夏目漱石が現代に蘇る!?「漱石アンドロイドプロジェクト」
2016年は、明治の文豪、夏目漱石の没後100年にあたるメモリアルイヤーです。
各所で漱石関連のイベントが数多く行われていますが、その中になんと、漱石をアンドロイドとして蘇らせる計画があるのをご存じですか?
それが、漱石にゆかりのある二松学舎大学を中心に行われている、「漱石アンドロイドプロジェクト」です。
生前の姿を再現!
アンドロイド開発のキーアイテムとなるのは、朝日新聞社が所蔵する「漱石のデスマスク」。
デスマスクとは、著名な人物が亡くなった際に、その容貌を後世に残すために蝋などで取る「型」のこと。
このデスマスクを3D解析してデータ化し、それを元に生前の漱石に近いリアルなアンドロイドの顔を作ります。
さらに、漱石の実のお孫さん、夏目房之介先生(漫画批評家)の声を元に、漱石の肉声を予想、
合成音声で再現します。
まさに生前そのままの顔、声、仕草を持った漱石アンドロイドが見られるかもしれません。
漱石アンドロイドが学校で文学の授業!
アンドロイドが完成した暁には、これを教育の現場に活かすことが計画されています。
文学作品の朗読や解説をするプログラムを開発し、教壇に立った漱石アンドロイドが講義や講演を行います。
そして将来には、各地の高校や大学に出張し、国語の授業を行う事業も計画中です。
あなたの学校にも漱石が来てくれるかも?
「漱石アンドロイドプロジェクト」は現在、この教育プログラム開発事業に関して、一般の方々から資金援助を募るクラウドファンディングを行っています。
アンドロイドが教育の現場に立つ、「未来の教育」の実現に、あなたもその一部に参加してみては?
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