今後活かせるエクセル検定!種類やおすすめの勉強方法などを紹介

記助
公開: 2020-08-09

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

ビジネスにおいてパソコンスキルは極めて重要な時代になっています。そのなかでも、就職活動時、そして実際に働きだしてからも活かせるものがエクセルのスキルです。業務の効率化を図れるだけでなく、さまざまなデータを管理したり、分析したりするうえで欠かせません。

そこで今回は、エクセル検定とはどういったものかを説明し、種類や試験の日程、勉強方法などを解説していきます。あわせて、エクセル検定合格を目指すうえでおすすめの勉強方法や将来活かせる仕事、さらに試験対策としてエクセルについて学べるスクールを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


エクセル検定とは

エクセル有資格者直伝!おすすめ資格の紹介と受かるための勉強法【mosなど】 | ワカルニのイメージ画像

エクセルはビジネスシーンにおいて重要なツールであり、最も活用される表計算ソフトといっても過言ではありません。そのエクセルを活用し、いかに効率良く作業を実施できるかを測定するものがエクセル検定となります。

仕事をするうえで非常に活かせるものであり、就活時にも自分の保持するスキルとして、企業側からすると目に留まる材料となり得るものです。

エクセル検定の種類

エクセル検定にはいくつか種類があります。ここからは、それぞれ検定別に特徴を見ていきましょう。

・Microsoft Office Specialist

Microsoft Office Specialistとは、頭文字をとり通称「mos」といわれる資格です。mos試験はエクセル検定のなかでもメジャーな種類で、資格を取得している人は少なくありません。

mos試験に合格し資格を取得すると、下記のようなメリットがあります。

・パソコンのスキルがあることを客観的に証明できる
・業務や作業の効率がアップする
・就職や転職時に企業へのアピールに繋がる
・日本だけでなく世界で通じる資格である

mos試験は、エクセルが使えるということを客観的に証明することが可能です。そのため、就職活動や転職活動において自分のアピールポイントとして示せるのは大きなメリットといえます。

また、mos試験の資格取得に向け学習に取り組むなかで、実際にパソコンを触ることから実務力が身に付くのもメリットといえるでしょう。

そして、mos試験とは日本だけでなく世界で実施されている資格試験です。試験に合格をした証である「合格認定証」や「デジタル認定証」は、日本だけでなく世界で認知されていますので、広く通用する資格といえるでしょう。

mos試験の資格を取得した人からは「スキルアップに繋がった」という声もあることから、いかにビジネスシーンで活かせるものであるかがわかります。

・日商PC検定(データ活用)

日商PC検定(データ活用)とは、日本商工会議所が実施しているパソコン検定のことです。試験内容は、いかにエクセルの表やグラフを使い業務におけるデータ処理ができるか、そして的確なデータの分析をして質の高い資料を作れるかを問われます。

また、日商PC検定(データ活用)は、文書の作成・プレゼンの資料作成があるのも特徴です。難易度は下記の表の通り、4段階に分かれています。

日商PC検定の難易度
難易度 各レベルの目安
1級 自分でテーマを決め、業務データベースを各手法で分析する。かつ、質が高く説得力のある業務報告やレポート作成を行い、今後に活かせる戦略や方針を打ち出すことが求められる。
2級 エクセルで業務に関係する最適なデータベースを作成する。また、作成したデータベースを適切な方法で分析し、表またはグラフなどを使い報告する。
3級 エクセルで指示内容通りに業務データベースを作る。グラフ作成や計算、集計等を実施。
Basic エクセルの基本的な操作ができる。また、ビジネスシーンでのエクセル業務に対応できる。

1級に近づくほど資格取得の難易度は非常に高くなりますので、しっかりとスキルを磨いておかなければいけません。自分がどれくらいのレベルか把握し、しっかりと見極めたうえで受験しましょう。

・Excel®(エクセル)表計算処理技能認定試験

Excel®(エクセル)表計算処理技能認定試験は、サーティファイが実施しているエクセル試験の一つです。エクセルは表作成に活用されることが多くありますが、まさにExcel®(エクセル)表計算処理技能認定試験はビジネスシーンにおいて業務を効率良く行えるよう、実務能力を測定する内容となります。

レベルは1級から3級の3段階に分かれており、自分のスキルや知識に合わせて受験できます。受験するにあたり資格や条件は設けられていないため、誰でも自分のスキルを試せるのが特徴です。

Excel®(エクセル)表計算処理技能認定試験の受験はWBTとCBTという2通りあり、WBTは専用のサイトから受験プログラムをダウンロードして、解答データをアップロードするという方法。一方、CBTは受験プログラムが入っているUSBを受け取ったうえで受験するもので、解答後はUSBを返送します。

WBTであれば最短で即日受験が可能なので、手軽に受けられるのも一つの特徴といえるのではないでしょうか。比較的合格率の高い資格になりますので、ぜひチェックしてみてください。

・パソコン検定技能Ⅱ種試験

パソコン検定技能Ⅱ種試験は就職や転職に活かせる資格で、オフィス業務において欠かせないパソコンスキルを認定するというものです。総合的な技能を認定するものになりますので、企業からすると資格取得者は魅力的な人材といえます。

1級から6級までレベルが分かれており、1級取得者は各企業でも即戦力になれるほどのスキルを身に付けているといっても過言ではありません。受験資格は定められていないため、就活等に活かしたい人は要チェックです。

・情報処理技能検定試験 表計算

情報処理技能検定試験は、パソコンを正しくかつ有効に使用できるかを認定するための試験です。比較的難易度が優しめの試験であり、受験資格も設定されていません。

試験内容は関数の処理や表示形式の設定、NZ関数などです。レベルによって試験内容は異なりますので、事前に自分のレベルに合ったものを調査しておきましょう。

・文書処理能力検定(表計算)

文書処理能力検定(表計算)は、関数を使った処理や条件付き書式やシートの操作など、基本的なエクセルの使い方をマスターするための試験です。一般的な知識を習得しているかがわかるもので、比較的合格率も高いのが特徴。

エクセル検定試験の日程

エクセル検定試験の日程ですが、各試験により異なりますので確認しておかなければいけません。例えば、Microsoft Office Specialist(mos)であればほぼ毎日試験は実施されています。しかし、文書処理能力検定(表計算)は年間3回しか実施されていません。試験別に問い合わせ先も異なる場合がありますので、事前にリサーチをして試験日程を把握しておきましょう。

エクセル検定に合格するおすすめの勉強方法

ここからは、エクセル検定に合格するための、おすすめ勉強方法を紹介していきます。

エクセル検定の過去問題を把握する

上述した通り、いくつかあるエクセル検定試験に合格するためのおすすめ勉強方法として、まず挙げられるのはやはり過去問題を把握することです。やはり、過去に出題された問題をとにかく解くことは勉強方法として有効といえるでしょう。

書店でエクセル検定の参考書が購入できますし、なかにはパソコンを使い模擬試験を受けられるものもあります。疑似体験ができることから実際の試験での操作にも慣れておくことができるのでおすすめです。

また、参考書は何冊も購入して勉強するのではなく、各テキストの内容はほとんど変わりませんので、自分が見やすいと感じたものをとことん目を通して理解を深めるという方法が良いです。

通信講座で学ぶ

エクセル検定対策として、もちろん独学で学ぶことは可能ですが通信講座で学ぶ方法もおすすめ。なかには独学に限界を感じ、心が折れてしまう人もいるでしょう。その際は、通信講座の試験対策を受講してみてください。

エクセル検定が将来活かせる仕事とは

【最新】エクセルの資格を網羅!様々な種類からおすすめまで解説のイメージ画像

ここからは、エクセル検定が活かせる仕事について見ていきましょう。

経理・総務などの事務全般

まず、経理や総務などの業務にはエクセルを用いることが多いです。企業によってはmosの資格を取得していることで就職活動の際、有利に働くことがあります。そのため、事務系の仕事に就こうと考えている方は、取得しておく方がおすすめです。

管理職やマネージャー

管理職やマネージャーについても、エクセルの資格を活かせる仕事になります。例えば店長であれば、お店の売り上げを管理する立場にありますので、エクセルを活用する能力が求められるでしょう。就職する際の募集要項に、店長候補等であればmosレベルのパソコン操作ができる方という場合もあります。

営業マン

営業マンは数字を意識して働かなければいけません。そのため、自分の成果など数字をしっかりと表にして管理する必要性があることから、エクセル操作は必須といっても過言ではないでしょう。オフィスソフトを活用する職種になりますので、資格は持っておくと就活時にも役立ちます。

法律系・税理士系事務所

法律関係、税理士系の職種について、実は官公庁に出す書類はパソコンにて作成され、mosを必須にしていることも少なくありません。そのため、就活時に活かせるよう資格を取得することをおすすめします。

エクセル検定試験対策におすすめのスクール

【最新】エクセルの資格を網羅!様々な種類からおすすめまで解説のイメージ画像

最後に、エクセル操作について学べる、おすすめのスクールを紹介します。

AVIVA

AVIVAはテレビコマーシャルも放送されているなど、パソコン教室として知名度が高いです。全国に100教室以上あり、通学しやすい点も人気の理由。通学だけでなくオンラインでの学習にも取り組めるハイブリッドレッスンプランを設けており、受講満足度は97%と非常に高い数値を誇ります。

年間の受講者数は33,000人を超えており、エクセルを活用して業務効率を上げたい人、事務職を目指したい人などがAVIVAにてスキルを学んでいます。

ユーキャン

ユーキャンは講座のバリエーションが豊富で、かつ教材もわかりやすいことから高い人気を誇っている教室です。総合的に評価されているスクールですが、なかでもmos試験への対策をする場合におすすめ。その理由は、テキストとガイドブックだけでなく、そこに動画講義が付いているからです。

また、不明点がある場合は講師に質問できるサービスも導入していますので、わからないままにしない点も評価されている理由となります。テレビコマーシャルや広告等を積極的にしているため知名度も高く、信頼度も抜群といえるでしょう。

ハロー!パソコン教室

ハロー!パソコン教室は全国におよそ200校の教室がある人気スクールです。1レッスンが安価であることから通いやすく、学生・社会人・主婦など幅広い方が利用しています。また、ハロー!パソコン教室のオリジナル教材を活用した講義はわかりやすく、受講生に対して丁寧なカウンセリングを実施しているのも特徴です。

さらに、ハロー!パソコン教室では個別学習を実施しているため、自分のペースで学べる点も人気の理由に繋がっています。

大原

大原はmos試験対策はもちろん、さまざまな種類の資格を取得するための講座を実施しているスクールです。また、mos講座については通学と通信があり、好きな方を選べます。更に模擬テストが実施されているため、非常に充実した内容であるのが特徴です。

まとめ

エクセル検定はいくつか資格に種類があります。どれも取得することで就職・転職に活かせるものとなっており、今後はさらにパソコン操作が求められる時代になることが想定されますので、欠かせないスキルを示せる資格といっても過言ではありません。勉強方法やおすすめのスクールを把握し、独学ないしは受講する形で資格取得を目指しましょう。

おすすめ!
  • 株式会社リンクアカデミー
  • AVIVA

  • コースにより変動
  • 目標実現を徹底サポートするスクール

  • パソコン操作をはじめ、IT資格のスキルや就職・転職・スキルアップのサポートが充実したスクール。受講満足度は驚異の97%を記録。

AVIVAではエクセルの知識やスキルを学べるだけでなく、さまざまな資格取得を目指せます。パソコン初心者から上級者まで対応した講座は人気が高く、全国的に知名度も高いスクールです。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!