Webカメラの広角タイプと標準タイプの違いを比較レビュー!おすすめも

Tanaka
公開: 2021-04-29

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Webカメラを選ぶ際、何を基準に選ぶかは用途によって違います。Web会議で大人数を映す必要があるなら、迷わず広角タイプにしましょう。

今回は、広角のWebカメラを使用したレビューやおすすめ商品をご紹介します。


Webカメラの選び方

Webカメラを選ぶ際に気を付けることは、どんな用途に使用するかということです。大きく分けて2つの用途で、選ぶポイントが違います。

複数人のWeb会議で使用する場合

まず、Web会議でも大人数が一つの画面に収まるような場面では、画角が広い広角タイプのWebカメラがおすすめです。また、三脚などの取り付けが可能なタイプの方が便利です。

動画配信やビデオ通話など一人で使用する場合

一方、動画配信やネット電話など、自分が一人で画面に写ればよいという場合は、画角ではなく、高画質やマイク内蔵などにこだわりましょう。この場合はノートパソコンに載せるだけで良いWebカメラで十分です。

広角タイプと標準タイプのWebカメラで比較レビュー

広角をウリとしたWebカメラと、標準のWebカメラではどれだけ違うのか、2台を実際に比較してみました。

今回画質を比較したのは、サンワサプライのCMS-V51BK(広角タイプ)とロジクールのC310n(標準タイプ)です。

広角タイプのWebカメラ
  • サンワサプライ
  • CMS-V51BK

  • 税込み5,691円
  • 500万画素の高画質と103°の広角レンズ

  • アクティブノイズキャンセル機能搭載のデュアルマイクを内蔵しているため、周囲の余分な雑音を遮断してWEB会議もスムーズ。

【スペック】
画質:フルHD
画素数:約500万画素
最大フレームレート:30fps
画角:103°(画角調節可能)
フォーカス:固定フォーカス
角度調節:−
スタンド固定対応:対応
接続端子:USB Type-A
標準タイプのWebカメラ
  • Logicool(ロジクール)
  • C310

  • 税込み2,600円
  • 鮮明でクリアな画像が特徴

  • マイクのノイズキャンセリング機能で音声もしっかり伝わる。自分一人を映すWEB会議などにおすすめ。

【スペック】
画質:HD
画素数:記載なし
最大フレームレート:30fps
画角:60°
フォーカス:固定フォーカス
角度調節:−
スタンド固定対応:−
接続端子:USB Type-A

C310nとCMS-V51BKの撮影画像の違い

それでは、さっそく比較画像を見ていきましょう。まずは標準タイプのロジクール C310nの撮影画像から。

ロジクールC310nで撮影した画像

上の画像は、ロジクール C310nをノートパソコンに載せ、そのまま撮影した画像です。

サンワサプライCMS-V51BKで撮影した画像

一方、サンワサプライ CMS-V51BKで撮影した場合は、同じ場所から撮影したのにもかかわらず、広い範囲を撮影できています。

ノートパソコン内蔵のWebカメラでも撮影してみた

今回は念のため、ノートパソコン内蔵Webカメラで撮影した画像も見ていただきましょう。

ノートパソコン内蔵Webカメラで撮影した画像

昨今はノートパソコン内蔵のWebカメラも性能が上がってきているため、C310nより広い範囲で撮影されています。

それでも、やはり広角をウリにしたサンワサプライCMS-V51BKの画角には全くかないません。

標準・広角・ノートPC内蔵 3台の画像を比較

3台のWebカメラ撮影画像

今回比較した結果、自分だけが写れば良いという場合はC310nやノートパソコン内蔵のWebカメラでも問題ありませんが、大人数を一度に映す必要がある場合は、サンワサプライCMS-V51BKがおすすめということがわかりました。

今回の2台を含む15台のWebカメラを様々な観点から検証した記事もありますので、参考にしてください。

広角タイプWebカメラのおすすめ

他にも広角タイプでおすすめのWebカメラをご紹介します。

おすすめ①
  • eMeet
  • Webカメラ eMeet C960

  • 税込み2,549円
  • ノイズキャンセリングマイク内蔵

  • 画質:1080p@30fps 、有効画素数:200万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:90度、フォーカス方式:固定

画角が90度と広角タイプで、マイクの性能もノイズキャンセリング。価格も2千円台なので、必要最低限の広角画像が撮れれば良いという人におすすめです。

おすすめ②
  • バッファロー
  • WebカメラBSW505MBK

  • 税込み2,980円
  • 約120度の広視野角レンズ搭載

  • 画質:最大1920×1080、有効画素数:200万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:120度、フォーカス方式:固定

120度の超広角ワイドレンズで大人数の会議などでもしっかりと全員を収めることができます。マイクも内蔵ですぐに使えるのがポイント。

おすすめ③
  • eMeet
  • NOVA

  • 税込み3,999円
  • 4層高性能光学を使用して暗めの室内でもクリアな映像

  • 画質:1,080P、有効画素数:200万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:96度、フォーカス方式:オートフォーカス

96°の広角レンズに加え、両サイドに搭載されたデュアルビルトインマイクが自然でクリアな音声を伝える音質の高さも特徴です。

おすすめ④
  • サンワサプライ
  • CMS-V43BK

  • 税込み5,218円
  • 会議に最適な超広角150°

  • 画質:ビデオ解像度最大1280×720、有効画素数:100万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:150度、フォーカス方式:手動

超広角の150°レンズで角度調整もでき、幅広い範囲の撮影が可能です。ただ、有効画素数が100万画素と少なめなので、画質にこだわりがない場合におすすめです。

おすすめ⑤
  • サンワサプライ
  • 400-CAM083

  • 税込み12,800円
  • ノイズリダクションマイク内蔵の広角Webカメラ

  • 画質:1080p@30fps/25fps、 720p@30fps/25fps、 960x540p@30fps/25fps、640x360p@30fps/25fps、有効画素数:200万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:90度、フォーカス方式:固定

90°の広角レンズでも、画面が暗いといったこともあるのがWebカメラの難しいところですが、こちらは200万画素のCMOSセンサーと、F1.8の明るいレンズを搭載しているので映りもキレイです。

おすすめ⑥
  • eMeet
  • Jupiter

  • 税込み19,999円
  • AIフォーカス搭載のWebカメラ

  • 画質:1,080P、有効画素数:200万画素、最大フレームレート:30FPS、撮影画角:96度、フォーカス方式:AIフォーカス

広角タイプのWebカメラ。最大の特徴は、オートフォーカス&オートズームで対象人物を自動で判断し、画面の最適な位置に配置することのできるAIオートフォーカスです。マイク、スピーカーも搭載でこれさえあれば安心の1台です。

まとめ

テレワークが進む昨今でも、やはり職場でWeb会議を行う場合は広角タイプのWebカメラで、会議室を隅から隅まで映せるカメラが必要になります。

広角タイプでも画質やマイク内蔵など、その他のスペックによって価格も違うので、そのあたりを予算に合わせて選んでいくのがおすすめです。

※価格は特に記載がない限り、2021年4月時点のAmazonの価格です。

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

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