ブルーライトカットの効果は本当にある?様々なデータや意見まとめ
ブルーライトカットメガネやフィルムを目にする機会も増えてきたように感じますが、果たしてこうした製品は効果があるのでしょうか?
今回はブルーライトに関する科学的根拠や、ブルーライトカットの効果があると言われるおすすめの製品をまとめたので、気になっている方は参考にしてください。
ブルーライトカットの効果は?
ブルーライトカット製品の眼に対する効果については、医学的根拠が示されていないこともあり「効果がある」という意見と「効果なし」という意見が混在している現状があります。
ブルーライトが眼に及ぼす影響について論争が起こった発端となるのは、アメリカの眼科学会で2018年に発表された「No, Blue Light From Your Smartphone Is Not Blinding You」という声明です。
この声明は、同じく2018年に発表された論文「Blue light excited retinal intercepts cellular signaling」に対する報道が過熱していることを危惧して出されたものです。
アメリカ眼科学会の声明は、あくまで論文の実験では人の眼にブルーライトが悪影響を及ぼしている証拠とはならないという内容を示したものです。実際に実験で証明されたわけではないことを伝えているのみで、ブルーライトの悪影響自体を否定しているわけではありません。
ところが「ブルーライトは人の眼に悪影響を与えない」といった形で解釈されてしまい、結果「ブルーライトカットは効果なし」と誤解されたまま一人歩きを始めてしまったようです。
特に、声明内では睡眠に関する悪影響は否定していません。夜遅くまでブルーライトを長時間浴びることを控えるよう推奨しているので、少なくとも睡眠に対する影響はブルーライトカットによって抑えることができると言えます。
こうした効果に関する見解は、ブルーライト研究会で詳しく説明されていますので、そちらもご参照ください。
ブルーライトそのものについてはこちらの記事にもまとめてありますので、参考にしてください。
おすすめのブルーライトカットメガネ
メガネ専門店のブルーライトカットメガネをご紹介します。
ただし日頃使っていない人がブルーライトカットメガネをかけたところ、逆に疲れてしまったという声も聞かれます。人によって感じ方に差があるため、できれば購入の際はお店で試着するなどしてみてください。
Zoffでは2020年の4月29日より、レンズに対するブルーライトカットコート追加料金を従来の3,000円から0円に値下げしています。日頃メガネをかけている人なら、ブルーライトカットメガネを別に購入する必要はなく、新調する際に無料でブルーライトカット仕様にしてもらえます。
JINSのパッケージタイプは、ブルーライトカットが施されたレンズとフレームがセットになっています。デザイン界の巨匠・Jasper Morrisonが監修を手がけたおしゃれなデザインが特徴で、手軽に普段使いできるのも魅力です。フレームやブルーライトカット率などを自分でカスタマイズできるタイプもあります。
2017年2月(ラージタイプ)以降に販売されたものはすべてブルーライトカット対応のハズキルーペです。「近くのものが見にくいなあ」といった現象が出てきた方におすすめです。
おすすめのブルーライトカットフィルム
メガネではなく、直接デジタル機器に貼り付けることでブルーライトをカットできる製品をご紹介します。液晶画面のサイズに合わせて様々なフィルムがあるので、購入の前に確認してください。
おすすめのブルーライトカットアプリ・ソフト
パソコンでも携帯電話を使う場合でも、ブルーライトカットのアプリやソフトがあるので、そちらを使ってみるのも方法です。
まとめ
ブルーライトカットの効果については、医学界でもまだまだ未知な部分があります。パソコンやスマホをよく使う人は、ブルーライトカット製品を試してみるのはいかがでしょうか。
※価格は特に記載がない限り、2020年9月時点のAmazonの価格です。
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