口の中を隅々まできれいに洗える、口腔洗浄機。ジェットウォッシャーとも呼ばれ、いろいろな種類が販売されています。据え置きタイプ・ハンディタイプ・ジェット水流・バブル水流といった機能を、使う人の好みや目的にあわせて選べるのも人気の理由です。しかしフィリップスやブラウンなどメーカーが多く、パナソニックのドルツシリーズだけでもたくさんあり迷う方もいるのではないでしょうか。

今回は、口腔洗浄機の特徴や選び方についてご紹介します。ECサイトで口コミ評価の高いおすすめ商品も厳選しました。価格も比較しながら、ジェットウォッシャーを選ぶ参考にしてください。

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スッキリ感がたまらない！ジェットウォッシャーとは

ジェットウォッシャーは、歯磨きで取り切れない口腔内の汚れを水の力で洗い流せるのが大きなメリットです。水を溜めるタンクにノズルが付いていて、ノズルの先端から水を噴出します。口腔洗浄機にどのような効果が期待できるのかご紹介します。

歯ブラシでは磨き切れない歯がきれいに

歯ブラシが届きにくい奥歯のような場所は、うまく汚れが落ちないことがあります。歯のトラブルを起こさないため、できるだけ汚れを残さないことが大切です。

口腔洗浄機は、歯ブラシ・歯間ブラシでうまく届かない場所へ水流を届けます。洗いたい方向へノズルを向けるだけで、歯並びが乱れた部分や矯正器具に付着した食べかすも落としてスッキリ。歯磨きする前に使えば、ブラッシングが楽になります。

歯垢を落として口臭ケア

口のエチケットともいわれる口臭問題。口臭の原因のひとつが、歯垢（しこう）です。歯垢は食べかすをエサとして増えていき、長時間たつと歯周炎の原因になる歯石を作ります。口臭ケアは、汚れを除去して歯垢を溜めないことが大切です。

歯垢が原因となる歯周炎のリスクを減らすこともできます。

水流マッサージで歯茎を強化

歯茎を丈夫に保つことも、口腔内の健康につながります。虫歯・歯周炎・口臭対策に効果的なのが、歯茎のマッサージです。血行がよくなると免疫力が上がり、だ液分泌により雑菌の繁殖を防げます。

歯ブラシで行う歯茎のマッサージは刺激が強すぎ、指ではやりづらく面倒なこともあります。口腔洗浄機は、水流で簡単に歯茎をケアできます。

買ってよかった！と思えるジェットウォッシャーの選び方

歯と歯茎の健康に効果的なジェットウォッシャーは、買ってよかったと思える使用感が重要です。役立つジェットウォッシャーを選ぶポイントについてご紹介します。

ハイパワーの据え置きタイプか持ち運びやすい携帯タイプか

口腔洗浄機には、据え置きタイプと携帯タイプの2種類があります。

据え置きタイプは、水を入れるタンクが大きく長時間使えます。平均的なタンク容量は、600ml程度。忙しい朝の時間帯に家族みんなで使いたい場合は、容量が大きいと水を継ぎ足す手間が省けて便利です。

容量800mlの三ツ谷電機製、NEWハイドロフロスなら5分連続で使用可能です。パナソニック製品のドルツは、容量が600mlあり約3分連続使用できます。

携帯タイプは、コンパクトで持ち運びやすいのが特徴です。タンク容量の平均は、200～300ml。連続使用時間は短く、充電や電池交換はこまめにおこなう必要があります。据え置きタイプに比べるとパワーは弱めですが外出先や自宅のお風呂場で使えるほか、強い刺激を控えたい人にも向いています。歯茎が弱く出血が心配な人におすすめです。

パナソニック製のジェットウォッシャーには、容量165mlのコンパクトモデルがあります。

好みの刺激で水流方式を選ぶ

ジェットウォッシャーの水流方式は、大きく分けてジェット方式とバブル方式の2タイプがあります。

刺激を強く感じられる水流がジェット方式です。基本機能として多くの製品に搭載されています。バブル方式は細かい気泡でジェット方式よりやさしい水流です。歯茎に強い刺激を当てたくないときに活躍します。1本でジェットとバブルを切り替えられるタイプもあり、使い分けが可能です。

水圧調整や付属ノズルがあると便利

水圧の強弱は、好みや使う目的にあわせて選ぶのがポイントです。家族で1台の口腔洗浄機を共用するなら、水圧の強弱調節ができると一人ずつの好みにあわせられて満足度が高まります。1人で使う場合も、歯茎の調子にあわせられて便利です。

フィリップス製のソニックケアーは、強さを3段階で選択可能です。サンコー製のジェットウォッシャブルは、タンクなしの携帯型でありながら3段階の水圧調節と手動噴射モードを備えています。

付属ノズルも使い勝手を左右するポイントです。歯周ポケットをピンポイントで磨けるノズルや、はがした汚れの洗い流しに効果的な超音波水流対応のノズルも付属していると使い方の幅が広がります。

家族で口腔洗浄機を共用する場合、人数分のノズルも追加購入できると衛生的です。

予算重視か機能重視か

最後に口腔洗浄機の価格帯をご紹介します。携帯タイプの口腔洗浄機は5,000～7,000円ほど、据え置きタイプは1万円前後が一般的な相場です。はじめて購入するなら、価格と機能のバランスがとれた一般的な価格帯の商品をおすすめします。

独自機能をそなえた高価格帯の口腔洗浄機も登場しています。例えばフラックス製のティータイムは、東京電機大学との共同開発で世界初の水素発生システムを搭載。高い汚れ落ちが期待でき、価格は2万7千円前後です。求める機能や使い方にあったモデルを選べば、高価格帯でも満足できる口腔洗浄機を選べます。

ジェットウォッシャー、人気メーカーの売れ筋商品

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