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〈我が家のコツ〉スニーカーの洗い方 基本的な洗い方や普段のお手入れ方法も解説

はまこ
最終更新日: 2024-03-14

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お気に入りのスニーカーは出番が多く、どうしても汚れてしまいがちではないでしょうか?そんな時、自分でスニーカーを洗いたいけど、いまいち方法がわからないという方も多いと思います。

そこで今回は、水を使ってスニーカーを洗う方法と、水を使わずにきれいにする方法をご紹介します。出かける前にサッとできる、簡単なケアの仕方もありますよ。

◆筆者:はまこ
埼玉生まれ、神奈川県在住の40代主婦です。関西人の夫と2人の娘、保護猫1匹とくらしています。子どもの学費と老後の資金を考えお金の勉強を始め、簿記3級の資格を取得しました。ファッション、健康、お金、筋トレなど、トライアンドエラーの精神でいろいろ試して実践するのが好きです。
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洗える素材は?

まず、スニーカーの素材を確認します。水につけて洗えるものは、綿・合皮・ビニール・ゴム・ナイロンなどです。運動靴や上履き、長靴などに使われています。水に濡れても縮みにくいので、気兼ねなく洗えますね。

水につけて洗えないものは、天然革・エナメル・スエードなどです。一般的にビジネスシューズやパンプスの素材というイメージですが、スニーカーに使用されることもあります。水につけるとシミや色落ちの原因になるので、注意が必要です。

洗える素材と洗えない素材の両方が使われているスニーカーは、水につけて洗わないようにしましょう。

スニーカーの洗い方

つけ置きして洗う

今回洗うのは、ナイロンと綿素材のスニーカーです。

ナイロン素材のスニーカー。全体的に汚れていて、ところどころにシミがついています。

ナイロンと綿素材のスニーカー

筆者撮影

綿素材のスニーカーがなかったので、同素材の上履きを洗います。
全体的にひどい汚れがついています。

上履きの画像

筆者撮影

1. 靴紐を外し、中敷きを取り出します。

靴の中敷きと靴紐

筆者撮影

2. 靴用ブラシや歯ブラシなどで、ほこりや土の汚れをとります。ラバー部分と他素材とのつなぎ目には汚れが溜まりやすいので、念入りに取り除きます。

靴とブラシ

筆者撮影

3. 中性洗剤を溶かしたお湯に1時間ほどつけ置きします。汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤も入れましょう。

靴のつけ置き

筆者撮影

4. ブラシでこすります。つけおきしているので、スムーズに汚れを落とせます。

青い靴をブラシで磨いている写真

筆者撮影

汚れがひどい場合には、固形石鹸や弱アルカリ性洗濯洗剤を靴につけてから、ブラシでこすり洗いをします。

上履きと石鹸

筆者撮影

ラバー部分の汚れが落ちない場合は、メラミンスポンジでこすると簡単にきれいになります。

上履きとスポンジ

筆者撮影

靴紐と中敷きも、ブラシでこすって汚れを落とします。

中敷きとブラシ

筆者撮影

5. ぬるま湯で洗剤を流します。洗剤が残っていると黄ばみの原因になるので、しっかりと泡を洗い流しましょう。

靴を水洗いしている画像

筆者撮影

6. 洗濯ネットに靴を入れて、洗濯機で脱水します。洗濯機を使いたくない場合は、タオルで水気を拭き取りましょう。

洗濯ネットに入っている靴

筆者撮影

7. 風通しの良い日陰に干します(直射日光に当てると変色する可能性があります)。型崩れを防ぐため、つま先を下にして立てかけるか、靴を干すハンガーなどにぶら下げると良いでしょう。

靴を乾かしている画像

筆者撮影

こんなにきれいになりました
乾かして、中敷きと靴紐を装着しました。

綺麗になった靴

筆者撮影

洗う前についていた小さなシミも、スッキリと落ちています。

ビフォー

洗う前の靴

筆者撮影

アフター

洗った靴

筆者撮影

全体的に汚れて黒ずんでいた上履きも、白くなりました。ラバー部分の汚れもきちんと落ちています。

ビフォー

汚れて黒ずんでいた上履き

筆者撮影

アフター

汚れが落ちた上履き

筆者撮影

つけ置きせずに洗う

スニーカーに多く使われている合皮は、水と洗剤を使って洗うことができます。しかし、つけ置きすると縮みやひび割れの原因になることも。合皮素材の汚れは、泡で優しく洗い、水拭きしてあげましょう。

1. 靴紐と中敷きをとります。
2. ブラシを使って、ほこりや土の汚れを落とします。
3. 中性洗剤を10倍に薄めて、スポンジに含ませます。
4. スポンジを泡立てたら、優しくこすり洗いします。
5. ラバー部分のひどい汚れはメラミンスポンジでこすります。合皮部分をメラミンスポンジでこするのは避けてください。痛む原因になります。
6. 乾いた布で泡を拭き取ります。
7. 水で濡らして固く絞った布で、残った洗剤を拭き取ります。
8. 風通しの良い日陰で干します。
9. 乾いたら靴用のクリームで栄養補給と保湿をします。
10. 防水スプレーをかけて、汚れを防止します。

水を使わずにきれいにする方法

水を使わずに汚れを落とせるスニーカークリーナーをご存知でしょうか。革素材に使えるものや、携帯して出先で手軽に使えるものなど、様々な種類のクリーナーがあります。目的別にいくつか持っておくと、便利ですよ。

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  • 表と裏が二面構造になっているので、特に気になる汚れはドット面、仕上げにはソフト面と使い分けることが可能。個包装なのでお出かけ時にバッグやポケットに入れておけば、汚れが気になったときにサッと拭き取ることができます。

  • 泡タイプ…革やスエードに使える商品もあり、幅広く使えます。
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  • 手に優しい濃密泡のスニーカークリーナーです。水不要で軽い力で汚れを落とせます。ビニールやゴム素材はもちろん、革やスエードなど幅広い素材に使えます。付属のマイクロファイバークロスは洗濯して繰り返し使えます。

  • 消しゴムタイプ…こするだけなので、気になった時にすぐに使えて便利です。
  • KicksWrap
  • Utility Eraser

  • 税込み 880円(楽天市場)
  • スニーカー専用のイレイサー

  • スニーカーの汚れ落とし専用イレイサーです。研磨剤入りで起毛素材用の「Black Eraser」とレザーやキャンバスなど起毛以外の素材の汚れを落とす「White Eraser」。2種類の消しゴムが一本になっており、メーカーはほぼすべての汚れにこれ1本で対応できる、としています。

使える素材も様々なので、お手持ちの靴に合わせて選んでみてくださいね。

今回は、この革素材のスニーカーを、泡タイプのスニーカークリーナーを使ってきれいにしていきます
全体的に汚れ、靴紐も薄茶色に変色しています。ラバー部分の黒ずみも目立っています。

革素材のスニーカー

筆者撮影

1. 靴紐を外します。紐は中性洗剤とブラシを使って洗います。

靴紐を外したスニーカー

筆者撮影

2. ブラシで全体的にほこりなどの汚れを落とします。

ブラシで靴の汚れを落としている画像

筆者撮影

3. 消しゴムを使って、ラバー部分をきれいにします。靴用の消しゴムでも良いですし、文具の消しゴムでも代用できます。

スニーカーと消しゴム

筆者撮影

黒い汚れがついている部分を、消しゴムでこすります。

スニーカーの汚れ

筆者撮影

簡単に汚れが落ちました。

汚れが落ちたスニーカー

筆者撮影

4. スニーカークリーナーをよく振って、靴に直接スプレーします。

スニーカークリーナーの画像

筆者撮影

泡が汚れを浮かしています。

スニーカーの汚れを浮かせている画像

筆者撮影

5. 泡を布で拭き取ります。

泡を布で拭きとっている画像

筆者撮影

6. 風通しの良い日陰で乾かします。
7. 乾いたら、革靴用のクリームで栄養補給と保湿をします。クリームを薄く靴全体にのばし、柔らかい布で磨くように馴染ませます。これで革のひび割れを防止できます。

靴とクリーム

筆者撮影

8. クリームが乾いたら、防水スプレーをかけます。防水スプレーをかけると、汚れや黄ばみの防止になるのでおすすめです。素材によっては使えないスプレーの種類があるので、よく確かめてから使いましょう。

こんなにきれいになりました

全体的に明るい白色になり、ラバー部分の汚れも落ちました。靴紐の汚れも落ち、白さが復活しました。

綺麗になった白いスニーカー

筆者撮影

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普段のお手入れは簡単

毎日スニーカーを洗うのは大変ですが、こまめにお手入れをすることで長く履くことができます。ここでは普段からできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。

1. 靴用のブラシで汚れを払います。
2. メラミンスポンジや消しゴムで、ラバー部分をきれいにします。
3. 目立つ汚れは、水で濡らしてから固く絞った布で落とします。
4. 合皮や革の素材には、たまにクリームを塗ります。
5. 月に1度は防水スプレーをかけると、汚れの防止になります。

時間にすると2〜3分程度の簡単なお手入れですが、見た目の清潔感がグッと上がりますよ。特にラバー部分の汚れは目立つので、お出かけ前にさっと汚れを落とすだけでも印象が変わります。

いつもきれいなスニーカーで気分良く

スニーカーは素材別にお手入れの仕方が違いますが、道具を揃えれば自分でもきれいにすることができます。ちょっとした汚れなら、ブラシで払ったり消しゴムを使ったりして簡単に落とせるので、玄関に常備しておくと便利ですよ。

こまめにお手入れをすれば、スニーカーの寿命は延びます。大切なスニーカーを長く愛用できるように、自分でメンテナンスを始めてみませんか?

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