
iPad用キーボードおすすめ14選|ケース一体型・外付け・軽量モデルも紹介
在宅ワークや外出先での作業、執筆やメモ取りなどで、iPadをもっと快適に使いたい――そんなときに便利なのが「iPad用キーボード」。タブレットの軽快さはそのままに、ノートPCのような入力性をプラスできるアイテムとして人気を集めています。
とはいえ、キー配列や打鍵感、接続方式、対応モデル、持ち運びやすさなど、チェックすべきポイントは多く、「どれを選べば本当に使いやすいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんが、おすすめのiPad用キーボードと、後悔しないための選び方のコツを解説。iPadをさらに活用するためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは筆者おすすめ、iPad用キーボード3選
筆者おすすめのiPad用キーボード3選を紹介します。
① Apple Magic Keyboard 11インチiPad Pro(M4)用 日本語

ノートパソコンのような操作感を実現

おすすめポイント
効率的な作業環境を求める人におすすめなApple純正キーボード。フローティングカンチレバーにより、iPadを浮かせるように設置でき、スムーズな角度調整が可能です。大きなトラックパッドは触覚フィードバックとMulti-Touchジェスチャーに対応し、ノートパソコンのような操作感を実現します。Smart Connector接続によりiPadから直接給電するため、充電が不要。また、パススルー充電に対応したUSB-Cコネクタも備えています。価格が高めで、装着すると重くなるというデメリットはありますが、快適なキーボードを探しているならおすすめの製品です。
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② Logicool Combo Touch iPad 第10世代&A16用
キーボード部分が分離可能

おすすめポイント
フルサイズのキー配列に加え、トラックパッド付きで多様なジェスチャー操作が可能。キーボード部分が分離可能で、iPad単体で使用するときも便利です。専用のショートカットキーを搭載し、ホーム画面移動、画面輝度調整、音量コントロールなどがワンタッチで操作可能。Smart Connector接続により充電やペアリングのための操作が不要で、iPadに装着するだけですぐに使用できます。Apple Pencilやロジクール Crayonの収納ホルダーが内蔵されており、クリエイティブワークにも対応。予算を抑えたい方にもおすすめです。
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③ Logicool Keys-To-Go 2 for iPad
超薄型・軽量の外付けキーボード

おすすめポイント
Logicool史上最もポータブルなキーボードとして設計された、超薄型・軽量の外付けキーボード。厚さが4.3mmから8.9mmで、電池を含む重さが222gと、非常にコンパクトでありながら、18mmピッチの高品質パンタグラフにより、長時間の利用でも静かで軽快なタイピング体験を実現します。保護カバー一体型で持ち運び時の耐久性も確保されており、Bluetoothで最大3台のデバイスと接続できるため、キーを押して、iPad、iPhoneおよびMacbook間でシームレスに作業ができます。純正品と比べて安価に購入できる点も魅力です。
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iPad用キーボードの選び方
iPad用キーボードの選び方について紹介します。
使い方に合った接続方式を選ぶ

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山本竜也さん
iPadキーボードには主に3つの接続方式があります。
まずはApple純正品や一部のサードパーティ製品が対応するSmart Connector。iPadに直接接続できて充電不要、遅延もほぼゼロという利便性が魅力です。
次にBluetooth接続。製品の選択肢が豊富で価格帯も幅広く、複数デバイスとのペアリングが可能なモデルも多数存在します。
最後にUSB-C接続。有線接続なので遅延が少なく充電も不要ですが、ケーブルが必要になります。
使用頻度が高く、持ち運びを重視するならSmart Connector方式のものがおすすめです。コストを抑えたい場合にはBluetooth、ゲームなどの遅延を嫌う使用には有線接続など、自分の使用目的に合ったものを選びましょう。
利用シーンに合わせた形状・サイズを選ぶ


山本竜也さん
iPadキーボードには大きく分けて、ケース一体型、スタンド型、外付け型の3つの形状があります。
ケース一体型は、保護性能が高く、持ち運びに便利なため頻繁に外出先で使う人に最適です。
なかでも、iPadのサイズに合わせた専用設計が施されたMagic Keyboardのような製品は、デバイス全体のバランスが良く、携帯性を保ちつつ膝の上でも安定して作業しやすいのが特徴です。
スタンド型は、角度調整が自由でデスク上での作業が多い人に向いています。軽量でコンパクトにまとまりますが、膝の上では使いにくく、ちゃんとしたデスクがある場合に向いています。
外付け型は、本格的なタイピング環境を提供し、複数のデバイスを切り替えて使用できるのがメリットです。自宅やオフィスでの使用がメインなら、打鍵感を重視した外付け型もよいでしょう。
配列と打鍵感の違いをチェックする

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山本竜也さん
日本で販売されているiPadのキーボードには、主にJIS配列(日本語配列)とUS配列(英語配列)という2つの選択肢があります。
エンターやスペースキーの大きさといった見た目の違いだけでなく、一部の記号の位置も異なっているので、普段利用しているパソコンと同じ配列を選ぶことで、混乱を避けることができます。
また、iPad用キーボードの中には、iPadのサイズに合わせて面積が小さく、配列が特殊なレイアウトになっているものもあります。
長時間のタイピングが必要な場合は、フルサイズに近いキー配列を持つものを選ぶとよいでしょう。
加えて、打鍵感(キーストローク、反発力など)が良好なモデルを選ぶことで、疲労感を軽減し、作業効率を高めることができます。可能なら実際に試してから購入することがおすすめです。
【編集部PICK UP】iPad用キーボード、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
数あるiPad用キーボードの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
- エレコム(ELECOM)
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充電式Bluetooth Ultra slimキーボード “Slint”
- 税込み5,550円(Amazon)
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iPadをはじめ、さまざまなタブレットに対応
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最薄部は厚さ約5.7mmの超薄型設計で、どこでもスマートに持ち運べます。ソフトレザー製の可変式保護ケースがついており、使用時にはスタンドとして使えます。
キーは日本語配列ですが、表記はアルファベットのみなので、すっきりとしています。Windows/Android、Mac、iOS、Chromeの各OSを自動で識別して、最適なモードで作業が可能。キータイプはパンタグラフ方式を採用しています。
最大3台までのデバイスをペアリングできます。
iPad用キーボードに関するQ&A

Moovoo編集部
最後に、iPad用キーボードに関するよくある質問と回答をまとめました。購入や使い方で迷っている方は、参考にしてください。
Q1. iPadにキーボードを接続するにはどうすればいいですか?
A. 接続方式は「Smart Connector」「Bluetooth」「USB-C(有線)」の3通りがあり、製品によって異なります。
各方式での接続方法は、下記のとおりです。
Smart Connector接続:iPad本体背面の端子に、Apple純正のMagic KeyboardやSmart Keyboardをマグネットで装着するだけで、自動的に認識・給電されます。ペアリング操作や充電は不要です。
Bluetooth接続:iPadの「設定」→「Bluetooth」を開き、キーボードの電源を入れてペアリングモードにします。表示されたデバイス名をタップすれば接続完了です。多くの汎用キーボードがこの方式を採用しています。
USB-C接続:一部の有線キーボードは、iPadのUSB-Cポートに直接つなぐだけで使用可能です。ドライバ不要で即使えますが、電力供給のためにバッテリー消費がやや早くなる場合があります。
Bluetooth接続のより具体的な方法については、下記記事で詳しく解説しています。
Q2. Magic Keyboard(純正)とサードパーティ製キーボード、どちらがおすすめ?
A. 一体感や操作性を求めるなら純正、価格や柔軟性を重視するならサードパーティ製がおすすめです。
Apple純正のMagic Keyboardは、iPadとマグネットで一体化し、ペアリング操作や充電不要でスムーズに使えます。トラックパッド付きでMacBookに近い操作感が得られる一方、価格は高めで、やや重さがあります。
一方、ロジクールなどのサードパーティ製キーボードは、1万円台から購入できるコスパの良さが魅力。脱着可能なタイプや角度調整に優れたモデルもあり、持ち運びや多用途に対応しやすいですが、打鍵感やトラックパッドの精度は製品によって差があります。
作業重視か、手軽さ重視かで選ぶのがおすすめです。
Q3. iPad miniにもキーボードは使えますか?
iPad miniにはSmart Connectorがないため、Magic Keyboardなどの純正キーボードは非対応です。
ただし、Bluetooth接続のキーボードなら、ほとんどの製品で文字入力が可能です。
Q4. キーボード以外に、iPadと一緒に揃えておきたいアクセサリーは?
A. 仕事や勉強などで長時間の作業が想定される場合は、「スタンド」「タッチペン」「USBハブ」などがあると便利です。
iPadをノートパソコン代わりに使うなら、角度調整が自在なスタンドがあると便利です。また、iPad上で書き込みができるApple Pencil(または互換性のあるタッチペン)があると作業効率がアップします。
外部ディスプレイ出力やUSBメモリの使用が必要な人には、USB-Cハブの導入もおすすめ。iPadを「仕事ツール」として本格運用するなら、こうした周辺機器の検討も一緒に進めると失敗がありません。
Q5. iPadで使えるキーボードショートカットにはどんなものがある?
A. ⌘(コマンド)キーを活用すると、コピー&ペーストやアプリ切り替えが一瞬で可能になります。
例えば「⌘+スペース」でSpotlight検索、「⌘+Tab」でアプリの切り替え、「⌘+H」でホームに戻るなど、キーボード操作を活用すればタッチ操作よりも効率よく作業できます。
そのほかにも、iPadを使いこなす方法や便利なアプリが気になる方は下記記事もご覧ください。
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Moovoo編集部
以下の記事では、用途別におすすめのiPadモデルを紹介しています。失敗しないための選び方のポイントもわかりやすく解説していますので、iPad本体の買い替えを検討する際の参考にしてください。
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