
アメックスのメリット徹底解説 旅行・グルメ好きがうなる特典が満載
国際クレジットカードの中でも社会的なステータス性の高さでトップクラスのアメックス。ゴールドカードの年会費は31,900円(税込)と、年会費も相応にお高いのが気になりますよね。
しかし、高いポイント還元率のほかに、空港ラウンジが無料で利用できたり、高級レストランの料理が1人分無料になったりと、旅行好きやグルメ好きにとって、年会費を上回るメリットを得られるカードなのです。
「カード選びのポイントや使い方を知らなくて損してた!」とならないよう、アメックスのさまざまなカードを比較してご紹介します。
アメックスのグリーン&ゴールドカードのメリット

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|AMERICAN EXPRESS公式ページ
持っているだけで周囲に一目置かれる社会的なステータス性トップクラスの国際カード、アメックスのグリーンカードとゴールドカード。特にゴールドカードは付帯サービスが他社のカードと比較してもプラチナカード並みであるといわれています。
年会費は国内でステータスが高いと評判の「三井住友VISAゴールドカード」が10,000円なのに対して、アメックスのグリーンカードは13,200円(税込)、ゴールドカードが31,900円(税込)。
他社のカードと比較すると高い一方で、付帯サービスの充実度はグリーンカードでも他社のゴールドカードと同等のメリットがあると評判なんです。人気の秘密は以下のような魅力があるからです。
- ポイント還元率が1.0%
- 付帯サービスの特典の充実度が高い
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度なのに対して、アメックスのグリーンカードとゴールドカードのいずれも1.0%の還元率。付帯サービスの特典については、以下の2つの点で定評を得ています。
- 空港ラウンジサービスの利用
- 海外旅行保険
旅行もするけど、それより何よりグルメに一番お金をかけているグルメ派にはゴールドカードに大きなメリットがあります。
そのひとつは、グリーンカードには無い「ダイニング by 招待日和」という特典サービスです。国内外約200店舗以上のレストランで所定のコースを注文すると2名利用で1名無料になるグルメ好きにはたまらない優待特典がゴールドカードにはあるのです。
食事代の20%キャッシュバック、ポイント還元率が5倍など魅力的なキャンペーンが実施されることもあります。
- AMERICAN EXPRESS
-
アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費13,200円(税込)
-
日常から旅まで今までにない心地良さをサポートします
-
ステータス性が高いグリーンカード。国内だけでなく海外空港VIPラウンジの利用も可能で、年会費通常99米ドルがアメックスなら登録料無料。
- AMERICAN EXPRESS
-
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
-
年会費31,900円(税込)
-
日常の一つひとつが特別な体験に
-
ゴールドカードならではの多彩なサービス満載。旅行だけでなくグルメ好きにもたまらない「ゴールド・ダイニング by 招待日和特典」などお得なグルメ優待があります。
グリーンカードとゴールドカードでは、具体的にどんな特典サービスの違いやメリットがあるか下記の比較一覧表をご覧ください。
項目 |
アメックス・グリーンカード |
アメックス・ゴールドカード |
---|---|---|
年会費 |
13,200円(税込) |
31,900円(税込) |
|
20歳以上 |
20歳以上 |
家族カード |
6,600円(税込) |
1枚無料 |
メンバーシップ・リワード・プラス |
3,300円(税込) |
3,300円(税込) |
ポイント還元率 |
1.0% |
1.0% |
ポイント交換先 |
15社のANA等の航空会社 |
15社のANA等の航空会社 |
マイル交換率 |
マイル交換率 |
ANAマイル(2,000ポイント=1,000マイル) |
京都観光ラウンジ |
- |
あり |
空港ラウンジ |
28空港39ヶ所 |
28空港39ヶ所 |
プライオリティ・パス |
年会費無料 |
年会費無料 |
アメックスのグリーンカードとゴールドカードは、以下の点で大きな違いがあります。
・ゴールドカードは家族カードが1枚目は無料
・プライオリティ・パスはゴールドカードは年間2回の利用まで無料
・海外旅行傷害保険がグリーンは5,000万円でゴールドは最高1億円
・ゴールドカードは飛行機のキャンセルや遅延なども補償
・ゴールドカードはグルメ好きにお得なレストラン優待がある
旅行やグルメなどの趣向性やライフスタイルも大切ですが、まずは独身者か家族がいるかでも最適なカード選びに違いがあります。
例えば、グリーンカードは家族カードを1枚発行するのに6,600円(税込)かかります。一方で、ゴールドカードは、家族カード1枚目は無料、2枚目以降は13,200円(税込)となっています。夫婦でアメックスのカードを持ちたいのであればゴールドカードはお得です。
次に、付帯されている特典サービスについて、以下の観点からそれぞれのメリットを解説します。
- ポイント還元
- 旅行
- グルメ
- エンターテインメント
アメックスのポイント還元を賢く使う方法

ポイント還元率は他社と比較しても1.0%と高いのが特徴であることを前述でご紹介しましたが、光熱費などの公共料金や旅行の支払いなど何でもポイントが付与されます。
貯まったポイントは、ANAマイルや楽天ポイントなどの提携ポイント、Amazonギフト券や商品に交換できます。ポイントには最大3年間の有効期限が設定されています。
「メンバーシップ・リワード」と「メンバーシップ・リワード・プラス」の違い
「メンバーシップ・リワード」と「メンバーシップ・リワード・プラス」は、アメックスの基本となるポイントプログラムで、カードの利用金額に応じてポイントが付与されます。
「メンバーシップ・リワード・プラス」は、年間参加費3,300円(税込)を支払えば参加でき、ポイントの価値を上げられる有料プログラム。
ポイントの有効期限が無期限になったり、換算率の高いお得なボーナスポイントプログラムに申し込みできたり大きなメリットがあるのです。
【メンバーシップ・リワードのポイントの換算と注意点】
・利用額100円=1ポイント
・公共料金や税金・公金の支払いは「利用額200円=1ポイント」
・NHK(日本放送協会)受信料の支払い、電子マネーのチャージなどはポイント付与対象外
【メンバーシップ・リワード・プラスのメリット】
・ボーナスポイントプログラムに無料登録すると対象加盟店やサービスで「利用額100円=3ポイント」
・ANA(全日本空輸)のマイルへの交換は通常の交換率よりお得なコース選択がある
メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、ボーナスポイントプログラムに無料登録できて「Apple Store」や「JAL(日本航空)」などの対象加盟店では「利用額100円=3ポイント」で換算されます。
メンバーシップ・リワード・ANAコースでお得にマイルを貯める
「ANA(全日本空輸)」のマイルに交換するなら、通常よりもお得な交換率が適用されるメンバーシップ・リワード・ANAコースへの登録ができます。
例えば、通常のANAマイルは「2,000ポイント=1,000マイル」ですが、メンバーシップ・リワード・プラスなら「1,000ポイント=1,000マイル」。メンバーシップ・リワード・プラスでANA以外の提携航空会社のポイントプログラムを利用する場合は「1250ポイント= 1000マイル」で換算されます。
JALのマイレージにも移行はできますが、メンバーシップ・リワード・プラスでもJALは「2,500ポイント = 1,000マイル」なので、ANAマイルに交換する方が断然お得ということです。
ただし、メンバーシップ・リワード・ANAコースの登録費として年会費5,500円がかかるのでご注意ください。
グリーンカードとゴールドカードのポイント特典の違い
基本的にポイント還元率はグリーンカードとゴールドカードに差はありません。
若干異なる点は、ゴールドカードの場合は、入会時にポイントが貯まる特典があることです。入会後3ヶ月以内限定ですが、一定の利用条件をクリアすると最大2万ポイント付与されます。期間内の利用条件とポイント付与率は以下の通りです。
・1,000円以上のカード利用10回達成で1000ボーナスポイント
・20万円のカード利用で2,000ボーナスポイント
・30万円のカード利用で7,000ボーナスポイント
・合計30万円のカード利用で通常の利用ポイントも3,000ポイント
旅行でお得な特典メリット

旅行については、各種保険の補償額やプライオリティ・パスの特典が注目すべき点です。特に旅行に頻繁に行くのであれば、年会費を上回る大きなメリットが2つあります。ひとつは、ポイントのマイル交換がお得にできること。もうひとつは、空港ラウンジが国内は無料、海外は32米ドルでVIPラウンジを利用できることに加えて、アメックスならではの同伴者1名無料サービスがあることです。旅行に関するメリットについて解説します。
プライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスとは、500以上の都市、140以上の国や地域で1,200ヵ所以上の提携空港ラウンジで利用できる「プライオリティ・パス・メンバーシップ」のことです。空港ラウンジには以下の2種類あります。
【空港ラウンジの種類】
・ビジネス・ファースト席利用客、VIPのマイル会員だけが無料利用可能な航空会社ラウンジ
・複数のクレジットカード会社が共同で運営するカードラウンジ
カードラウンジは、原則ステータスの高いカード(アメックスorゴールド会員以上)が対象です。
海外の空港ラウンジは、日本のクレジットカード会社と提携していないところがほとんどなので、通常は航空会社のVIP会員やビジネスクラス搭乗券以外は利用できません。
しかし、アメックスには「プライオリティ・パス」が付帯されているので、VIPではなくても1回32米ドルを支払えば海外の航空会社ラウンジ(VIPラウンジ)が使えるのです。
ゴールドカードは海外のVIPラウンジを年2回無料で利用できる
アメックスのプライオリティ・パス特典が他社と異なる最大の魅力は2つあります。
【アメックスのプライオリティ・パスの魅力】
・同伴者も1回32米ドルで利用できる
・グリーンカードとゴールドカードのいずれも通常99米ドルが年会費無料で登録できる
海外の航空会社ラウンジは、グリーンもゴールドも1回の利用につき32米ドルの利用料がかかります。ゴールドカードについては、なんと年間2回までは無料で利用できます。つまり、年に2回以上海外旅行に行くのであればゴールドカードはお得ということですね。
アメックスは国内空港ラウンジが同伴者1名も無料!
国内の空港ラウンジには1,000円〜1,500円位支払えば誰でも利用できるラウンジもあります。例えば、羽田空港で利用料金を払えば誰でも利用できる空港ラウンジの1回の利用料はJALが3,000円、ANAは3,100円です。
国内は29空港にラウンジが設置されており、アメックスのグリーンカードとゴールドカードは国内28空港と海外1空港で無料利用できます。海外旅行は行かないけど国内旅行はよくするという人にも最適です。
しかも、アメックスならではの同伴者1名は無料で利用できるサービスがあるのが大きなメリット。
手荷物無料宅配サービスや空港サービスが充実
グリーンカードとゴールドカードはいずれも海外旅行の出発・帰国の際に自宅〜空港間で、スーツケース1個を無料で配送してもらえます。(対象空港は成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港の国内主要4空港)
また、自転車やサーフボードなどの大きな手荷物の宅配料金は、JALエービーシーの公示価格から1,000円(税込)割引で利用できます。
空港サービスについて詳しくは下記をご参照ください。
項目 |
アメックス・グリーンカード |
アメックス・ゴールドカード |
---|---|---|
手荷物無料宅配 |
往復1つ無料 |
往復1つ無料 |
空港クロークサービス |
当日のみ荷物2個無料 |
当日のみ荷物2個無料 |
エアポート送迎サービス |
あり |
あり |
空港パーキング |
あり |
あり |
海外用レンタル携帯電話特別割引 |
あり |
あり |
グリーン VS ゴールド 旅行保険やトラブルに関する特典の違い
旅行に関する特典サービスの違いは、各種保険の補償額や飛行機の遅延などの補償の面です。例えば、海外旅行の死亡・障害保険がグリーンカードは5,000万円でゴールドカードは最高1億円、ゴールドカードは飛行機のキャンセルや遅延なども補償してくれます。
項目 |
アメックス・グリーンカード |
アメックス・ゴールドカード |
---|---|---|
海外旅行先での日本語サポート |
グローバル・ホットライン |
オーバーシーズ・アシスト |
ショピング保険 |
海外:500万円 |
海外:500万円 |
死亡・障害保険(海外旅行) |
5,000万円 |
利用付帯:1億円 |
死亡・障害保険(国内旅行) |
5,000万円 |
利用付帯:5,000万円 |
傷害・疾病治療費(海外旅行) |
100万円 |
利用付帯:300万円 |
救援者費用(海外旅行) |
200万円 |
利用付帯:400万円 |
賠償費用(海外旅行) |
3,000万円 |
利用付帯:4,000万円 |
携行品損害(海外旅行) |
30万円 |
利用付帯:50万円 |
航空便遅延費用補償(海外旅行) |
- |
利用付帯:20,000円 |
キャンセルプロテクション |
- |
利用付帯:10万円 |
リターン・プロテクション |
30,000円 |
利用付帯:30,000円 |
家族カードの補償 |
あり |
利用付帯:あり |
カード盗難・紛失の場合の緊急発行 |
あり |
利用付帯:あり |
24時間日本語サポート対応があることもトラブルが発生したときに助かるポイントです。グリーンカードもゴールドカードも盗難処理やパスポート紛失、カード紛失・盗難の処理、再発行の手続き、レストラン予約や案内、病院の紹介など基本的な海外情報サービスが受けられます。
さらに、ゴールドカードだけの緊急支援サービスもあります。
【緊急支援サービス】
・メディカル・サービス:電話医療相談、病院の予約・入院の手配、日本語がわからない医師への電話通訳など
・リーガルアシストサービス:緊急時に弁護士の紹介
・その他カード会員が希望するサービス
OTAで旅行先の宿を予約するとゴールドカードだけの特典がある
旅行系については、OTAを利用して宿泊先を予約した場合などにゴールドカードを持っている人だけが受けられる以下のような割引や特典があります。
・3,000円OFFクーポンコードプレゼント
・海外のホテル予約が8%OFF
・アップルワールド.comが5%OFF
・プリファード・ゴルフ
上記は主にツアーや宿泊の特典ですが、グリーンカードでもエクスペディアであれば特典を受けられます。ゴールドカードの場合は、他にも日本旅行、一休.comなどを利用して予約した場合にも割引や特典があります。
高級レストランで1名無料!グルメ好きにメリット満載のゴールドカード

「とにかくグルメ好き」という人にはアメックス・ゴールドカードがおすすめです。なぜなら、前述でご紹介した「ゴールド・ダイニング by 招待日和」の特典サービスを始めとし、ゴールドカードにはグルメの優待を受けられるいくつかのサービスがあるからです。下記のグルメ優待比較一覧表をご参照ください。
項目 |
アメックス・グリーンカード |
アメックス・ゴールドカード |
---|---|---|
LIVE THE WORLD |
あり |
あり |
ゴールド会員限定イベント |
- |
あり |
ゴールド・ワインクラブ |
- |
あり |
ゴールド・ダイニング by 招待日和 |
- |
あり |
ゴールド・ダイニング by 招待日和とは?
「ゴールド・ダイニング by 招待日和」とは、国内外200店舗以上のレストランで対象のコース予約を2名以上ですると、1名分が無料になるアメックスのレストラン優待のサービスのひとつです。
ただし、注意点があります。1名分のコース料理が無料になるのは1店舗につき半年間に1回であることです。「半年間」とは以下の2つの期間で区切られています。
・A期間:利用日が4月1日〜9月30日
・B期間:利用日が10月1日〜翌年3月31日
つまり、同じ店舗は半年に1回しか使えませんが、店舗が違えば期間は問題ありません。
ちなみに、東京都内でゴールド・ダイニング by 招待日和で利用できるお店を一部ご紹介します。
店舗名 |
コース料理の単価相場 |
場所 |
種別 |
---|---|---|---|
銀座 小十 |
27,000円(税込/サ別) |
銀座 |
和食 |
乃木坂しん |
18,000円~(税/サ別) |
乃木坂 |
和食 |
La BOMBANCE(ラ/ボンバンス) |
11,000円(税/サ別) |
西麻布 |
和食 |
かのふ |
8,000円/10,000円/13,000円(税/サ別) |
恵比寿 |
和食 |
神楽坂くろす |
20,000円(税/サ別) |
神楽坂 |
日本料理 |
鮨とかみ |
18,000円~(税/サ別) |
銀座 |
寿司 |
le sputnik (ル スプートニク) |
10,000円、15,000円(税/サ別) |
六本木 |
フレンチ |
ピエール/ガニェール |
13,000円~(税/サ別) |
六本木一丁目 |
フレンチ |
上記の店舗リスト表を見てもお分かりのように、一人当たりのコース単価は約10,000円以上の高級レストランが多いのが特徴です。つまり、カップルや夫婦で食事した場合、約10,000円は通常より安くなるということです。
年間4回以上高級レストランで食事すると40,000円以上お得でゴールドカードの年会費31,900円(税込)の支払いを上回るメリットがあります。
グリーンもゴールドもアジア旅行でお得な特典「LIVE THE WORLD」
アジアの人気渡航先で利用できる優待特典。アジアを中心とした人気のレストラン、ショップ、ホテル等の優待特典サービスを受けられます。例えば、インドネシアのリゾートホテル、PURI SANTRIAN A BEACH RESORT & SPAの利用が最大50%OFFになったり、飲食店で1ドリンク注文するともう一杯は無料になったりお得に食事や買い物、宿泊ができます。レストランの特典を受けるには事前予約が必要です。
ワイン選びならお任せ!「ゴールド・ワインクラブ」
超一流ワイナリーから最高級品質のワインを直輸入しているエノテカ・オンラインのサポートによるサービス。いわゆるワインのコンシェルジェのようなもので、ソムリエ・バイヤーがワイン選びのための相談や質問にフリーダイヤルの電話で対応してくれます。
新型コロナ対策の特典キャンペーンが超お得!
新型コロナウイルスはアメックスゴールドの特典にも大きな影響を与えています。アメックスゴールドカードは、旅行や食事の特典サービスに強みがありましたが、自粛によりアメックスゴールドのメリットが失われる危機に見舞われました。
そこで、2020年5月以降に、地元の店舗やネットで利用できるお得な特典やさまざまなキャンペーンを実施。例えば、日本国内の中小店舗10万店でクレジットカード決済した代金について期間限定で最大5,000円をキャッシュバックするなどのキャンペーンです。
その他、アメックスゴールド、アメックスプラチナ、アメックスセンチュリオン会員のみが利用できるサービスで、「おうち de KIWAMI」という予約困難な名店の最上級の食事をテイクアウト、デリバリーして自宅で楽しめるという期間限定特典サービスも提供していました。(2020年11月27日で終了)
ホテルや航空券の割引やキャッシュバックなど、お得な特典がまだまだ追加されています。アメックスの利用者やこれから申請を検討している人は、今だからこそお得な特典があるので見逃さないよう要チェックです。
エンタメ&その他 〜期間限定のキャッシュバックキャンペーン開催中〜

グリーンカードとゴールドカードのいずれも、エンターテインメントの分野では、新国立劇場の優待が受けられるという特典があります。しかし、新型コロナの影響によりエンターテインメントも大打撃。そこで、新しい方向性でサービスの推進が実施され、お得なキャンペーンが続々と実施されています。
タッチ決済の利用で20%OFFキャンペーン
2020年11月現在、新型コロナの影響で推進されているお得なサービスのひとつは、タッチ決済で日常の支払いをすること。専用リーダーにカードをかざすだけの「接触不要(非接触)」決済方法です。このタッチ決済を利用することで支払い代金の20%がキャッシュバックされるというキャンペーンを実施しています。
動画メディア bouncy がすき家でアメックスのタッチ決済を体験した映像があるのでご覧ください。
利用限度額について
利用限度額については、一般的なクレジットカードの限度額は30万程度。アメックスのカードはいずれも一律の限度額は設けられていません。収入などの条件に基づいて限度額は個々に異なります。
アメックスプロパー提携カードのメリット

アメックス提携カードのサービスの特徴やメリットを比較してみました。下記の一覧表では、アメックスANAゴールドカード、デルタアメックスカード、高級ホテルと提携しているSPGアメックスカード、お買い物にお得なペルソナSTACIAアメックスカードなどをご紹介しています。グリーンカードやゴールドカードと提携カードの中で、あなたのライフスタイルにはどれが一番メリットがあるかチェックしてみましょう。
クレジットカード名/年会費(税込) |
特徴とメリット |
---|---|
ANA アメリカン・エキスプレス・カード |
・ポイント移行コース年会費6,000円-->ポイント有効期限が無期限 |
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
・ポイント移行コース年会費無料-->ポイント有効期限が無期限 |
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
・28航空会社の航空券購入でマイル還元率が3.0%までUP |
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード |
・航空券購入時のマイル還元率5% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード |
・ポイントの有効期限が無期限 |
デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
・年間150万以上の利用者でゴールドメダリオンになるとデルタ航空のフライトで支払額1米ドルで8マイル貯まる |
スターウッド プリファード ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード |
・ポイント還元率が最大1.25%(ポイント有効期限なし) |
ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード |
・アメックス加盟店では、1%相当のポイント |
上記の提携カードをアメックスのグリーンやゴールドと比較して、目的やタイプ別に優れた特徴やメリットがあるお得なカードを3つ厳選しました。
- 国内・海外旅行が多くANAの利用が多いならアメックス・ANAゴールド
- 海外旅行が多く航空会社を特定しないならアメックス・スカイ・トラベラー・プレミア
- 高級ホテルで宿泊するならSPGアメックス・カード
ANAアメックスゴールドカードは国内旅行・海外旅行に超お得なメリット
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、年会費は34,100円と高いのですが、国内出張や旅行が多く、さらに海外旅行もするならおすすめです。
なぜなら、ANA航空券購入時のマイルが高めの還元率で2.5%。その上、フライトボーナスマイルというなお得なサービスがあるからです。ANAアメックス・ゴールドカードは、このフライトボーナスマイルがなんと40%。
例えば、羽田空港からロンドンのヒースロー空港までの片道の区間マイル数は6,214マイルです。エコノミークラス(積算率100%)に登場した場合はボーナスマイルは以下のような計算式になります。
ボーナスマイル=6,214マイル×100%×40%=2,485.6マイル
しかも、実際のフライトマイル+フライトボーナスマイルが貯まるので実質8,699マイルが貯まるということなんです。
実際に貯まるマイル=6,214マイル+2,485=8,699マイル(小数点以下第一位切り捨てで計算)
マイル還元率5%!海外旅行はアメックス・スカイトラベラー・プレミア
アメックス・スカイ・トラベラー・プレミアの魅力は、28ある対象航空会社で提供している航空券の購入でマイル還元率が5%であることと、継続すると5,000マイル相当がもらえることです。ただし、年会費が38,500円とかなり高いので、特に海外旅行の頻度が高い人におすすめです。
SPGアメックス・カードは毎年高級ホテルに無料宿泊(1泊)メリット
アメックスのカードの中でも大人気を誇るSPGアメックスカード(スターウッド プリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カード)。旅好きでホテルにこだわる人には外せないホテル系クレジットカードです。
マリオット系、スターウッドホテル&リゾートの高級ホテルに毎年1泊分無料宿泊ができたり、無料でお部屋のアップグレードができたりします。ポイントプログラムは100円=3ポイントで無制限なのも大きなメリットです。ポイントは150社以上の航空券に交換できます。ただし、3ポイント=1マイルとあまり良いとはいえない交換率。
また、年会費が34,100円と高いので、毎年30,000円以上の高級ホテルに泊まりたいかどうかが決め手になります。ちなみに、ゴールド会員資格を取得するには通常年間10回以上、もしくは25泊以上高級ホテルグループに滞在することが必要条件とされています。
非プロパー提携カードについて

非プロパー提携カードは、これまでご紹介したプロパーカードのように国際ブランド自体(アメックス)が発行しているクレジットカードではありません。よって、プロパーカード程のステータス性はないのですが、非プロパー提携カードについてご紹介します。
非プロパー提携カードとは?
非プロパー提携カードとは、楽天カードなどのようにクレジットカード会社ではなく楽天が提携して発行しているカードのことです。
プロパーカードと非プロパー提携カードでは、ステータス性・特典サービス・保険の補償額に違いがあります。
楽天アメックスの他に、JALアメックス、セゾンゴールドアメックス、MUFGアメックス、みずほアメックスなど、100枚を超えるカードが存在するといわれています。
非プロパー提携カードの特典の違い
アメックスのプロパーカードには、全てのカードに空港ラウンジ無料サービスと海外旅行傷害保険が付帯されています。
一方、非プロパーの提携カードは、航空関連の提携カードとゴールドランク以上のクレジットカードのみ空港ラウンジ無料サービスと海外旅行傷害保険が付帯されているのが特徴です。
アメックスプロパーカードの中では一般ランクのアメックスグリーンカードでも特典サービスが30個以上付帯されています。しかし、非プロパー提携カードは、約1/3程度で10数個のサービスしか付帯されていないのです。
非プロパー提携カードの海外旅行傷害保険補償金額
アメックスゴールドの海外旅行傷害保険の最高補償金額が1億円に対して、非プロパー提携カードであるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスや楽天プレミアムカード・アメリカン・エキスプレスは5,000万円までの補償です。
楽天カードアメックスが人気
旅行したり百貨店でショッピングしないけど、ネットショッピングが多い人に人気があるのが楽天カードアメックス。楽天カードアメックスの魅力は、年会費永年無料、楽天市場で買い物をするとポイント最大3倍になることです。
旅行もしたいし、楽天ポイントも貯めたいという人は楽天プレミアムカード・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。年会費は11,000円(税込)で、旅行系の付帯サービスはもちろん、楽天市場でお買い物するとポイント最大5倍という特典もあります。
アメックスカードのデメリット

社会的なステータス性があり価値があるアメックスのグリーン&ゴールドカード。しかし、以下のような2つのデメリットがあります。
- 年会費が高い
- 利用できる店舗が少ない
ゴールドカードの年会費について
他社のクレジットカードと比較して年会費が高いのは特にゴールドカード。年会費だけでも年間31,900円(税込)。お得な特典もあるだけに使わないと損です。
ゴールドカードの年会費を上回るメリットを受けられるかどうかは、以下のようなことを目安に判断することをおすすめします。
・旅行が多い
・高級レストランで年に3回以上食事する
・新国立劇場やCOTTON CLUBで開催されるコンサートによく行く
・家族のカード会員1名無料分を発行したい
海外旅行を最低年2回以上する人は海外の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できるゴールドカードがおすすめですが、国内旅行だけで海外旅行はしないしグルメでもない、家族カードも不要という人はグリーンカードでも十分といえます。
使える店舗が少ない
アメックスは、国際ブランドの中でも世界シェア上位にランクインされているのに、店舗で支払いする際に利用できないと断られた経験があるかもしれません。
なぜなら、アメックスは加盟店手数料が高いことから、加盟店の数が圧倒的に多いVISAやMaster Cardなどの国際ブランドと比較すると少ないからです。
しかし、2000年頃にアメックスが国際ブランドJCBと業務提携したことで、JCBカード加盟店のほとんどでアメックスカードが利用できるようになっています。アメックスが利用可能な店舗の幅は一挙に広がり、現在はそれほど問題ではなくなりました。
ただし、アメックス決済のための高い手数料を支払うのが難しい小さなお店や地方などでは、たとえJCB加盟店であっても現在もアメックス決済に対応していない店舗はまだ存在しているのです。
まとめ
グルメ派にはゴールドカード、海外旅行より国内旅行が多いならグリーンカードでOKなど、あなたのライフスタイルによっても最適なカードは異なります。何に一番お金を使っているかよく検討し、あなたにベストなカードを選ぶために参考にしてみてください。
- AMERICAN EXPRESS
-
アメリカン・エキスプレス・カード
-
年会費13,200円(税込)
-
日常から旅まで今までにない心地良さをサポートします
-
世界でステータス性トップクラスのアメックス。国内の空港ラウンジの無料利用、海外の空港VIPラウンジ利用のための年会費通常99米ドルがアメックスなら登録料無料。
- AMERICAN EXPRESS
-
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 年会費31,900円(税込)
-
日常の一つひとつが特別な体験に
-
ゴールドカードならではの多彩なサービス満載。旅行だけでなくグルメ好きにもたまらない「ゴールド・ダイニング by 招待日和特典」などお得なグルメ優待があります。