洗濯機選びのポイント3つとおすすめの洗濯機10選
洗濯の仕上がりにも使い勝手にも満足できる洗濯機選びとおすすめのアイテム10選
洗濯機を選ぶにあたって重視すべきポイントは、洗濯方式と洗濯物の量、さらに各種機能の内容です。3つの要素が組み合わさって、洗濯したときに満足できる結果を出せれば洗濯機選びは成功といえます。3つの要素を検討するときは、洗濯の仕上がりや使い勝手に満足できそうかどうかを考えましょう。
洗濯方式と洗濯物の量と機能が選択ポイント
洗濯機を選ぶポイントは、洗濯機の構造を含めた洗濯方式と洗濯物の量、それに各種機能を総合して判断することです。頻繁に買い替えるアイテムではないため、容量や機能にも余裕をもった方がよいでしょう。
種類で選ぶ洗濯機
洗濯機の種類といえば全自動洗濯機や二槽式洗濯機、ドラム式洗濯機がよく知られています。全自動洗濯機と二槽式洗濯機は同じ縦型と呼ばれる洗濯機に分類されます。縦型ではない分類がドラム式です。現在主流となっている洗濯と脱水をひとつの槽で行う全自動洗濯機と二槽式洗濯機はまったく異なるタイプの洗濯機であり、3分類するのが妥当といえるでしょう。
置き場所との兼ね合いもありますが、上から出し入れしたいなら全自動を、前から出し入れしたいならドラム式をという選択ができます。しかし、縦型とドラム式ではそもそも洗濯する方式が違います。縦型の全自動は横方向の水流で揉むように洗いますが、ドラム式の選択方式は物理的な回転で洗濯物を落とす叩き洗いです。洗浄力なら前者で生地へのやさしさを重視するなら後者といえます。ドラム式の多くは乾燥機能ももっています。
洗濯物の量で選ぶ洗濯機
全自動にするかドラム式にするかを考えた後は洗濯物の量を考えます。一度に洗う洗濯物が多い場合は大容量のアイテムが必要です。一般的に3~4人家族であれば6~7kgサイズが適しているといわれています。小さくても5kgくらいです。一方、それほど多くの洗濯物は出ないというユーザーなら小型の洗濯機でも間に合うでしょう。とはいえ、洗濯機の場合は大は小を兼ねるといえます。
滅多にないことであっても多くの洗濯物を何回にも分けて洗うのは面倒です。また、大型のマシンであれば洗濯可能な毛布なども自宅で洗えます。置き場所があり費用的な問題もないなら、できるだけ大容量の洗濯機を選ぶとよいでしょう。ちなみに、二槽式洗濯機は他の種類と同じ大きさなら容量は小さくなります。
機能で選ぶ洗濯機
洗濯機にはさまざまな機能がついています。洗濯の流れに関するものでは強力洗濯モードや手洗いモード、お好みモードといった強弱や洗濯時間を選べる機能があります。現代人には時短モードも人気です。また、古くからあるのが風呂の残り湯を投入する機能です。さらに、柔軟剤や洗剤そのものを自動投入する機能まであります。
乾燥機能も合わせれば、本当の意味で全自動洗濯機となってしまう勢いです。ただし、洗濯機によって採用している機能が異なります。自分に必要な機能は何かをよく考えて選びましょう。使わない機能がついていても困りませんが、必要な機能がついていなければ使い勝手が悪くなってしまいます。
ポイントに合致したおすすめの洗濯機10選
選択方式と洗濯物の量、機能を考慮して、楽しい洗濯を推進する選択肢としておすすめできる洗濯機10選を紹介します。
日立の「全自動洗濯機 白い約束 NW-R704 W」は、洗剤を溶かした液を洗濯物に浸透させてシャワー水流で洗う洗濯機です。日立ではシャワー浸透洗浄と呼んでおり、水の使用量が少ない特徴をもっています。
本機の容量は7kgで、4kgまでなら「ほぐし脱水」が使えます。ほぐし脱水は脱水の遠心力で洗濯槽の内側に張り付いた洗濯物をほぐして取り出しやすくする機能です。毛布やおしゃれ着も洗える7つの洗濯コースがあります。家族の日常的な洗濯におすすめのアイテムです。
東芝の「全自動洗濯機 ZABOON AW-7D8-W」は、洗剤の泡をナノレベルで繊維のすき間に送り込むことでしっかり洗う「ウルトラファインバブル洗浄」が特徴の全自動洗濯機です。また、従来は振動や騒音を気にしてできなかった早朝や夜間の洗濯が可能になる低振動・低騒音設計が施されています。忙しくて日中の洗濯が難しいユーザーにおすすめできます。
さらに、風乾燥機能がついており化繊混紡で3kgまで対応可能です。洗濯容量は7kgです。
パナソニックの「全自動洗濯機 NA-F50B12-N」は、大容量タイプを必要としないユーザーにおすすめの5kgのアイテムです。酷い汚れをしっかり落とす「つけおき」コースや洗濯槽の清潔を保つ「槽カビ予防」コースなど、使える機能が揃っています。また、「香りしっかり」コースでは、汚れを落としながら柔軟剤の香りを残せます。
本機には化繊で1.5kgの送風乾燥機能もついています。1人暮らしの部屋に置いても使える洗濯機です。
ハイセンスの「全自動洗濯機 HW-T55C」は、最短10分で選択できる驚きの全自動洗濯機です。洗い忘れた衣類を早く着たいときや時間のないときに重宝します。風乾燥もついています。
予約機能を使って洗剤を投入することも可能です。このとき、洗剤ポケットの洗剤は泡立てられて投入されます。本体のデザインはスリムな印象があり、横幅も約50cmに抑えられています。トータルで1人暮らしのユーザーやカップルにおすすめのアイテムです。
アイリスオーヤマの「全自動洗濯機 IAW-T1001」は、大家族のユーザーにおすすめの大容量10kgタイプのアイテムです。水量に応じて液体洗剤と柔軟剤が自動投入される便利さが受けています。毛布やお急ぎ、つけおきなどのコース選択も可能で、一般的な洗濯機としては十分役に立つ性能といえるでしょう。
乾燥時間を短縮したいときや、部屋干しでの臭いを懸念するときにつかえる部屋干しモードも便利です。しっかりと脱水することで残存水分を低減し、部屋干しに対応する仕組みになっています。
アイリスオーヤマの「全自動洗濯機 IAW-T501」は、洗濯機の上で簡単な準備作業ができる「えりそでクリップボード」が特徴的なアイテムです。えり汚れやそで汚れをしっかり落としたいときにセットして使えます。
本機は5kgタイプで、基本的な性能は10kgタイプのIAW-T1001と同じです。6分脱水後に約60分間の回転で水分を軽減する部屋干しモードも搭載しています。
シャープの「ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7D-WR」は、洗濯・脱水容量7kgと乾燥容量3.5kgをもち、乾燥までできるドラム式洗濯機です。コンパクトなサイズで置き場所に困ることはあまりないでしょう。
本機では除菌・消臭・カビ対策や静電気防止など、シャープならではのプラズマクラスターが役に立ちます。早朝や夜間でも使える低騒音と時短モードを活用すれば、忙しいユーザーの洗濯事情の改善にもつながるでしょう。
パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900AL-W」は、花粉対策や除菌・消臭などに役立つナノイーXを搭載したドラム式選択乾燥機です。
洗濯ライフをより楽にする機能として、液体洗剤と柔軟剤の自動投入、温水泡洗浄W、スマホから操作ができる「スマホで洗濯」などが搭載されています。時短や節電で効率のよい洗濯を実現するエコナビも役立つ機能です。
maxzenの「二槽式洗濯機JW60KS01」は、昔ながらの洗濯と脱水を独立させた洗濯機です。ニ槽式には洗濯と脱水を同時に行えるメリットがあります。また、手動が前提のシステムをもつことから、自分好みの洗濯ができる点も息の長さにつながっています。多少の手間はかかっても、自分の考えで洗濯したいユーザーにおすすめです。
つけおき洗いやソフト洗いにも対応可能です。容量は洗濯も脱水も6kgあります。
シービージャパンの「バケツウォッシャー TOM-12」は、超小型で持ち運びも可能なちょっとだけ洗濯したいニーズに応えるアイテムです。
バケツに水を入れて汚れ物を洗う感覚で使えます。洗濯は電気の力で行い、標準とソフトの水流設定ができます。その他は完全手作業です。実用性と同時に楽しさも感じられる洗濯機といえるでしょう。洗濯容量は0.6kgです。
数年先まで見据えた洗濯機選び
洗濯機を選ぶとき、検討の前提が「現状」であれば当面は問題ないとしても近い将来に状況の変化で不都合が生じるかもしれません。数年間は使用するのが洗濯機です。ある程度の変化にも対応できる余裕をもった選択をしておけば、早期の買い替えを避けることができるでしょう。もちろん、変化する可能性がなければ現状にピッタリ合う選択がベストです。
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