iPadおすすめモデルまとめ|失敗しない選び方も【無印・Air・Pro・mini】

Moovoo編集部,山本 竜也
公開: 2025-06-12

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動画視聴や資料作成、手書きメモまでこなせるマルチな端末「iPad」。仕事にも趣味にも活用できる人気のタブレットですが、モデルの種類やサイズ、対応アクセサリの違いが多く、「どれを選べば後悔しないの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

とくに近年は、無印・Air・mini・Proなどのラインナップに加え、チップ性能や画面のリフレッシュレート、ストレージ容量なども細かく異なるため、目的に合ったモデル選びが重要です。

そこでこの記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんが、用途別におすすめのiPadモデルを紹介。あわせて、失敗しないための選び方のポイントもわかりやすく解説します。「そろそろiPadを買いたい」「どのモデルを選べばいいか迷っている」という人は、ぜひチェックしてみてください。

ガジェット・PCライター
山本 竜也
スマートフォンやPCなど、ガジェット好きなフリーランス・ライター。ブログやWEBメディアなどにガジェット関連の記事を書いて生きています。

まずはiPadのおすすめモデルまとめ

まずはiPad各モデルの特徴やおすすめポイントを紹介します。

① iPad(A16)

明るくポップな色合いが選べるエントリーモデル

山本 竜也

商品の特徴とおすすめポイント

A16チップを搭載し、日常使いには十分な性能を発揮。カラーバリエーションは4色展開で、iPad AirやiPad miniと同数ながら、明るくポップな色合いが揃っており、個性を演出しやすいモデルと言えます。

11インチのディスプレイは広く見やすく、USB-Cポート採用で汎用性も向上。フロントカメラは横向き使用に適した位置に配置され、ビデオ通話も快適です。Apple Pencil(USB-C)に対応しており、手書きのメモやイラストも楽しめます。

難しい作業はしないけれど、日常使いのタブレットを探しているという人にぴったりのエントリーモデルです。

税込み57,374円~(Amazon)

本体サイズ:高さ248.6×幅179.5×厚さ7mm
画面サイズ:11インチ
重量:477g(Wi-Fiモデル)、481g(Wi-Fi + Cellularモデル)
チップ:A16チップ(5コアCPU)
容量:128GB、256GB、512GB

② iPad Air

iPad Proに迫る高性能

山本 竜也

商品の特徴とおすすめポイント

M3チップを搭載し、iPad Proに迫る処理性能を備えつつ、上位モデルより手が届きやすい価格帯に設定されているのが特長です。サイズは、11インチと13インチの2つから選べます。

Apple Pencil(USB-C)やApple Pencil Pro、Magic Keyboardに対応しており、学習やビジネス用途でも高い生産性を発揮します。

性能、機能、価格のバランスが非常に優れており、「Proほどの性能は必要ないけれど、快適にクリエイティブな作業や勉強をしたい」と考える学生や社会人、ハイアマチュアのクリエイターに最もおすすめのモデルです。

税込み98,800円~(Amazon)

本体サイズ:11インチモデル:高さ247.6×幅178.5×厚さ6.1 mm|13インチモデル:高さ280.6×幅214.9×厚さ6.1 mm
画面サイズ:11インチ、13インチ
重量:11インチ:460g(Wi‑Fiモデル)、460g(Wi‑Fi + Cellularモデル)|13インチ:616g(Wi‑Fiモデル)、617g(Wi‑Fi + Cellularモデル)
チップ:Apple M3チップ(4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU、8GB RAM)
容量:128GB、256GB、512GB、1TB

③ iPad Pro

圧倒的な表示性能と処理性能

山本 竜也

商品の特徴とおすすめポイント

M4チップを搭載した現行最上位モデルです。

突出して高い輝度とコントラストを実現した「Ultra Retina XDRディスプレイ(タンデムOLED)」を採用し、圧倒的な表示性能と処理性能を誇ります。

Face ID搭載やThunderbolt/USB4ポート採用など、プロ仕様の機能も充実。イラスト制作、映像編集、音楽制作など、本格的なクリエイティブ用途に最適な一台です。

▼「iPad Pro」を紹介する公式動画がこちら

税込み168,800円~(Amazon)

本体サイズ:11インチモデル:高さ249.7×幅177.5×厚さ5.3 mm|13インチモデル:高さ281.6×幅215.5×厚さ5.1 mm
画面サイズ:11インチ、13インチ
重量:11インチ:444g(Wi‑Fiモデル)、446g(Wi‑Fi + Cellularモデル)|13インチ:579g(Wi‑Fiモデル)、582g(Wi‑Fi + Cellularモデル)
チップ:Apple M4チップ(256GB・512GBストレージモデル:3つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した9コアCPU、8GB RAM|1TB・2TBストレージモデル:4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU、16GB RAM)
容量:256GB、512GB、1TB、2TB

④ iPad mini

処理性能はiPad以上

山本 竜也

商品の特徴とおすすめポイント

8.3インチのコンパクトサイズながら、A17 Proチップを搭載し、処理性能はiPad以上

見た目の小ささからは想像できないほどキビキビと動作し、ゲームやマルチタスクも快適です。Apple Pencil (USB-C)やApple Pencil Proに対応しているため、思いついたアイデアをすぐに書き留めるデジタル手帳としても活躍します。

携帯性を最優先し、どこでも気軽にiPadを使いたいと考えている人、あるいは既にメインのiPadやPCを持っていて、サブ機として機動力の高い一台を探している人におすすめします。

税込み78,800円|(Amazon)

本体サイズ:高さ195.4×幅134.8×厚さ6.3 mm
画面サイズ:8.3インチ
重量:293g(Wi‑Fiモデル)、297g(Wi‑Fi + Cellularモデル)
チップ:A17 Proチップ(2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU)
容量:128GB、256GB、512GB

iPadの選び方のポイント

iPadの選び方について紹介します。

用途に応じた性能とサイズを選ぶ

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山本 竜也

山本竜也さん

まず考えるべきは、「iPadで何をしたいか」です。iPadで何をしたいかによって、最適なモデル、必要な性能などが大きく変わってきます。

動画視聴や電子書籍の閲覧、WEBブラウジングが中心なら、iPadやiPad miniで十分です。

イラスト制作や動画編集、複数アプリを同時に使うようなマルチタスクを重視するなら、処理性能に優れたiPad AirやiPad Proシリーズが候補となります。

また、画面サイズも重要です。常に持ち運び、移動中にも利用するなら8.3インチのiPad mini、自宅や職場など決まった場所での使用が中心なら11インチや12.9インチのProモデルが快適です。

使用するアクセサリを考慮する

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山本 竜也

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iPadで大学の講義やビジネスシーンでノートを取ったり、文書作成をしたりするなら、Apple PencilやMagic Keyboardを使用すると、ノートやノートPCの代わりとして活躍します。

しかし、対応するアクセサリはモデルによって異なるため、どのアクセサリが使えるかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

たとえば、iPad ProApple Pencil ProやMagic Keyboardに対応し、筆圧検知やジェスチャー操作も快適。

一方、iPad第1世代のApple PencilやApple Pencil(USB-C)に対応しますが、Apple Pencil Proには対応していません。さらに、キックスタンド型のMagic Keyboard Folioに対応しますが、Magic Keyboardには対応していません。

また、iPad miniには専用キーボードが用意されていません

ストレージ容量は価格とのバランスで決める

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山本 竜也

山本竜也さん

iPadはモデルごとに複数のストレージ容量が用意されています。価格にも大きな差が出るため、容量が小さめのモデルを選びたくなるところですが、本体に十分な空き容量を確保しておくことが、iPadを快適に使い続ける鍵となります。

WEBブラウジングや動画視聴が中心で、データをあまり本体に保存しないのであれば、128GBでも十分かもしれません。

しかし、高画質な写真や動画をたくさん撮影・保存したり、多くのゲームアプリをインストールしたり、オフラインで視聴するために映画をダウンロードしたりするのであれば、256GB以上の容量があると安心です。

特にクリエイティブな作業をする人は、ファイルサイズが大きくなりがちなため、512GBや1TBといった大容量も視野に入れると良いでしょう。

最近はiCloudなどのクラウドストレージサービスも充実していますが、常にインターネットに接続できる環境とは限りません。上記の目安も踏まえて、余裕を持った容量を選ぶとよいでしょう。

iPadに関するQ&A

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

最後に、iPadに関するよくある質問と回答をまとめました。iPadを買う前の参考にしてください。

Q1. iPadはどこで買うのがいい?

A. 安心して買いたいならApple公式、価格を重視するなら家電量販店や通販も選択肢に入ります。

iPadの購入先にはキャリアショップ、家電量販店、Apple公式、ネット通販、中古ショップなどがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

キャリアショップは通信契約とセットでサポートが手厚く、家電量販店はポイント還元やアクセサリの選択肢が豊富。Apple公式は認定整備済製品の割引や安心感があり、Amazonなどのネット通販は手軽さと価格が魅力です。一方、中古ショップやフリマは、価格は安いものの、品質や保証に注意が必要です。

iPadをどこで買うのが一番お得か気になる人は、下記記事もチェックしてみてください。

Q2. ストレージ容量やメモリはどう選べばいい?

A. 簡単な用途なら最小容量でもOK。クリエイティブ作業やゲームを多用するなら大容量を。

動画視聴やWEBブラウジングが中心であれば128GBでも問題ありませんが、写真・動画やゲームアプリを多く保存するなら、256GB以上がおすすめです。

イラスト制作や動画編集などで大量のデータを扱う場合は、512GB〜1TB以上を検討してもよいでしょう。

なお、iPadのメモリ(RAM)はモデルやストレージ容量によって仕様が決まっているため、性能面が気になる人は、AirやProといった上位モデルを選ぶのが無難です。

Q3. Wi-Fiモデルとセルラーモデル(Wi‑Fi + Cellularモデル)、どっちがいい?

A. 自宅や職場中心の使用ならWi-Fiモデル、外出先でも使いたいならセルラーモデルが便利です。

Wi-Fiモデルは価格が安く、自宅やオフィスでの使用がメインの人におすすめ。セルラーモデルはSIMカードを挿してモバイル通信ができるため、Wi-Fiがない場所でもインターネットに接続可能です。

テザリングで済ませる手もありますが、安定性や手間を考えると、移動中に頻繁に使う人にはセルラーモデルが快適です。また、セルラーモデルはGPS機能が搭載されている点もメリットのひとつです。

Q4. Apple Pencilはどのモデルが対応しているの?

A. モデルによって対応するApple Pencilの種類が異なるので、必ず確認を。

Apple Pencilには第1世代・第2世代・USB-Cモデル・Proなど複数の種類があり、互換性はモデルによって異なります。

・iPad(A16):Apple Pencil(USB-C)・第1世代対応
・iPad mini(A17 Pro):Apple Pencil (USB-C)・Pro対応
・iPad Air(M3):Apple Pencil (USB-C)・Pro対応
・iPad Pro(M4):Apple Pencil Pro (USB-C)・Pro対応

上記はモデルごとに対応するApplePencilの種類を示したものですが、その他のアクセサリーも対応するかどうかはモデルによって異なります。互換性を確認せずに購入すると、「買ったのに使えない…」という事態になりかねないため注意が必要です。

Q5. キーボードはどのiPadで使える?

A. 基本的にiPadはどのモデルもキーボードに対応していますが、純正品の専用キーボードを使用したい人は対応モデルの違いに気をつけましょう。

・iPad(A16):Magic Keyboard Folio対応(着脱式/スタンド付き)
・iPad mini(A17 Pro):純正の専用キーボードはなし。Bluetoothキーボードは使用可能
・iPad Pro / iPad Air(M3):Magic Keyboard対応(トラックパッドあり/PCライクに使える)

どのiPadでもBluetoothキーボードを使った文字入力は可能ですが、純正アクセサリーとの一体感や打鍵感を重視するなら、対応するMagic Keyboardを選ぶのがベストです。


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