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名建築を後世に残したい。3Dデジタルアーカイブプロジェクト「中銀カプセルタワービル」

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どんな名建築も、老朽化が進むと解体を余儀なくされてしまう。2022年の解体が決定している中銀カプセルタワービルもその1つだ。

そこで立ち上がったのが3Dデジタルアーカイブプロジェクト。メタボリズムの名建築として名高い中銀カプセルタワービルを、3Dデータ化して後世に残そうという取り組みだ。

ありのままの姿をまるごと3Dデータ化

このプロジェクトでは、ミリ単位の正確なレーザースキャンと、ドローンも活用した詳細な測量・撮影を実施。

各データを組み合わせて、立体の複雑な形状や構造、さらに改変の軌跡や経年変化まで、実空間の情報をまるごと3Dデータ化する。

データはオープンソースとして無償で公開予定で、学術研究や創作活動等への幅広い活用が期待される。ARやVRのバーチャルコンテンツ化も可能だ。

現在クラウドファンディングサイトMotionGalleryにて、3,000円(税込)からプロジェクトの支援が可能。支援者特典で中銀カプセルタワービルのARコンテンツを先行体験できる。

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建築そのものがなくなっても、3Dテクノロジーが「ありし日の姿」を後世に伝えていく。

CREDIT
Videographer :フィリピン下鳥
Curator :赤坂たつや

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