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バーベキューの食材、おすすめは? 量や下ごしらえも紹介

公開: 2023-05-17

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おいしい食材や飲み物を囲んで、家族や友人、同僚とも楽しめるイベントがバーベキュー。仲間との交流を深める目的で、恒例で行う人も多くいることでしょう。

ところが、バーベキューに慣れていないと「どんな食材を用意したらいい?」「必要な量は?」「下ごしらえは?」など疑問に思うことが多いでしょう。

そこでこの記事では、バーベキューの食材をそろえるうえで必要な情報を詳しく解説します。子どもが参加するバーベキューの注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


バーベキューのおすすめ食材

バーベキュー食材

まず、バーベキューでおすすめしたい食材は、主役となるお肉。以下がバーベキューでは定番です。

バーベキューで定番のお肉
・牛カルビ
・豚ロース
・骨付きスペアリブ
・鶏もも肉

豚肉や鶏肉は牛肉と比較すると安価で手に入りやすい食材です。限られた予算内で十分なお肉の量を確保したいなら、豚肉や鶏肉を多めに購入するのも手です。

余裕があれば、骨付きスペアリブなどの普段あまり調理しないような肉を用意することで、バーベキューを盛り上げられます。

また、調理と並行してバーベキューを楽しむなら、すぐに提供できる前菜がおすすめ。トマト&モッツァレラチーズを使った「カプレーゼ」などは、火を使わなくても調理できます。

バーベキューにおすすめの前菜
・トマト&モッツァレラチーズ
・生ハム&アスパラガス
・はんぺん&マヨネーズ&ツナマヨ

食材に加え、調味料やタレもバーベキューを盛り上げてくれるエッセンスになります。

バーベキューの食材、どこで買う?

購入する場所によって食材のラインアップは異なります。定番の食材ならスーパーもいいですが、変わり種を求めるなら専門店やECサイトなどを利用するのも手です。

スーパーマーケット|手頃な価格でそろえやすい

スーパーで食材を買うイメージ

スーパーマーケットでは、肉・魚・野菜など、ひと通りの食材を手軽に揃えられるのがポイントです。業務スーパーやコストコなど、大量の食材を割安な価格で手に入れやすい店もあり、大人数で行うバーベキューなどでも便利です。

専門店|高級品や変わり種食材の入手にも

いつもと違うバーベキューを楽しみたいときは、精肉店や鮮魚店、八百屋などの食材の専門店を利用するのも手です。専門店には、スーパーマーケットにはない、高級食材や変わり種の珍しい食材もそろえていることがあります。

ただし、専門店の多くはスーパーマーケットよりも価格が高めの場合も。スーパーマーケットの食材とうまく合わせて、出費をおさえることが肝心です。

オンラインショップ|価格が安く品揃えも豊富

オンラインショップで食材を買うイメージ

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最近では、インターネットを活用してオンラインショップで食材を購入することが一般的になりました。オンラインショップには、バーベキューの食材を専門に扱っているサイトも多くあり、価格が安く品揃えも豊富です。

とくに、食材を買い出しする時間がない場合や荷物の持ち運びができない場合は、オンラインショップを利用することで効率良く準備ができ、指定場所に食材を届けられるため便利です。

ただし、オンラインショップで購入する場合は、到着までに日数がかかったり送料がかかったりすることがあるため、購入前に確認をしておきましょう。

バーベキュー食材、必要な「量」や「会費」は?

バーベキューで食材を用意するときは、あらかじめ購入する量の目安や食材費の相場を把握しておきましょう。当日に「材料が足りない」「余ってしまった」といったトラブルが起こるのを防げます。

必要な食材の量とは?

お肉を量るイメージ

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バーベキューで用意する1人前の肉の量は、一般的に男性で300g、女性で200gと考えます。しかし、お酒を飲む場合や、参加者の年齢層の幅によって変動するため、状況に合わせて調整する必要があります。

肉がメインのバーベキューで魚介類を用意する場合は、焼く手間や好みを考慮して、肉よりも少ない量を見積もりましょう。野菜はたくさんの種類を少しずつ用意することを意識すれば、満足度の高いバーベキューとなります。

バーベキューで用意する食材は、十分な量で、しかも食べ切れることが理想的です。参加者に食材や量に関するアンケートを事前に行うという手もあります。

一人につき会費はいくら?

バーベキューの支払いイメージ

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購入する場所や、用意する食材によって変わるものの、バーベキューの食材にかかる費用は2,000円程度が相場です。

ただし飲み物代は別なので、お酒などによって1人1,000円程度は多くなることを想定しましょう。また、調理器具のレンタルや、場所の使用料がかかる場合は、そちらも会費に追加する必要があります。

食材には「下ごしらえ」が重要

事前に下ごしらえをしておくことによって、調理の時短と共に食材のうまみが増し、よりおいしい料理が楽しめます。ここでは、肉・魚介類・野菜の食材別に下ごしらえのポイントを紹介します。

お肉の下ごしらえ|1.5~2cm程度の厚さに切っておく

お肉の下ごしらえイメージ

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お肉を事前に切っておくと、バーベキュー場での調理時間が短縮できます。同じ厚さに切るのがポイント。火の通りが均一になります。

炭火焼きの場合は中まで火が通りやすいため、少し大きめに切っておくと肉本来のうまみを感じやすくなるでしょう。

なお、肉を1.5~2cm程度の厚さに切ると、中までしっかり焼けて食べやすくなります。調理に慣れている場合は、肉のスジをあらかじめ切るといったひと手間によって、肉がよりやわらかくなります。

魚介類の下ごしらえ|食材にあわせた方法で

魚介類を焼くイメージ

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エビ・ホタテ・イカは調理がしやすいため、バーベキューで人気のある魚介類です。下ごしらえを済ませておくことで、現地で行う調理の手間を省けます。

エビの下ごしらえ
エビは、有頭・無頭のどちらの場合でも、塩をすりこみ、流水できれいに洗います。次に、つまようじなどで背ワタを取り除きましょう。背ワタを取り除いたら、ファスナー付きプラスチックバッグに入れて、バーベキュー場に持っていきます。

エビは殻ごと焼くと風味が出ておいしくなるため、下ごしらえの段階で殻をむかないようにしましょう。
ホタテの下ごしらえ
ホタテは、殻ごと焼く場合と、ホタテの身を小さく切って焼く場合で、下ごしらえの方法が異なります。殻ごと焼く場合は、貝殻を開いて片貝状態にし、内臓を取り除いて洗います。

小さく切って焼く場合は、貝殻から身を外し、内臓を取り除いて小さく切りましょう。
イカの下ごしらえ
丸ごとのイカを購入する場合は、事前にさばいておきましょう。イカをさばく手順は以下の流れに沿って行います。

① 胴の中に手を入れ、胴とワタをつなぐ筋を軟骨に沿って引きはがす
② イカの足を持ってワタを引き抜いた後に、胴に残っている軟骨を引き抜く
③ イカ耳(エンペラ)の先端部分と胴の間に指を入れて、指をスライドさせながら耳を引き剥がす
④ イカの耳を取った際に皮の一部が剥がれたら、先端をつまみそのまま引き剥がす
⑤ 胴の中に残っている内臓などを流水で洗い流す
⑥ ワタについている墨袋を破れないように注意しながら引き剝がす
⑦ イカの目とワタの間に包丁を入れて足を切り離す
⑧ 切った足をキッチンペーパーでしごいて、吸盤を取り除く
⑨ 足の付け根に切り込みを入れてくちばしを押し出し、目を切り落とす
⑩ さばいたイカをしっかりと流水で洗う(イカに付いている寄生虫を洗い落とす)

イカには、アニサキスと呼ばれる寄生虫がいるリスクに注意しましょう。イカをさばいた後は、下ごしらえの段階でしっかりと流水で洗い、アニサキスを落としましょう。

なお、アニサキスは、イカを冷凍したり加熱したりすることで死滅します。一度冷凍保存するか、加熱調理を行うことで食中毒の危険は防げますが、生で食べてしまうと腹痛や嘔吐といった食中毒を起こす危険性があるため注意しましょう。

さばいたイカは、火を通す前に格子状に切れ目を入れて繊維を切っておくと、焼いたときに縮んで丸まってしまうのを防げます。あるいは、横方向に1cmほどの間隔で切り込みを入れておくことも有効です。

イカをカットせずに丸ごと焼く場合は、長めのステンレス串を縦方向に通しておきます。焼いたときに、反り返るのを防げます。

野菜の下ごしらえ|火が通りやすく均等に切る

野菜の下ごしらえイメージ

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野菜を切る場合も、火の通りを均一にするために、肉と同様に同じくらいの大きさや厚さに切りましょう。ただし、野菜の種類によって、大きめに切るとよい野菜と小さく切るとよい野菜があるため、注意が必要です。

たとえばトウモロコシは、火を通りやすくして焼き時間を短縮するために3cm幅くらいに切り分けるとよいでしょう。一方でキノコやピーマンなどは、焼くと縮んでしまうため、大きめに切るのがおすすめです。

切った野菜は、チャック付きプラスチックバッグやビニール袋に入れてバーベキュー場へ持っていきましょう。

食材・調味料の扱いに注意

バーベキューは大勢で楽しめるイベントですが、食材の扱いに注意する必要があります。食材や調味料を持っていく際の注意点を紹介します。

食材の「鮮度」に注意

クーラーボックスの中の食材イメージ

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食材なので、まずは鮮度に注意しましょう。現地まで運ぶ際は、クーラーボックスなどを利用して冷やした状態にしておくことが肝心です。遠方であれば、保冷剤などが十分あるかチェックしておきましょう。

食材の「容器」にも注意

食材を入れた容器のイメージ

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食材を持ち運ぶクーラーボックスや保冷バッグには、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。ハードタイプは保冷力が強く、外からの衝撃に強いため食材を保護しながら持ち運べるというメリットがあります。

一方でソフトタイプは、ハードタイプに比べ軽量で、中身が空になれば折りたたんで持ち帰れる利便性の高さが特長です。

自宅からバーベキュー場までが遠い場合や、真夏にバーベキューを行う際は、食材の鮮度を保つため、保冷力に優れたハードタイプのクーラーボックスの使用がおすすめです。

食材を保冷剤で挟むことにより保冷力が増すため、鮮度を保つ方法として参考にしてください。

調味料や食材は「液漏れ」に注意

調味料用の容器イメージ

市販のボトルに入った醤油やソースなどの調味料は重く、しかも使いかけの場合は液漏れのリスクもあります。使う量を持ち歩きに適した容器に移し替えておくと安心です。

細かく切った食材は、コンテナ型の食品保存容器を使うと、持ち運びで食材が潰れにくくなります。

バーベキューで子どもと楽しむ食材

バーベキューを子どもと楽しむ際のポイントを紹介します。

子どもが好きな食材を準備

マシュマロを焼くイメージ

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大人が選ぶバーベキューの食材の中には、子どもの苦手なものが含まれる可能性があります。ソーセージ・チキン・コーンなど、子どもに人気のある食材を用意しておきましょう。

また、デザートにはマシュマロやフルーツなどが好まれます。

食材の焼き加減

子どもがお肉を食べるイメージ

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バーベキューで子どもに肉を与える際は、中心部まで火が通っているか確認しましょう。子どもは大人よりも免疫力が弱いため、食中毒にかかりやすい傾向にあります。

肉を焼く際は、食材を小さめに切り、火の通りをよくして時間をかけて焼きましょう。

火の取り扱いに注意

子どもがバーベキューをしている画像

子どもがやけどをしないように、大人が細心の注意を払いましょう。食材などが置かれたテーブルの中心にコンロがあるタイプでは、子どもが火に近づきにくく安心です。

ただ、子どもでも簡単に火元に近づけてしまう状況では、常に誰か見守っている必要があります。

子どもが火元に近づかないように、火を使わずに調理できるサラダやデザートを用意しておくことで、安全にバーベキューの雰囲気を一緒に楽しめるような工夫も大切です。

まとめ

バーベキューの食材は、予算や参加者の好みによって購入先を工夫すると、満足度が上がります。さらに、下ごしらえを事前に済ませ、持ち運びの際には食材の鮮度を保つために工夫することで、安全性を高められます。

子どもがバーベキューに参加する際には、肉の焼き加減とやけどに注意しましょう。この記事を参考に、仲間とともに、おいしい食材で楽しいバーベキューの時間を過ごしてください。

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