エイサーって何？どんな会社でどんな製品を売っているの？といった疑問にお答えするべく、エイサーの最新情報をまとめました。

また、エイサーという会社についてや評判、トラブルが発生した時の解決策も合わせてご紹介します。

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エイサーとは？

日本では沖縄の盆踊りを意味する「エイサー」が一般的ですが、ここではパソコン関連機器メーカーである「acer（エイサー）」を取り上げます。

エイサーはどんな会社？

エイサーは、1976年に台湾で創業し、現在約160か国で7,000人の従業員を抱える大企業です。2019年のパソコン出荷台数で見ると、Appleに次ぐ世界5位のシェアを占めています。

日本では1988年に法人が設立され、個人向けパソコンなどが販売されているほか、国内の主要メーカーにマザーボードなどOEM提供を行っています。特にChromebook市場では、2020年の1～3月で世界シェア1位を獲得するなど、これから国内でも人気が高まっていくであろうメーカーとして注目されています。

acerという社名（ロゴ）は、以前はAcer（aが大文字）でしたが、2001年から小文字のaを使用しています。

エイサーの主な製品

●ノートパソコン
●デスクトップ
●タブレット
●モニター
●プロジェクター

エイサーの製品についての口コミなどを集めてみました。

エイサーのノートパソコンの選び方

エイサーに限らず、ノートパソコンは予算と必要な機能がはっきりしていると選びやすいです。まず用途で選ぶ場合は、必要な機能をピックアップし、その中から予算にあったものを選んでいきます。

エイサーの場合は特に、光学ドライブやOfficeが搭載されていないSwiftシリーズはこれらを必要としない人におすすめです。シリーズ内ではCPUやストレージの容量で価格が変わってきます。

ストレージの容量は、ファイルの保存量で決まりますが、最近はクラウドストレージも広く普及しているため、仕事で必要という場合でなければ、SSD256GBくらいあれば十分です。

メモリについては、グラフィックを必要とするアプリを多用するのであれば16GB以上あった方が安心ですが、調べ物など家庭で楽しむ程度ならモバイルノートの4GBでも間に合うでしょう。一度にアプリをたくさん開くとメモリを使うので、そうした機会があるのなら、最低でも8GB必要です。

ゲーミングノートパソコンの場合は、高価なグラフィックボードが搭載されていればいるほど緻密な表現を堪能できるので、どうしても必要な予算が大きくなりがちです。それでもエイサーのゲーミング用ノートパソコンは、比較的価格が控えめになっています。

次章からは、エイサーのノートパソコンを特徴に合わせてご紹介しますので、選び方の参考にしてください。

光学ドライブなしのノートパソコン

ノートパソコンはWindows10が安心だけれど、光学ドライブは必要ないという方であれば、ぜひおすすめなのがエイサーのSwiftシリーズです。

2020年8月に新発売のSwift1は、光学ドライブやOfficeソフトは非搭載ですが、本体の重量が約1.3kgという軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。無線LANやWEBカメラが使えるので、移動先でのテレワークにもおすすめです。

ストレージではSwift 5に及びませんが、Swift 5より軽くそれ以外のスペックはほぼ同じなので、どちらにするかはこだわりが無い方におすすめです。予算で決めると良いでしょう。

ノートパソコンにしては珍しいブルーが目を引きます。Swiftシリーズの中でもSwift 5はストレージが大容量なので、ファイルのサイズが大きいものを扱う仕事の方におすすめの機種です。その分重さが2kgを超えるので、軽さにこだわる人はSwift 3の方が良いでしょう。

ゲーミングにおすすめのノートパソコン

エイサーでは高性能なゲーミング用のノートパソコンでもいくつかのシリーズを展開しています。

2020年7月発売のNitro 5最新版です。リフレッシュレートが最大144Hz、最新のWi-Fi 6にも対応した速度を追求したモデルです。加えて冷却ファンが搭載されているため、本体が高熱になるのを防ぎます。

Predator Helios 300シリーズは、Corei7 9750Hが搭載されているのが特徴ですが、こちらの機種はグラフィックボードにNVIDIA GeForce GTX 1660 Tiを採用し、圧倒的速さを実現しています。

オールマイティのスタンダードノートパソコン

エイサーのスタンダードなノートパソコンとして知られるAspireシリーズにも新しい機種が仲間入りするなど定番商品となっています。

オールマイティノートパソコンAspire3の2020年8月発売最新モデルです。オフィスが入っているので、仕事にはもちろん大活躍ですが、大きめのディスプレイで映像作品などを楽しむこともできます。

Officeは搭載されていませんが、メモリが8GBと十分なことに加え、DVDに書き込み可能な光学ドライブ搭載なので、DVDの視聴やゲームなどにも利用できます。

Aspire 7のこちらのモデルは、GeForceのグラフィックボードが搭載されていて、ストレージもテラバイトの大容量です。グラフィックデザインや動画編集などにおすすめの1台です。

多くの学校に導入されているノートパソコンChromebook

アメリカのほとんどの学校で採用されているクロムブックは、日本の学校でも続々と導入が始まっていて、子供たちからも使いやすいと好評です。

当初は8月に発売予定でしたが、10月9日に延期されました。これだけの高スペックでありながら、価格が3万円とちょっということもあり、クロムブックを試してみたいという人におすすめです。

発売延期については日本エイサー公式ツイッターでも発表されています。

こちらのChromebookはすでに発売されていて、人気の高い商品です。11.6インチと画面サイズは小さいですが、米軍規定の耐久性能、防滴キーボードと排水構造で、お子様にも扱いやすいのが特徴です。

エイサーのノートパソコンにトラブルが発生した時

エイサーのノートパソコンを持っていて、不具合が発生したという時の解決策についてまとめました。

エイサーノートパソコンの電源が入らない

ノートパソコンの電源ボタンを押しても電源がオンにならないという場合は、一度電源ケーブルを差し込んだ上で確認してください。端子の穴にほこりやゴミがたまって接触が悪く、しっかり充電されていないことがあります。

本体に入っているバッテリーにしっかり充電されているのにもかかわらず、電源が入らない時は、一度バッテリーを取り外して放電させてみるのも方法です。この時は、接続されている電源ケーブルなどをすべて外してから試してみてください。

エイサーノートパソコンの画面が映らない

電源は入るが、画面が真っ暗で表示されないという場合は、スリープ状態になっていることも考えられるため、一度マウスを動かす、電源ボタンを押すなどしてみてください。また、画面の明るさを確認してください。

これでもダメなら、電源ボタンを長押しして強制シャットダウンさせます。その後10秒ほど待ってから再度電源を入れ直します。

公式サイトでも様々な不具合に関する解決策を提示していますので、参考にしてください。

サイトで検索しても解決策が見つからない場合は、こちらにサポートの問い合わせ先があります。

まとめ

エイサーは、どちらかというと沖縄の踊りを思い起こしてしまう人が多いかもしれませんが、世界ではかなり勢いのあるメーカーだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

格安ながら高スペックのノートパソコンを数多く輩出しているため、筆者のお気に入りメーカーの一つでもあります。次回は世界一のシェアを誇るクロムブックにもぜひチャレンジしてみたいです。


※価格は特に記載がない限り、2020年9月時点のAmazonの価格です。

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