Art

モノに命を吹き込む?動きに呼応する空間アートを創り出すクリエイター「Ponboks」

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最新のデジタル技術を駆使し、光や映像、機器までも自在に操り、まるで魔法のような驚きのアート作品を展開するクリエイター「Ponboks(ポンボックス)」。
制作者である本多大和さんは、「発想体験」をキーワードに、創作のきっかけやユニークな発見が生まれるような体験制作を心がけているという。体験型展示やアニメーション、立体工作などの分野で活躍している。
大人も子供も楽しめる独創的な作品を数多く生み出しており、それらは鑑賞して楽しめるのはもちろん、実際に体験できるのが大きな魅力だ。

空間全体で楽しむ体験型インスタレーション

人の動きや物の形を反応して、インタラクティブに変化する作品たちは、まるで命を吹き込まれたように自由自在に動き出す。光・音・映像・技術の合わせ技による「デジタルとアナログが融合した空間」そのものを楽しむことができる。
見るだけですでにワクワクが止まらない、体験型のアートの魅力を紹介したい。

・生物が置いた物の形に変化するアート『おかえりカタチ』

テーブルの上に置いた物の形状に合わせて、形を自由自在に変化させる生物。目をパチパチさせたり、手を動かしたり。自分の置いた持ち物に命が宿るようで見ていて微笑ましい。
帽子と財布などを組み合わせて複数のアイテムを置いても、しっかりとフィットして形を変えてくれる。

物を動かすとその動きに反応し、物から飛び出して壁面内を浮遊しはじめる。浮遊して戻ってきた生物は、また新たな物に宿るように形を変化させる。
作者は「色々な形の物語を思い浮かべながら作った」と説明しており、まさに命を持った生物たちの暮らしを見ているようだ。

・魔法のように花が創り出される光のアート

人の手の動きに合わせて、不思議な形の花が描かれる。面白いようにポンポン描かれる花たちが壁一面に咲き誇る。

照明を暗くすると、ネオンのように輝き浮遊する花たちが、幻想的な雰囲気を醸し出してくれる。目で見て、魔法のように花を創り出す楽しさを体感できるアート作品だ。

・まわすと模様が変わる傘

傘をまわすとその動きに合わせて、さまざまな模様に変化する。天井に設置したWebカメラと赤外線カメラで撮影した傘の動きに合わせてアニメーションを合成し、その映像をプロジェクターで投影する仕組みだ。
自分でまわした傘が色鮮やかなアニメーションで彩られるから、まわすたび楽しくなりそうだ。

・まるで生きてる?こちらを見てくる『猫ライト』

ちょっぴり目が怖い黒猫のお面をつけた照明器具は、人の動きに合わせて滑らかな動きで追従してくる「コワかわいい」作品だ。
体を左に動かせば猫も左を向き、右に動かせば右を向く。ずっとこちらを見つめてくるため、何だか愛らしい。

しかし、ひとたび両手を上に上げると、猫たちは「シャーッ!」という鳴き声と共に目を赤くして威嚇してくる。少しして手を下ろすと、安心したように「ミャー」とひと鳴きして、目が緑色に戻る。本物の猫と対話しているようでやはりかわいい。

常に発想のタネまきを|さまざまな形で作品を公開中

「Ponboks」では、展示会や美術館などの各種イベントへの展示のほか、SNSへの投稿など、さまざまな形で作品を発表している。SNSやWebサイトでは作品の一部を画像や動画で見ることができる。

また、Webサイトには通常の展示作品のほかに、「不思議のプロトタイプ」という実験的な作品や、かわいいアニメーション作品も多数掲載されている。
楽しさを創り出す「発想のタネ」が見る人の心をいつでも刺激してくれる。

・ ・ ・

人の動きに反応して、さまざまな動きを見せる「Ponboks」の作品たち。
空間全体を楽しめる魔法のような体験型インスタレーションで、あなたもモノに命を吹き込む魔法使いになれるかも?

CREDIT
Writer :Hue
SNS :にしまり
Curator :kaho.miyazaki
  • 結城 昌子
  • ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる (小学館あーとぶっく)

  • ¥1,584
  • ゴッホの激しい感情表現である、渦を巻く独特のタッチに焦点をあて、お話を展開。ゴッホの絵をぬり絵にしたページもあります。アートに対する感覚を、親子でいっしょに楽しみながら養うことができます。

  • てづか あけみ
  • はじめてのちきゅうえほん

  • 「ちきゅうは、どのくらいの大きさなの」「?ちきゅうって、どうやってつくられたの」「?ちきゅうの中身って、どうなっているの」?といった子どもの疑問の答えが、この1冊につまっています。大人が読んでもためになる、親子で読みたい「はじめてのシリーズ」最新作!


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