折りたたみ自転車を電車で持ち運ぶ新しいかたち。小旅行もできるリュック式の輪行袋「SHOEL」
自転車ブランドのDOPPELGANGERより、画期的なリュック式輪行袋「SHOEL(ショエル)」が発売されました。電車での折りたたみ自転車の持ち運びはショルダー式が常識ですが、リュック式にすることで両手が空いて電車移動がしやすくなり、小旅行も楽にできます。
電車で自転車を持ち運ぶことを一般的に「輪行」と呼んでいます。車だと負担がかかる行程も、輪行なら電車で行くので楽々。ロードバイクやスポーツサイクルに乗る本格的なサイクリストがよく利用しています。
反面、SHOELは手頃な16インチ以下の小径の折りたたみ自転車を持ち運ぶカジュアルなアイテム。目的地に着いたら、自転車で機動的に動けるため小旅行の楽しみを広げてくれます。各地の都市を自転車で気ままにポタリングして、観光やグルメ、話題のスポットを自由に楽しんでみては?
リュック式で両手が自由に
折りたたみ自転車を片手で持つのは結構しんどいですが、両肩で背負うととても楽に持ち運べ、今までは輪行袋を持つので手一杯だった人も、SHOELなら手荷物や携行品を持つ余裕ができます。
SHOELは「ショエル(背負える)」とのネーミング通り、両肩で背負うというリュック式のこれまでになかった斬新な輪行袋です。そのため、両手が自由になる以外に、通常の輪行袋では必要だった、自転車の置き場所を考慮した車両選びや、電車の走行中は片手で自転車を抑えておく手間が省けるようになりました。
幅を取らないから携行性が高くなった
従来型のショルダー式では、身体の横に折りたたみ自転車を持って運ぶため、かなり横幅をとって歩きにくく、死角も生じるため注意が必要でした。SHOELなら持ち運ぶ人の身体の幅とほぼ同等になるので、駅構内を歩くときも別の乗客との接触を防げるほか、改札口を通る時もそのままスイスイ通れます。このうように、SHOELなら今まで輪行で面倒だったアレコレをスマートに回避してくれます。
しかも、SHOELは輪行袋を背負うだけでなく、前に抱えるようなかたちで折りたたみ自転車を持ち運ぶことが可能です。これなら多少の人通りのある構内でも安全に移動できます。
輪行を終えたら荷物も積める
一般的な輪行袋は電車での輪行を終えた後は荷物になりますが、SHOELは折りたたみ自転車を降ろした後はリュック型の背負子(しょいこ)としても使えます。そのため、電車を降りて自転車移動する際は、輪行中の手荷物や携行品をSHOELに入れて持ち運ぶことができるので非常に合理的です。折りたたみ自転車にカゴやキャリーをつける必要もありません。
SHOELは折りたたみ自転車を入れる輪行袋と、背負子(しょいこ)型の本体に分かれています。そのため、長尺やかさの張る荷物でも、伸縮式の縦横計4本のベルトで留めて背負えるので、今までの輪行ではあきらめていたデイキャンプ用のテントや釣り道具も運べます。
持ち運びやすく安全性も考慮された機構
折りたたみ自転車は金属製で重い上、突起もあるため、SHOELには安全に持ち運べて負担も軽減する機構が備わっています。
背中に当たる面は10mmの肉厚の発泡ポリエチレンを配置し、自転車の背中への当たりを和らげてくれます。発泡ポリエチレンはブロック状にしており、運ぶ荷物にSHOELを添わせることができます。
SHOELの前面には、チェストストラップもしくはウエストベルトとして使える調整可能なベルトがあり、電車に乗っているときに揺れてもリュックを固定して身体にかかる負担を軽減します。
一般的に自転車を電車で持ち運ぶときの輪行袋は、中が全くわからないような不透明な袋がほとんどです。しかし、SHOELはメッシュ状の袋なので、常に中身が折りたたみ自転車だとわかり、別の乗客からの思わぬ接触も回避できます。
取り扱い店・仕様
SHOELはAmazonや楽天、Yahoo!などのネットショッピングサイト、全国各地のサイクルショップや雑貨店で取り扱っています。記事の最後にはスペックを載せているので購入の参考にしてください。
思い立って小径の折りたたみ自転車でふらりと街を自由に巡るのも楽しいですよ。SHOELで小旅行をぜひ満喫してみてください。
利用可能な折りたたみ自転車 | 16インチ以下の折りたたみ自転車(自転車によっては適合しない場合あり) |
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サイズ | 本体(タテ110cm x ヨコ30cm)/輪行袋(タテ 95cm x ヨコ90cm) |
本体の耐荷重 | 20kg |
材質 | ポリエステル・ポリエチレン |
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