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建築・医療などの専門分野から個人のDIYまで、今やさまざまなシーンで活用されている3Dプリント技術。コンパクトな3Dプリンターも続々と登場し、一般家庭でも所有のハードルはかなり下がってきている。
とはいえ、操作の難しさや価格の高さなどから、二の足を踏んでいる人もまだまだ多い。そこで紹介したいのが、アメリカのSelpic社が開発した3Dプリンター「Star A」だ。
3ステップの簡単設置と直感的なボタン操作
「Star A」の最大の特徴は、従来の3Dプリンターよりも圧倒的に簡単に使えること。
重さ約2kgと軽量で持ち運びやすく、組み立て後も26cm × 24cm × 25cmとコンパクトで場所を取らず、どこにでも置きやすい。
設定や準備も面倒な作業は一切なく、「ねじを締める」「ケーブルを接続する」「フィラメントを取り付ける」の3ステップのみ。2分程度で完了できる。
メイン動作(リセット、プリント、フィラメント供給、フィラメントリリース)は4つのボタンで直感的に操作可能。ちなみにこのボタンはオプションでタッチパネルにも交換できる。
「Star A」はただ簡単で使いやすいだけでなく、最新3Dプリンターとして機能も申し分ない。
XY解像度最高100μm、Z解像度50μm、積層ピッチ0.1〜0.2mmで、家庭用としては十分な高精細造形が可能。また、優れた熱伝導性と温度制御力を持つ真鍮製のノズルによって、スムーズで安定した3Dプリントを実現している。
動作音は60db以下(デパート店内程度の音量)と、本格3Dプリンターとしては比較的静か。プリント途中で停電やフィラメント切れが起きても、初めからではなく中断した箇所から再開できる機能も便利だ。
レーザー彫刻機としても使える
さらに「Star A」は、オプションでレーザー彫刻ヘッドも提供。3Dプリンター兼レーザー彫刻機として、木材やプラスチックなどの素材にオリジナル彫刻を施せる。
オープンソースのため、自分の使い勝手に合わせてカスタマイズできるのも嬉しいポイントだ。
「Star A」は現在Kickstarterでクラウドファンディングを実施中。記事の執筆時点で129ドル(約13,500円)以上の支援から入手できる。
支援者には2020年12月から世界各国に発送される予定だ。
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自宅で気軽に使える3Dプリンターで、DIYが一気にレベルアップしそう!
Selpic Inc