キモ可愛い!?4本脚で自由自在に走り回るロボット『Spot Mini』
近年、ますます発展するロボット技術。昔はよちよち歩きだったのが、今や荒れた路面の上を走り回ることもできるんです。今回ご紹介するのは、アメリカ企業のボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)が開発した4本脚のロボット『Spot Mini』です。
『Spot Mini』をサクッと紹介する1分動画はこちら↑↑
なめらかすぎる歩行性能
『Spot Mini』の最大の特徴は、なんといってもこのなめらかな歩行性能。全高84cm、重さ25kgのロボットが、まるで犬か猫のように歩き回ります。なお本体には関節が14個あり、その動作には電気制御のアクチュエータが利用されています。
階段を登ったり、ドアを開けたり……
『Spot Mini』が活躍するフィールドは平地だけではありません。このように、階段の上り下りもラクラクこなします。
さらに本体にロボットアームを取り付ければ、ドアの開閉も可能。ドアを少し開けてから足を挟んで固定する様子なんて、もう現実の犬や子供と見紛うような動作です。なお、ペイロード(荷物)は14kgまで搭載できるそうです。
3Dビジョンで状況を判断
『Spot Mini』の前面にはステレオカメラや深度カメラを組み合わせた「3Dビジョンシステム」が搭載されており、マップデータと組み合わせることで周囲の障害物を避けながら移動することができます。
本体には完成測定装置(IMU)やポジション/フォースセンサーが搭載されています。ですから、こんな風に乱暴に扱っても大丈夫……なのですが、ちょっとかわいそうですね。
本体はバッテリーで動作し、満充電状態で平均90分間の動作が可能だと説明されています。また、動作音が小さいのもこのロボットの特徴です。
販売情報について
驚くべきことに、ボストン・ダイナミクスは『Spot Mini』を2019年に発売すると発表しています。また今年後半には100体の生産が開始され、以後も生産台数は増加するそう。さらに具体的な価格は発表されていないものの、同社の他のロボットよりは大幅にお安いとのこと。いつの日か、こんな高機動なロボットを我が家にお迎えする日がくるかもしれませんね。
動画・写真はいずれもボストン・ダイナミクス提供
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