まるで風車のように!息を吹きかけるだけで操作できる『フーフータブレット』
スマホやタブレットが日常生活で欠かせなくなっていますが、「手が使えなくてどうしても操作できない」ことってありますよね。
例えば、電車でつり革を持っている時や、料理を作っている時は画面操作ができません。
そんな時に風車を回すように「フーフー」と息を吹きかけるだけで、スマホやタブレットを自由に使いこなせるのが、この『フーフータブレット(通称)』なんです。
▲『フーフータブレット』をサクッと紹介する1分動画はこちら
息を吹きかけるだけでアプリの選択から書籍の閲覧も!
テスト用に製作した風車を回すアプリや、ろうそくを消すアプリなどもできますが、
息をふきかけて、本来のタブレットのように動いてくれます。
料理レシピサイトも手を使わずに「フーフー」で見たい画面に飛べます。
本をめくったり、スクロールも簡単にできます。
地図の移動も上下左右、斜め、拡大や縮小も!
ただ、息を吹きかけるコツをつかむまでがちょっと大変かもしれません。
息を吹きかけてタブレットが操作できる理由は?
フーフータブレットには画面のまわりに12個の小型マイクが取り付けられていて、「フーフー」している息の音の大きさ・長さを読み取り、息が吹かれた位置と強さを測定。
重心を計算して、その音が最も強い位置を感知して操作が行われます。
精度は直径5cmくらいの大きさであれば選択できるとか。
残念ながら市販されていませんが、自分で作れるかも!
この自分の息で操作する『フーフータブレット』、さぞかし巨額の研究費と開発予算がかかっているのではと予測したものの、
これを開発した東京都市大学知識工学部の森博彦教授から返ってきた答えは、
「タブレット以外のフーフーを感知する部分のみの開発費は1万円くらい。秋葉原で販売されているもので揃えられるから、理工系の学生なら作ることもできます」
あなたも自作で『フーフータブレット』を作ってみませんか?
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