることなく運動に専念できます。
以上の二つを参照しながらスポーツをする際に選ぶべきワイヤレスイヤホンの特徴を紹介してきました。
音質ももちろんですが、とれにくさや防水等級、連続再生時間に注目して自分にあったワイヤレスイヤホンを選んでみてください!
【まとめ】
bose | ソニー | |
外れにくさ | ウイングの部分でしっかり固定され、動いても外れにくい | イヤホンに凹凸があり、耳にフィットして外れにくい |
防水性能 | IPX4(雨水や雨から耐えうる防滴レベル) | IPX4(雨水や汗から耐えうる防滴レベル) |
連続再生時間 | 約5時間 | 約8時間 |
今回使用したイヤホンの購入はこちらから
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