フルフェイスヘルメットを使うメリットとは?選び方やおすすめ14選を紹介

記助
公開: 2021-04-23

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フルフェイスのヘルメットは顔から頭全体を覆っているタイプであり、他のヘルメットの種類よりも安全性が高いのが特徴です。他にもメリットが多くあるので、次に買い換えるときにフルフェイスヘルメットを検討の1つにすると良いでしょう。

ただし、フルフェイスヘルメットにもデメリットがあるので注意が必要です。安全で快適なヘルメットを選ぶためにも、選び方のポイントを押さえるようにしましょう。

そこで今回は、フルフェイスヘルメットのメリットから注意点、選び方、おすすめ商品までを紹介します。


フルフェイスヘルメットを使うメリット

フルフェイスのヘルメットのイメージ画像

フルフェイスのヘルメットにはさまざまなメリットがあります。ヘルメットを買い換えるときはフルフェイスヘルメットの特徴を押さえておくと良いでしょう。

ヘルメットの中では一番安全性が高い

フルフェイスヘルメットは、他のヘルメットの種類よりも安全性が高いのが特徴です。バイクで走行中に転倒してしまうと、頭以外にも顔などを打ったり、擦ったりしてしまいます。また、飛び石の危険もあります。

そのときにフルフェイスのヘルメットであれば頭全体を防護してくれます。安全性・防御力を求める人には、フルフェイスタイプがおすすめです。

防寒性・防風性が高い

頭全体を覆っているフルフェイスのヘルメットは、防寒性・防風性も高いです。冬場であれば顔の露出している部分が冷えてしまいます。特に高速道路などでスピードを出すと、風を大きく感じるため、顔の表面や耳などが痛いくらい冷えてしまいます。フルフェイスのヘルメットなら、顔の表面から首あたりまで覆えるので、寒さを感じにくくなります。

空気抵抗が少ない

フルフェイスのヘルメットは露出している部分が少ないので、空気抵抗が少ないのも特徴です。街乗りなどでそこまでスピードを出していなければ気になりませんが、高速道路などでスピードを出したときに空気抵抗を感じやすくなります。そんな時は、フルフェイスヘルメットがおすすめです。

フルフェイスヘルメットを使うときの注意点

フルフェイスのヘルメットのイメージ画像

フルフェイスヘルメットにはメリットだけでなくデメリットもあります。安全性が高い分、他のヘルメットの方が使い勝手が良いと感じる部分もあるので注意しましょう。

視界が狭い・メガネとの相性が悪い

フルフェイスのヘルメットは顔全面ヘルメットのパーツが覆っており、シールドもあることから、他の種類のヘルメットよりも視界が悪いのと、メガネとの相性も悪いと言えます。

また、ヘルメットが少しズレるだけで視界は大幅に狭くなってしまう危険性も。特に雨の日はただでさえ視界が悪くなるため、シールドには事前に防水スプレーを使うことをおすすめします。

ヘルメットの内側を触りにくい

顔が痒くなってしまったり、目にゴミが入ってしまったりした場合、すぐ顔に触れられないという難点があります。何かの拍子で、ゴミや虫が入ってしまえばヘルメットを外さないと取れません。例えば、花粉症の方で鼻がムズムズしているときでも、我慢して乗り続けなければならないことも。些細なことかもしれませんが、普段からバイクに乗る機会が多い方にとっては大きな問題です。

夏は不快感が強い

フルフェイスのヘルメットは寒い季節との相性は良いですが、反対に夏場との相性は非常に悪いです。呼気や汗でヘルメットの内部は蒸れやすく、熱気がこもりやすいので暑い日は特に不快に感じます。走っているときは風が多少入ってきますが、信号待ちで停まっているときや、特に渋滞で長い時間止まっていると、かなりの暑さを感じます。

通気性やベンチレーション構造にこだわっているヘルメットもあるので、フルフェイスヘルメットを選ぶ際は注意が必要です。

フルフェイスヘルメットが向いている人

フルフェイスのヘルメットをかぶってバイクに乗る人

フルフェイスのヘルメットは、ヘルメットの種類の中では一番安全性が高いため、安全に走行したい人に適しています。

特に高速道路などで速く走ることが多い方であれば、空気抵抗も受けにくいので安全で快適に走れます。ただし、夏場は蒸れやすかったり、視界が狭かったりなどデメリットがあるので、マイナス分よりもメリットが多い場合におすすめです。

フルフェイスヘルメットの選び方

フルフェイスのヘルメットをかぶってバイクに乗る人

ヘルメットを購入するときは、安全性を確保するためにも自分に合ったものを選ぶ必要があります。特にフルフェイスのヘルメットは視界が狭いので注意が必要です。

頭囲のサイズで選ぶ

ヘルメットを購入するときは必ず頭囲に合ったサイズのものを選びましょう。ヘルメットのサイズによって使い心地や安全性が変わってきます。例えば、ヘルメットのサイズが小さいと視界が狭くなったり、窮屈で不快感があったりするためストレスを感じてしまいます。

反対にサイズが大きいと、頭からヘルメットが外れてしまう危険性や、向きがズレてしまう可能性も。フルフェイスのヘルメットで向きがズレると、視界が真っ黒になってしまうので要注意です。

通販で買う際は、自分の頭囲を測って、適正なサイズを選びましょう!

安全規格をチェック

ヘルメットは頭部を安全に守るためのものなので、安全規格を適合しているものなのか確認しましょう。安全規格にはJIS・PSC・SG・MFJ・SNELLなどがあります。高速道路などでバイクを乗るときであれば、JIS・PSC・SGの規格に適合したヘルメットを選びましょう。

レースに出場するのであれば、さらに高いレベルの安全基準を満たしたMFJ・SNELLに適合したものを選ぶのがおすすめです。

JIS

JISは「Japanese Industrial Standards」の略であり、日本標準の規格です。このマークがあればJIS(日本工業規格)が定めた安全基準を満たしたことの証明になります。

PSC

PSCは「Product Safety of Consumer Products」(消費生活用製品の安全)の略で、国が定める法律に基づいた規格です。安全基準を満たしているマークであり、こちらのマークがないと販売できません。

SG

SGは「Safe Goods」の略で、安全基準の目安になる規格です。一般財団法人製品安全協会による規格であり、SGマークがある商品の欠陥で事故・怪我が発生した場合、最高で1億円の損害賠償を受けられます。反対に、SGマークがない商品の欠陥が原因で怪我をしても賠償金は受けられません。

MFJ

MFJは「財団法人日本モーターサイクル協会」が定めた競技用ヘルメットの規格です。公認競技に出る場合はこのMFJの基準を満たしたヘルメットが必要になります。

SNELL

SNELLは「スネル財団」が定めている厳しい安全規格であり、5年ごとに内容が更新されます。海外製のヘルメットを選ぶときの基準になるでしょう。

通気性・ベンチレーション構造はどうか

通気性はヘルメット選びで重要なポイントです。通気性が悪いヘルメットを選んでしまうと、内側で熱がこもってしまい息苦しくなってしまいます。

そのためフルフェイスのヘルメットは頭部の安全性を確保しつつ、通気性を高めるためのベンチレーション構造(通気孔・スリット)が配置されています。このベンチレーション構造によって通気性・快適性は変わるので、ヘルメットを購入する前に確認しましょう。

長時間乗るなら軽さも重要

ヘルメットの重量も選ぶときの重要なポイントです。特に長時間バイクに乗ることが多い方であれば、できるだけ軽いものを選びましょう。ヘルメットが重いと首や肩にかかる負担が大きくなり、運転しにくくなります。ヘルメットの重量が2kgを下回ると軽く感じるので、1つの目安になります。

ただし、安価で軽すぎるものは安全性に不安が残るので注意が必要です。

UVカット機能などはあるか

フルフェイスのヘルメットは視界がクリアなものを選ぶ必要があります。頭部全体を覆っているのでただでさえ視界が狭くなっているため、できるだけシールドの色や性能が良いものを選びましょう。

例えば、UVカット機能があるシールドであれば天気が良い日でも紫外線から守ることができ、視界がクリアになり目の負担を抑えられます。また、夕方以降の時間に乗る場合は、視界が悪くなってしまうので明るい色を選ぶ必要があります。

おすすめのフルフェイスヘルメット14選

ここからはおすすめのフルフェイスヘルメットを紹介します。

おすすめ①
  • OGK KABUTO
  • RYUKI シャイニーレッド

  • 税込み31,348円
  • IRカットシールド採用の軽量システムヘルメット

  • 【SG/PSC】軽量でコンパクト仕様なので、ロングライドに最適なカブトの商品。ヘルメットの形状も空力を安定させる構造で、使いやすいモデルです。

[頭周の目安]
S:55〜56cm
M:57〜58cm
L:59〜60cm
XL:61〜62cm
[重量]
‎2.26kg
おすすめ②
  • ネオライダース
  • MA14 マットブラック

  • 税込み5,100円
  • クリアシールド標準装備のシンプルなデザインのヘルメット

  • 【SG/PSC】MA14は軽量でコスパが良いフルフェイスヘルメットです。内装は取り外すことができ、洗濯しやすいので衛生的な状態をキープできます。

[頭周の目安]
M:57~58cm
L:59~60cm
[重量]
1.44kg
おすすめ③
  • アライ
  • RAPIDE NEO フラットブラック

  • 税込み44,016円
  • 1980年代のクラシックなスタイルのヘルメット

  • 【SNELL/JIS/PSC】バイクの種類に捉われないシンプルなフォルムなのでコーディネートしやすいです。繊維の密度が高く衝撃をかわす構造をしています。

[頭周の目安]
XS:54cm
S:55~56cm
M:57~58cm
L:59~60cm
XL:61~62cm
[重量]
2kg
おすすめ④
  • リード工業
  • LEAD RX-200R フルフェイスヘルメット

  • 税込み12,497円
  • 1980年代に発売したヘルメットのリバイバルモデル

  • 【SG/PSC】RX-200Rは1980年代に発売された「RX-200」を再現したビンテージモデルです。当時のイメージを残したレトロなデザインで人気があります。

[頭周の目安]
フリーサイズ (57~60cm未満)
[重量]
‎1.7kg
おすすめ⑤
  • ネオライダース
  • NR-7 エアロデザイン

  • 税込み6,100円
  • 低価格で軽量・UVカット機能付きのコスパが良いモデル

  • 【SG/PSC】ワンタッチ式の留め具で簡単にセットでき、気軽に使えます。軽量なので首にかかる負担は小さく、ベンチレーション構造もあり通気性も抜群です。

[頭周の目安]
M:57~58cm
L:59~60cm
XL:61~62cm
[重量]
1.7kg
おすすめ⑥
  • HJC
  • HJH114 | CS-15 ソンタン

  • 税込み14,520円
  • 機能性のバランスが良く使いやすいヘルメット

  • 【SG/JIS/PSC】通気性が良く内装を外せるので、洗濯しやすいです。スピーカーを収納できるスペースもあるので、ヘルメット内の窮屈さや不快感を軽減します。

[頭周の目安]
S:55~56cm
M:57~58cm
L:59~60cm
XL:61~62cm
[重量]
2.24kg
おすすめ⑦
  • OGK KABUTO
  • KAMUI3 CIRCLE

  • 税込み26,992円
  • 熱線遮蔽素材使用したシールド付きフルフェイスヘルメット

  • 【JIS/PSC】カブトのヘルメットはベンチレーション構造が4箇所に配置されているので、通気性が良く呼吸しやすいのが特徴です。クリアな視認性を保っており走りやすいです。

[頭周の目安]
XS:54~55cm
S:55〜56cm
M:57〜58cm
L:59〜60cm
XL:61〜62cm
[重量]
2.2kgkg
おすすめ⑧
  • HJC
  • HJH113 | CS-15 ソリッド

  • 税込み12,220円
  • ポリカーボネートシェルで耐衝撃性が高いヘルメット

  • 【SG/JIS/PSC】前頭部から後頭部まで効率的に気流を生むベンチレーションシステムを装備しています。口元にはシールドの曇りを和らげる通気孔があり、呼吸もしやすいです。

[頭周の目安]
S:55〜56cm
M:57〜58cm
L:59〜60cm
XL:61〜62cm
[重量]
2.12kg
おすすめ⑨
  • マルシン
  • M930 シルバー

  • 税込み6,501円
  • 無駄を削ぎ落し小型化・軽量化を実現したモデル

  • 【SG/PSC】ワンタッチ着脱式のビルトインメカシールドを搭載しており、風切り音を大幅にカットします。ベンチレーションを6箇所配置し、通気性も高いです。

[頭周の目安]
フリーサイズ(57~60cm未満)
[重量]
1.44kg
おすすめ⑩
  • ヤマハ
  • YF-1C RollBahn シルバー

  • 税込み12,979円
  • スタンダードで正統派なヤマハのヘルメット

  • 【SG/JIS/PSC】日本人にジャストフィットするかぶりやすい設計をしており、安心感と快適性を生み出しています。1984年に生まれてから続くロングセラーです。

[頭周の目安]
M:57〜58cm
L:59〜60cm
XL:61〜62cm
[重量]
2.05kg
おすすめ⑪
  • アライ
  • RX-7X アルミナシルバー

  • 税込み50,025円
  • 新しいシールドシステムが、理想のフォルムを実現したモデル

  • 【JIS/SNELL/MFJ/PSC】かわす性能を進化させて安全性を高めたモデルです。改良を重ねて生まれた新素材なので、高いレベルの引張り強度と弾性率を実現しています。

[頭周の目安]
XS:54cm
S:55~56cm
M:57~58cm
L:59~60cm
XL:61~62cm
[重量]
2.4kg
おすすめ⑫
  • ダムトラックス
  • BLASTER-改 イエロー

  • 税込み10,095円
  • 軽量化して生まれ変わった新しい「BLASTER」

  • 【SG/PSC】従来のBLASTERから人気のクラシカルなデザインが特徴。ヘルメットの材質が改良され軽量になりました。シールドは別売り。

[頭周の目安]
M:57~58cm
L:59~60cm
[重量]
1.36kg
おすすめ⑬
  • SHOEI
  • X-Fourteen

  • 税込み64,000円
  • エアロフォルムで空力性能が優れたモデル

  • 【JIS/SNELL/MFJ/PSC】SHOEIのレーシングフルフェイスヘルメットで、最先端のノウハウを投入し安全性を高めています。内装はパッドの厚さを変えられるのでフィット感も抜群!

[頭周の目安]
XS:53~54cm
S:55~56cm
M:57~58cm
L:59~60cm
XL:61~62cm
XXL:63~64cm
[重量]
2.5kg
おすすめ⑭
  • SHOEI
  • NEOTEC II

  • 税込み133,175円
  • オープンフェイスの手軽さを兼ね備えるハイモデル

  • 【JIS/PSC】フルフェイスヘルメットですがフェイスカバーは全開にすることができ、停車中でもヘルメットを外さずに快適さを保てます。

[頭周の目安]
S:55cm
M:57cm
L:59cm
XL:61cm
[重量]
2.88kg

まとめ

ヘルメットの中でも安全性の高いフルフェイスヘルメットについて紹介しました。

軽量さや丈夫さ、通気性など選ぶポイントはありますが、全てを兼ね備えたものは価格も高くなってしまいます。まずは予算を決めて、どの項目を重視するのかを決めておくと良いです。

自分に合ったフルフェイスのヘルメットを選んで、安全で快適な走行をしてください!

※価格はいずれもAmazonの2021年4月時点のものです。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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