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ニンテンドースイッチ、Bluetoothイヤホンと接続する方法 便利ツールを徹底検証

ニンテンドースイッチ、Bluetoothイヤホンと接続する方法 便利ツールを徹底検証

rokusaku
2020-10-30
2020-11-02

「あつまれ どうぶつの森」や「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」など大人から子供まで楽しめる任天堂のゲーム機Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

しかし一点、スイッチはスマホゲームなどに比べて不便に感じるところも。それはBluetoothイヤホンに対応していない点です。有線イヤホンのコードに悩まされた経験は誰しもあることでしょう。

そこでMoovoo編集部では、スイッチユーザーの注目を集めている音声をワイヤレスで聴くことができるツールを実際に使ってみましたので、そのレビューをご紹介します。ぜひ快適なゲーミングを楽しむために参考にしてみてください。

ワイヤレスでSwitchのサウンドを楽しむツールとは?

Switchをワイヤレスで楽しむ様子

スイッチから出るゲームサウンドをBluetoothイヤホンで楽しむためには、Bluetoothオーディオトランスミッターを使用します。

イヤホンやヘッドフォンのコードが無くなるだけで、ゲームプレイ時の快適さは格段に上がります。スイッチに対応したBluetoothオーディオトランスミッターの選び方から、Moovoo編集部で実際に使用してみた3モデルについてもぜひ参考にしてみてください。

【Bluetoothオーディオトランスミッターとは】
音声信号をBluetoothイヤホンなどにワイヤレスで送信する機器。Bluetoothに対応していないパソコンや音楽プレーヤー、テレビなどの音声をワイヤレスで楽しめます。

最近ではスイッチやプレステ4ユーザーに人気です。

スイッチに最適なBluetoothオーディオトランスミッターの選び方

GENKIとワイヤレス接続している様子

Bluetoothオーディオトランスミッターは以前からある音響機器ですが、スイッチの音をBluetoothイヤホンで聴きたいという声の高まりから、「Switch対応」をうたうBluetoothオーディオトランスミッターがECサイトに数多く登場しています。

そこで、スイッチに最適なBluetoothオーディオトランスミッターを選ぶにはどの点に注意すべきかご紹介します。

スイッチに対応した接続端子を選ぶ

まず確認すべきは接続端子がスイッチに対応しているかどうかです。スイッチは外でも遊べるポータブルモードと、テレビに表示させて遊ぶテレビモードの2通りの使い方ができます。

モードによって接続できる端子が異なるため、どちらにも対応した使い勝手の良いモデルを選びましょう。

【Switchの接続端子】
ポータブルモードに対応:イヤホンジャック/USB Type-C端子
テレビモードに対応:USB Type-A端子

接続端子の違いによって使い勝手が異なります。最適な仕様のモデルを選びましょう。

<< イヤホンジャック対応モデル >>

イヤホンジャックの入力端子はスイッチ本体の上部側面にあります。そのため、トランスミッターの形状によってはやや目障りに感じることもあり、スイッチの使用感を損なう場合があります。また、イヤホンジャックは細く、わずかな衝撃でも折れやすいので注意しましょう。

イヤホンジャック接続

<< USB Type-C対応モデル >>

USB Type-C端子は底面にあるので、ポータブルモードでゲームを楽しむ場合は気になりにくいのがメリットです。

ただ、本体を立てかけてゲームをする際には出っ張りができるので邪魔になります。ディスプレイを置いて2人でゲームをする場合は、携帯できるスタンドがあると安全にゲームを楽しむことができます。

また、スイッチ本体のUSB Type-C入力端子は充電ポートでもあるので、充電しながらゲームができなくなります。ただ、充電しながらゲームができるUSB Type-Cの入力端子を搭載したトランスミッターもあるので、ポータブルモードで長時間ゲームをする方にはそうしたモデルが最適です。

USB Type-C接続

<< USB Type-A端子の場合 >>

USB Type-Aに対応したモデルなら自宅のリビングでゲームをする際に、ドックに接続することができます。仕事帰りに家族が寝静まった夜中にテレビに表示させてゲームをしたい時は便利です。

また、トイレに行く時や冷蔵庫から飲み物を取り出す度にイヤホンやヘッドフォンを外す手間がないので、ワイヤレス接続は自宅でもとても便利です。

ドックと接続した様子

音質や遅延を左右するコーデックに注目

ワイヤレス音声接続してゲームを楽しむ

音声のワイヤレス接続で問題になるのは「遅延」です。レイテンシとも呼びますが、映像と音声との間にズレがあるとゲームの快適さを損ないます。アクションゲームなど動きの激しいゲームなどで音声に遅延があると没入感の妨げにもなります。さらに音楽ゲームなら音声の遅延は致命的と言えるでしょう。

音の遅延に関わる「コーデック」に注目して製品を選びましょう。

【Bluetoothのコーデックとは】
コーデックとはワイヤレス送信するために音声データを圧縮する方式です。圧縮方式の違いにより音の遅延や音質に違いが出るので、ゲームや映画など映像と音を連動させたい場合は注意しましょう。

また、コーデックは送信側(Bluetoothオーディオトランスミッター)と受信側(Bluetoothイヤホン)の両方が使用したいコーデックに対応している必要があります。

ほとんどのBluetooth機器が対応しているコーデックは「SBC」です。手持ちのワイヤレスイヤホンとも無理なく接続することができます。ただ、音質はやや低めで、気になる程度の遅延があります。

高い音質や音の遅延がないゲーミングを求めるなら、「AAC」や「aptX」に対応したモデルを選びましょう。aptXには、特に高音質の「aptX-HD」や人間の感覚では感じ取れないレベルに遅延を抑えた「aptX-LL」といったタイプがあります。

主なBluetoothのコーデック表

コーデック

レイテンシ(遅延)

音質

特徴

SBC

170〜270ms(0.17〜0.27秒)

低め

最も対応製品が多い標準コーデック
高圧縮で遅延も大きい

AAC

非公表:120ms程度(0.12秒)

高音質

主にiOSで採用、動画やゲーム向き

aptX

70ms(0.07秒)

AACよりも高音質

主にAndroidで採用、CD並の高音質

aptX-LL

40ms(0.04秒)

AACよりも高音質

Androidの一部機種、超低遅延で高音質

aptX-HD

130ms(0.13秒)

aptXよりも高音質

ハイレゾ対応で超高音質

【検証モデル①】GENKI USB-Cオーディオアダプター

実際に検証を行ったBluetoothオーディオトランスミッターを3つご紹介します。まずはGENKIのオーディオアダプターです。外観デザインだけでなく、機能性もSwitchユーザーに合わせて開発されているのが特徴です。

検証モデル①
  • GENKI
  • USB-C オーディオアダプター

  • 税込み5,880円
  • 遅延のないaptX-LLに対応し、ワイヤレスイヤホン2つまで同時接続可能

スイッチに合わせたカラーリングが特徴。2人のプレーヤーで同時にゲーミングを楽しみたい場合でも、最大2つのイヤホンやヘッドフォンに同時接続できます。

端子はUSB Type-Cなので、底面に接続するため、一人でもゲーミングでも気になりません。ただ、接続した時に本体からやや出っ張る形状なので、衝撃や負荷がかからないように注意しましょう。

USB Type-Cの入力端子を備え、充電用のコードを挿せばSwitchを充電しながらゲームを楽しめます。

コーデックがaptX-LL対応なので、対応したイヤホンやヘッドフォンなら遅延を全く感じない快適なゲーミングを楽しめます。

GENKI USB-Cオーディオアダプターの使い方・接続方法

GENKIオーディオアダプターをSWITCHに挿した様子

GENKIオーディオアダプターは、今回紹介する3商品の中で最も存在感のあるモデルです。カラーリングがスイッチとマッチして楽しい気分を盛り上げてくれますが、大きく外部に出っ張ることで衝撃を受けるリスクが高い点がデメリットです。

使いながらスイッチを充電できるUSB Type-Cの入力端子が底面にあります。長時間ゲームを楽しみたい方におすすめです。

GENKIオーディオアダプターをドックに挿した様子

付属しているUSB-A変換アダプタを使用してドックに挿した様子です。この状態でも存在感は強めです。

Bluetooth対応イヤホンとの接続方法

【接続手順】
① SwitchのUSB Type-C端子に挿し込む
② 青ボタンを長押しするとLED表示ランプが点滅してペアリングモードを開始
③ Bluetoothイヤホン・ヘッドフォンをペアリングモードに設定
④ LED表示ランプの点滅が止まり、点灯を続けたら接続完了

今回、AirPods Pro(Apple)・AirPods(Apple)・Zolo Liberty S(Anker)を使用してSBCコーデックを使用した接続を試みましたが、購入したGENKIオーディオアダプターでは接続が確認できませんでした。

購入した商品の不具合によるものと考えられるため、改めて検証機会を設けて記事をリライトする予定です。

【検証モデル②】CREATIVE BT-W3

検証モデル②
  • CREATIVE
  • Bluetoothトランスミッター BT-W3

  • 税込み4,928円
  • 超高音質なaptX-HDに対応、マイク付きでボイスチャットもできます

Bluetooth 5.0に対応し、コーデックは超低遅延のaptX-LLと超高音質のaptX-HDに対応。ゲーミングや動画視聴でも音ズレがなく、音質も良いので没入感が高まります。

USB Type-CからType-Aへの変換アダプターが付属。Switchだけでなく、PS4(プレステ4)やパソコンなど幅広く使えます。ただ、本体が小さいため、紛失や衝撃を受けないように注意して取り扱いましょう。

CREATIVE BT-W3の使い方・接続方法

BT-W3をSWITCHに挿した様子

BT-W3をスイッチ本体に挿すと、ゲーム機の下に細長く出っ張るため、衝撃などを与えないように注意しましょう。

BT-W3使用時は充電ができなくなるので、バッテリー残量を確認してから使用しましょう。外出先で2人でゲームを楽しむ際などは、スタンドを使用することでトランスミッター本体を安全な状態でゲームを楽しめます。

トランスミッター自体が小さく気になりにくいので、一人でのゲーミングでは快適に楽しめることでしょう。

BT-W3をドックに挿した様子

付属しているUSB-A変換アダプタを使えば、ドックに挿すことが可能です。自宅のテレビを使って周りを気にせずゲームを楽しみたいときに便利です。

Bluetooth対応イヤホンとの接続方法

BT-W3をBluetooth対応イヤホンやヘッドフォンとワイヤレス接続させる手順がこちらです。

接続前

【通電を確認】
SWITCHに挿した直後の状態です。LED表示ランプがゆっくりと点滅しています。スイッチ側は映像やゲーム画面が表示された状態で挿し込みましょう。

2秒長押しでペアリングモード

【ペアリングモード】
ボタンを2秒長押しすると点滅が速くなり、ペアリングモードが起動します。この状態でイヤホンやヘッドフォン側もペアリングモードにしましょう。

ペアリング完了

【接続完了】
LED表示ランプが点灯したら接続完了です。イヤホンやヘッドフォンでサウンドを確認してください。

【検証モデル③】Gulikit Route Air Pro

検証モデル③
  • Gulikit
  • Nintendo Switch Bluetoothオーディオアダプター Route Air Pro

  • 税込み3,699円
  • 厚さ5mm、Switch底面に目立たず接続可能、プレイ時に気になりません

プレーヤーが2人でも2つのBluetoothイヤホンやワイヤレスヘッドフォンに同時接続可能。aptX-LLコーデック対応で高音質・超低遅延を実現。ゲームを思いっきり楽しめます。

USB変換アダプターが付属しているため、Switch本体・ドックのどちらにも接続可能です。

特徴は5mmの超薄型設計。本体に接続した際に視界にほぼ入らないため、ゲーム中に気になることはありません。出っ張りが小さいことで衝撃を受けにくく安心です。

Gulikit Route Air Proの使い方・接続方法

Route Air ProをSWITCHに挿した様子

Route Air Proの特徴は、SWITCH本体に張り付くような5mmの薄さです。ゲーミングの妨げになることはないでしょう。出っ張りが小さいことで衝撃を受けにくい点は大きなメリットです。

平らな場所ならこのまま本体を立てかけて使えそうですが、トランスミッターの故障のリスクを考えるとスタンドを使用するのが安全です。

Route Air Proをドックに挿した様子

付属しているUSB-A変換アダプタがL字型で独特な形状です。Switchのロゴマークを手前に向けて設置した場合、トランスミッターが裏向きになってしまうため、LED表示ランプや操作ボタンが見えなくなってしまいます。スイッチのドックに挿して使うにはやや使い勝手が悪い印象です。

Bluetooth対応イヤホンとの接続方法

Route Air ProとBluetoothイヤホンを接続させる手順を紹介します。

ペアリングモード

【ペアリングモード】
Route Air Proをスイッチに挿しこみ、Bluetoothイヤホンやヘッドフォンをペアリングモードにします。次に「A」「B」ボタンのどちらでも長押しするとLED表示ランプが点滅し、ペアリングモードになります。

ペアリング完了

【接続完了】
LED表示ランプが点灯したら接続完了です。Aボタン下のLED表示ランプが点灯したため、A側で接続が完了しています。Bボタンを長押しすれば、別のBluetoothイヤホンと接続が可能で2人でワイヤレスの音声を聴きながらゲームを楽しめます。

Aボタン下のLED表示ランプの右隣も点灯したことが確認できます。これはSBCコーデックでの接続を意味しています。

A・Bボタンの間には3つのLED表示ランプがあり、左から「SBC」「aptX」「LL(aptX LL)」と表記されています。点灯箇所によりどのコーデックで接続されているか確認することができます。

3モデルを使ってみた結果、ベストはどれか?

3モデルの検証結果

3モデルを使用してみた結果をまとめます。

ベストはCREATIVE「BT-W3」 接続が快適

今回の検証で最も短時間で接続が完了したのが、BT-W3です。2秒間のボタンの長押しからすぐに接続が完了しました。低価格帯の商品では、Bluetooth接続がうまくいかないことが度々ありますが、何度試してもすぐに接続できたのは安心です。

2人でワイヤレス接続して遊べない点がデメリットですが、そもそも1人で遊ぶために使用するという方にはおすすめです。検証した中で最もコンパクトなので、紛失に注意しましょう。

音質は最も低音質のSBCコーデックで検証しました。高音質を求めないのであれば、十分にゲームが楽しめる音質です。SBCコーデックのデメリットである遅延をわずかに感じましたが、ゲームによっては気にならない程度です。

BT-W3は遅延を感じないaptX-LLだけでなく、超高音質のaptX-HDに対応している点が特徴的です。音にこだわる方は対応するBluetoothイヤホンやヘッドフォンを手に入れて、高い臨場感でゲームを楽しんでみてください。

Gulikit「Route Air Pro」は一体感が魅力

最も薄くて存在感を感じなかったのはRoute Air Proです。ゲーム中に意外と気になるのがBluetoothオーディオトランスミッターによる出っ張りです。他の2モデルは接続させると外側へ大きく張り出す形状のため、ぶつけて壊しそうな不安がよぎります。気になるとゲームへの没入間が妨げられてしまいます。

Route Air Proはスイッチ本体に張り付く形状がそうした不安を無くしてくれるので、思う存分ゲームに集中できる点が魅力です。

音質はSBCモードで検証しましたが、ゲームを楽しむのには十分の音質でした。遅延はわずかにあるものの、ゲーミングの妨げになるほどではありません。音楽ゲームで遊ぶことが多い方はaptXやaptX-LLに対応したイヤホンやヘッドフォンでプレイするのをおすすめします。

検証モデルの比較

モデル

USB-Cオーディオアダプター

BT-W3

Route Air Pro

画像

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

サイズ

幅38mm
奥行7.7mm
高さ20.3mm

記載無し

幅48mm
奥行13.9mm
高さ5mm

接続端子

USB Type-C(Switch本体)
USB Type-A(ドック)

USB Type-C(Switch本体)
USB Type-A(ドック)

USB Type-C(Switch本体)
USB Type-A(ドック)

対応コーデック

SBC
AAC
aptX
aptX-LL

SBC
aptX
aptX-HD
aptX-LL

SBC
aptX
aptX-LL

ゲームしながら充電できる

◯(USB-C入力あり)

付属品

本体
マイク
USB変換アダプタ

本体
マイク
USB変換アダプタ

本体
マイク
USB変換アダプタ

まとめ

今回はSWITCHやプレステ4を楽しむ多くのユーザーからの「Bluetoothイヤホンでゲームサウンドを快適に楽しみたい」という声に応えるために、Bluetoothオーディオトランスミッターを3モデル厳選してご紹介しました。

3モデルとも汎用性の高いSBCの他、aptXやaptX LLといった高音質・低遅延のコーデックに対応し、ポータブルモードでもテレビモードでも使えて使い勝手の良いモデルです。ぜひ参考にしていただいて、家でも外でも快適なゲーミングを楽しんでみてください。

※価格はいずれも2020年11月時点。特に記載がない場合はAmazonの価格です。

ITと自然を愛するフリーライター
rokusaku
生活に役立つスマホアプリ探しとタバタ式トレーニングを日課にしています。山小屋が好きで息子が大きくなったら魅力的な山小屋を一緒に巡る旅に出るつもりです。おすすめは福島県にある吾妻小屋


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