マッスルタワーで本格トレーニング 特徴や運動メニューを紹介
マッスルタワーはチンニングをはじめ、10種類以上の筋トレに対応した懸垂マシンです。組み立ても簡単で、自宅に届いたその日から自重トレーニングをはじめられます。マッスルタワーの特長と運動メニューに加え、マッスルタワーを購入できるおすすめのECサイトを紹介します。
マッスルタワーとは
マッスルタワーは、フィットネス用品メーカーのファイティングロードがプロデュースする懸垂マシンです。スーパースポーツゼビオでもコアブレードというブランドから販売されています。
マッスルタワーの特長
マッスルタワーの特長を見ていきましょう。
優れた安定性と耐久性
マッスルタワーには優れた安定性と耐久性があります。ハードなトレーニングでもぐらつきを抑える脚部の特殊なコの字設計と、耐荷重170kgの強度をもつ1.5mmの肉厚フレームで快適な使い心地です。
握りやすいグリップ
マッスルタワーのすべてのグリップには、ソフトな手触りで握りやすく手のひらが痛くなりにくいNBR素材を採用しています。肘置き部分のグリップとパッドは、体にフィットする斜め構造です。
多彩なトレーニングに対応
マッスルタワーは懸垂を含む10種類以上の自重トレーニングに対応しています。そのため、背中・胸・太ももといった全身の筋肉を効率的に鍛えられます。
ぶら下がり健康器としても使用できるため、テレワークや家事の合間のリフレッシュにもぴったりです。
組み立てが簡単で移動もできる
マッスルタワーの組み立ては、2人で行えば簡単です。簡易工具も付属していますが、自宅にあるナットとスパナを準備しておけば、よりスムーズに作業が進められます。
また、本体は後部に35cmのスペースができる設計のため、壁に寄せた設置が可能です。本体重量は30.5kgなので移動もそこまで大変ではありません。
購入時、高さや幅には注意を
マッスルタワーはコンパクトな懸垂マシンですが、高さが220cmあるので、天井の低い場所に設置するときは注意が必要です。ぎりぎり設置できたとしても、上部のチンニングバーを使って懸垂をすると天井に頭がぶつかってしまうことも。
また、高さだけでなく幅や奥行きにも余裕があったほうが、窮屈さを感じることなく快適にトレーニングを行えます。マッスルタワーの本体サイズよりも余裕のある設置場所を準備しておきましょう。
マッスルタワーのトレーニングメニュー
マッスルタワーを使ったトレーニングメニューを見てみましょう。
背中を鍛えるチンニング
チンニングは懸垂のことです。マッスルタワー上部にはワイドグリップとパラレルグリップに対応したチンニングバーが付いています。
ワイドグリップチンニング
ワイドグリップチンニングとは、肩幅より広い手幅で行う懸垂方法です。マッスルタワーの上部外側にあるグリップを掴み、体を持ち上げます。
広背筋を中心に大円筋や僧帽筋など背中全体を鍛えられますが、強度の高い懸垂方法のため初心者は無理をせず自分のペースにあわせてチャレンジしましょう。
パラレルグリップチンニング
パラレルグリップチンニングは、両手が平行になる握り方で行う懸垂方法です。マッスルタワー上部のチンニングバーの内側にあるグリップを使用します。
僧帽筋を中心とした懸垂方法で、広背筋や上腕二頭筋を同時に鍛えることができます。
腹筋や股関節を鍛えるレッグレイズとニーレイズ
レッグレイズやニーレイズは腹筋まわりの筋肉を鍛えるトレーニングメニューです。マッスルタワーには肘を置けるパッドと握りやすい斜め形状のグリップ、上半身を固定できるバックレストが搭載されています。
バーティカルレッグレイズ
バーティカルレッグレイズは、腹直筋下部と股関節のインナーマッスルを鍛えられる足上げ腹筋運動です。マッスルタワーの肘置き部分に前腕を置き、グリップを握って足が垂直になるように持ち上げます。膝が曲がらないように足を真っすぐに伸ばすことがポイント。
足を戻すときは、お腹まわりに力を入れたままゆっくりと下ろします。8~10回×3セットを目安に、無理せず自分のペースで進めましょう。
ハンギングレッグレイズ
ハンギングレッグレイズは、バーティカルレッグレイズの上級者向けトレーニング方法です。マッスルタワー上部のパラレルグリップを掴み、ぶら下がった状態でレッグレイズを行います。強度の高いレッグレイズなので、バーティカルレッグレイズがこなせるようになったらチャレンジしましょう。
ニーレイズ
二―レイズはバーティカルレッグレイズとよく似た腹筋まわりのトレーニングですが、足を真っすぐ伸ばすのではなく、膝を曲げて足を持ち上げるやり方です。
レッグレイズより強度が低く、股関節やお腹まわりのインナーマッスルを中心に鍛えられます。バーティカルレッグレイズと同じく、8〜10回×3セットが目安です。
ニーレイズレッグウィズツイスト
ニーレイズレッグウィズツイストは腹直筋と腹斜筋を鍛えるトレーニング方法です。ニーレイズの要領で持ち上げた足をキープして、そのまま左右にゆっくりと捻じります。無理せず自分のペースで進めましょう。
胸・腕・肩を鍛えるディップスとプッシュアップ
ディップスとプッシュアップは、胸・腕・肩といった上半身を鍛えられる自重トレーニングです。マッスルタワーに搭載されている、ディップスバーとプッシュアップバーを使います。
ディップス
ディップスは大胸筋下部と上腕三頭筋を鍛えられます。ディップスバーのグリップを掴み、体がやや前傾になるようにゆっくりと肘を曲げて体を下げていきます。体が下がる限界まできたら素早く元の状態に戻します。8~10回×3セットを目安に進めましょう。
プッシュアップ
プッシュアップは腕立て伏せのことで、大胸筋・上腕三頭筋・三角筋を鍛えられます。床に手をついて行う方法もありますが、マッスルタワー下部のプッシュアップバーを使えば、手首を真っすぐな状態に保てるため関節を痛めるリスクを軽減できます。
また、大胸筋を広い可動域で鍛えることができるため、より高いトレーニング効果が期待できます。
下半身を鍛えるブルガリアンスクワットとブリッジ
ブルガリアンスクワットとブリッジは下半身を鍛えるトレーニングメニューです。マッスルタワー下部のバーを使用します。
ブルガリアンスクワット
ブルガリアンスクワットは、大腿四頭筋とハムストリングス・大臀筋を鍛えるトレーニングメニューです。マッスルタワーの下部のバーに左右いずれかの足を置き、片足だけでスクワットをします。
ゆっくりと膝を曲げながら腰を落とし、膝が90度くらいに曲がったらゆっくりと戻します。8~10回×3セットを目安に行い、呼吸を止めないことを意識しましょう。
ブリッジ
ブリッジは大臀筋やハムストリングスといった下半身の筋肉を中心に、脊柱起立筋や広背筋といった背中の筋肉やお腹まわりのインナーマッスルも鍛えられるトレーニングです。
仰向けに寝てマッスルタワー下部のバーに両足を置き、お尻をゆっくりと上げ下げします。床に寝た状態で行うブリッジより足の位置が高くなるため、より負荷が大きくなります。
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