mos試験とは?概要をはじめ試験対策や就職に有利なのかを解説!

記助
公開: 2020-08-07

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今やビジネスシーンにおいて、いかにパソコンを使えるかは必須のスキルであり、活用できない人は就職するうえで厳しい現実を味わうことになりかねません。つまり、パソコンスキルがなければ仕事がなかなか見つからないといっても過言ではないのです。

そこで今回は、ビジネスシーンで活かせる資格であるmos試験について概要を説明していきます。また、あわせてmos試験に合格することのメリットや、おすすめの勉強方法について紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。


mos試験の概要について

MOS資格とは?難易度・受験方法から対策法まで解説 | 派遣・求人・転職なら【マンパワーグループ】のイメージ画像

mosはパソコンスキルを証明できる資格です。まずは、mos試験とはどういったものかを知るために概要を見ていきましょう。

mos試験とは?

mos試験とは、Microsoft Office Specialist(MOS)の頭文字をとっています。エクセルやワードをはじめとする、マイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

mos試験は、マイクロソフト社が認定している資格であることから非常に人気で、資格取得を目指す人は少なくありません。

ワードやエクセル、PowerPointはビジネスシーンで多用するため欠かせないスキルであり、資格を保有することは人材としても企業からは魅力的です。mos試験では、ワード・エクセル・パワーポイントにおいてさまざまなスキルが身に付けられます。

mos試験のワードで身に付けられる能力

まずワードの場合、スペシャリストレベル(一般)では、フォントや段落・行間の設定といった文書の書式設定や表の作成、また画像やワードアートを挿入・設定するスキルが必要です。また、印刷するうえでの文書設定も身に付けられる能力といえるでしょう。

そしてエキスパート、つまり上級の場合は高度な書式適用や索引の作成、または引用文献一覧の作成や差し込み印刷の実行といったスキルを取得可能。ビジネスシーンにおいて重宝される存在になれるでしょう。

mos試験のエクセルで身に付けられる能力

エクセルの場合、スペシャリストレベル(一般)ではシートを印刷するための設定やセルのデータ作成・書式設定、さらにはグラフや数式、関数を用いた編集などのスキルが身に付けられます。

そして、エキスパートレベル(上級)ではピボットテーブルといういくつかあるデータを集計するエクセルの機能を使いこなしたり、関数を活用した高度な書式設定といった能力を身に付けることが可能です。

エクセルもワードと同様にビジネスシーンにおいて非常に重要なソフトであり、活用する職種は多いです。そのため、資格を取得することで企業にとって貴重な人材となり重宝されるでしょう。

mos試験のパワーポイントで身に付けられる能力

mosのパワーポイントでは、プレゼンテーションの作成や管理をはじめ、テキストや図形の挿入、アニメーションの適用などさまざまなスキルが身に付けられます。上記で紹介したワードやエクセルの試験に比べると受験者数は多くありませんが、資料作成をするうえで欠かせないソフトなので、スキルを取得しておくと優秀な人材になり得ます。

パワーポイントを活用した資料作成を取り入れる企業が多いため、年々受験者数は増加傾向にあることから、今後注目を集める資格になる可能性が高いです。

mos試験の受験方法

mos試験の受験方法について説明していくと、受験の流れは下記になります。

①試験の申し込みをする
②受験者IDを登録する
③試験会場で受験する
④試験結果が判定される
⑤合格認定証が送付される

まず、試験の申し込みについては試験会場へ直接行います。mosの試験会場は全国におよそ1,700箇所あり、試験だけでなく対策講座が実施されているのも特徴です。申込方法は試験会場により異なる場合がありますので、事前に確認しておいてください。また、申し込みをしてからの試験日や科目の変更はできませんのでご注意ください。未成年の場合は保護者の同意が必要です。

そして、申し込みをしたら受験に必要な受験者IDを登録します。受験者IDの登録はオデッセイコミュニケーションズが実施・運営している登録方法に従い進めてください。

試験当日は、受験者IDとパスワード・受験票・写真付き身分証明書を持参します。学割で申し込みをした方は、学生証も忘れずに持っていきましょう。また、写真付き身分証明書として有効なものは下記です。

・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・個人番号カード
・社員証
・学生証

もし上記の写真付き身分証明書をお持ちでない場合は、健康保険証や国民健康保険、年金手帳など2点を持参しなければいけません。持参物についても事前に調べて確認しておくことをおすすめします。

試験結果は試験が終了するとすぐに判定され、得点・合否・分野別の正解率を記載した試験結果レポートが渡されます。合格していると受験をした日から4週間から6週間後に合格認定証が郵送で届くという流れです。

mos試験日程について

mos試験について現在発表されている今後の日程は、第278回が2020年9月13日に行われ、申込期間は7月28日から8月17日までです。

次の第279回については2020年10月18日に実施され、申込期間は8月18日から9月14日になります。

さらに次の第280回は、2020年11月8日に実施され、申込期間は9月15日から10月12日です。

mos試験に合格するメリットとは?

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は就職に有利?MOS資格徹底解説!のイメージ画像

mos資格を取得するために学習することで、ビジネスシーンで活躍するための力を身に付けられます。ここからは、mos資格を取得するメリットを見ていきましょう。

パソコンスキルを客観的に証明できる

mos試験に合格することにより得られるメリットとして、やはり大きいのはパソコンスキルを客観的に証明できることです。mosを取得すると、ビジネスで使用頻度の高いソフトであるエクセルやワードなどの操作スキルに優れていることを示せます。また、mos資格はMicrosoft Officeのバージョン毎に取得できるのも特徴です。

業務の効率化が図れる

ワード・エクセル・パワーポイントなどのさまざまなスキルを習得できるため、それらを使いこなすことで業務の効率化が図れます。いかに作業を早く終えられるかは仕事をするうえで重要ですし、求められる能力といえるでしょう。どのような職種でも当てはまる要素なので、資格取得の大きなメリットといえます。

就職や転職時に実力をアピールできる

mos試験に合格をして資格取得することは、就職や転職時において実力をアピールすることに繋がります。パソコンスキルを有している人材は企業にとって求めている存在であるため、履歴書に記載することで採用される可能性は高くなるでしょう。

実際に、アメリカでmosが生産性にどのような影響を与えるか調査したところ、仕事の作業効率が上がったと答えた人が多くいることがわかり、その数は80%を超えるとのことです。

また、日本でも経団連・双日・ぐるなび・明星食品などの企業では、総合職や事務職、さらには営業部員のデータ分析などさまざまなシーンでmos資格が活かされます。必須スキルとして位置付けている企業も少なくありませんので、ぜひ取得を目指してみてください。

mosは世界で通じる国際資格

mosは日本だけでなく世界的に実施されている資格試験です。そのため、試験に合格をすると発行される合格認定証やデジタル認定証は世界共通になります。つまり、取得した資格は国際資格といえるのです。

ビジネスシーンはグローバル化が進んでいることから、今後はmos資格が就活などにおいて日本企業以外でも活かせるでしょう。

mos試験に合格するためのおすすめ勉強方法

MOS資格対策コース|パソコン教室・パソコンスクール AVIVAのイメージ画像

mos試験に合格をして資格を取得すると、就活や転職活動で企業の目にとまりやすかったり、日本だけでなく世界で資格取得のために身に付けたスキルを活かせたりと、メリットが多くあります。では、mos試験を合格するには、どのような学習方法で取り組めばよいのでしょうか。ここからは、おすすめ勉強方法について紹介していきます。

対策教材を購入して独学で学ぶ

mos試験に合格するには、公認されている対策教材を使い学習する方法がおすすめです。対応教材は、ワード・エクセル・パワーポイントのバージョン別に分かれており、mos公式サイトからは試験レベルやアプリケーション、模擬問題など絞り込みをかけて検索できます。

ワードのおすすめ教材には下記が挙げられています。

・「よくわかるマスター MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集」
・「MOS対策テキスト Word 365&2019」
・「よくわかるマスター MOS Word 2016 対策テキスト&問題集」
・「MOS攻略問題集 Word 2016」
・「合格までトレーナーが導く、MOS Word 2016対策映像講義(確認問題付)」
・「MOS合格対策講座 MOS2013 スペシャリスト Wordコース」

自分のレベルやその時点での習得スキルに合わせて選びましょう。

そして、下記がエクセルのおすすめ教材です。

・「よくわかるマスター MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集」
・「MOS攻略問題集 Excel 365&2019」
・「MOS対策テキスト Excel 365&2019」
・「MOSを受ける前に、定着度チェック!」
・「合格までトレーナーが導く、MOS Excel 2016対策映像講義(確認問題付)」

ワードと同様に、エクセルの場合も自分のレベルに合わせた教材を選びましょう。映像講義付きの教材もありますので、ぜひチェックしておいてください。

そして、パワーポイントの場合は下記の教材がおすすめとして挙げられています。

・「MOS攻略問題集 PowerPoint 2016」
・「MOS攻略問題集 PowerPoint 2013 [第2版]」
・「よくわかるマスター MOS PowerPoint 2013 対策テキスト&問題集 改訂版」
・「30レッスンで絶対合格! Microsoft Office Specialist PowerPoint 2013 テキスト+問題集」

ワードやエクセルに比べて教材は少ないですが、過去問題を分析し網羅したテキストがあるため効率良く独学で取り組めます。

対策講座を受講するためスクールで学ぶ

mos試験への対策講座を実施しているスクールがありますので、独学が不安な方は活用してみましょう。今ではパソコンスキルを磨きたいという方が多くなっていることから、パソコンスクールが続々と誕生しています。

全国的にも知名度の高いAVIVAやハロー!パソコン教室、パソコンスクールISAなどでmos対策講座が実施されていますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

mos試験に合格して資格を取得することで、ビジネスシーンで活躍できるスキルを身に付けられます。そして、資格を取得していると企業にとって魅力的な人材となり、就職や転職活動で目にとまり、アピールできるというメリットもあるのです。

数あるパソコン関連の資格のなかでもmos資格は人気があり、今では多くの人が受講しています。それに伴い、独学で学べる教材が発売されたり、パソコンスクールが続々と誕生したりと需要が高まっています。

今後、よりパソコン作業が必須となる時代に突入する可能性は濃厚です。ぜひmos試験に合格し、資格を取得しておくことをおすすめします。

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筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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