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元動物園職員が奮闘!ペルーの野生動物を守るために気づいた教育の大切さ

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生物の多様性を守るには、どうすればいいのだろうか?

南米西部に位置するペルー共和国では、野生動物の闇取引や異文化と伝統文化が混ざった結果のごみ問題、環境汚染など、さまざまな要因が絡んで、いきものの多様性に悪影響が出ている。

元動物園職員が、ペルー共和国で奮闘

JICA海外協力隊環境教育隊員の古川 光咲さんは、もともと動物園の飼育係として働いていた。JICA(国際協力機構)への参加を決めたのは、野生の動物たちを守るためだった。

派遣先のペルーアマゾン地域動物保護協会(CREA)に加わり、ペルーの首都リマから飛行機で2時間のアマゾン地帯の都市イキトスで活動している。

アマゾン川に生息するアマゾンマナティーをはじめとした野生動物の救助、リハビリ、野生解放を行いながら、環境教育と見学者の受入れを行うツーリズム部門など、多方面で活動している。

自分たちが生きる
自然やいきものについて学ぶことが
価値観の変化につながると信じて

いきものの多様性を守る!と意気込んでも、意気込んだ側だけではどうにもならない。

マナティーはスペイン語で海の牛。アマゾンマナティーは、絶滅危急種として登録されているが、地元住人にとっては貴重なタンパク源なので、食べられてしまうこともある。野生動物を密猟から保護して野生復帰させても、また密猟されてしまうかもしれない。

さらに、食料や密猟といった問題以外に、ごみのポイ捨てが習慣化しているため、動物がごみを誤食するといった、本当にさまざま問題がペルーのいきもの多様性を脅かしているのだ。

こうした、昔から人々に根付いた文化を変えることは難しい。

しかし、古川さんは、地元住人に向けて「ごみを捨ててはいけない」「貴重な動物を食べてはいけない」と、環境教育を熱心に続けているのだ。

自分たちが生きる自然や、いきものについて学ぶことが価値観の変化につながると信じて。

誰でもいきものの多様性を守れる

今は、写真を撮れば動植物の種類がわかるスマホアプリがあったりと、知らなかったいきものの存在に気づく「きっかけ」はたくさんある。

例えば、キャンプや海水浴に行ったときに、自然の中に居るいきものの存在に気づけば、「ただの観光地」も「いきものの生息地」という視点で見られるようになる。

そして、いきものたちが暮らす山や海、里山などが、人間の活動で悪影響を受けていないか、考えてみてはどうだろう。

・ ・ ・

そうした、いつもと違う目線で、ふれあう自然とのひとときが、未来のいきものを救う第一歩になっていくのだ。


JICAアンケート

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JICA

独立行政法人 国際協力機構

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