【比較表つき】iPad各機種の違いは?愛用者がおすすめするモデルとその使用事例
iPadは、映画鑑賞や読書、仕事でも使える人気のタブレット端末の定番です。近年、さまざまなサイズや機能を搭載したiPadが販売されていますが、用途や目的に合うものがどれか分からずにいる方も多いでしょう。
今回は、Appleが展開しているiPad各種の違いや、用途に合う機種選びのポイントにくわえ、筆者が愛用しているiPadの使用事例を紹介します。
目次
iPad 各モデルの違い
2021年6月現在販売されているiPadは、主に4種類。各種サイズや対応アクセサリ、画面の解像度などに違いがあります。
iPadは、比較的購入しやすい価格で、大画面なのが特徴。一方、iPad Proは、パソコンに近いサイズ感と価格で、大容量のものが選べるハイスペックさが魅力です。
また、iPad Airは、iPad Pro同等の大きさで、ライトな作業ができることが特徴です。iPad miniは、持ち運びに長けたサイズ感が魅力となっています。
スペック/商品名 |
iPad Pro |
iPadAir |
iPad |
iPad mini |
---|---|---|---|---|
液晶サイズ |
12.9インチ |
10.9インチ |
10.2インチ |
7.9インチ |
CPU |
次世代のNeural Engineを搭載したM1チップ |
Neural Engineを搭載した |
Neural Engineを搭載した |
Neural Engineを搭載した |
最大ストレージ容量 |
最大2TB |
最大256GB |
最大128GB |
最大256GB |
充電コネクタ |
Thunderbolt / USB 4対応のUSB-Cコネクタ |
USB-Cコネクタ |
Lightningコネクタ |
Lightningコネクタ |
カメラ画素数 |
12MP広角カメラと10MP超広角カメラ/12MP |
12MP広角カメラ/7MP |
1.2MP |
8MP広角カメラ/7MP |
対応電波 |
5G |
4G LTE携帯電話通信 |
4G LTE携帯電話通信 |
4G LTE携帯電話通信 |
対応アクセサリ |
・Apple Pencil(第2世代) |
・Apple Pencil(第2世代)に対応 |
・Apple Pencil(第1世代)に対応 |
・Apple Pencil(第1世代)に対応 |
iPadと他タブレット端末との違いは?
iPadとAndroidタブレット、Kindleとの違いが分からない方も多いのではないでしょうか?
iPadは、OSや対応アクセサリの多さ、使いやすさに大きな違いがあります。OSは、Apple社の「iPad OS」を搭載しており、iPhoneで使える一部アプリにも対応しています。一方、AndroidはGoogle社が展開する「Android OS」を、Kindleは「Fire OS」というOSを搭載しています。
アプリは、各OSに対応したアプリをダウンロードすることで使用できますが、iPadApple PencilはAndroidタブレットに比べて、iPad OS対応のアプリケーションの数が多いのが魅力です。
また、iPadは対応アクセサリを多く展開しています。純正のキーボードやApple Pencil、ケースにくわえ、汎用キーボードやペンシルが多数あるのも魅力です。
用途の違いを考えて、iPadを選ぶ
上記で、iPadのラインアップを紹介しましたが、サイズ感やスペックの違い以外にリアルな使い方を知りたい方も多いでしょう。ここからは、用途の違いを考えて機種を選ぶコツを紹介します。
PC感覚で使う場合は「iPad Pro」がおすすめ
iPadは、有料のMicrosoft OfficeやAdobe社が展開するソフトをインストールすると、WordやExcel、PowerPoint、PhotoshopやIllustratorなどを使うことができます。
しかし、これらのアプリは大容量で動作も重くなりやすいため、ハイスペックな端末で使用することが推奨されています。また、大画面の端末で使用すると作業効率も上がることから、PC感覚で使用する場合はiPad Proを選ぶと良いでしょう。
電子書籍や動画の閲覧には「iPad mini」や「iPad」がおすすめ
出先で電子書籍や動画を閲覧する時に、ノートパソコンや大画面のタブレットを使用すると、持ち運びや取り出しがストレスに感じることもあるでしょう。また、重量が大きい端末を長時間持っていると、手が疲れてきますよね。
電子書籍や動画の閲覧などの「スマホでは物足りないことを補う」ことを目的にして使用する場合は、iPad miniがおすすめです。近年発売されているiPad miniは、タッチペンにも対応しているため、ちょっとした画像の編集やメモ書きにも便利ですよ!
また、iPad miniよりも大画面なサイズで映像や本を読みたい方は、iPadもおすすめです。一部ゲームのコントローラーに対応しているため、スマホゲームを大画面でコントローラーありで遊べます。さらに、低価格なため、初めてiPadを使う方でも手に取りやすいはずです!
ビジネスシーンでも使う場合は「iPad Air」か「iPad Pro」を
Officeソフトのちょっとした操作や、書類の作成や閲覧を目的に購入を検討する方には、iPad AirやiPad Proをおすすめします。
両製品共に、タッチパッドつきのキーボードに対応しているため、スクロールが多い操作も快適!どちらか迷った場合は、CPUと価格、重量の違いを比較して選ぶと良いでしょう。低価格かつ持ち運び重視で選ぶ方は、iPad Proより安価で軽量なiPad Airがおすすめです。
一方、クリエイティブな作業を行うことも想定して選ぶ方は、iPad Proを選ぶと良いでしょう。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違いは?どっちがおすすめか
iPadには、Wi-Fi環境のみで使用する 「Wi-Fiモデル」と、SIMカードを挿入すると4Gや5G回線でも使える 「セルラーモデル」の2種類があり、使える電波に違いがあります。
価格をおさえて使う場合や、利用場所が限られている場合はWi-Fiモデルを選んでも問題ありませんが、出先で使用する場合はセルラーモデルを選ぶのがおすすめです。また、iPadを使用する中で、利用用途が広がる方も多くいます。
長期目線で様々な用途で使うことを考えても、セルラーモデルを選ぶとストレスなく使用できるでしょう。
用途別におすすめする、iPadのモデルはこちらの4台!
以上をふまえて、用途別におすすめのiPadを4台紹介します。
近年話題になっている「M1チップ」を搭載した商品です。超高速Wi‑Fiや5G対応のため、どんな時もサクサク快適に使いたい方におすすめです。
ディスプレイは、10,000個のミニLEDを埋め込んだLiquid Retina XDRディスプレイで、より綺麗に。超高速Wi-Fiを搭載しているため、MacBookからiPadへのデータ転送も迅速に行えます。
本体で編集した動画や写真、書類をパソコンに転送したい時や、パソコンに入っているデータをiPadに転送して外で作業したい時も、迅速にデータ転送できて便利ですよ!
Apple純正のキーボードやペンシルにも対応。Officeを使った作業をしたい方や、プライベートでも高スペックなタブレット端末でゲームをしたい方におすすめの商品です。
色はシルバーやグレーにくわえ、可愛いローズゴールドやグリーン、スカイブルーもあるため、カジュアル使いにも!
バッテリーは1日10時間持つため、出先での作業も電源がなくても快適に行なえます。CPUは、従来より40%速いパフォーマンスが発揮できる「A14 Bionicチップ」を搭載。大容量ファイルのやりとりも円滑に行えますよ!
タブレット端末をを初めて買う方や、スマホでは物足りない動画や書籍の閲覧用として使いたい方におすすめの商品です。
10.2インチの大画面ですが、500g以下とタブレット端末の中では比較的軽量なため、女性でも負担なく使用できるでしょう。ストレージ容量は最大128GB。さほど多くアプリやデータを保存しなければ問題ないはず。
また、一部ゲームのコントローラーと連携してゲームを楽しむこともできるため、テレビがない部屋で快適にゲームを行えるのも魅力です。
従来のiPad miniを使用している中で、手書きメモ機能や画像編集、ちょっとしたデザイン制作を行いたいと感じた方や、持ち運びに特化したタブレット端末を探している方におすすめの商品です。
タッチペンが使えるのはもちろんのこと、AR機能にも対応しているため、学生さんのノートの板書やインテリアデザインのイメージ構想にも使えます。7.9インチの画面には300万以上のピクセルが詰め込まれているため、書籍や動画も綺麗なディスプレイで閲覧できます。
小さいバッグに入れても負担にならない7.9 インチサイズで、出先でのちょっとした作業にも便利です。
【ライターである筆者の事例】愛用のiPad Proはどんなふうに使ってるか?
先述では各機種の特徴や価格を紹介しましたが、実際に使用している人の声を聞いてから購入を検討したい方もいるでしょう。
ここからは、筆者が実際に使用しているiPad Proの使い方を紹介します。
使い方その① 執筆時や校閲時に使用
デスクでの作業が滞ってしまい場所を変えて執筆したい時や、校閲作業を行う時にiPad Proを活用しています。執筆時は「iA Writer」というテキストエディタで下書きを書いた後、各取引先が取り扱うCMSに移行したり、Wordファイルに変換したりして記事を納品しています。
Apple純正のキーボードにはトラックパッドがついているため、スクロールも快適です。SNSの文書を長文で打つ時もスマホより速く文字入力ができるため、出先で長文を打つ時もiPad Proを使用しています。
校閲作業を行う時は、画面キャプチャをPDFファイルにした後、Abobe Acrobatで赤文字入れを行うこともあります。これまで都度印刷して行っていた作業ですが、紙を使わず、移動中にも行えるようになったため、利便性が高まりました。
使い方その② 大画面を活かしてライブ配信や細かい画像のペン入れ作業にも
筆者は、定期的にライブ配信を行っており、配信中もiPad Proを使用しています。配信時は、iPad Proに事前にメモをしたコメントを大画面で読むこともでき、快適に配信が行えます。別売りの端末で、機材と接続するとマイクやミキサーも使用可能。
また、ファンへのお礼メッセージを写真アプリのマークダウンを用いて、Apple Pencilを使用して手書きで書いています。こちらも、スマホで行うと拡大縮小の工数がかかるものを大画面で行えるため、よりクオリティの高い画像を迅速に作成できるようになりました。
iPadは目的と使用イメージを想像して選んで
iPad端末の購入を検討している方に向けて、それぞれの機種の違いや選び方、おすすめの商品を紹介しました。対応アプリケーションが多くて多岐に渡って使えるiPadは、一家に1台持っていると、さまざまなシーンで活躍します。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、ライフスタイルや使用目的に沿った機種を選んでみてくださいね!
※価格はいずれもAmazonの2021年6月時点のものです。
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