転職検討中の20代必見!転職のポイント&おすすめ転職サービスを調査

kaori
公開: 2021-07-27

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20代で転職する場合、経験やスキルを積み重ねる期間が短いため、なかなかキャリアをアピールできないのがネック。しかし一方の企業側は、20代のポテンシャルに期待して業種・職種未経験でも積極的に受け入れている企業も多いのが現状です。20代の転職ならではのポイントさえ押さえておけば、自分の希望にピッタリ合う企業に出会える可能性があります。

20代の転職を有利に進めるためには、20代に適した転職サイトや転職エージェントサービスの活用がカギ。登録無料でありながら、膨大な求人と手厚い転職サービスを受けられるため、利用しない手はありません。
とはいえ、どの転職サービスにも強みと弱みがあるものです。各転職サービスの特徴とメリット・デメリットを理解し、自分に合う転職サイト・転職エージェントを選びましょう。

20代の転職 メリットとは

20代の転職というと、武器となるキャリアやスキルがないためうまくいかないイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。実は20代の転職は、他の年代での転職にはないメリットがあるのです。

1)ポテンシャルを武器に転職できる時期

20代向けの求人には「未経験歓迎」の文言が多く見られます。現時点では即戦力でなくとも、潜在能力に期待して将来の成長に期待するポテンシャル採用です。転職したいけどスキルがないという人材でも、企業は育成前提で受け入れてくれます。

多くの転職サイトで見られる「第二新卒歓迎」も、ポテンシャル採用を意味するワードの1つです。第二新卒に明確な定義はないものの、多くの場合「新卒入社した企業を3年未満で退職した20代の人材」を指すことがほとんど。前職で基本的ビジネスマナーや最低限の業務遂行能力は身につけた若者を、自社で育成する前提で採用する企業は多いのです。

2)30代以降は異業種・異業界転職の難易度が高まる

30代に突入すると、企業は過去の経験やスキル、保有資格に注目して人材を採用するようになります。30代といえば企業ではマネジメント業務も任せられる中堅どころ。入社してすぐに活躍できる即戦力の人材が求められるのです。

よって20代の時とは違い、全くの異業種・異業界へのチャレンジは厳しくなる傾向に。前職の経験が通用する分野への転職が現実的でしょう。

仕事のフィールドをガラリと変えてゼロから頑張りたいという人は、異業種・異業界への転職難易度が低い20代のうちが大きなチャンスとなります。

3)年齢制限の応募あり

20代での転職の大きなメリットとして挙げられるのが、応募可能企業の幅広さです。特に注目すべきは、20代までの年齢制限がある求人の存在。

本来、年齢制限を設けた求人を出すことは法律で禁止されており、企業は転職者の年齢に関係なく就職機会を与えなければなりません。しかし、正当な理由があれば年齢制限を設けた求人を出すことが認められています。

特に多いのが、「長期的なキャリア形成を目的とした求人」です。将来の幹部候補生や、高齢化が進む企業での技術継承など、若手の内に採用して十分な育成期間を設けなければならない事情があります。

そのため「25歳未満」「30歳未満」など、年齢制限が設けられる求人が存在するのです。「どうしても入社したい企業を見つけたのに、応募可能年齢をオーバーしていた…」というケースが、少なからず年齢を重ねるにつれ出てきます。

20代転職におすすめの転職サービス

20代の転職といえば、前職のキャリアはまだ十分に積み重ねてきたとはいえず、転職活動の経験も豊富とはいえないケースがほとんどです。転職活動に不慣れな分、転職サービスは自分が使いやすく、機能やサービスが優れたものを選んで活動を有利に進めましょう。

転職活動といえば、ポピュラーなのは転職サイトと転職エージェントです。それぞれどのようなものか確認しましょう。

そもそも転職サイトと転職エージェントの違いとは?

転職サイトとは、企業の求人を集めて掲載したサイトです。転職希望者は、転職サイト内の求人を自由に閲覧し、応募できます。サービス内容にもよりますが、基本的に自分の力だけで自分にマッチした求人を見つけることになります。

メリットは、自分の好きなタイミングで求人を探し、気になる求人が見つかったら自由に応募できる点です。活動ペースも自由なので、転職活動を一時的に休止したいという時には、検索を止めればよいだけなので気楽に活動できます。

デメリットは、自発的に求人を探して応募しなければ活動が全く進まないこと。多忙で求人を探せないという人や、1人ではモチベーションを維持できないという人には厳しいでしょう。転職サイト内にマッチする求人があったとしても、見つけられるかどうかは本人の検索次第という点もなかなか厳しいところです。

それに対して転職エージェントは、転職者に担当アドバイザーがついて転職活動をサポートするサービスです。最初の面談で、転職の希望と書類の登録を済ませておけば、条件に合った求人を定期的に紹介してくれます。

メリットは何といっても、仕事をしながらでも転職活動をしやすい点です。求人紹介以外にも、書類の書き方や面接アドバイスのほか、自分のキャリアイメージの相談にも乗ってくれるケースが多く見られます。転職活動をリードしてくれるため、モチベーションキープしやすい点もメリットです。

デメリットは、エージェントが選んだ求人からしか転職先を見つけられないこと。紹介1回あたりの求人数にも限りがあるため、選択肢が絞られます。また、エージェントは転職者の転職成功によって企業から報酬を得るシステムのため、自分の望まない求人の紹介を受けたり、転職活動のペースを握られて転職活動が負担になったりするケースもあるかもしれません。

20代におすすめの転職サイト4選

ここからは、20代の転職希望者におすすめの転職サイトを紹介します。欲張って複数のサイトを活用しようとしても、使いこなせないことがほとんどです。メインに使う転職サイトは1~2つに絞りましょう。

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  • 株式会社リクルート
  • リクナビNEXT

  • 無料
  • 業界トップレベルの求人数。便利な機能も多数

  • 圧倒的な知名度と求人掲載数が魅力の転職サイト。リクナビNEXTだけの限定求人もあり、転職者の約8割が利用しています。無料の適職診断やスカウト機能もあり。

転職希望者なら真っ先に思い浮かぶ、知名度抜群の大手転職サイト。何といっても求人数が抜群に多いのが強みです(2021年4月13日時点 48,886件)。

求人数の多さは転職先候補の幅に直結するもの。リクナビNEXTでは勤務条件のよい優良求人やステップアップが望めるハイクラス求人まで様々な募集が見つかります。当然、20代中心に採用している企業の求人も多数。

自分の強みや志向を無料診断する機能や、登録している条件に応じて企業スカウトが届くシステムも魅力。検索画面で細かい条件を付けられる「こだわり検索」機能もあるため、大量の求人から自分にマッチした求人を見つけ出しやすい点もおすすめです。

転職サイトおすすめ②
  • 株式会社マイナビ
  • マイナビ転職

  • 無料
  • 未経験でも応募できる求人を多数掲載

  • 20~30代の若年層がメインユーザーであり、特に未経験でも可とする求人が多く見つかる。職種の設定が細かく、マッチする求人を見つけやすい。

マイナビ転職は、業種・業界の偏りなく様々な求人を掲載しています(2021年4月13日時点 12,338件)。20代~30代向けの求人も多いため、20代の転職者は積極的に活用するとよいでしょう。中小企業の求人も多く、企業規模にこだわらない人にはおすすめです。

マイナビ転職では、履歴書の書き方や面接のコツについて、各1回だけアドバイスしてくれるというサービスがあります。転職エージェントを活用せずに転職サイト1本で転職活動するのであれば、貴重なサービスといえるでしょう。

「完全週休2日制」や「育児中の社員在籍中」など、理想の働き方をキーワードとして求人を探す検索ページもあり、様々な切り口で仕事を探せる点も魅力です。

転職サイトおすすめ③
  • エン・ジャパン株式会社
  • エン転職

  • 無料
  • 20代向け・未経験者向けの求人多数

  • 若年層向けの求人が多く見られる。画面の見やすさや情報量の多さなど、使いやすさが魅力のサイト。リアルな口コミ情報も掲載されている。

エン・ジャパンが運営する転職サイト。20代や第二新卒など、若年層をターゲットとした求人が多い点が強みです。とはいえ、求人数は他の転職サイトと比較するとやや劣ります。リクナビNEXTやマイナビ転職など、他の転職サイトと併用して補うとよいでしょう(2021年4月13日時点 6,307件)。

女性の転職者向けページ「エン転職WOMEN」もあるため、女性が働きやすい求人を探している人にはおすすめ。女性向けの特集は他の転職サイトでも取り扱っているため、比較してみるのもよいでしょう。

エン・ジャパンは、気になる企業の口コミが見られる「エン ライトハウス」も運営。初めて転職に挑む20代にとって役立つ情報が得られます。転職した人の経験談や、現場で働く人の本音などが気になる人はチェックしてみてください。

転職サイトおすすめ④
  • パーソルキャリア株式会社
  • doda

  • 無料
  • 求人サービスと紹介サービスの一体化

  • 転職者自らが求人を探すことはもちろん、エージェントスタッフの求人紹介サービスも。1人での転職が心細い人におすすめです。

dodaが他の求人媒体と異なる点は、転職サイトと転職エージェントが一体化していること。そのため求人の管理も一括化されており、掲載求人数だけで見るとかなりのボリュームです(2021年4月13日時点 110,557件)。
転職エージェントの紹介の中には非公開の求人もあるため、サイトとエージェントをバランスよく使いこなすとよいでしょう。

加えて転職支援サービスが豊富であるため、初めての転職でノウハウがない人にとっては便利です。エージェントは求人紹介のほか、企業へのエントリーや面接日程の調整、選考結果の連絡までサポートしてくれます。

エージェントは転職者の履歴書や職務経歴書の制作フォローの他、人柄や性格、意欲、志向など、書面に現れない部分を企業側に伝える役目も担っているため、選考突破率をアップさせてくれる存在。転職慣れしていない20代におすすめです。

20代におすすめの転職エージェント3選

ここでは、20代の転職希望者におすすめの転職エージェントを紹介します。転職エージェントサービスについては、担当となるエージェントによってサービスの品質が大きく左右されます。自分と相性がよいエージェントがいるエージェントサービスを選びましょう。

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  • 株式会社リクルート
  • リクルートエージェント

  • 無料
  • 転職支援実績業界トップレベル

  • 業界最大手だからこその実績とノウハウ。公開求人数はもちろん、厳選された非公開求人の数も圧倒的です。

歴史がある分、圧倒的な転職支援実績があるのがリクルートエージェント。求人数だけでなく、特定の専門職や外資系などの高年収領域などハイクラスな求人が多く見られるのが特徴です。2020年8月時点で、10万件以上もの厳選非公開求人を掲載しているのも強み。ここでしか出会えないレアな求人も多数存在します。

エージェントスタッフのサポートも充実しており、職務経歴書・履歴書の添削はもちろん、企業の面接傾向や求める人物像をヒントにしたアピールアドバイスなど、きめ細かいサポートが期待できます。

さらに、選考中は企業に直接交渉しづらい給与面や勤務条件、入社日の調整なども代行してくれるため、転職者は選考対策だけに集中できますよ。

転職エージェントおすすめ②
  • 株式会社マイナビワークス
  • マイナビジョブ20's

  • 無料
  • 20代・第二新卒・既卒の若者向け転職エージェント

  • 20代に特化したマイナビの転職エージェント。首都圏・関西・東海で活動する転職者向けの求人案件を多数扱っています。

マイナビジョブ20'sは、その名の通り20代の転職者向けに特化したエージェントサービス。通常の転職サイトには掲載されない非公開求人など、人気のレア求人に巡り合えるチャンスも多いです。

キャリアアドバイザーは20代の転職市場を熟知しているため、20代の転職だからこその注意点や強みになるポイントのアドバイスが受けられるでしょう。

転職エージェントおすすめ③
  • 株式会社キャリアデザインセンター
  • type転職エージェント

  • 無料
  • 転職者のカウンセリングに特化

  • キャリアアドバイザーの支援に力を入れているサービス。転職活動の進め方が分からないという転職開始直後の20代に向いています。

転職者にマッチする求人の紹介や応募書類・面接のアドバイスなど基本的なエージェントサービスはもちろんのこと、特筆すべきは転職エージェントによるカウンセリング。

転職するのが初めてでどのように進めればいいのか、自分に合った求人をどうやって判断すべきか分からないという人に対する初歩的なアドバイスのほか、自分のキャリアパスを描くためのサポートも受けられます。メンタル面でも支えられたいという人におすすめ。

業界・職種特化型のおすすめ転職サービス

転職サービスには、事務職やエンジニア職、医療介護業界など特定分野に特化した転職サイトが沢山あります。自分の希望する業界・職種が明確なのであれば、そうした特化型サイトを活用することで就活がスムーズに進むことも多いのです。

ここからは、特化型サイトの中でも20代の転職に適したサービスをいくつかご紹介します。

業界・職種特化型おすすめ①
  • 株式会社リアステージ
  • ベンチャーセールス

  • 無料
  • 20代の営業職求人に特化したエージェントサービス

  • 年収アップを求める20代転職者におすすめ。銀行員やコンサルタントなどあらゆる業界における営業職の求人を保有しています。

20代限定の求人サービスであり、年収アップできる営業職の求人のみを取り扱っています。給与の向上が転職目的の方におすすめです。

転職先の業界は不動産や金融の他、ITや人材業界など多種多様。大手企業への転職実績も多数あります。エージェントとしてサポートにつくアドバイザーも、元トップ営業など営業として優秀な経歴を持つため、体験談に基づいたアドバイスを受けられることも特徴です。

相談は24時間365日受付可能なため、仕事終わりの限られた時間や休日のみの相談しかできない転職者にとっても心強いでしょう。

業界・職種特化型おすすめ②
  • 株式会社UZUZ
  • UZUZ

  • 無料
  • 理系就職に特化した10~20代向けの転職サービス

  • 研究職や開発職など、理系向け求人を専門的に扱う転職エージェントサービス。自分の専門性を活かせる仕事が見つかります。

第二新卒や既卒、フリーターなどの10代~20代理系人材におすすめのエージェントサービスがUZUZ。大手企業からベンチャー企業まで、あらゆる理系職種を紹介しています。現在情報・電気電子・機械系の知識を必要とする求人を多く扱っており、該当する転職者にとってはチャンスです。

学生時代に理系の知識を学んだものの、理系職の経験がないという人も利用できます。「理系と無関係な会社に就職したものの、やはり理系の仕事が諦めきれない」という人におすすめです。

求人は離職率や社会保険の有無、労働時間などをチェックし、合格したもののみを取り扱っています。UZUZを利用して入社した転職者は定着率93%以上という実績も安心材料です。

業界・職種特化型おすすめ③
  • 株式会社ROXX
  • 未経験ナビ

  • 無料
  • 学歴経験不問の20代向け就職支援サービス

  • 経験完全不問の正社員求人を紹介する転職エージェント。20代の既卒・フリーター・未経験者のための就職支援サービスです。

取り扱い求人数は限られているものの、経験や学歴を問わない正社員求人を取り扱っている点が大きな強みとなっている未経験ナビ。フリーターや高卒向けなど、他の転職サービスがカバーできていない貴重な求人を取り扱っています。

履歴書も職務経歴書も不要なため、経験や学歴が壁となり書類選考に苦戦している人はぜひ試したいサービスです。学校卒業後ずっと非正規雇用で働いていた人や、訳あって学校中退を余儀なくされた人など、自分のキャリアに自信がない10~20代の強い味方になります。

利用できるのは18~35歳まで・カバーする勤務地は東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・愛知と限定される点に注意です。

20代の転職のポイントと進め方

スーツの女性が解説している画像

20代だとまだ転職回数が少なく、活動に不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。初めて転職にチャレンジする人のため、20代の転職において大切なポイントと転職活動の始め方・進め方を解説します。

1)まずは地域を決める

まずは自分がどこで働きたいかを軸に活動します。「よい会社であればどこで働いてもよい」と考える人もいますが、地域を絞らず漠然と活動しているとキリがないもの。「特にスキルはなく、働く場所もどこでもよい」という転職活動は具体性に欠け、企業から本気度を疑われることもあります。

特に20代前半と後半では、将来の見通しも変わってくるものです。20代後半は働く場所がその後の人生の基盤となる可能性も大きくなるため慎重に決断しましょう。
男性と比べて女性は、結婚・出産でライフステージが変わることも多いです。出産・育児中はUターンして実家のサポートを受けられる場所を選んだり、配偶者がいる場合はお互いの仕事場の都合を調整したりする必要があるため、働く場所の選択はより重要になります。

2)転職活動にどれだけお金・時間が掛けられるか?

転職活動においては、どれだけお金や時間などのリソースが掛けられるかが大きな問題となります。仕事を辞めてから転職する場合は、転職活動中の生活費を確保しておかなければなりません。転職先が決まらないうちに貯金が底をつき経済的に余裕がなくなり、慌てて転職先を決めることになれば、不満が残るまま転職活動を終了することにも。

一方、仕事をしながら転職活動をする場合は、経済的に余裕があっても時間の余裕がないことがほとんどです。休日は選考対策、平日は就業後に面接といった日々が続きます。時には、平日に有給をとって転職先の企業の選考に参加する必要も出てくるでしょう。

転職活動を行なう際は、自分の置かれている状況に合わせて、どれだけのお金と時間を掛けられるかをあらかじめ決めておくことをおすすめします。3ヶ月~半年の活動期限を設けたり、月々の生活費と転職後の引っ越し代を確保したりしておくと安心です。

3)転職の優先順位を定めておく

転職を早期かつ満足度高く終えるコツは、転職における自分の優先順位を整理しておくこと。地元での就職、残業時間の少なさ、出産育児介護休暇の取りやすさ、人間関係など、求めすぎるとキリがありません。女性によっては、生理休暇の有無を確認したい人もいるでしょう。

考え方としては「なぜ自分は転職したいのか」「何が実現できれば他は譲歩できるのか」を視点に判断することです。

ちなみに20代の転職において、注意しておきたい条件が給与面。20代で転職する場合、経験やスキルを重ねる期間が短いため、ほぼ未経験扱いとなることが多いものです。前職では少しずつ昇給していても、転職後はゼロベースからのスタートとなり、年収が下がるケースもあるでしょう。給与面を最優先していると、思わぬ苦戦を強いられることがあります。

4)本格的に転職活動を開始する

就職地域や活動期間、希望の優先順位など、自分の転職における前提条件が出そろったら、いよいよ転職活動を開始します。

自分の揃えた前提条件を基に、転職サイトやエージェントに登録して求人を探しましょう。まずはどんな企業が求人を出しているのか、転職サイトをのぞいてみることをおすすめします。自分の志望する職種や業界を絞ったら、今の自分の持つスキルや資格、経験などを棚卸しし「自分が入社したい企業」「今の自分が活躍できると思える企業」の2つの視点から企業を選びましょう。

応募企業を絞れば、あとは実際にエントリーし、書類選考や面接のステップに進みます。転職の場合は選考スパンが早く、内定が出ればすぐに入社までの段取りを組む必要があります。内定後は今の会社の退社タイミングや仕事の引継ぎなどのスケジュール調整も行ないましょう。

5)転職サイトとエージェントは併用が吉

求人探しの自由度が高い分、個人の活動量と積極性が求められる転職サイトと、エージェントを転職活動のパートナーにできる反面、自分の主導権が薄れたり紹介される求人が絞られたりと制限があるエージェントサービス。

どちらか1本で活動することもできますが、おすすめは転職サイトと転職エージェントの両方に登録し、メリットとデメリットを補いながらバランスよく活動すること。特にエージェントサービスは、書類選考や面接に行き詰まったり、自分の描いたキャリアプランに疑問を持ったりしたときには良い相談相手になります。
2つのサービスのいいとこどりを目指しましょう。

転職サイトとエージェントの選び方

転職サイトやエージェントサービスを選ぶ際には、まず取り扱っている求人数に注目です。求人総数はそのまま自分の転職先の可能性の大きさであるため、多ければ多いほど良いといえます。

一方で、サービスが特化している分野と、自分の属性や求める条件がマッチしているサービスを選びましょう。20代向けの求人が多い地方求人が多い・平均年収の高いハイクラス求人が多いなどサービスの得意分野は異なります。自分とマッチするサービスを活用することが、転職活動を有利に進めるコツです。

一番良いのは、転職サイトでもエージェントサイトでも、気になったものをいくつか選んで登録してみること。転職サイトの検索のしやすさや求人の傾向、自分の担当になったエージェントとの相性などは、実際に登録してみるまで分かりません。迷うならいくつかのサービスを比較してみてからメインで使うサービスを厳選するとよいでしょう。

まとめ

20代の転職は、武器になるほどのスキルや経験がなかなかない場合もあり、将来性や熱意が評価されることが多いポテンシャル採用です。異業種・異業界への転職もしやすい時期のため、働くフィールドをガラリと変えたいならチャンスといえます。

転職サービスを大きく分類すると、本人の自主性と積極的な求人検索がカギを握る転職サイトと、転職活動のパートナーを得られるエージェントサービスの2種類です。どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分との相性を考えながらそれぞれ使いこなしましょう。特定分野に強みを持つ転職サービスにも注目です。

転職経験が少なく不安になりやすい20代。自分に合った転職サービスを選んで、上手く活用してはいかがでしょうか。

フリーライター
kaori
某大手広告会社に4年勤務し、企業向けの営業・取材を経験。独立した現在はインタビュー記事のほか、さまざまなWEBメディアで記事を執筆する多ジャンルライター。事実に基づくリアル記事にこだわるため、自ら商品を試し実体験をもとに執筆することも。山あり海ありの田舎でマイペースに暮らしています。

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