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学校に行く理由ができる。アフリカの子どもたちに教育と電力を提供するソーラー充電システム「Solar Cow」

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学校に行けないアフリカの子どもたちに、「学校に行く理由」を提供するソーラー充電システム「Solar Cow」。

学校に行くことで子どもたちには教育の機会が与えられ、家庭では電気代を節約できる。支援者にも、支援が役立っていることを実感できる仕掛けがある。

子ども・親・支援者が、三方良しとなるうまい仕組みが特徴的だ。

子どもが学校に行くことで、生活に根本的な変化をもたらす

この取り組みは、まず牛のかたちをしたソーラー充電装置「Solar Cow」を学校に設置するところから始まる。

次に子どもたちは「Solar Milk」と呼ばれる携帯用バッテリーを持って学校へ行き、「Solar Cow」にセットする。

すると、「Solar Cow」の太陽光からの電力供給によって、「Solar Milk」バッテリーが充電される。

バッテリーが充電されるのを待っている間、子どもたちは学校で授業を受け、友達と楽しい時間を過ごす。

学校が終わったら、充電済みのバッテリーを持って帰宅する。バッテリーは照明やラジオの電力、携帯電話の充電といった貴重な電力源になるそうだ。

子どもが持って帰ってきたバッテリーは、電気代の大きな助けにもなる。

例えば、ケニアの低所得世帯の平均的な電気代は、最大で月収の15%を占め、大きな負担になっていたそうだ。しかし太陽光で充電できるバッテリー「Solar Milk」があることで、電気代を節約できるとのこと。

ソーラー充電装置「Solar Cow」があるのは学校だけなので、普段は子どもを働かせていた親も、子どもを学校に行かせるようになるだろう。

児童労働を減らし、子どもに教育の機会を与え、家庭の電気代も節約できる仕組みというわけだ。

またタンザニアの子どもたちに提供される「Solar Milk」バッテリーと、その支援者には同じ固有IDが紐付けられる。

子どもたちが学校でバッテリーを充電すると、出席データとして記録され、固有IDがWebにアップロードされる。支援者は固有IDを参照することで、子どもたちが学校に行っていることを確認できる。

自分の支援が役に立ったことを実感でき、さらに支援を続けていく動機にもなるだろう。

現在Kickstarterにてクラウドファンディング中。28ドル(約2,900円)から支援できる。

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ソーラー充電システムとバッテリーの支援で、アフリカの子どもたちの未来を照らす取り組みに加わってみては?

Solar Cow

YOLK

CREDIT
Videographer/Writer :わたなべゆう
SNS/Curator :にしまり

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