ソラチカカードの実力を徹底分析!効率よくマイルが貯まる秘密とは

kaori
公開: 2021-01-26

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ソラチカカードを使用することでANAマイルはもちろん、メトロポイントとOkiDokiポイントが手に入ります。ポイントをマイルに還元すれば効率よくマイルが貯められるため、マイルを積極的に貯めたい人にはぴったり。
ANAと東京メトロを頻繁に利用する人とはとても相性がいいため、都心部在住のビジネスマンやOLなら、出張や旅行のおともに持っていて損はない一枚です。よりハイレベルなサービスを求める人は、ソラチカゴールドカードを検討してみてもよいでしょう。
ソラチカカードは自分にとって向いているカードかどうか、メリットとデメリットを中心に紹介します。


PICK UP!
  • JCB
  • ANA To Me CARD PASMO JCB

  • 年会費:2,200円(初年度無料)
  • 陸マイラー必携の最強カード

  • ANAと東京メトロのTo Me CARD PASMOが一体化したクレジットカード。定期券としてもクレジットカードとしても使え、ポイントを効率的に貯められます。

マイルを貯めるなら見逃せない!ソラチカカードの特徴とは

「ソラチカカード」は愛称であり、航空機(ソラ)でもメトロ(チカ)でも使えるという特徴から名づけられました。ソラチカカードは、ANAカードと東京メトロの「To Me CARD PASMO」の機能が一体化したクレジットカードです。まずは基本情報を整理しておきましょう。

【基本情報】
名称 ANA To Me CARD PASMO JCB
発行元 ANAカード
国際ブランド JCB
年会費(税抜) ・初年度は年会費無料 ・2年目以降は2,000円
ポイント還元率 0.50%~1.00%
OkiDokiポイント マイル還元率 5マイルコース申込時:1000円=1ポイント=5マイル 10マイルコース申込時:1000円=1ポイント=10マイル ※10マイルコース移行は手数料5,500円(税込)必要
ボーナスマイル カード入会時・継続時にそれぞれ1,000マイル
搭乗時ボーナスマイル 10%
メトロポイント 平日:1乗車5ポイント 土日祝:1乗車15ポイント
マイル移行手数料 年5,000円
電子マネー PASMO
旅行保険 海外旅行(最高1000万円)
付帯特典 ANAグループ店での割引
追加カード ETCカード、家族カード

ANAと東京メトロで使えるカードだけあって、航空機登場時とメトロ乗車時にそれぞれマイルとポイントが発生するところが特徴です。これに加え、JCBのOkiDokiポイントが貯まるため、一枚で大変お得なカードといえるでしょう。

ソラチカカードを提示すると、ANAグループの空港内免税店や空港内店舗、機内販売が割引価格で購入できるという特典もあるため、空港でのショッピングもしやすいですね。

貯まったポイントは、各ポイントサイトでチェックできます。To Me CARD会員専用サイトからポイントの移行申請をすれば、マイルへの変換が可能です。

ソラチカカードにはポイントコースが2種類あります。
「マルチポイントコース」は、クレジットカードを利用することでOkiDokiポイントが貯まり、マイル移行のタイミングを自分で決めることができるコースです。
「マイル自動移行コース」は、毎月貯まるOkiDokiポイントを自動でマイルに移行します。

マイルには有効期限があり、積算日から数えて36カ月経過すると消滅してしまうため、せっかくポイント移行して貯めたマイルを失くしてしまった、ということがないように注意しましょう。

ソラチカカードのメリット・デメリットを解説!

ソラチカカードには、搭載されている機能やポイント面のお得さから高い人気を集めているカードです。一方で、人によってはせっかくの機能を十分に使いこなせないデメリットがあることも。
ソラチカカードのメリットとデメリットを把握し、自分に合っているかを見極めましょう。

ソラチカカードのメリットとは?

ソラチカカードが注目される理由は、やはり何といってもマイル・ポイントを効率よく貯められる仕組みにあります。まずは、ソラチカカードのメリットを詳しく解説します。

①マイル付与により年会費実質無料

ソラチカカードは、申込初年度の年会費が無料です。2年目以降は2,000円の年会費がかかりますが、ここで注目したいのが毎年加算されるボーナスマイルです。
ソラチカカード入会時には、ボーナスマイル1,000マイルが入会マイルとして発生するほか、継続更新することで毎年1,000マイル発生します。

マイルは円に換算すると、1マイル4~5円相当となるため、実質は毎年受け取るマイルで十分年会費の元が取れてしまうのです。

②PASMOオートチャージ機能

ソラチカカードにはPASMOオートチャージ機能が搭載されているため、残高不足になる心配がありません。地下鉄を利用する際にも、残高を心配することなくスムーズに改札を抜けられるのです。もちろん、オートチャージの際にもポイントが還元されます。

③メトロ・OkiDoki・ANAマイルの3つのポイントがたまる

ソラチカカードの最大のメリットは、複数の使用先でポイントが貯められるところです。
メトロに乗車すればメトロポイント、JCB加盟店でショッピングすればJCBのOkiDokiポイント、ANAの航空機搭乗でマイルが貯まります。

メトロポイントは、東京メトロ定期券などの支払いに使用すれば1,000円で5ポイント、平日のメトロ乗車で5ポイント、土日祝の乗車で15ポイント貯まります。

OkiDokiポイントは1,000円ごとに1ポイント貯まるうえ、全ての支払いが対象となります。つまりは、東京メトロ定期券の支払いに使用した場合には、メトロポイントとOkiDokiポイントの二重取りが可能というわけです。

ANAマイルは、ANAの航空機搭乗で発生しますが、搭乗するごとに10%の「ボーナスマイル」も発生します。

マイル移行時の還元率についてもチェックしましょう。
メトロポイントは、100ポイントで90マイルと交換可能です。OkiDokiポイントは、5マイルコースなら1ポイント5マイル、10マイルコースなら1ポイント10マイルに移行できます。特にOkiDokiポイントについては、頻繁にクレジットカードを使用する人なら、10マイルコース申込でさらに効率的にマイルを稼ぐことができるでしょう。

各ポイントはPASMOにチャージしたり、楽天ポイントに交換したりとさまざまな形で使用できますが、マイルに換算できるという点がマイラーにとって大きな魅力です。貯まったポイントをマイルに集約すれば効率的にマイルを貯めることができます。

ソラチカカードのデメリットとは?

次は、ソラチカカードのデメリットについてみてみましょう。

①メトロポイントは東京メトロのみ

ソラチカカードに搭載されている東京メトロの「To Me CARD PASMO」は、当然ながら東京メトロに乗車した際にメトロポイントが発生します。

つまり、首都圏在住で頻繁に東京メトロを利用する人でなければ、恩恵が受けられないのです。地方在住の人は、「To Me CARD PASMO」の機能を十分に活用できません。

②PASMOのオートチャージ機能は関東でのみ活躍

ソラチカカードに搭載されているPASMOのオートチャージ機能ですが、そもそもPASMOが活用されているのは関東圏および、新潟や仙台のSuicaが使用できるエリアに限られています。

今後使用できるエリアが広がる可能性もありますが、現時点ではオートチャージ機能を活用できるのも、関東圏在住の人のみということになりそうですね。

とはいえ、PASMOそのものは全国で使用できるため、関東圏以外でも交通系電子マネーとしては使用可能です。

ソラチカカードと最も相性がいいのは、都会在住のビジネスマン

ソラチカカードのメリット・デメリット両面を踏まえてみると、最もソラチカカードの機能を発揮できるのは、首都圏在住であり、航空機や東京メトロを頻繁に利用する人ということになります。

もちろん、地方在住者で航空機を頻繁に使用するという人にもソラチカカードは便利ですが、ソラチカカードに搭載されているすべての機能を引き出すのは難しい環境だといえます。

都会に勤めており、通勤や出張で移動が多いビジネスマンやOLにはもってこいのカードだといえるでしょう。日常的な使用シーンで言えば、毎朝通勤で忙しない駅の中、ソラチカカードを定期券がわりに使用できるという点も大いに歓迎できます。

ANA QUICPay+nanacoを使いこなせばさらに便利

航空機を頻繁に使用する人や、支払いは電子マネーが中心だという人はANA QUICPay+nanacoにも注目です。

「ANA QUICPay+nanaco」とは、ANAとJCB、セブン・カードサービスが共同開発した非接触型の決裁ツールです。2015年4月1日から発行を開始しています。

ANA QUICPay+nanaco 表面の画像
ANA QUICPay+nanaco 裏面の画像

もともとANAとセブン&アイ・ホールディングスは、マイルとnanacoポイントの相互交換をしていたり、セブンイレブンやイトーヨーカドーでの支払いをANAカードで行うことでマイルを貯められる「カードマイルプラス」を実施するなどの連携をしているのです。
ANA QUICPay+nanacoも、3社連携事業の一環といえるでしょう。

ANA QUICPay+nanacoの特徴を以下にまとめました。

【基本情報】
名称 ANA QUICPay+nanaco
機能 ・ANA国内線のスキップサービス ・QUICPay(クイックペイ)搭載 ・nanaco搭載
国際ブランド JCB
発行手数料 300円(税別) ※クレジット年会費とは別
年会費 無料
発行対象 ・ANA JCBカードをすでに持っている人 ・ANA JCBカードに新規入会する人 ※家族会員でも申し込み可能 ※ANA JCBカード1枚につき、ANA QUICPay+nanaco1枚の申込可能
利用可能店舗 ・全国のセブンイレブン ・全国のQUICPay・nanaco加盟店 ・国内空港売店 ANA FESTA(nanacoの利用可)
ポイントの扱い ・QUICPay利用分がOkiDokiポイントやマイルに加算 ・nanacoポイントは100円利用につき1ポイント

コンパクトなキーホルダー型のため持ち歩きしやすく、バッグなどに下げておけば便利です。支払い時にわざわざ財布を出さずともサッと出せて手間取りません。また、QUICPayとnanacoという2つの電子マネーを搭載しているため、複数枚カードを持ち歩き使い分ける必要がないところもメリットです。すでにQUICPayやnanacoの別カードを持っている場合でも重複して入会できます。

基本機能ともいえる「スキップサービス」は、航空機の予約・購入・座席指定を済ませておけば、空港内では搭乗手続きをパスして保安検査場に進めるという便利なサービスです。ANAのヘビーユーザーであればかかせないサービスでしょう。

発行対象となるのはANA JCBカードなので、もちろんソラチカカードも含まれています。
新規にANA JCBカードを申し込む場合は、以下のJCBのホームページで手続きしましょう。
すでにANA JCBカードを所有している場合も、以下公式サイトの「My JCB」から申込できます。

全国各空港の「ANA JCBカード」カウンターでも申込可能です。

せっかくソラチカカードを所有するなら、ANA QUICPay+nanacoも活用して貯められるポイントの幅を増やしてみてはいかがでしょうか?

ソラチカカードの種類について

ソラチカカードには、一般カードとゴールドカードの2種類があります。基本的なサービスは同じですが、ポイントの付与率やマイルの積算率などの数字に差があり、ゴールドカードに切り替えることでサービスのグレードが高まるといえるでしょう。

ソラチカ一般カードとソラチカゴールドカードの違いと、どんな人におすすめなのかを解説します。

一般カードとゴールドカード。人によってコスパの良し悪しは異なる

<比較表>
名称 一般カード ソラチカゴールドカード
年会費 2,000円(税別) ※家族カードは1,000円(税別) 14,000円(税別) ※家族カードは2,000円(税別)
ボーナスマイル カード入会時・継続時にそれぞれ1,000マイル カード入会時・継続時にそれぞれ2,000マイル
メトロポイント 平日:1乗車5ポイント 土日祝:1乗車15ポイント 平日:1乗車20ポイント 土日祝:1乗車40ポイント
OkiDokiポイント マイル還元率 5マイルコース申込時:1000円=1ポイント=5マイル 10マイルコース申込時:1000円=1ポイント=10マイル ※10マイルコース移行は手数料5,500円(税込)必要 1000円=1ポイント=10マイル ※10マイルコース固定 手数料無料
搭乗時ボーナスマイル 10% 25%
ポイント還元率 0.50%~1.00% 0.50%
旅行保険 海外旅行(最高1000万円) 国内旅行(最高5000万円) 海外旅行(最高1億円)
空港ラウンジサービス なし あり
ソラチカカード 画像
ソラチカゴールド 画像

一般カードもゴールドカードも、JCBのOki Dokiポイント、メトロポイント、ANAマイルが貯められるという基本機能は一致しています。PASMOのオートチャージ機能も搭載されています。

大きな違いは、ゴールドカードは一般カードに比べ、ポイントとマイルが大量に貯まる点です。貯まったポイントをマイルに移行すれば、ますます貯まるマイルは増えていきます。ネックになるのは、一般カードよりも高く設定されている年会費でしょう。

ソラチカゴールドカードは、メトロやポイントの発生が年会費を上回る人に向いています。東京メトロの利用はもちろんのこと、年に何度もANAの航空機を利用して航空券の支払い額が大きい人や、毎月クレジットカードの支払いが3万円以上ある人は、ソラチカゴールドカードがおすすめです。

申し込み方とお得なキャンペーンを紹介!

ソラチカカードを気に入ったものの、いつ入会すればいいかと迷っている人に朗報です。現在、ANA JCBカードはお得な新規入会キャンペーンを行っています。

2020年12月1日から2021年3月31日の期間にソラチカカードに新規申し込みを行い、さらに2021年6月30日までに下記公式サイトでキャンペーン参加登録すると、OkiDokiポイントがプレゼントされるのです。

一般カードの場合はOkiDokiポイント300ポイント=900マイル相当、ゴールドカードの場合はOkiDokiポイント1,000ポイント=3,000マイル相当です。

さらに、2020年12月1日から~2021年6月30日の期間に利用したクレジットカードの利用額に応じて、OkiDokiポイントが加算されます。

一般カードもゴールドカードも10万円以上の利用でOkiDokiポイント500ポイント=1,500マイル、50万円以上の利用でOkiDokiポイント2,000ポイント=6,000マイル獲得です。もちろん、さらに高額の利用であれば、獲得ポイントはますます高くなります。これに、通常獲得できるOkiDokiポイントも加わるため、大量にマイルが獲得できるのです。

ほかにも、ソラチカゴールドカードの家族会員1名分の年会費が3年間実質無料となるキャンペーンなど、お得なサービスがたくさんあります。

JCBの公式HPから申し込み手続きが可能です。カード発行までは受付から2~3週間程度かかります。入会には所定の審査があり、ソラチカゴールドカードの方が審査が厳しいです。ソラチカゴールドカードの審査が下りなかった場合、一般カードの発行に切り替わるためご注意ください。

ちなみに、これらキャンペーンは、すでにANA JCBカードに入会している人が一度解約し、キャンペーン期間に再入会したケースではポイント対象外となります。
過去にANA JCBカードを持っていたとしても、ソラチカカードは保有しておらず、新規で作るという人は対象となるのでご安心ください。

もう1枚、マイルが貯まるおすすめゴールドカード

ANAを利用する方に、ANAマイルが貯まりやすいおすすめゴールドカードをもう一枚ご紹介します。

PICK UP!
  • American Express
  • アメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード

  • 年会費:31,900円(税込)
  • マイル還元率も補償も充実、旅行や出張に心強い1枚

  • 有料会員になればマイル還元率1.0%を実現。また、海外旅行時の補償も最高1億円と手厚さが魅力。

有料会員はマイル還元率アップ

メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)とメンバーシップ・リワード ANAコース(年会費5,500円)の両方に加入することで、ANAマイルへの移行が2,000ポイント=1,000マイル(通常)から1,000ポイント=1,000マイルへ倍にアップします。

アメックス・ゴールド・カードは100円の支払いで1ポイント貯まるため、有料会員になることで100円=1マイル(還元率1.0%)が実現。一般的なゴールドカードはマイル還元率0.5%が多いので、効率よくマイルを貯められます。

海外旅行傷害保険は最高1億円

2021年7月より旅行代金の決済をアメックス・ゴールド・カードで行えば、最高1億円の傷害保険が付帯されます。補償内容の手厚さは一般的なプラチナ・カード並みです。

特典も盛りだくさん

高いメリットを感じられる特典が豊富なのもアメックス・ゴールド・カードの特徴です。

  • ゴールド・ダイニング by 招待日和|2名以上の利用で高級コース料理が1名分無料に
  • 家族カード|年会費13,200円(税込)かかる家族カードが1枚無料
  • ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン|宿泊で利用できる15,000円分の割引

ゴールドカードの中でも年会費は高めですが、ビジネスやプライベートで使うシーンの多い方は年会費をカバーできるお得さを実感できます。こちらのゴールドカードもおすすめです。

まとめ

ソラチカカードは何といっても、たった1枚で複数のポイントを貯められることが魅力です。貯まったポイントをマイルに変えれば、効率よく大量にマイルを貯められますよ。

年会費を押さえ、マイルを貯めるチャンスを逃したくないという人はソラチカカード、ANAとクレジッドの使用頻度が高い人は、スピーディに大量のマイルを貯められるソラチカゴールドカードがおすすめです。自分の生活スタイルにはどちらのカードが最適なのか見極めましょう。

ソラチカカードは東京メトロと航空機を頻繁に使用する人と相性抜群。出張や旅行であちこち移動する人、都心部で暮らす人は一度検討してみてはいかがでしょうか?

フリーライター
kaori
某大手広告会社に4年勤務し、企業向けの営業・取材を経験。独立した現在はインタビュー記事のほか、さまざまなWEBメディアで記事を執筆する多ジャンルライター。事実に基づくリアル記事にこだわるため、自ら商品を試し実体験をもとに執筆することも。山あり海ありの田舎でマイペースに暮らしています。

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