ゲーミングスマホのおすすめ10選!端末選びのコツを紹介します
スマホゲームは日々進化していますが、それと同時にハイエンド化するゲームに対応するためスマホのスペックアップも求められます。
本稿では高負荷対応のゲームを快適にプレイできるゲーミングスマホについて紹介します。
ゲーミングスマホで重視すべき要素
最初にゲーミングスマホで重視すべき要素は、なんといってもOSです。iPhoneの場合はシリーズが1つだけなので、常に新しいものを選べば間違いありません。新しいiPhoneは必ず前のiPhoneよりも進化しているからです。
しかしAndroidは中国、台湾、韓国、日本、アメリカなど複数の国の複数企業がリリースしているので、同じ年に発売された同価格帯の製品でもスペックに大きな違いがあります。
そこでCPUのスペックやメモリの容量、画面の大きさなどを比較してください。価格が高ければ高いほどハイスペックとは限らないのです。
ゲーミングスマホの選び方
以上を踏まえた上で下記の点に注意してください。
OS
OSは大きく分けて、iOSとAndroidに分かれます。iOSはiPhoneのみで、Androidは多くの種類があります。まずは自分がどのOSを使うのか決めてください。
CPU
正式名称はCentral Processing Unit、日本語では中央処理装置または中央演算処理装置と呼ばれます。CPUはスマホに限らずコンピュータの頭脳に当たります。
主にインテルやAMD、クアルコムなどが製造しており、どの製品(チップ)が使われているかによって性能が分かります。具体的には、検索速度の速さを示すクロック周波数や並行作業の目安になるコア数によって性能を比較できます。
メモリ
メモリあるいはメモリーと呼ばれる機能の語源は、記憶を意味するmemoryのことですが、一般的にはROMとRAM2つの機能を混同して使われるケースが多いので注意が必要です。
ROM(Read Only Memory)とは、データが保存できる領域のことす。このスマホのメモリは512GBとか128GBと言った具合に使います。意味の混同を避けるため、最近はメモリ容量やストレージと呼ばれることが多いです。
ゲームで遊ぶ場合は、ゲーム自体をスマホにダウンロードしておく必要があるので、最低でも128GB以上のROMが必要です。
そしてRAM(Random Access Memory)とは一時記録装置のことで、複数の情報処理をパラレルに行う能力のことです。CPUとRAMの能力がゲーミングスマホとしての能力を決めるといっても過言ではありません。
ゲーミングスマホとしてのRAMは6GB以上が推奨されます。
ディスプレイ
スマホの画面そのもののスペックです。2020年時点ではフルハイビジョン(1920×1080)が主流ですが、さらに高解像度のフルHD+(2340×1080)などもあるので比較してください。
ゲームだけでなく動画視聴にも影響するので、高解像度であるに越したことはありません。
スピーカー
ゲームプレイには音も重要です。イヤホンやヘッドホンを使う人には本体スピーカーのスペックの優先順位は大分落ちますが、そのまま遊ぶ場合は重要です。
スピーカー性能についても気をつけてください。
バッテリー
電池の容量です。このスペックが低いとすぐに電池切れになってしまうので出来るだけ大容量のものを選びましょう。ゲーミングスマホとしては3000mAh程度あれば良いかと思います。
ベンチマークテストを調べよう
ここまでゲーミングスマホのスペックが何を意味し、どの程度必要か紹介してきましたが、実際のところはカタログスペックがそのまま反映されるとは言い切れません。
発熱によりしばらくすると処理速度が落ちてきたり、思いのほかバッテリーの減りが激しかったりとプレイ環境によって実際の使い勝手は大きく異なります。
実際に検討している端末で、フォートナイトやPUBG、荒野行動などの端末性能が勝負を左右する高負荷おすすめゲームをプレイ出来ればベストですが、なかなかそうはいきません。
そこで、ベンチマークテストを調べてください。ベンチマークとは、スマホに負荷がかかる画像処理をさせてスコアをつけるアプリです。
ゲーミングスマホの多くはYouTuberがベンチマーク動画をアップしているので、次章でおすすめ商品ごとに紹介します。カタログスペックと合わせて参考にしてください。
おすすめのゲーミングスマホ
2020年時点でおすすめのゲーミングスマホは下記のとおりです。
一台目はブラックシャーク3です。製造元であるブラックシャーク社は中国のシャオミ系列で最近日本法人も設立されました。eスポーツ対応ということでクアルコムの最新モバイルCPU、スナップドラゴン865を搭載しており、メモリも12GBと圧倒的なスペックを誇ります。
ゲームパッドのように振動したり、メカニカルボタンまでついておりスマホでオンラインゲームを遊ぶならまず選んで間違いありません。
こちらはブラックシャーク3の前世代に当たります。しかしCPUのスナップドラゴン855、メモリは6GBとまだまだ十分に使えるスペックを誇ります。ベンチマークテストでも3とさほど遜色ない結果を出しているので安心です。
価格的には大分安くなっているので最新のブラックシャーク3には手が届かないけど、という人にはおすすめです。
ASUSはエイスースと読みます。台湾の大手PCメーカーとして有名ですがゲーミングスマホでもハイスペックな製品をリリースしています。
ROG Phone 3はスナップドラゴン865プラスと12GBのメモリ、512GBのストレージを備えており、2020年時点において最高スペックのスマホです。
しかもゲームパッドとセットになっているので直ぐに遊べます。選んで損のない逸品です。
こちらはゲームパッドなしのROG Phone 3です。若干価格は安くなっているので買いやすいかと思います。
オプション類が充実しているのはゲーミングマシン好きとしては非常に好感が持てるところですね。
また6000mAhというバッテリー容量はずば抜けていますし、電源ケーブルが側面についています。ゲームしながら充電できるよう配慮されており、非常に素晴らしいです。
まずは本体だけ買って必要なオプションを後から手に入れる方法もアリかと思います。
サムスンやファーウェイ、シャオミと並ぶとあまり知られていませんが、中国のスマホメーカーZTEも常に高い評価を得ています。Nubia(ヌビア)はZTEの系列のスマホメーカーなのです。
レッドマジックはスナップドラゴン865プラスと12GBのメモリ、256GBストレージとスペック的には2020年時点でほぼ最高レベルで、ベンチマークも良好です。
これまで中国製、台湾製のスマホばかりを紹介してきましたが、ハイエンドスマホでは日本メーカーも健闘しています。シャープのアクオスゼロ2もゲーミングスマホとして選択肢に入ります。
スナップドラゴン855、メモリ8GB、ストレージ256GBと十分なスペックです。割り込み通知をブロックしてくれたり録画機能にも優れているので、配信したい人は選んで損はないでしょう。マグネシウム合金製なので軽く、普段使いにも優れています。
日本製のゲーミングスマホとしては、ソニーも十分なスペックを持っています。スナップドラゴン865に256GBストレージ、メモリは12GBとこれまで紹介してきた中国製スマホと遜色ありません。
映像関係に強いソニーだけあってカメラやディスプレイも優秀!ゲーミングだけでなく普段使いにも強いオールマイティなスマホです。さすがはプレステで世界シェアを取っているだけのことはありますね。
もちろんベンチマークテストも良好なスコアが出ているので、高負荷ゲームもサクサク動きます。
こちらもハイエンドな中国製スマホです。日本だとあまり聞きなれないかもしれませんが、オッポはハーウェイやシャオミと並ぶ世界5位のスマホメーカーです。
CPUはスナップドラゴン710ですがオクタコアで、メモリは6GBあるので負荷のかかるゲームでもサクサク動きます。
カメラ性能や充電機能に優れているのでメインスマホとして十分ですが、価格的にもかなりお手頃なのでゲーム専用として2台持ちしても良いかと思います。
引き続き、オッポのゲーミングスマホです。
スペック的にはRenoAと同じスナップドラゴン710、6GBメモリでストレージが128GBです。普段使いには十分すぎるスペックですが、若干容量が足りなくなる恐れがあるのでクラウドストレージの活用をおすすめします。
動画などの大容量データは、クラウドにアップすれば容量の節約になります。
最後に紹介するのが、中国最大のスマホメーカー、Huawei(ハーウェイ)の最新スマホです。CPUにスナップドラゴンではなくHUAWEI Kirin990というチップを使っており非常にハイスペックです。ゲーミングに限らずバランスの取れたハイスペックスマホですが、米国から制裁を受けておりグーグルプレイストアが使えません。
ただしWebを経由すればGoogle マップやYouTubeは使えます。ひと手間余分にかかるので注意してください。まずは遊びたいゲームがプレイ可能かチェックしてから選択候補に入れましょう。
またカメラ機能に優れているので、写真撮影が趣味ならゲームと合わせて十分に選択肢に入るでしょう。
まとめ
以上、おすすめのゲーミングスマホを10個選びました。SIMフリースマホを購入して格安キャリアで回線だけ契約して、実際は自宅のWi‐Fiで使うなどすれば最も安く使えるでしょう。
また最近はドコモが安いプランを発表しているので、ちょうどいいプランがあれば大手キャリアに端末持ち込みで契約するのも良いかと思います。
ハイエンドスマホはもはや小型PCです。ゲーム以外にも様々な用途に活用できるので、是非使いこなしてください。
※価格はいずれもAmazonの2020年12月時点のものです。
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