〈プロ解説〉ノンフライヤーおすすめ14選 一人暮らし向けや大容量タイプも
揚げ油をほぼ使わず、手軽に揚げ物ができる家庭用のノンフライヤー。通常の揚げ物では大量の食用油を使いますが、ノンフライヤーは食材に含まれる油を利用して調理します。
油で揚げるよりも油分が少なくヘルシーで、罪悪感がなく食べられます。また、買ってきた天ぷらやフライなどの惣菜も、サクサクに温め直しができて便利です。
今回は、ノンフライヤーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
目次
まずは、筆者が選ぶノンフライヤー4選
おすすめポイント
設置面積はA4サイズ未満でコンパクト。予熱不要で素早く加熱するため、揚げ物の温め直しなら約5分でサクサクにできます。食材がクリアに見えるガラス容器を採用し、庫内はヒーターで明るく照らされるので、ちょうど良い焼き加減を見逃しません。ガラスポットは焦げ付きにくく、油汚れを簡単に落とせます。内網はフッ素樹脂コーティングが施されているので、食材がこびりつきにくく、スルッと汚れが落ちて便利です。消費電力が650Wと低いため、ほかの調理家電と併用してもブレーカーが落ちる心配が少なく、電気代も抑えられます。
筆者撮影
▼「コンベクションオーブン HAC-AFP01」を紹介する公式動画がこちら
おすすめポイント
フライヤー、オーブン、トースターが合体した、1台3役のノンフライ熱風オーブンです。10Lと大容量で、一度に多くの食材を調理できるのが魅力。高速熱風調理で余分な水分が飛び、サクッとした食感を楽しめます。庫内サイズは約幅28.9×奥行25.9×高さ14cmと広く、ローストチキンなどの大きな食材もOK。食パン4枚、直径25cmのピザも入れられ、毎日の朝食作りにも役立ちます。設置スペースにゆとりがある方におすすめです。
▼「ノンフライ熱風オーブン FVX-D14A ノンフライ調理ver」を紹介する公式動画がこちら
おすすめポイント
容量2.8Lで、ほぼA4サイズに収まる設置面積を実現。本体カラーはレッド・クリームホワイトの2色で、個性のあるかわいらしい色味が人気です。温度設定は80〜200℃に対応し、タイマーは最大60分までセット可能。効率よく熱風を吹き上げる底の形状で、高温の風が高速で循環し、サクサクに仕上がります。28品を掲載した専用レシピブック付きのため、初心者でも色々な料理を楽しめます。中でもローストビーフは手軽でおすすめ。たった10分の加熱で、ジューシーに仕上がります。
▼「レコルト AirOven」を紹介する公式動画がこちら
おすすめポイント
3.8Lの大容量で、たっぷり調理できます。7種のプリセット調理機能を搭載し、揚げ物、焼く、グリル、温め直し、解凍などの調理方法に対応。1台あれば、ノンフライヤーとしてはもちろん、フライパン、グリル、トースター、オーブンなどの代用としても使えます。専用アプリと繋げば、調理の設定やモニタリング、遠隔操作などをスマホで行うことが可能です。メインディッシュ、スナックなどのレシピも、アプリから検索できます。
Photo by iStock
ノンフライヤーは熱風を対流循環させることで、食材全体を一気に加熱し、油を使わずにサクサクの揚げ物を作ります。食材から出てきた油を利用して調理するので、さっぱりとした仕上がりになるのが特徴です。
熱風を循環させて調理するコンベクションオーブンと仕組みはほぼ同じですが、ノンフライヤーはヒーターやファンを上部に配置したものが多く、比較的庫内が狭いので、予熱時間・調理時間が短く、より手軽に調理できます。
ノンフライヤーのメリット・デメリット
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ノンフライヤーは揚げ物を作るための調理家電です。庫内は一般的なコンベクションオーブンよりも小さめで、熱風が隅々まで循環し、ムラなく加熱できます。
最近では、一部のオーブンレンジやコンベクションオーブンでもノンフライ調理ができますが、揚げ物に関してはノンフライヤーのほうが予熱も早く、短時間で作れます。
筆者撮影
冷凍食品や買ってきたフライなどの惣菜の温め直し(リクック)も得意です。電子レンジで再加熱するとベタッとしますが、ノンフライヤーなら余分な水分を飛ばしつつ加熱するのでカラッとした仕上がりに。揚げたてのような食感を楽しめます。
油を使わずに調理するため、胸焼けしにくく、油っぽいものが苦手な方にも向いています。調理後はバスケットや網を洗うだけと、手入れも簡単です。油ハネがなく、揚げ油の処理をする必要もありません。
ポイント解説
揚げ物はつきっきりで調理しなければなりませんが、ノンフライヤーはほったらかしでOK。火加減の調整をする必要がなく、火を使わず安全に調理できることも大きなメリットです。
▼デメリットは一度に作れる量が限られていること
ノンフライヤーはコンパクトなものが多く、コンベクションオーブンと比較すると、一度にできる量は限られます。庫内が小さめに設計されているため、大量に調理するのには向いていません。
もしも大量に作りたいのであれば、コンベクションオーブンのほうがおすすめです。容量にもよりますが、ノンフライヤーは1〜3人分程度の分量をサッと作るのに適しています。
ノンフライヤーの選び方、4つのポイント
ポイント解説
ノンフライヤーを選ぶ際に注目したいポイントを4つご紹介します。
① 容量|1度に調理する食材にあわせて
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調理したい分量やメニューに合わせて選びます。容量は1人分につき1Lが目安と言われています。唐揚げの場合、1個の大きさによっても異なりますが、容量1.8〜2L前後で4〜5個、容量2〜2.5L前後で7〜8個、容量3.8〜5L前後で14〜15個の調理が可能です。
フライドポテトは1.8Lの容量でも多く作ることができますが、唐揚げやとんかつ、天ぷらなど、並べて場所をとるような調理をする場合は、2L以上の容量を選んでおくと便利です。
ポイント解説
容量が大きければ大きいほど、本体サイズも大きくなります。必ず外形サイズもチェックし、可能であれば家電量販店などで実物を確認することをおすすめします。
② 調理の種類|肉料理やデザートが作れる商品も
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最近では揚げ物だけでなく、さまざまな調理に対応するモデルも登場しています。肉料理やデザートなどを、自動モードでおいしく仕上げられます。
レシピが充実し、自動モードを搭載したタイプを選んでおくと、料理のレパートリーが広がります。
③ 温度調整やタイマー機能|揚げ物がメインならシンプルで十分
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温度は80~200℃の範囲で調整できるものが多いです。シンプルなモデルは、タイマーと温度を設定して調理します。「ポテトフライ」「ステーキ」といった自動メニューを備えているものは、ボタンを押すと自動的に適切なタイマーと温度がセットされます。
ただ、自動メニューが搭載されているような高機能な製品は、本体価格が高くなります。本来の使用目的である揚げ物やリクックをメインに使用するのであれば、200℃まで調整が可能で、タイマーを設定できれば十分です。
ポイント解説
高機能であればあるほど操作も難しくなるので、付加機能については事前にチェックし、本当に必要かどうか、よく検討しましょう。
④ 手入れのしやすさ|表面加工や食洗機対応にも注目
テフロン加工や、焦げつき防止コーティングが施されていると、手入れがラクです。また、食洗機を使っている方は、食洗機に対応しているか確認しておきましょう。
〈編集部PICK UP〉ノンフライヤー、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるノンフライヤーの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- Shop Japan(ショップジャパン)
-
カラーラ AWFM-02KD
- 税込み12,780円(Amazon)
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コンパクト&ダイヤル式で、はじめてでも安心
-
一人暮らし用におすすめのコンパクトサイズです。レシピによって温度・時間の目安を確認できるアイコン付きで、使いやすいデザインが特徴。事前に余熱をし、食材を並べて2つのダイヤルをセットすれば、簡単に調理できます。
料理用はもちろん、冷凍食品や揚げ物惣菜の温め直しにも便利です。部品を取り外して洗えるため、手入れは簡単。本体以外は食洗機にも対応しています。
- Shop Japan(ショップジャパン)
-
カラットフライヤー
- 税込み10,990円
-
1台5役で活躍
-
食材をむらなく加熱する「ターボエアウェーブ」機能搭載。スーパーのお惣菜もカラット揚げたてのような食感に仕上がります。
ノンフライヤーとしてはもちろん、グリル・トースター・オーブン・ドライの1台5役で活躍するので、調理の幅が広がります。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
容量 |
調理方法 |
食洗機対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
【筆者おすすめ】エレコム LiFERE ポット型コンベクションオーブン HAC-AFP01 |
コンパクトサイズで使いやすい |
幅20×奥行22×高さ24.5cm |
2.0L |
揚げる・焼く |
× |
|
【筆者おすすめ】アイリスオーヤマ ノンフライ熱風オーブン リニューアル FVX-D14A |
高速熱風調理でサクッと仕上げる |
約幅38.3×奥行38.1×高さ36cm |
10L |
オーブン・トースター・フライヤー |
× |
|
【筆者おすすめ】ウィナーズ レコルト エアーオーブン RAO-1 |
狭いキッチンや食卓にも置きやすい |
約幅21.2×奥行27.0×高さ26.6cm |
約2.8L |
揚げ物・ロースト・グリル・ベイク・温め直し |
◯ |
|
【筆者おすすめ】ウィーシンク COSORI Lite 3.8L SMART ノンフライヤー CAF-LI401S |
コンパクトなのに3.8Lの大容量調理バスケット |
幅32.5×奥行27.5×高さ34.5cm |
3.8L |
揚げ物・焼く・グリル・温め直し・解凍など |
◯ |
|
Shop Japan(ショップジャパン) カラーラ AWFM-02KD |
コンパクト&ダイヤル式で、はじめてでも安心 |
幅26.0×奥行33.0×高さ31.5cm |
記載未確認 |
揚げ物・オーブン&グリル・デザートなど |
◯ |
|
Shop Japan(ショップジャパン) カラットフライヤー |
1台5役で活躍 |
幅27.0×奥行33.5×高さ31.5cm |
2.4L(バスケット容量) |
フライ・グリル・トースト・ドライなど |
×(セパレーター、2段ラック、丸型なべ使用可能) |
|
forty-four loil(ロイル) LOLRYU-B |
6種類のモードを搭載した多機能モデル |
幅23.0×奥行30.0×高さ29.5cm |
記載未確認 |
フライ・グリル・和食・ベイクなど |
記載未確認 |
|
ヤマゼン エアーフライヤー YAF-C120-B |
ダイヤル式でシンプルな操作性 |
約幅22.7×奥行29.5×高さ28.7cm |
2.2L |
フライ・グリル・オーブン |
記載未確認 |
|
スマイル LALALUCTUS サクットエアーフライヤー SE6700 |
お惣菜の温め直しにも活躍 |
幅27.5×奥行19.0×高さ31.0cm |
1.6L |
揚げる・焼く |
記載未確認 |
|
ヒロコーポレーション ノンフライヤーZERO HTC-353 |
最大容量5.5Lのたっぷりサイズ |
幅32.8×奥行34.8×高さ28.6cm |
5.5L |
フライ・グリル・ベイク |
記載未確認 |
|
オンライン生活 ノンフライヤースリムDX LFR-806 |
液晶パネル搭載の食洗機対応モデル |
幅21.5×奥行26.8×高さ29.2cm |
2.4L |
揚げ物・フライパン・BBQ・オーブン |
◯ |
|
ariete エアリーフライヤーミニ 4615 |
コンパクトでシンプルなデザインが魅力 |
幅21.0×奥行26.0×高さ28.5cm |
記載未確認 |
フライ |
記載未確認 |
|
ライソン 揚げ直し名人 1.0L KDFY-10AI |
惣菜や冷凍食品もカロリーオフ |
約幅19.5×奥行25.0×高さ21.6cm |
1.0L |
フライ |
記載未確認 |
|
ウィーシンク COSORI ノンフライヤー 4.7L CAF-L501-KJP |
大容量&パワフルで料理の幅が広がる |
幅27.5×奥行27.2×高さ30.3cm |
4.7L |
フライ・グリル・トースター・オーブンなど |
◯ |
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