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LINEMO(ラインモ)のメリット・デメリットとは? 注意点も詳しく解説

Moovoo編集部
公開: 2022-11-21

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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ソフトバンクが展開する格安ブランドのLINEMO(ラインモ)。月間のデータ容量が3GBと20GBの2つのプランから選べて、月額990円(税込)から利用できる価格の安さが魅力です。

「通信費用を安く抑えたい」「乗り換え先を検討している」という方に、LINEMOを選ぶメリット・デメリットについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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  • LINEMO
  • LINEMOの料金プラン

  • ミニプラン(3GB):990円(税込)/月
    スマホプラン(20GB):2,728円(税込)/月
  • LINEトークや通話でデータ量を消費しない


LINEMO(ラインモ)とは?

LINEMOはサポートや申し込みをオンラインで対応する「オンライン専用プラン」として、ソフトバンクから2021年3月17日にサービスの提供が開始されました。

ソフトバンクやワイモバイルなどと同等の通信品質を月額990円(税込)から利用できる手軽さや、LINEアプリの通話やトークがデータ容量を消費せずに使い放題で利用できる「LINEギガフリー」などのサービスが特長です。

料金プランはシンプルに3GBと20GBの2つのみ。プランの違いは以下の通りです。

LINEMOの基本情報(価格は税込)

プラン

ミニプラン

スマホプラン

データ量

3GB

20GB

月額基本料

990円

2,728円

LINEギガフリー

対応

対応

LINEスタンプ プレミアム for LINEMO

対象

データ量超過後の通信速度

最大300Kbps

最大1Mbps

データ量の追加購入

1GBにつき550円

1GBにつき550円

高速通信5G

対応

対応

国内通話料金

22円(税込)/30秒

22円(税込)/30秒

eSIM

対応

対応

女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」とは、LINEアプリで使える1,000万種類以上の対象スタンプが使い放題になるサービスです。スマホプランのみ無料で利用できます。

一方で、ミニプランの契約者が同じサービスを利用するには月額240円(税込)かかります。
(参考サイト:LINEスタンプ プレミアム for LINEMO/LINEMO)

ワイモバイルと比較|料金の安さで選ぶならLINEMO

サービスの比較をするイメージ

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ソフトバンクが展開するもうひとつのブランドがY!mobile(ワイモバイル)。サブブランドという位置づけで、こちらもソフトバンクよりも安く利用できるのが特長です。

LINEMOとワイモバイルの主な違いは以下の通りです。

LINEMOとワイモバイルの比較(価格は税込)

ブランド

LINEMO

ワイモバイル

料金プラン

ミニプラン(3GB):990円/月
スマホプラン(20GB):2,728円/月

シンプルS(3GB):2,178円/月
シンプルM(15GB):3,278円/月
シンプルL(25GB):4,158円/月

通話かけ放題

1回5分以内の国内通話無料:550円/月
24時間国内通話し放題:1,650円/月

1回10分以内の国内通話無料:770円/月
24時間国内通話し放題:1,870円/月

データ容量追加

1GBにつき550円

0.5GBにつき550円

契約事務手数料

無料

3,300円(ブランド間の乗り換えで無料になる場合も)

LINEギガフリー

対応

非対応

テザリング

無料

無料

データ量超過後の通信速度

ミニプラン:最大300Kbps
スマホプラン:最大1Mbps

シンプルS:最大300Kbps
シンプルM/L:最大1Mbps

キャリアメール

@ymobile.ne.jp
@yahoo.ne.jp

データくりこし

翌月まで可能

家族割引

-1,188円/月(2台目以降に適用)

おうち割

光セット:-1,188円/月
でんきセット:-110円/月
(1台目から適用)

店舗

全国約4,000店舗
※修理受付は約900店舗

オペレーター対応

・チャット
・LINE

・店舗
・電話
・チャット

(参考サイト:ワイモバイルとの違い/LINEMO)

ワイモバイルのプランは3種類から選べるものの、同じデータ容量ならLINEMOのほうが料金が安く設定されています。また、契約事務手数料がかからない点もLINEMOの特長です。

ただしワイモバイルには、家族で複数台契約すると月額料金が安くなる「家族割引」や、光回線や電気とセットでお得な「おうち割」などがあり、割引適用によってLINEMOと同じく月額990円(税込)で月間3GBを利用できます。

女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

ワイモバイルの割引きサービスの注意点として、「おうち割」の適用には光回線など別のサービスを契約する必要があります。

また、「家族割引」の割引対象となるのは2回線目以降です。利用状況によってはLINEMOのほうが通信費用を抑えられる場合があります。
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  • LINEMO
  • LINEMOの料金プラン

  • ミニプラン(3GB):990円(税込)/月
    スマホプラン(20GB):2,728円(税込)/月
  • LINEトークや通話でデータ量を消費しない

LINEMOのメリット

LINEMOを選ぶメリットについて、さらに詳しく解説します。

メリット①:月額990円から利用できる手軽さ

料金を確認するイメージ

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ひと月のデータ使用量が多くない人にとってメリットなのが、月額料金の安さ。月間3GBで足りる人は、月額990円(税込)という手頃な料金で利用できます。

LINEMOと他サービスとの料金比較(価格は税込)

携帯電話会社

料金プラン

通話オプション

・ミニプラン(3GB):990円/月
・スマホプラン(20GB):2,728円/月

・1回5分以内の国内通話かけ放題:550円/月
・国内通話かけ放題:1,650円/月

・シンプルS(3GB):2,178円/月
・シンプルM(15GB):3,278円/月
・シンプルL(25GB):4,158円/月

・1回10分以内の国内通話かけ放題:770円/月
・国内通話かけ放題:1,870円/月

基本(20GB):2,970円/月
ahamo 大盛り(100GB):4,950円/月

・1回10分以内の国内通話かけ放題:無料
・国内通話かけ放題:1,100円/月

・1GB(7日間):390円
・3GB(30日間):990円
・20GB(30日間):2,700円
・60GB(90日間):6,490円
・150GB(180日間):12,980円

・1回5分以内の国内通話かけ放題:550円
・国内通話かけ放題:1,650円/月

くりこしプランS +5G(3GB):1,628円/月
くりこしプランM +5G(15GB):2,728円/月
くりこしプランL +5G(25GB):3,828円/月

・最大60分/月の国内通話が定額:550円
・1回10分以内の国内通話かけ放題:770円
・国内通話かけ放題:1,870円/月

3GBまで:1,078円/月
3GB超〜20GBまで:2,178円/月
20GB超〜無制限:3,278円/月

・1回15分以内の国内通話かけ放題:1,100円

女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

料金の安さを売りにしている通信サービスとして、ほかに格安SIMがあります。

ただ、大手キャリアの回線をレンタルして利用者に提供している格安SIMでは、通信が集中する時間帯などに回線速度が遅くなりやすい点がデメリットといえます。

メリット②:事務手数料などが無料

家計のイメージ

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LINEMOでは、契約の際に発生する事務手数料や、SIMカードを再発行するための手数料などは無料です。また、解約する際の「契約解除料」なども不要で、気軽にはじめやすいのもポイントです。

LINEMOでは以下の手数料が0円
・契約事務手数料
・SIMカード再発行手数料
・eSIM再発行手数料
・SIM変更手数料
(SIMカードからeSIM、またはeSIMからSIMカードへの変更)
・契約解除料
・MNP転出手数料
・番号移行手数料
(ソフトバンク、Y!mobileへの乗り換え)
(参考サイト:必要な費用一覧/LINEMO)

メリット③:データ量を消費せずに「LINE」が使える

ビデオ通話のイメージ

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LINEMOの大きな特長として「LINEギガフリー」があります。LINEアプリのトークや音声・ビデオ通話などが、データ量を消費せずに利用できます。

LINEMOによると、ビデオ通話のデータ使用量は1時間あたりおよそ300MBとのこと。家族や友人とLINEでやり取りしている人は、データ量の節約になります。
(参考サイト:LINEMO公式

ただし、LINEアプリの全ての機能やサービスがLINEギガフリーの対象ではありません。対象・対象外の機能やサービスは以下のとおりです。

▼ LINEギガフリー対象の機能・サービス
・トーク(メッセージやスタンプのやりとり)
・音声通話
・ビデオ電話
・画像や動画の送受信
・LINE VOOM(旧タイムライン)の表示や投稿 ※アプリからの利用が対象
・LINE Payの利用(ウォレットタブ)
・LINE家計簿の利用(ウォレットタブ)
・友だち追加
・検索の利用 ほか
(参考サイト:LINEギガフリー/LINEMO)
▼ LINEギガフリー対象外の機能やサービス
・トークでの位置情報の共有
・トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
・LINE Live
・LINE VOOM(旧タイムライン)の投稿・表示・シェア ※WEBからの利用
・OpenChat
・ニュース記事詳細の閲覧
・スタンプショップや着せかえショップの利用
・LINEファミリーサービス(LINEマンガ・LINEゲーム・LINE MUSICなど)の利用
・LINE Lite
・海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用
・他社アプリや他社サイトへの移動
(参考サイト:LINEギガフリー/LINEMO)
女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

LINEMOなら、その月に使えるデータ量が残りわずかでも、LINEアプリを気にせず利用可能。友達や家族と、トークや音声・ビデオのいずれでも快適にやり取りできるのは大きなメリットといえます。

メリット④:ソフトバンクのネットワークで高速通信

通信品質のイメージ

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ソフトバンクの通信回線を利用しているLINEMOは、ソフトバンクと同じ周波数帯の電波(バンド)を利用しています。

ソフトバンクとLINEMOは、4G(LTE)通信でBand 1/3/8/11/28/41/42、5G通信でn3/n28/n77/n257にそれぞれ対応しているため、ソフトバンクからLINEMOに乗り換えても、ソフトバンクのスマホを使い続けられます。

対応バンドの異なるドコモやauなどのスマホは、LINEMOに乗り換えて使用すると、一部の周波数帯が使えない場合があります。
(参考サイト:LINEMO公式サイト

メリット⑤:キャンペーンで「通話オプション」が割引き

通話するイメージ

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LINEMOの通話オプションは、5分までの国内通話がかけ放題になる「通話準定額(税込み550円/月)」と、通話時間・回数が無制限で国内通話がかけ放題で利用できる「通話定額(税込み1,650円/月)」の2種類があります。

LINEMOでは通話オプション割引キャンペーンを実施中で、LINEMO契約から1年後まで通話準定額なら無料、通話定額なら1,100円で利用できます。

電話をかける機会が多い人にとって、メリットがあるといえます。

LINEMOの通話オプション割引キャンペーン(価格は税込)

通話オプション

内容

通常のオプション料金

割引適用後のオプション料金

通話準定額

1回につき5分までの国内通話がかけ放題

550円/月

無料
(契約から1年後まで)

通話定額

通話時間・回数が無制限で国内通話がかけ放題

1,650円/月

1,100円/月
(契約から1年後まで)

メリット⑥:最大10,000円相当のPayPayポイントがもらえる

PayPay決済のイメージ

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「スマホプラン」の契約者に限られるものの、まち中の店舗などで使えるPayPayポイントが、他社から乗り換えた場合で10,000円相当、新規契約では3,000円相当もらえます。

ただし、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外なので注意しましょう。

PayPayポイントあげちゃうキャンペーンの概要
・キャンペーン期間:2021/6/5~終了日未定
・適用条件①:キャンペーン期間中に「スマホプラン」を契約(他社からの乗り換え、または新規契約)
・適用条件②:開通日から4ヶ月後も申し込み時点と同一の料金プランであること
・特典付与時期:開通日を含む月の5カ月後の上旬
(参考サイト:LINEMO公式サイト
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  • LINEMO
  • LINEMOの料金プラン

  • ミニプラン(3GB):990円(税込)/月
    スマホプラン(20GB):2,728円(税込)/月
  • LINEトークや通話でデータ量を消費しない

LINEMOのデメリット・注意点

ここからは、LINEMOを利用するデメリットや注意点を紹介します。

注意点①:選べる月間のデータ容量は最大20GBまで

ハードユーザーのイメージ

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LINEMOは、大容量のプランでも月間20GBまでです。そのため、平均して毎日1GB以上消費するヘビーユーザーにとっては、不十分な可能性があります。

月間のデータ容量を使い切っても、1GBあたり550円(税込)で追加購入できますが、購入する容量が多くなるほどコスパが悪く なります。

そこで、月に20GB以上データ量を消費する人は、ほかの格安ブランドを検討してみるのも手です。

例えば、「大盛りオプション」を追加して月間100GBまで高速通信が利用できるahamoや、20GBを超過しても3,278円(税込)でデータ通信が無制限に使える楽天モバイルなどがあります。

女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

楽天モバイルは、大容量のプランを必要とする人にとって安く利用できるのが魅力ですが、パートナー回線エリア内では高速通信が利用できるのは月間5GBまでです。

楽天モバイルを検討する人は、自分の生活圏が楽天回線エリア内かどうか、事前に確認しておくとよいでしょう。
(参考サイト:楽天モバイル公式サイト

注意点②:余ったデータ容量の「繰り越し」はできない

データ量を使いすぎたイメージ

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「繰り越し」とは、今月余ったデータ容量を翌月に合算して使えるサービスで、ワイモバイルやUQモバイルで対応しています。

月によってデータ量を使いすぎたり、余ったりすることがある人にとってデータ容量の繰り越しは便利ですが、LINEMOでは対応していません。

一方、毎月3GB、または20GB以下のデータ容量で十分な人にとっては、LINEMOでも不便さは感じにくいでしょう。

注意点③:ミニプランは「通信制限」が厳しめ

テキスト送受信のイメージ

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その月のデータ容量を超過すると、通信速度に制限がかかります。「スマホプラン」では月間20GBを超過すると最大速度が1Mbps、「ミニプラン」では月間3GBを超過すると最大300kbpsまで通信速度が制限されます。

1Mbpsの通信速度であれば、低画質でネット動画を視聴することは可能ですが、300kbpsではWebサイトの閲覧でさえ不便に感じる場合があり、テキストメッセージの送受信など、データ量の少ない通信サービスしか快適に利用できなくなる可能性があります。

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ポイント解説

「ミニプラン」でもデータ容量を追加購入(1GBにつき税込み550円)することで、3GB超過後も高速通信を利用できます。

ただし、月に4GB追加購入すると月額料金が「スマホプラン」を超えるため、毎月7GBを消費するかどうかがスマホプランを選ぶ目安といえます。

注意点④:海外でスマホを使うには「申し込み」と「追加料金」が必要

海外でスマホを使うイメージ

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LINEMOは「世界対応ケータイ(国際ローミング)」を利用することで、海外でも通話やデータ通信が可能です。ただし事前の申し込みと費用がかかる点に注意しましょう。

また、「世界対応ケータイ」への加入条件にも注意が必要です。他社から乗り換えた契約者は加入できますが、LINEMOで新たに電話番号を取得した新規契約者は、課金開始から5ヶ月目に加入できるようになります。

料金は、台湾や韓国、タイやフランスなどの国で、24時間使える3GBのデータ容量が980円。バハマやジンバブエ、イランなどは24時間使える10MBのデータ容量に19,600円かかります。
(参考サイト:世界対応ケータイ/LINEMO)

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ポイント解説

他社では、事前の申し込みや追加料金なしで海外でもスマホを使えるところがあるので、以下に紹介します。
▼ ahamo:世界82の国と地域で申し込み・追加費用が不要
ドコモの格安プランであるahamoでは、世界82の国と地域で申し込み・追加料金なしでデータ通信が利用可能です。

さらに、月に最大20GBまで使えて、利用可能な容量を超過しても最大1Mbps(滞在期間15日経過後からは最大128kbps)で利用できます。国際電話は有料です。
(参考サイト:海外データ通信/ahamo)
▼ 楽天モバイル:国際通話も無料で利用可能
第4のキャリアと呼ばれる楽天モバイルでは、世界66の国と地域で申し込み・追加料金なしでデータ通信が利用できます。また、月間2GBまで無料で使えて2GB超からは最大128kbpsで使い放題です。

さらに、「Rakuten Link」アプリなら国際通話も無料で利用できるのもポイントです(一部対象外の番号あり)。
(参考サイト:データ通信/楽天モバイル)

注意点⑤:「キャリアメール」の提供がない

メールのイメージ

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LINEMOでは、携帯電話会社が独自のドメイン(@i.softbank.jpなど)を契約者に提供するキャリアメールのサービスがありません。そのため、電子メールを使う場合は、別途GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを取得するのがおすすめです。

もし、利用中のキャリアメールをLINEMOに乗り換えたあとも使い続けたい場合は、「メールアドレス持ち運びサービス」があります。ただし、月額料金がかかる点に注意しましょう。

▼ 各キャリアの「メールアドレス持ち運びサービス」
ソフトバンク:メールアドレス持ち運び
ワイモバイル:メールアドレス持ち運び
ドコモ:ドコモメール持ち運び
au:auメール持ち運び
楽天モバイル:楽メール持ち運び

注意点⑥:スマホ端末の取り扱いがない

対応スマホの確認イメージ

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LINEMOではスマホ端末の取り扱いがないため、契約前にスマホを用意しておく必要があります。現在使っている端末をそのまま使用する場合は、LINEMOの公式サイトで動作確認済みの端末かどうかをチェックしてください。

スマホはAmazonや楽天市場、家電量販店などで購入することも可能で、もし手持ちのスマホがあればLINEMOに乗り換えてから使い続けることもできます。ただし、LINEMOで動作確認がとれている対応端末を選ぶようにしましょう。
(参考サイト:機種変更について/LINEMO)

注意点⑦:ソフトバンク・ワイモバイルの一部サービスが使えない

スマホユーザーのイメージ

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ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOへ乗り換える場合、以下に紹介するサービスが利用できなくなる点に注意しましょう。

▼ LINEMOで提供していないサービスの例
・ソフトバンクWi-Fiスポット
・キャリアメール
・留守番電話
・転送電話
・ナンバーブロック
・迷惑電話ブロック
など
(参考サイト:LINEMO公式サイト

上記の代わりとして利用できるサービスについて、以下に紹介します。

ギガぞうWi-Fi|Wi-Fiスポットを全国に展開

「ソフトバンクWi-Fiスポット」のように全国にあるWi-Fiスポットを利用できるのが、 ギガぞうWi-Fiです。

全国の店舗や公共交通機関など、10万箇所以上でWi-Fiを提供していて、スマホ専用プランなら月額200円(税込)で使い放題です。

050Plus|IP電話アプリで留守番電話にも対応

月額330円(税込)かかるNTTのIP電話アプリ 050Plusなら、「留守番電話機能」が使えます。

また、Androidスマホであれば、050Plusを利用しなくても「伝言メモ」で代用することもできます。
(参考サイト:AQUOS公式サイト

着信拒否設定|迷惑電話などからの着信をブロック

「ナンバーブロック」が使えなくても、スマホの電話アプリの設定で同じように、迷惑電話などの受けたくない番号からの着信を拒否できます。

設定方法は、AndroidスマホならGoogle公式サイト、iPhoneならApple公式サイトで確認できます。

注意点⑧:サポートはFAQやチャットがメイン

チャットイメージ

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オンライン専用プランであるLINEMOでは、トラブル相談や質問などの問い合わせは、基本的にWebサイトから行います。

よくある質問(FAQ)やカスタマーサポートで解決できない場合は、24時間受け付けているチャットサポートも利用できます。

チャットサポートは、公式サイトのメニューから「サポート」を選択し、「チャットサポート(契約相談)」をタップすることで利用できます。PCサイトなら、各ページの右端に「チャットで契約相談」と表示されているのをクリックします。

スマホの紛失・盗難時の緊急停止や再開など、一部のケースでは電話サポートを受けられます。

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ポイント解説

店舗サポートを受けられる格安ブランドとしては、全国に1,000店舗以上(2022年3月時点)ある楽天モバイルや、全国に2,200店舗以上(2022年5月時点)あるドコモショップで有償サポートを受けられるahamoなどがあります。

また、UQモバイルショップだけでなく、auショップでも対応しているUQモバイルなら、全国2,300店舗(2021年7月時点)でサポートが受けられます。

注意点⑨:法人契約ができない

ビジネスマンのイメージ

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LINEMOは法人での契約ができないため、個人での契約に限られます(参考サイト:LINEMO公式サイト)。

法人契約ができる格安ブランドとしては、楽天モバイルやUQモバイルなどがあります。

LINEMOをおすすめできる人の特徴3つ

サービスにメリットを感じているイメージ

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ここまで解説してきましたメリット・デメリットを踏まえ、LINEMOがおすすめできる人の特徴を3つ紹介します。

① 通信費用を抑えながら、快適にスマホを利用したい

LINEMOはソフトバンクと同じ回線を利用し、通信品質の高さが魅力。さらに、ソフトバンクやワイモバイルと比較しても月額料金を安く抑えられるため、毎月の通信費用を節約したい人にもぴったりです。

② LINEアプリを利用することが多い

「LINEギガフリー」により、LINEアプリ内でメッセージ送受信や音声・ビデオ通話を利用しても、データ通信量にカウントされません。

また、「スマホプラン」の契約者なら、1,000万種類以上のLINEスタンプが使い放題になるLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)を無料で利用できます(通常は月額240円)。

③ 月間のデータ使用量がいつも3GB以下、または20GB以下

LINEMOで選べるプランは2つで、それぞれ使えるデータ量は月間3GB(ミニプラン)と月間20GB(スマホプラン)。選択肢がシンプルなので、普段の使い方にあわせて決めやすくなっています。

2つのプランで悩む人は、毎月7GB程度のデータ量を消費しているかが目安。3GBのプランに追加のデータ容量を4GB購入すると、月間20GB使えるスマホプランの月額料金を超えるからです。

女性顔イラスト(検証コメント用)

ポイント解説

月によってデータ使用量が大きく変動する人は、使ったデータ量に応じて月額料金が変わる楽天モバイルを検討してみるのもよいでしょう。
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  • LINEMO
  • LINEMOの料金プラン

  • ミニプラン(3GB):990円(税込)/月
    スマホプラン(20GB):2,728円(税込)/月
  • LINEトークや通話でデータ量を消費しない

LINEMOをあまりおすすめできない人の特徴3つ

説明を受けるイメージ

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次に、LINEMOよりも他社などの通信サービスのほうが向いているかもしれない人の特徴を3つ紹介します。

① 月間20GBでは不十分

Wi-Fi環境のない場所で動画視聴やオンラインゲームを思う存分楽しみたい人にとっては、データ容量が不十分な可能性があります。LINEMOへ乗り換える前に、普段のデータ使用量を確認しておきましょう。

② プランの契約と一緒にスマホを購入したい

LINEMOでは端末を販売していないため、LINEMOに乗り換える前から使っているスマホ、またはECサイトなどで購入したスマホを契約前に用意する必要があります。

スマホも取り扱っている格安ブランドとしては、ahamoやUQモバイル、楽天モバイルなどがあります。

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ポイント解説

格安ブランドでは、取り扱っているスマホの種類が少なく、希望するスマホが手に入らない場合があります。

豊富な種類から選びたい人や、ほしいスマホが決まっている人は、Amazonや楽天市場など、ECサイトを活用するのも手です。

③ 対面でスタッフと相談したい

トラブル時や初期設定などについて、スタッフと対面して相談できるサポートを求める人には、オンライン専用プランであるLINEMOはあまりおすすめできません。

ただ、公式サイトのFAQやチャットにも対応しているため、ネット環境があればどこでも手軽に相談できます。
(参考サイト:LINEMO公式サイト

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