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伝統芸能×スカパラの「わっかフェス」が残した熱とは 観客「新たな秋田の魅力発見」

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2023年3月9日、音楽と伝統芸能、祭りのパワーで地域から日本中を盛り上げることを目指す新しいイベント「わっかフェス」(主催・三菱商事、朝日新聞社、AAB秋田朝日放送)が、秋田市の「あきた芸術劇場ミルハス」 で開催された。

わっかフェスには伝統・郷土芸能4団体と、東京スカパラダイスオーケストラ、ゲストにシンガー・ソングライター高橋優さん(秋田県横手市出身)が出演し、会場を盛り上げた。

竿燈も番楽も

わっかフェス前半は、伝統・郷土芸能の披露にあてられ、4団体が登場。

トップバッターは、毎年8月3~6日に秋田市で行われる「秋田竿燈(かんとう)まつり」。この日は秋田市竿燈会が、ミルハス照明の高さギリギリの竿燈2本を持ち込んだ。

二番目は、「根子(ねっこ)番楽」。舞い方が2人の「曽我兄弟」が演じられた。激しく斬り合う場面では、手にした刀から本物の火花が散る。緊張感と独特なリズム感のある舞が、観客を引き込んだ。

三番目は「西馬音内(にしもない)盆踊り」。おはやしの音にあわせ、照明が絞られた舞台を、踊り手たちが半時計回りで進む。柔らかい手足の動きが、独特な空気感を醸し出した。

最後は「なまはげ太鼓」。秋田県男鹿半島に伝わる民俗行事で1978年に国の重要無形民俗文化財、2018年にはユネスコの無形文化遺産に指定されている。
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出演者全員のコラボで最高潮に

わっかフェス後半には、スカパラの奏でるリズムに、高橋優さんの掛け合いも合わさり会場の雰囲気が高まっていった。最後にはスカパラの楽曲「Paradise Has No Border」を出演者全員でコラボする場面で、会場の盛り上がりは最高潮に達する。

幹となる演奏はスカパラが担い、なまはげ太鼓が勢いをつける。盆踊りの踊り手などが華やかさを加える。その横で、竿燈が高々と掲げられる。さらに客席からの手拍子や腕振りが加わる。
終了後の観客インタビューでは、皆そろって「楽しかった」「また参加したい」と答えた。

はじめて行われた「わっかフェス」は、その日確かに秋田を盛り上げていた。

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