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お昼寝中の赤ちゃんの安全を見守るIoT機器  『るくみー午睡チェック』

makki
2017-10-16
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みなさんは、現在保育園で赤ちゃんのうつぶせ寝による事故を防ぐため、
保育士が5分おきにブレスチェックをしていることをご存じでしょうか?
暗闇の中での手書きチェックは保育士の負担にもなるし、他の赤ちゃんを巡回中に何かあったら大変です。

そこで開発されたのが2018年から保育園で導入予定の、『るくみー午睡チェック』なんです。

▲「るくみー午睡チェック」をサクッと1分で紹介する動画はこちら

ジャイロセンサーで身体の動きを検知

るくみー午睡チェックは500円玉より一回り大きいくらいの大きさの、IoT機器。
キャップをはめるようになっていて、

赤ちゃんの服に簡単にとりつけることができます。

(MAH00073をスクショ)「チェックシート自動作成」機能

そして、赤ちゃんの身体の向きと動きをジャイロセンサーセンサーで感知。
データをタブレットやパソコンに自動送信します。

これまで手書きで記載していたシート作成の手間が省けます。記録の間隔は1分単位で設定をすることができ、職員室や離れた場所からでも常に確認することができます。

上の映像の矢印は赤ちゃんの体の向きを示しており、下向きの矢印はうつぶせ寝だということを表しています。うつぶせ寝が60秒続くと・・・

(MAH00075を使う)「危険アラート」機能

画面表示と音で警告がでるしくみになっています。

体動の場合は、20秒間動きが無い状態が続くとアラートがでます。
(うつぶせ寝と体動のアラートがでる秒数は、今後の実証実験をへて変わる可能性があるそうです)

5分間隔、手書きでのチェック体制を改善

厚生労働省によると、SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。

平成27年度には96名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。

(DSC00007のスライドをトリミング)SIDS(乳幼児突然死症候群)とは?

上の画像はるくみーを開発したユニファの会見で使われた資料。

年間100件前後のSIDSによる死亡事故が発生していること、保育施設内での死亡事故の77%が睡眠中に発生し、うち40%がうつぶせ寝の状態で発生していることが明らかにされました。

(DSC00009をトリミング)そのため現在では保育士による手書きでのチェックが行われています。

これを防ぐため、保育士は0歳児を担当する場合、5分おきに身体の向きを確認。
上の画像のように、身体の向きを手書きで記録しています。

しかしこれは保育士の負担が大きく、また5分以内に何かあった場合に気づけない恐れがあります。

るくみー開発にこめられた思い

(るくみー公式HPの写真が使えたら)

ただでさえ保育士の人手不足の時代。なんとかできないかと考えたのが、るくみーを開発したユニファの土岐泰之社長です。

「一秒でも早く気付いてあげることができる。保育士はより子どもと向き合うことに専念できる」。土岐社長は記者会見で思いを語りました。

また、今後は体温計のIoT機器も開発する方針。上のスライド資料のように、ユニファは「スマート保育園構想」と名付け、保育園にIoTサービスの導入を進めていく方針です。

赤ちゃんの睡眠時の安全を守る「るくみー午睡チェック」。これを使うことで赤ちゃんの死亡事故が減り、保育士の負担も減るのではないでしょうか。
この機器の導入によって現代日本の課題の一つである保育士不足の解決にもつながるといいですね。


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