ターボライターおすすめ15選!風に強い安定火力でアウトドアに大活躍
風にも負けない強い火力が必要なら、ターボライターはいかがでしょうか。
現在は数多くのメーカーが取り扱っており、手に入れやすい価格になりましたが、数が多すぎて選ぶのにも一苦労です。
そこで本稿で、用途に応じたおすすめのターボライターについて選び方を踏まえて紹介します。
ターボライターの特徴と仕組み
ターボライターの特徴は、何と言っても強い火力にあります。凄い勢いで炎が噴出されるので、風が吹いている中でも着火できるのです。
そしてその秘密は、燃焼筒というパーツにあります。気化したガスに着火する通常のライターとは仕組みが異なり、ターボライターはあらかじめガスと空気を混ぜ合わせた混合気を勢いよく燃焼筒に送り込みます。
ターボライターの火力が強いのは、圧力のかかった混合気に着火しているからです。また外気温が低いと燃料の気化が抑えられるので、通常のライターは着火できなくなりますが、ターボライターの中には極端に低い温度でも着火できる仕様のものがあります。
高性能なライターを探したいなら、ターボライターから探しましょう。
ちなみに着火性能の強さや充填されているガスのせいか、ターボライターは飛行機に持ち込めないので注意してください。
ターボライターの種類
ターボライターの種類は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ガス注入式タイプ
一つ目は多くのターボライターが該当するガス注入式です。燃焼ガスがなくなったら、底部の差し込み口からガスカートリッジのノズルを差し込んで補充します。ターボライター側の差し込み口の形状は様々なので、カートリッジに付属しているオプションから適切な口径のものを選びましょう。
オイルライター(ジッポライター)のように長く使えるので、愛用品として使うならこちらがおすすめです。
使い捨てタイプ
二つ目が使い捨てのターボライターです。ガスを補充できないので、購入時に充填されている燃料を使いきったら廃棄します。
形状的にも通常の使い捨てライター(100円ライター)と似ており、少しだけ価格が高めです。ガス充てん式のものよりも炎が小さいのでアウトドアで使うには心もとないですが、風が強い場所で煙草に火をつけるには向いています。ライターにこだわりがない方におすすめです。
装着式タイプ
最後が装着式です。これは単体では使えません。厳密にはターボライターそのものではなく、使い捨てライター(100円ライター)用のオプションだからです。
通常の使い捨てライターに装着することで炎が勢いよく吹きあがるようになります。使い捨てライターを多数持っており、たまに強い火力が欲しい方におすすめです。
ターボライターの選び方
ターボライターを選ぶには下記の点について考慮してください。
使用状況で選ぶ
タバコ(シガレット)に火をつけるのに風に負けないライターが欲しいのか、火がつきづらい葉巻(シガー)に着火したいのか、アウトドアの火起こしに使いたいのか、料理に使いたいのか?
炎の強さはどれも大差ありませんが、その形状は状況に合わせて様々です。
料理に使いたいのに火口がまっすぐだと効果的に炙れませんし、煙草に火をつけたいだけなのにやたら火口が長いと不便です。
そしてアウトドア用だったら汚れや水濡れに強いものが好ましいので、あまりオシャレは必要ないかもしれません。使い方に合ったものを選びましょう。
ロングノズルは長さ調節できると便利
ターボライターの中には長いノズルをもったものがあり、これは手元から離れた場所に着火したいときに役立ちます。例えばアウトドアで焚火台に薪を組んで着火剤に添加する際などは、ロングノズル式でないと手を突っ込まなくてはいけません。暖炉やかまどでも同じです。
この際、ノズルの長さを調整できると便利です。ノズルが長いと持ち運びしづらいですし、荷物につぶされて折れ曲がったりするかもしれません。ロングノズル式を選ぶなら普段はノズルを短く畳んでおいて、使うときだけ伸ばせるタイプがおすすめです。
着火ボタンの押しやすさや火力調節の可否
着火ボタンを押したら一発で着火して、丁度よい炎を維持してくれるライターは良いライターです。ボタンとケースの間に「遊び」があって、真っすぐ押さないと引っ掛かってしまうとか、何度も押さないと着火しないとか、火力が安定しないといったものは製品クオリティに問題アリなので選ぶべきではありません。
ターボライターの中には本体に火力調節ツマミがついているものがあるので、料理をあぶったりするなど繊細な火力調整が必要な方はチェックしてみてください。
頑丈で耐候性があるか
ターボライターは通常のライターよりも横風に強く、火力を維持できるのが特徴です。つまり想定される使用環境が緊急時だったり屋外だったりと過酷なケースが多いのです。そこで安定した能力を維持できるだけの耐候性と合わせ、繰り返し使えたり、落としたりぶつけたりしても簡単に壊れないだけの堅牢さが求められます。
この点については本稿で紹介している信頼の置けるメーカーのものを選べば、まず間違いはないでしょう。
ガス残量の見やすさ
最後がガス残量です。使い捨てライターの多くはシースルーのボディなのでガス残量が目視できますが、ターボライターの多くは残量が分かりません。しかしボディの一部がクリアパーツになっておりガス残量が分かるターボライターもあります。
オイルライターと同様にターボライターも定期的にガス充填をすれば普段使いに不便はありませんが、気になる方は残量が目視できるものを選びましょう。
メーカーで選ぶ
最後の選択要素はメーカーです。ライターや喫煙具の類は中小ブランドが非常に多いです。その中でもSOTOブランドで有名な新富士バーナーやWINDMILL(ウィンドミル)は信頼性の面で長年にわたる実績があります。
かっこいい外見や機能はもちろん重要ですが、迷ったら有名ブランドから選ぶのが手堅いといえるでしょう。
おすすめのターボライター
ここからは信頼できるメーカーからおすすめのターボライターをチョイスしました。是非参考にしてみてください。
一つ目はライターの有名メーカーWINDMILL(ウィンドミル)からAWL-10です。着火性能に優れ、筆者も長く愛用していました。スイッチを押し続けて炎を出し続けても指が熱くならないので、線香から小枝まで幅広い用途で使えます。
蓋付きなので水濡れや汚れにも強くアウトドアに最適です。
引き続きウィンドミルから紹介します。ARCは湾曲したスリムボディが特徴でポケットに入れやすく、シャープに洗練されたかっこよさがあります。普段は隠れている着火口が使用時のみ開放されるのでしばらく使っていなくても火口に埃がたまりません。
AWL-10がアウトドアならおしゃれなARCは普段使いといったところですね。
ウィンドミル製品から3つ目はBEEP3。価格的には、これまで紹介してきた同社製品の中で最も求めやすい価格で提供されています。シースルーなのでオイル残量が確認できますし、握りやすい形状が特徴的です。蓋付き、ワンタッチ着火という点は共通しており、もちろん火力も十分です。
アウトドアクラスタの間では、高性能なガスコンロを扱っていることで知られるSOTOブランド。その運営会社は新富士バーナー株式会社といい、「バーナー」に付随してターボライターも扱っています。
マイクロトーチシリーズはカセットガスボンベから充填できるので、燃料切れの心配はまずありません。緊急時でも補給しやすく汎用性の高いターボライターだといえます。
また、SOTOはカスタマーサポートから修理受付をしており安心して長く使えます。普段使いはもちろん、防災袋に入れておきたい逸品です。
こちらのマイクロトーチはネックに角度がついており、バーナーに近い形状をしています。木切れに火をつけたり、料理をあぶったりするのならこちらのほうが使い勝手が良いです。ボディに穴があいているので金具を付ければキーホルダーのように持ち歩けるのがよいところ。
リュクサックに吊るしておきたいですね。
こちらは火口が延長できるタイプのターボライターです。タバコや線香に着火するなど手元で使うには不便ですが、かまどに火を入れるなど手が届きづらいところに火をつけたい時に役立ちます。
使い勝手としては、コンビニで売っているチャッカマンの強力版といったところ。いくら炙っても火がつかない時は、ターボライターの火力を頼りましょう。
最後に紹介するSOTOの製品はPT-14です。こちらは変わり種で、市販の使い捨てライターをターボライターに改造するアタッチメントです。
類似のアイテムは100均ショップでも取り扱っていますが、やはり製品寿命や性能の面を考慮するとSOTOが安心です。
ただし適合するライターは限られているので何でもOKとは限りません。公式HPではCR-ML-17[PSC]・CR-SPカラード[PSC]と記載されており、稀に適合しないライターもあるのでライターの刻印をチェックしましょう。
8個目は老舗の喫煙器具メーカー、ペンギンライターの製品です。本製品の特筆すべき点は安定して自立する点です。火口がキャップで閉じられるようになっていますが、自動開閉式ではないため、使う際は外さなくてはいけないので注意してください。もちろん火力や安定性は十分です。
こちらはネーミング的にもデザイン的にも、お墓参りに特化したターボライターです。線香はすぐに火がつくものではありません。墓地は背の高い建物がなく、風通しがいいので、使い捨てライターだと風に煽られてなかなか火がつかないことがあります。
そこで力が強く横風に負けないターボライターがおすすめです。線香を一束まとめて着火できるのでみんなに配ってあげましょう。
- PIPITA
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直噴ターボライター
- 税込み3,099円
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コスパに優れた2個セット
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シンプルなターボライター。ガス注入式なので長く使えます。収納袋付きなので傷つかないよう保管できます。
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こちらは喫煙具全般を扱うPIPITAのターボライターです。検索に引っかかるようガスライター、ジェットライターなど様々な名称が併記されていますが、機能的にはまぎれもなくターボライターの部類に入ります。
収納袋付きで2個セットとなっているのが特徴で、紛失しがちな方は一つを予備として保管しておけるのでおすすめです。
引き続き、PITITAのターボライターを紹介します。こちらは、これまでにない近未来的でメカニカルな外観が特徴的。葉巻愛好者向けで、葉巻に溝をつけるパンチアタッカーが付属していたり、3本の炎で着火しやすくなっています。タバコ(シガレット)ではなくシガー(葉巻)好きな方におすすめです。
S.T.Dupont(エス・テー・デュポン)のターボライターは、おそらく最も高価な部類に入る逸品です。既存製品のどれとも似ていない独自性に優れたデザインは、メタルとポリマーのハイブリットです。
しかし凄いのは外見だけではありません。性能もすさまじく、高度3,500m・風速13m~17m・マイナス10℃〜40℃の環境下でも作動するため、最強のターボライターの一つといっても過言ではないでしょう。
極限の状況でエクストリームな登山をする方におすすめです。
- SAROME
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ターボライター SRM Eternity A
- 税込み8,194円
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ワイドなバーナー炎を求める方へ
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炎が円を描くように配置されたスパイラルサーキュラーフレーム仕様。高級感あふれるデザインを追及。
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ジッポライター(オイルライター)のような形状をした本製品は、SAROME(サロメ) のものです。重厚なボディにスケルトンの装飾、ホワイトニッケルメッキが施されています。ジッポライターのように分解できる仕様なので、使い勝手も似ています。
ジッポライターの火力に不満があった!という方はこちらがおすすめです。
RONSON(ロンソン) のターボライターは、まさに喫煙具としての使用に特化した機能とデザインを兼ねそろえています。
シンプルかつスリムなボディは亜鉛ダイキャスト製。ずっしりとした重さが男心をくすぐります。葉巻などをたしなむ方におすすめです。
最後に紹介するのは有名ブランド「プリンス」のハンディトーチです。これは筆者がキッチンで愛用しており、炙りシメサバを作ったり料理に焼き色を付けたりするのに使っています。
サイズが大きいので、頻繁なガス充填の必要がなく自立するので普段使いできます。セキュリティ的にも固めのロック機能がついているため、小さな子供がいる家庭でも安心です。一家に一台あると料理の幅が広がります。
まとめ
以上紹介してきたターボライターはいずれも高品質な商品ばかりです。後は使用目的、使用環境に合わせて好きなものを選んでください。
ライターは趣味性が高いガジェットなので、持ち歩くのなら愛着がわくものを選ぶと毎日が少し楽しくなります。
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