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コンビニ・ロボ店員は10年後の当たり前? 5Gで加速する未来の暮らし、虎ノ門 KDDI research atelier

10年後、店員さんの多くはロボットになっているかもしれません。KDDIが虎ノ門にオープンしたばかりの研究開発拠点「KDDI research atelier」では、そんな未来のライフスタイルの一端が公開されました。

今回訪れたKDDI research atelierは、KDDIとKDDI総合研究所が2030年のライフスタイルを提案する開発拠点です。5Gによってさまざまなテクノロジーが結びつき、加速度的な進化が期待される2030年頃の社会。そんな未来の暮らしの課題を洗い出して検証していく、応用研究の場になるんだとか。

ロボットが商品陳列

中でも目をひいたのは、Telexistence社のロボット「Model-T」を使ったデモでした。VRゴーグルと両手のコントローラーで遠隔操作するこのロボットは、単なる遠隔操作というより、ロボットが見ている視界で操作する「憑依」と言うにふさわしいもの。

今回のデモでは、スマートフォンでストアの陳列棚をチェックし、ドリンクを購入。注文を受け、ロボットからロボットへと商品が受け渡され、人に届くまでが確認できました。

リアル店舗を模した棚から購入するのは、ネット通販で購入するのとは違った感覚で、実際に存在していることがリアルに感じられます。商品が棚から減っていくと、Amazonなどでは感じられない不思議な手応えのようなものもありました。

なお、Telexistence社では、ファミリーマートやローソンなどと、ロボットを使った商品陳列などの試験を行っています。つまり、絵に描いた餅の話じゃないんです。

暮らしが変わる

「Model-T」のようなロボットが実際に配備されるようになると、働き方も大きく変わるかもしれません。なにしろリモートワークが前提ですから、働く場所や住む場所の制約から解放されます。

また、筋力に自身がない人でも、ロボット側にそれなりの力があればいいわけですから、働く機会が増えるかもしれません。肉体の衰えが仕事に影響しにくくなると言えるのかも。

さらに、これら憑依型のロボットが世の中に進出することで、ロボットが人の動きを経験することになります。それが将来、汎用的な自律型ロボットの誕生に貢献することは想像に難くないですよね。

ということはつまり、ドラえもんのようなロボットが自宅の押し入れでゴロゴロする未来にも繋がってくると。四次元ポケットは……、どうでしょうかねw 

ロボットが人の作業を肩代わりするようになれば、人は作業から解き放たれ、働くことそのものの質や考え方が変化していくのではないでしょうか。ご覧いただいた方は、労働しないでいい世の中になったら何をしますか? 多くの人は何をするんでしょうね。

未来の人はどう生きるべきなのか。ロボットの取材から、なんだか大きなテーマを感じずにはいられませんでした。まだまだ先の話ですが、でも、決して遠い未来じゃないようです。

CREDIT
Videographer :津田啓夢
SNS :にしまり

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